2010/6/10 19:24:32 [836]
2010/6/4 23:26:17 [593]第修正 サイゴノヒ ↓ ア リ ガ ト ウ ・・・1
2010/6/4 23:24:22 [765]第5話 サイゴノヒ 恵美が過去にタイムスリップして、1ヶ月がたった。 もう5-2にはすっかり慣れてきて、恵美は楽しい日々を過ごしていた。 ある日、3組の柚真世と遊那加に話しかけてみた。 実は、タイムスリップしてから、一度も2人と話していなかったのだ。 「あッ、恵美ちゃーん!久しぶりだねぇー。」 「恵美!!ホントに久しぶりだね♪♪」 2人とも口々に言う。 「チョットチョット2人とも。落ちついてよ。あたしだってしゃべりたい事あるんだから。」恵美は、タイムスリップした事を話した。そしたら、柚真世が、 「えーっ!?今いる恵美ちゃんって未来から来たの!?いいなーーッ」 「えっえっ、それで未来のうち達はどうなってるの!?」 それを聞いた恵美は、少し落ち込んでしまった。 すると、 キーンコーンカーンコーーン 「あッ、4時間目のチャイムが鳴った。もう戻るね!」 恵美は逃げるように教室に戻った。 2時間目が始まった。今日は音楽だ。恵美の好きな教科である。音楽の先生が、 「じゃあまず、『つばさをだいて』を歌いまーす。きれいな声で歌いましょう。」 この曲は恵美の大好きな歌。ピアノでも弾ける。 ちいさな 鳥をーー そっと だきしめるよーうにぃ・・・ 歌っていてとっても楽しい。 久しぶりに歌ったから、恵美は涙が出そうだった。 いつまでもいつまでも、こんな生活でいたいなと思っていたが、まさか、次の日とても悲しい事が起きるなんて、だれも予想していなかった。 ≪つづく≫
2010/6/4 22:59:12 [867]
2010/6/3 21:27:52 [521]第5話 アノヒノオモイデ4 「いっ・・石之先生!?」 私は思わず大きな声を出した。周りのみんなはきょとんとしている。 「どっ、どしたの、恵美?」 由香里が後ろを向いて話しかける。他の子も、〔どうしたの、恵美チャン!?〕と騒いでいる。 「あっ・・・ちょっ・・・・・ごめんなさいッッ!!!」 恵美は真っ赤になりながら、席に着いた。みんなはドヤドヤと笑った。 先生はしばらくきょとんとしてて、1分後、ようやく話した。 「えー、先ほどの恵美さんの事はもう終わりにしましょう。しかたないですよ。3日も休んでいたのですから。」 恵美は心の中でおどいた。 <私、3日も休んでたんだ。私、そんな風邪引かないのになぁ。> 「さあ、もう8時35分です。1時間目の算数の準備をしましょう。」 私は急いで算数のノートと教科書をだした。 「きりーつっ!」 「始めましょう」 「着席ーっ」 この日は円の勉強だった。先生が指した問題は・・・とっても簡単だ。もう習っている。 私が指されて、ドキドキしながら答えを言うと、「正解でーす!すごいですね。」とほめられた。恵美はとても気持ちよくなった。 恵美が活躍した算数のあと、恵美はすぐに野江子のところにいって、おもしろい話をたくさん話した。恵美はおもいっきり、笑いながら野江子と話した。 ふと恵美が窓を見ると、恵美の気持ちのように、雲一つもない空が5-2の窓をおおっていた。 《つづく》
2010/6/2 22:5:58 [864]応援上げ☆
2010/6/2 21:24:12 [809]第4話 アノヒノオモイデ3 ガラガラララッ! 「おはようッ」 恵美は、教室におもいっきりあいさつをした。久しぶりに大きな声であいさつをしたので、心がとってもきもちよくなった。 「あッ、恵美ッッ!!」 親友の由香里だ。いっつも来るのが遅いのに、なぜか恵美より先に来ていてびっくりしたが、久しぶりにしゃべったので、恵美はおもいっきり笑った。 恵美は早くみんなと話したいなと思い、いそいでしたくをし、野江子と由香里の方へかけよった。 恵美は、未来の二人の事と、クラスが離れる事を話した。 そうしたら、 「そうかぁ。6年生になったら離れるんだなァ。。」 由香里は少し落ち込んだ。そのとき、 キーンコーンカーンコーーン キーンコーンカーンコーーン 1時間目を知らせるチャイムが鳴った。 恵美達は、急いで席に着いた。 恵美の席は、あの時の席―3班で、メンバーが恵美、由香里、友冶、武尾のグループだった。恵美が5年の中で一番好きだったグループだった。 ガララララッッ! 誰かが、教室のドアを開けた。 《つづく》
2010/6/1 23:26:29 [864]
2010/6/1 18:33:14 [902]続きすごく気になるぅ☆☆ 応援アゲ!
