2009/6/18 21:10:27 [751]えーとですね・・・もうしわけないんですけど 小説を完結する気が失せてしまいました☆ なのでちゅーとはんぱなまま完結します^^; 後は皆様の巧みな想像力で完結してくださいませ♪
2009/6/15 22:12:52 [265]☹翌朝☹ ガラガラガラ 『おは「転校生来るんだってよ!」 維舞の言葉を遮って梨乃がうれしそうに言った カタン 維舞は席につきながら言った 『転校生?このクラスに?』 潤「そうらしい」
2009/6/15 21:27:4 [762]彩音cめる☆c はい♡ がんばりまーす☺
2009/6/10 19:54:9 [989]テスト頑張ってね!
2009/6/10 18:56:59 [53]はーい(Pq*゜v`)。+゜ あたしも今度期末だよ。:゜(。ノω\。)゜・。 がんばれぇ〜。゜゚(>ヘ<)゚ ゜。
2009/6/10 16:38:53 [735]ごめんなさ〜い^^; テスト前なのでテスト終わるまで更新できませんTT 土日には更新できるかも知れませんが・・・
2009/6/10 16:32:27 [351]
2009/6/8 16:39:41 [245]プルル・・・プルルルゥ 奈智が妹の智奈に電話をかけた {はぁい、何?お兄ちゃん} 智奈があまったるい声で出た 奈「あのさ、俺達の転校先の高校ってどこだっけ?」 {えぇっ そんな事も覚えてないの? ふふふっ西南高校だよ♪} 智奈が笑いながら言った 奈「ゲッ!西南ってマヂメ校じゃん・・・・ お前、あんなマヂメ校に行く事が嬉しいのか?」 奈智が顔をしかめて言った {まさかっ! 今日、偶然会った俊って男の仔がその高校らしいの♪ わたしのファイアンセにするつもりなのっ} 智奈の嬉しそうな顔が目に浮かぶ・・・ 奈智はそう思った 奈「俊・・・? てかお前、勝手にファイアンセに決めるなよ 決められた方はいい迷惑なんだぞ」 奈智は呆れ顔で言った {もうっ! お兄ちゃんには関係ないでしょ! それじゃ、またねっ} 奈「あ、智奈!?」 ツーツーツー・・・ 勝手に切るなよな、まったく 奈智は言って携帯を閉じた それにしても偶然だな 智奈も一目ぼれしたのか・・・ あの維舞って女も、もしかしたら西南校にいるかもな 奈智はそう思って少し嬉しそうに家に帰っていった
2009/6/8 9:9:53 [611]『はぁ・・・・』 維舞は溜め息をついた 『名前を教えたら戦わないですむ?』 奈智は驚いた顔をした 奈「彼女、戦えるの?以外だねっ」 奈智は炎を消して維舞に近づいた 『戦えるよ・・・一応ね』 維舞は男の目から離さずに言った 奈「まあ、名前を教えてくれれば戦わないよ」 奈智は嘘笑いしながら言った 維舞は落ちたカバンを持ちながら言った 『水無月 維舞・・・ 次、会えない事を願って』 ばいばい 笑いながら維舞は手を願う形にくんだ そして暗い路地の方へ走って行った 奈智は顔を少し赤くして維舞が去っていった場所を見てた 奈「やべっ可愛い・・・・・・」 そう言って奈智は死んだ男を抱え維舞と逆方向に去った
2009/6/8 8:53:5 [461]ドォン! 「う゛わ゛あ゛ぁ゛ぁ゛!」 通りの方かな・・・ 維舞は表通りを見てすぐに後ろを向いた 『面倒な事は極力避けたい』 それがあたしのモットーだからねっ 維舞はそう思って裏通りに足を進めたが 何かが足首をつかんで離さない 維舞は足元をちらりと見た 『離して・・・汚らわしい』 さっき叫んだらしい男が維舞の足首を掴んでた 「た、助けてくれっ あ、あいつが・・・・俺を殺そうと、、、 サツに通報してく・・・・・」 ドォン! 男が言い終わらないうちに2度目の大きな音がなった 『あ・・・・・・・』 男が赤い炎に包まれて燃えていた 維舞は音の原因の方を見た そこには、維舞と同年齢らしい男が手に炎を浮かべながら立っていた ?「ごめんねー こいつ、一発で仕留めようとしたけど上手く逝かなくてさぁ」 逃げられちゃったんだよね 男はそう呟いた 『だからって殺さなくても・・・・』 維舞は炎に包まれてる男を見て言った ?「だって任務だし仕方ないじゃん? しかもこいつ、太ってて脂っぽいからキモイしー いなくなって正解だろ?」 『・・・・・・』 そんな理由で人を殺していいのか・・・ あたしもたまに人を殺す任務があるけど それは超極悪人で警察も手におえなかったからだし ?「どーしたの?ボーとして それより俺、日向 奈智ってゆうんだよね 彼女の名前は?」 奈智はにこやかに聞いた 維舞は冷めた目で奈智を見た 呆れた・・・ 人を殺すのに完璧なれてる どこの組織の任務なんだろうか? 『人を簡単に殺せるような奴に あたしは名前を教えない・・・』 奈「いいじゃーん。教えてくれても でもまあ、教えてくれないなら仕方ないかな 俺の今の任務、誰にも見られちゃいけないんだよね」 奈智は怪しげに笑って手の炎を大きくした あたしを殺すつもりなんだな・・・ でも今あたしは戦わないほうがいい 誰に能力を見られるか分からないしこいつの組織に狙われ兼ねない
2009/6/7 21:22:40 [681]維舞と梨乃はいつも暗い路地の手前で分かれる 梨乃は危ないからって嫌がったけど 暗い路地を通るのはあたしだけだから手前にした 梨「ばいばーい! 維舞、気を付けて帰ってねっ」 梨乃は元気よく手を振ってくれた 『じゃーねー! 梨乃こそ気を付けて帰ってよー』 あたしは手を振り返した そこであたし達は別行動になった ざあぁぁ・・・ 『うっとうしい・・・』 風が強く吹いて維舞の髪を舞い上げる その時、風の音にまけないくらいの大きな音がした
2009/6/7 19:47:4 [760]あーんTT 久しぶりのミスだ↓泣 「それじゃあ、仕立ててましょうよ」 「それじゃあ、仕立てましょうよ」 です^^;
2009/6/7 19:28:57 [852]智「カッコ良かったな・・・」 智奈はそう呟いてまた顔を赤らめた 優しそうな黒青い瞳に茶色の髪の毛 わたしを心配してくれたときの表情、たまらないわ・・・ 智奈はルンルン気分で洋服屋に入っていった 「「いらっしゃいませ!智奈お嬢様っ 本日もご来店、まことにありがとうございます!」」 店員達がいっせいに声をそろえて言う 自慢じゃないけど日向家はすごく金持ちだもの 「こんにちは。お姫様 今日はどんなご用件で?」 社長が出てきて用件を聞いた 智「こんにちわ。今日もワンピースを仕立ててほしいの それはそれは、とびっきり可憐なワンピースをね」 ふふふっ♪ 智奈は笑った 「かしこまりました。姫様 今日は何かよい事があられたのですか?」 社長がさりげなく情報を求める 智奈はちらりと社長を睨むとビクッと社長が怯えた 智「まあ、情報の探り方が上手い事 でも残念ねー。これは個人的な出来事なのよ うふふふふっ」 智奈は怖いくらい上品に笑った 社長や店員は怯えている 智奈を不機嫌にさせればすぐにクビにされるからだ この洋服店は日向家が仕切ってるから 智「それじゃあ、仕立ててましょうよ」 そういって智奈と何人かの店員と社長が店の奥の部屋に向かった 完成したのは白くてふわふわしてる美しいワンピースだった
2009/6/7 16:53:49 [508]?「なななななっ ・・・何もついてないです・・・よ」 その仔は下を向いて小さく言った 俊「そう?ならいいけど・・・」 じゃあ、俺帰るんで 俊がそう言うと女が顔を上げて言った 智「わたし、日向智奈って言うの! あなた、名前は?」 俊「えぇー・・・」 智奈は目を潤ませて上目遣いで俊を見上げた どっかでした覚えがあるな 俊はそう思った 俊「俺、俊・・・ 西園寺、俊だけど・・・?」 智奈は顔を輝かせた 智「いい名前ね! わたしのファイアンセにぴったり!」 俊「はぁ?」 俊はぽかーんとした いきなりそう言われたら誰でもそうなるが・・・ 智「それじゃあまたねっ 何かあったらわたしを呼んでね!俊君♪」 智奈はピンク色の短いワンピースを翻して 頬を赤らめながら去っていった 俊「あー、えーと・・・?」 後に残された俊は5分くらい考えてた 俺はこれからどうなるんだろうか、と・・・・