2010/6/1 18:4:31 [753]第3話 アノヒノオモイデ2 「ううんッッ」 恵美は目をさました。 なぜか恵美はベットの上で寝ていた。窓の外は朝になっている。 「あれ?教室にいたのになんで家のべットで寝てたのかなぁ??」 恵美はきょとんとしていると、上の方から、 「恵美ぃー!早く起きなさい!!」 ママの声だ。 恵美は急いで階段をかけ上り、ママの所へ行って聞いた。 「ねぇママ。あたし、さっきまで6年4組の教室にいたんだけど・・・・?」 「もう、恵美ったら。まだ寝ぼけてるの。ずっとベットの上で寝てたし、今は5年2組じゃないの。もぉ、しってかりしなさい。」 恵美はママの話を聞いてとてもおどろいた。なんと、昔へタイムスリップしてしまったのだ。 恵美は驚きながらも、学校へ急いだ。 恵美が歩いていると、後ろから親友の野江子がやってきた。恵美は「ノエコちゃーんッ!!」と半泣きしながら野江子にだきついた。 野江子は、「何泣いてるのよぉ!?」と言いながら、恵美を見た。 その後、恵美は野江子に今までの事を全部話した。野江子は信じてくれなかったれど、恵美はなぜかとてもいい気分になった。 ≪つづく≫
2010/6/1 17:46:43 [358]
2010/5/31 23:47:17 [588]かな 斉藤 恵美(さいとう めぐみ) 菅田 野江子(かんだ のえこ) 中村 由香里(なかむら ゆかり) 松下 遊那加(まつした ゆなか) 杉田 弘行(すぎた ひろゆき) 松坂 武尾(まつざか たけお) 銀原 一代(ぎんぱら かずよ)
実は、この物語、私が経験した事をもとに作っているんですよー^^
2010/5/31 23:40:27 [649]第2話 アノヒノオモイデ1 「・・・この文から筆者のどんな気持ちが分かるでしょう?分かる人いますかー?・・・」 今は3時間目の国語。銀原先生がどうでもいい問題を問いかけている。 恵美はボーッとしたまま、さっきより少し弱くなってきた雨が降る窓を見ている。 恵美の隣の席には、杉田 弘行という男子がいるが、全然話をした事がない。仲がそんなよくないし、恵美の友達がいないからだ。 実は、恵美が5年2組の時、親友全員が一緒のクラスだった。いっつもおしゃべりをしていて、とても楽しかった。金曜日になったら、 <早く月曜日になってほしい。みんなとしゃべりたい。> と、何度も何度も思っていた。 あと、5年2組には、恵美の好きな松坂 武尾がいて、遠くから見ていても、とてもうれしかった。 でも、6年生になり、みんなクラスがバラバラになり、姿を見る回数が少なくなっていた。 恵美は心の中で泣く。 <お願い。一度―一度だけでいいから、5年2組に戻りたい。> 強く強く願った。 そのとき― ピカァァァァァーーーーッ!!! とてもまぶしい光が恵みを襲う。 「キャアアアアアーーーッッ!!」 ≪つづく≫
2010/5/31 18:19:7 [150]まがさん 応援ありがとうございます^^♪
2010/5/31 8:29:35 [882]続きが気になりますっ♪ 頑張ってください!
2010/5/31 0:33:49 [141]第1話 ナンデ―?
ザーザーザー・・・ 雨がふっている窓を、恵美は見ている。 まだ梅雨の時期ではないのに、雨は勢いよくふっている。教室にいる男子の騒がしい声が聞こえないくらいに。 恵美は6年生。6年になったら、いきなり恵美の親友達とクラスが離れてしまったのだ。しかも、親友全員が1組。恵美のクラス―6年4組には、誰も友達がいない。毎日、1人でさびしく窓を見ている。 ワァワァ!・・・アハハハハハ!!・・・・ 窓を見ていたら、廊下からかすかに聞こえてくる親友全員の楽しそうな声。 恵美は耳をふさいで泣く。大粒の涙がどんどん出てくる。 <どうしてあたしだけ仲間外れなの。。> <あたしの近くで楽しい話をしないで。> <お願いだから、やめてぇぇぇっ!!> 恵美は何度も何度も心の中で叫び続ける。叫ぶほど、どんどん涙が出てくる。思いっきり、泣いた。 恵美が泣いた分、雨が強くなったような―気がした。 ≪つづく≫
|