2009/6/7 16:42:7 [815]*紹介* 日向 智奈(ひゅうが ちな) :黒聾組の1人。黒蛇の左手? 黒色の髪に前髪の横の髪を細い三つ編みにしてる 肩まである髪の毛に紅い目 奈智の双子の妹。俊に一目ぼれ 能力は風。通り名は舞姫-まいひめ- 族には入ってない 日向 奈智(ひゅうが なち) :黒聾組の1人。黒蛇の右手? 黒色のちょっと長めの髪に赤のメッシュ 紅く鋭い目。維舞に一目ぼれ 能力は炎。双子の智奈の兄 通り名は紅蛇-あかへび- 族には入ってない ついでに・・・ 牧廼 來 :金髪の髪に深い緑の目 ~黒蛇現る~を ~ナゾの双子現る~に変更します^^;
2009/6/7 16:24:9 [408]ガタン 潤「今日どっか寄って行くか?」 潤が靴を取り出しながら俊と來に聞いた 來「俺はどうでもいいー 俊と潤にまかせる」 潤「じゃ、俊は?」 まだぶつぶつ言ってる俊に潤は聞いた 俊「維舞ん家に行きたい・・・」 潤「じゃ、今日はそのまま帰るか」 來「そーだな」 潤と來は俊を無視してスタスタ校門を出た 俊「無視するなら俺に聞くなぁ!」 まったく・・・ なんで維舞ん家に行ったらダメなんだよ 絶対に潤と來は俺が維舞の事好きだって知ってるのに・・・ あ、そっかなるほどっ 潤も來も維舞の事が好きなんかなぁ 俊は勝手な勘違いをして校門を出た 俊「ちぇっ」 もう潤と來いないじゃねーかよ 俺1人で帰るか・・・ 10分くらいすると俊はこうさてんについた ざあぁ・・・ 今日は風が強いな タッタッタッタッタ 俊が揺れてる木を見てると誰かが走って来た ?「どいてぇー! そこのボーとしってるアホ面の人ー!」 俊「は?」 ドンッ! ?「痛ぁい!もうッ! どけてって、いったでしょ? この、のろま・・・が?」 俊「だ、大丈夫?」 誰だ?この仔・・・ この仔の方がさっきの俺よりボーとしてるけど・・・ 俊「俺の顔になんかついてる・・・?」 俺がそう聞くとその仔は顔を真っ赤にした
2009/6/7 11:35:54 [577]パタン あたしは靴箱を開けた ひらひらひら・・・ 『うざっ』 そこにあったのは手紙の山 あたしってモテモテだなぁ 『はぁ・・・』 てな訳ないか ビリリ 【死ね!】 大きな紅い文字でそう書いてあった ビリリリ ビリリ あたしは紙を破いてやった 潤に俊に來 この3人といつも一緒にいるからなぁ 女子が嫉妬するのはよくわかる でも、なんであたしだけ? 梨乃には全然きてないみたいだし・・・ ああそっか 梨乃はプラチナの幹部だって公にしてるもんなぁ あたしがその総長だって知ったらどうするだろうか その時のアホ面はさも見物だろーなぁ・・・ タッタッタッタッタ 「いーーーぶーーー!」 くるり 『あ、梨乃』 あたしはとっさに今の紙達をカバンにいれた 梨「途中まで一緒帰ろうぜ♪」 梨乃はその様子に気付いてなかった 『もちOK』 そしてあたし達は校門を出て行った
2009/6/6 12:46:17 [862]キーンコーンカーンコーン・・・ キーンコーンカーンコーン 授業終わりのチャイムが鳴った ガタンッ 俊「維ー舞っ♪ 一緒に帰ろぉ!」 俊が維舞に抱きついて来た 『いった! いきなり抱きつくな!そして離れろ!』 うっとうしいからッ! あたしはそう怒鳴った 俊「いーじゃんっいーじゃん♪」 『だから離れろって、いってんでしょ!』 ドンッ 鈍い音をたてて俊が崩れ落ちた 俊「いったぁい!」 梨「あーあ、何やってんの、俊」 『あたしさきに帰るからじゃーねー』 俊「あ、まってよー!」 ゴツンッ 俊「いったぁい!!!」 潤「俊っ維舞に迷惑かけるな!」 潤が俊の頭をグウで殴った 俊「だからって殴らなくてもいいじゃんっ」 俊がうるんだ目で潤を見上げた 潤「その目はキモイから止めろ!」 俊「ひっどい!俺の兄ちゃんでしょ?」 潤は冷めた目で俊を睨んだ 俊「ぶぅぅ・・・」 潤に睨まれたので俊は大人しくなった 來「維舞・・・帰ったけど?」 來が静かに言った 新入りだから簡単な喧嘩にもあまり入れない 梨「ああ!そうだった! あたし、維舞についていくからっ あんたらは別に帰ってね!」 梨乃も帰った 潤「來、俊、帰るぞー」 來「ほーい」 俊「維舞ぅ・・・ぐすん」 潤「おい、俊 殴られたいのか?早く帰るぞー」 潤が脅迫まじりに言った 俊「分かったよーまったくぅ」 そう言って5人全員帰った クラスメイトはその光景を唖然としてみていた
2009/6/6 12:6:11 [534]~黒蛇現る~ あれから2週間と少しがたった 來は黒聾に騙されたとゆう真実がわかってから 維舞達とよく絡むようになった 維舞の正体も教えてもらいプラチナの幹部に仲間いりした 潤と俊は最初、來といる事を嫌がったが今じゃもう仲良くしてる 維舞は黒聾が動き出した事を劉に伝え 警戒体制を整えてもらった プラチナも他の族に警戒し、 仲間達は沢山訓練して自らを強くしていった
2009/6/6 11:18:23 [561]「授業さぼってたんだからこれくらい解けるよな!?」 バンッ! 担任が黒板の問題を手で叩いた てか、らくしょーな問題・・・ 『欠伸がでるくらい簡単ですよ・・・ あたしをなめないで下さいね。せんせー?』 あたしはそう言いながら数学の問題をスラスラ解いた 担任は呆然としてる そんなに難しい問題だったのか・・・ 『ふわぁぁ・・・ あ、すみませんね まぢで欠伸でちゃいましたっ』 あたしは馬鹿にしたように鼻で笑った 担任は頬を引くつかせて何も言わない 「いいから席に戻れ!」 あんたが問題解けっていったんじゃんっ あたしは無理矢理笑って席についた 梨乃がニヤニヤしてる 『何・・・』 梨「維舞、まぢでお疲れ様 よくあんなヤバイ問題とけたね あれ、めちゃムズイ問題だよ」 カタン あたしは席につきながら言った 『日本の未来が心配だよ・・・ あんなまぢらくしょーな問題』 梨「あんたの能半分ちょーだい それでもあんたは困らないだろうしねー」 梨乃が笑った 『そーかもね』 梨「ゲッ! ナルシですかっ」 梨乃が笑う 『ホントの事言っただけだし』 あたしはニヤリと笑った
2009/6/5 20:49:35 [67]スタスタスタ・・・・ ガラガラガラッ 『・・・・・。』 梨「・・・・・。」 あたし達は無言で教室に戻った 「お前達ッ授業サボって何してたんだ!」 担任のせんこーが怒鳴る 梨乃は耳を貸さない 金持ちだから、何しても退学にはならない けどあたしは違うんだよな・・・ あたしはうんざりした顔で担任を見た 『なんですか・・・?』
2009/6/5 19:12:57 [881]屋上では來がものすごいスピードで考えていた あいつらの正体はなんだ? 俺は本当に騙されていたのか? 黒蛇はどうして・・・ 月光を潰そうとしてるんだ? いろいろな考えを巡らしていくうちに來はふと立ち上がった 考えていてもしょうがない・・・ 実行しなけりゃな 來はそう思った そして屋上を出て行った ドンヨリとした空 静かな街 闇は、もうすぐ現れる 全てを手に入れようとして The angel of sadness 復讐心を抱いてる 闇を打ち砕くと決心して 今度こそ、大切な人を守ると約束して angel of sadness・・・・
2009/6/4 21:49:10 [232]シュルルルルル・・・ ストンッ 來は紫薔薇から開放された 來「おい・・・どうゆう意味だよ」 來は静かに怒って維舞に聞く 『説明は今日は無し それに、今はあんたの回復がさき』 維舞はそれがさも当たり前かのように言った 來「意味わかんねぇよ! 回復なんかは別いいんだよッ それより、維舞が言った事がほんとに真実なのか 証拠かなんかないのかよ!」 梨乃が駆け寄って來に怒鳴る 梨「あんた、維舞のいう事が信じられないの? じゃあ、言うけどねっ 維舞は黒聾に大切なヒトを奪われたんだよ! だから、黒聾からあんたを助けようとしてくれてるんじゃんっ」 維舞は梨乃をチラリと見た 『そう。 梨乃のゆう通り あたしも黒聾から大切なヒトを奪われた』 來「でも黒蛇は俺を育ててくれたんだぞ!」 來は信じられないというように言った 『そんなの、簡単じゃん あんたを騙してプラチナを潰させるつもりだったんだよ 最初から、あんたを助けるつもりなんてなかったんだよ・・・』 維舞は悲しそうに呟いた 來は唖然としていた 來「本当・・・なのか?」 梨乃は口を挟まなかった 『本当よ・・・ さあ、今は回復しないとね』 維舞はさっさとこの話を終わらせた 『汝の身体とココロを癒せ・・・蘇生』 來は何も言わなかった いや、言えなかった 白色の光が來を包み込み、そして消えた それでも來は動かなかった 『梨乃、戻るよ』 梨乃は驚いた顔をした 梨「え・・・來はどうすんの?」 『大丈夫 そのうち、精神と体力が強くなって動けるようになる』 梨「分かった・・・ この事を維舞はプラチナに伝えるの?」 梨乃は聞いた 『いや、あたしは劉さんだけに伝える あんたがプラチナと潤と俊に伝えて』 梨「了解 ・・・これから、忙しくなるね」 『うん、そうだね』 そう言って二人は屋上から出て行った
2009/6/3 6:16:46 [914]わかりました。 でも、なんか、次がものすごく楽しみです
2009/6/2 18:31:13 [950]來「はっ! 俺が利用されただって? ふざけるなよっ!」 來は薔薇の蔓から身を精一杯乗り出して維舞を睨めつけた 維舞は泣きそうな、辛そうな顔をして來を見つめた 『黒聾が何の利益も無しに鳳凰を上にあげようとする? 上にあげただけで自分の組の邪魔になるだけ』 維舞は風にさらわれそうになった髪を撫で付けた 來「違う! 黒蛇は月光の奴に殺されかけた俺を助けてくれた! それに、まだ幼かった頃の俺を育ててくれた・・・」 母さんは死んじまったがな・・・ 來は辛そうに呟いた 維舞は黙ってその事を聞いていた 來の母さんを殺したのは黒聾の奴だろう・・・ そして來を殺しかけて、助けたのも何か理由があるからだ 操りは珍しい能力だから、きっと月光を潰すつもりで・・・ 梨「そんな事有る訳ないっ! 月光がそんな残酷な事は絶対にしない! あんた、黒聾に騙されてるんだよっ! 黒聾は、汚い手を使ってでも ほしいモノは何でも手に入れるんだから!」 梨乃は思いっきり來を睨みつけて早口に言った 怒り狂って、電気を出しまくった 『梨乃、止めな。來は悪くない ただ・・・・辛い過去に漬け込まれただけ あたしにも辛い過去があるようにね・・・』 維舞は手をギュっと握り締めた 梨乃はそんな維舞を涙目で見つめた 來は何の事だか分からず、顔を歪めながら2人を見ていた 許せない・・・・絶対許さない 黒聾・・・・・・・・・・いや、黒蛇だけは 人の過去に漬け込みほしいモノを得ようとするなんて 弥柚・・・そんなとこでちゃんと生きてる? もう少しで助けに行くからね・・・
2009/6/2 18:3:46 [853]アクアロイドs そーですね。更新しますね(o・ω・o) でもあまり参考にはしてほしくないです^^;
2009/6/2 16:23:30 [715]次!! お願いします! いいですね〜 ブログで小説の参考にします
2009/6/2 16:1:49 [633]璃音s ありがとうございます♡
2009/6/1 19:0:39 [33]これからも、がんばってください^^
2009/6/1 16:18:3 [530]來はあたしが近くに来ると顔を上げた 來「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・分かった。俺の正体を教えてやる」 あたしが何も喋らず、何もせず 來を見つめてると來が諦めたように言い出した 『その方があんたにとって身の為かもね でも、あたしはあんたの正体を知ってる』 來は落ちついてあたしを見ていた あたしは一呼吸置いて喋った 『新しい、鳳凰の能力者でしょ?』 來は驚きもしなかった 來「そうだ 俺は、鳳凰の能力者だ」 梨乃は驚いて二人を見ていた 『あんたが鳳凰の能力者だって事は確認出来た けど、鳳凰の能力者ってだけで あたしに情報が来なかったのはおかしい』 來「お前・・・・・何が言いたい?」 來は顔を歪めて言った 『あんたのバックに、 黒聾がついてるでしょ』 來はひどく驚いた顔で維舞を見た 梨乃はハっとした顔で維舞を見つめた 梨「い、維舞っじゃあ、來は利用されたって事?」 梨乃は真剣に維舞に尋ねた 維舞は梨乃を見て、頷いた 來は、さっきより顔歪めて維舞を見た
2009/6/1 16:0:44 [888]今学校から帰って来たんでw 更新はちゃんとしますよー?
2009/6/1 12:49:3 [476]あれっ 今日は続きはないんですか?
2009/5/31 13:56:56 [775]あたしは目を瞑ってあけた わざと、瞳に闇をいれて 來の顔が目の前にあった シュルルルルル・・・・・・・・・・ 紫薔薇の蔓が來にそっと近づいた そしてあたしは口を開いた 『紫薔薇の苦しみっ!』 唱えた瞬間、來は目をあけてポカンとした けど、そんなのもすぐに終わった あたしの薔薇が來に巻きついたからだ 來「う、うわっ!」 來が情けない声を上げた ブチブチッギューー・・・ 來「う、うぅ・・・」 紫薔薇が來に棘を刺しながら巻きついた 梨「維舞っ!あんた、大丈夫!?」 梨乃が来た あたしは笑って答えた 『へーき。もう少しで完全に意識が消える所だったけど』 そう言ったら梨乃が蒼白になった 『アハハッ! 大丈夫だよ、梨乃 梨乃が助けてくれたから』 それを見てあたしは笑いながら梨乃に言った 梨「良かった・・・ 維舞が戻ってきてホントに良かった♪」 梨乃があたしに抱きついて来た あたし達は顔を合わせて微笑みあった 一時すると、蔓の雑音も來の声も聞こえなくなった あたしは梨乃から離れて來がグッタリしてるとこへ向かった
2009/5/31 13:40:50 [153]來は維舞を片手で抱きしめながら梨乃に言った 來「嫌だね 維舞みたいな奴はめったにいないから 強がりで、儚い奴はね」 來は維舞の顎に手を当てクイッと持ち上げた 維舞は感情の無い瞳で來を見つめた 梨「維舞っ!」 維舞を離せ!來っ 梨乃がそう叫んだとき、 パシーンッ! 鋭く鈍い音が聞こえた **†維舞の意識†** トクン、トクン・・・トクン・・・・・・・・ あたしは暗闇の中をさ迷ってた 『誰かいないの?』 誰か、いてよ・・・・ なんであたしがこんなとこにいなきゃいけないの? 『誰か・・・・お願いだから・・・』 どうして誰もいないの・・・ そうだ、探そう・・・そしたら誰かいるかも知れない パタパタパタパタ・・・・ あたしは暗闇の中を駆け抜けた はぁ、はぁ、はぁ・・・・ きつい・・・でもなんで? いつもならこのくらいなんでも無い筈なのに 「・・ろ・・卑・・・・だぞ・・・っ!」 え・・・・・? 梨乃? 『梨乃っ!? あたしはここに居る!梨乃はどこっ!?』 「さ・・・・し・・!」 梨乃、あたしの声が聞こえてないの!? 梨乃・・・梨乃の声もあまり聞こえないっ 『梨乃っ!』 「奴・・・・操り・・形・・・・のっ?」 奴・・・誰? 操り? 形? 「・・・・れ・・こ、・・変・・・・がっ!」 だから、梨乃! 『何て言ってるか聞こえないってばっ!』 「維舞っ!」 『梨乃っ?今、聞こえたよ!』 あれ? 何か、光ってる・・・・? タッタッタッタッタ・・・・・ 『綺麗・・・・・・・』 なんだろう、この光は。もう、どうでも良くなってくる・・・ 梨「維舞を離せ!來っ」 パアアアアアーーーーー 全てを思い出した あたしは今、來の手の中だった 『今帰るね、梨乃』 意識が遠のいて、すぐにまた戻るのが分かった まぶたの裏から光が差すのが分かった
2009/5/30 13:8:29 [945]頭が重い・・・ 目が、虚ろになってく・・・・ 維舞は來の能力に掛かってしまった フラ、、、、、、 維舞の足元がふらつく 『ふ、く、、、、、じゅう、、、、?』 梨「維舞っ!?」 倒れかけた維舞に梨乃が駆け寄った 梨「この野郎! 卑怯だぞっ!」 雷砲-らいほう-! 梨乃が素早く唱えた 來「ククククッ!そんなの、無駄さっ 我が僕よ、盾となれっ維舞!」 ふわり。 維舞は梨乃の側を離れ來の前に出た 『紫薔薇の守り・・・』 ブワァァァ・・・ 紫の大きな薔薇の花が盾となって來と維舞を守った バチバチバチッ 雷が花に吸い取られていった 梨「維舞、目を覚まして!」 梨乃はなすすべもなく、維舞に呼びかける 來「だから、無理だよ 維舞はもう俺の能力に掛かってるし」 ニヤリ 來が不気味に笑った 梨「維舞、こんな奴の操り人形のままでいいのっ?」 梨乃はただ叫ぶことしかできなかった そんな梨乃をほっといて來は言った 來「もう情報なんかどうでもいいかもな・・・ 俺、維舞の能力と維舞自身を気に入った」 來は操り人形になった維舞を抱き寄せた 梨「維舞から離れろ! この、変態がっ!」 梨乃は精一杯に叫んだ
2009/5/29 19:4:47 [756]來「・・・・・。」 來は苦い顔をして維舞を睨んだ 『あたしを睨んでも情報はでてこない あんたが正体を言わないならこの交渉は無し』 スパッと維舞は言い捨てた 來「チッ!」 來は舌打ちして手を維舞に向けた 『!?何をッ』 維舞はとっさに紫薔薇を解放し梨乃と自分を覆い囲んだ 梨乃は手にバチバチと雷を解放しいつでも戦える準備をした 來「仕方ない、か」 來はそう言うと意味深にニヤッと維舞達を見た 服従-ふくじゅう- 來はそう唱えた
2009/5/28 20:18:50 [766]うっさい(●´艸`) あんたとは毎日会えるから別いいじゃんw コメした事言わなかったのはなんでかな?怒藁 本名ばらすぞw梨乃!(ぁ
2009/5/28 18:31:9 [731]へぇ毎日更新してるんだー よく続くw飽きっぽい性格なのに・・・ でも、うちとの交換ノートも続けろよ!
2009/5/28 16:24:42 [918]來「って事は維舞はただの能力者じゃないって事か・・・」 梨「だから、そー言ったじゃん」 來は梨乃を無視して維舞を見た 『・・・・・・・・・・。』 あたしは見つめている來の目をまっすぐに見つめ返した お前は何者なんだよ・・・ そう、來が言ってるような気がした 今度は梨乃がそんな2人を眺める番だった 『あんたが先・・・・・・ まず、あんたの正体を言って そうしたらあたしの正体も言うけど?』 どうする?牧廼、來・・・ あたしは簡単に正体をあかさない あんたが何者なのか、だいたい予想はつくけど あんたの情報がまったくないから あんたの能力の事も今まで知らなかったから 能力者が分かる危険な能力を持ってる奴を月光が見逃す訳ない だからあんたはきっと・・・・・・・・・・
2009/5/27 16:39:37 [278]ガチャガチャ 少し錆び付いてる屋上のドアを開けた 『シールド・・・』 全員が屋上に入りドアが閉まるとあたしは唱えた シールドとゆう技は能力者全員が使える共通の技 能力の全体の強さは人それぞれ だからシールドの強さも人それぞれになるが 透明のシールドが屋上を覆っていく あたし達3人はソレを黙って眺めていた シールドが屋上全体を覆うとあたし達は話始めた 『まずは、あんたが何者かを教えて』 維舞はフェンスに寄り掛りながら來に聞いた 來「それはアンタ達のナゾを解明してからだ」 來はゆっくりと答えた 梨乃はソレを聞いてムッとしながら來に言った 梨「あんた、やっぱバカ」 梨乃が溜め息をつきながら言った 『・・・・・・・。』 維舞は2人のやりとりを黙って聞いていようとしていた 來「バカ? お前らが何も言わないからわかんないだろっ」 梨「はぁ・・・・・・・・・・・・ 維舞がただの能力者だったらあたしらに迷惑は掛からない でもどうしてあたしらに迷惑が掛かるか・・・ それくらいの予想くらいつけ!バカっ」 梨乃はお構いなしの大きな溜め息をついて毒づいた
梨「やっぱバカは困るんだよな・・・ よくこの学校に入学できたもんだ・・・」 梨乃は聞こえないようにコソッと呟いた
2009/5/26 19:36:56 [701]ガラガラガラ・・・ あたしら3人は教室を出た 行く場所は多分屋上だろう・・・ 梨「屋上でいいよね?維舞」 やっぱり・・・ 梨乃はクルリと後ろを振り返りあたしに尋ねた 『うん。屋上はシールドが張れるから音が漏れないし』 あたしは梨乃のとなりへ移動しながら屋上へと歩いた 來「屋上に行ってどうする? 維舞、あんたが能力者である事はすでに分かってるんだけど」 來は立ち止まった。 「それに、俺が話したいのは維舞だけなんだけど・・・」 來は梨乃を鬱陶しげに見た あたしと梨乃は立ち止まり顔を見合わせた こいつ、頭悪いな・・・と思いながら 梨「失礼な奴。維舞をあんたと2人きりにさせる訳ないじゃん それにね、あたしも関係してるんだし?」 梨乃は腕を組み、嫌悪感を表しながら思いっきり來を睨んだ そんな2人を眺めながら維舞はゆっくり言った 『あたしが見ず知らずの奴に 能力者だってばれるのはあたし1人が困る訳じゃない・・・ あたしに深く関係してる人達もいろいろ困る事になるんだよね』 『その関係してる人達の1人が梨乃って訳』 あたしは來にわざわざ説明してやった うざったくて面倒だったけど・・・ 來「ふーん・・・ でもなんで維舞が能力者だって知れたらヤバイ訳? この学校にも能力者である奴は数人いるし、 そいつらは自分が能力者である事を公にしてるけど?」 梨「その詳しい話をする為に屋上に移動すんだから、 こんな所でぺちゃくちゃ喋る必要ないよ」 「行こう、維舞」 そう言って梨乃はさっさと屋上に向かって歩き出した 『待ってよ!まったく・・・』 あたしは梨乃に急いでついて行った 來「置いてきぼりはよせよ・・・」 顔をヒクつかせながら來は呟いたのだった
2009/5/26 19:12:45 [600]華恋s はい、頑張ってますもん(人∀`*) 詩・・・ですか? うーん。。。書いたつもりはないんですが汗
2009/5/26 18:19:44 [458]すごいいっぱい書いてるね しかもおもしろい! いい詩だね。これからも頑張って!
2009/5/26 17:20:30 [725]その頃、維舞と梨乃は族の事や組の事を話していた 維舞が族の今の状況を質問し、梨乃が答える 梨乃が組の今の状況を質問し、維舞が答えた ガラガラガラ 梨「『え゛』」 來「よっ!維舞」 いきなり笑顔で現れたのは來だった 担任は來が来るなり、「じ、自習だ!」と言って出て行った えぇ・・・まぢですか。役に立たない担任 あいつに「出て行かんか!」くらい怒鳴ってよね 維舞はうんざりした顔で來を見ていた ザワザワザワザ・・・ 來が来た事と担任が出て行った事によりクラスが騒がしくなる スクッと梨乃が立ち上がり、教室を出て行った チラッとあたしとあいつの方を見てから
2009/5/25 19:31:12 [304] ビクッ 校内で誰かが能力を出してる・・・? 保健室のベットでサボってた 來は起き上がり感覚を研ぎ澄ました 來「この気配・・・・・あいつか」 この能力の気配はあの花弁の気配と同じ・・・ やっぱり水無月維舞は能力者だったのか・・・ けど 來「弱いな・・・」 たったこれだけの能力じゃ 俺の仲間に入れても足手まといになるだけか・・・ あの花弁の気配は強かったが勘違いか? 当てが外れたのだろうか・・・ 來は何かを思いついたかのように顔を上げた いや、あいつは能力を解放しただけだ もしかするとわざと弱く能力を解放したのかも知れない したとしても、なぜ・・・・・・? ふっ 直接話をした方が早いか そう思った來は足早に保健室を立ち去った
2009/5/25 16:25:34 [628]梨「ありょ? じゃあ、維舞もそう思ったの? あたしら考える事一緒だねっ☆」 『そーだお! やっぱあたしらって一心同体だったりぃ?』 維舞はふざけて梨乃と手を取り合った 梨「よねよねぇ♪」 梨乃も維舞と同じ調子で笑った 維舞は急に真剣になり、梨乃に言った 『2つ目の特例能力を持ってる來・・・ あたしらの正体がばれるかもしれない どうする?梨乃』 梨乃は髪をいじくりながらも真剣に答えを返した 梨「そんなの、あたしに決められない 維舞、紫蝶のあんたが決める事だからね」 あんたが決める事だからね そう言った梨乃の目は真剣だった 『あたしが・・・・・ あたしが決める?』 梨乃はコクンと頷いた 梨「そうさ。プラチナの総長である あんたが決めなきゃ誰が決める? 維舞がしっかりしないといけないんだから」 でも、1人で決めきれなかったらあたしらを頼ってよ 1人で抱え込んで病んだら笑い事にならないし この事では病まないだろーけど 梨乃は笑ってそう言った 『梨乃・・・ そうだね。じゃあ、あたしが決める 紫蝶として、命令を下す・・・ 牧廼來の情報をなるべく早く集めろ 下っ端の奴にもそう伝えろ』 あたしは紫蝶の時の顔になって梨乃に命令した 梨「了解。 それでこそ紫蝶であり、維舞だよ♪」 『てゆーか梨乃のおかげだけどね』 維舞は笑って言った 梨「そうだよ 紫蝶がさぁ、あんまりにも情けないから・・・」 わざとガックリと肩を落として見せる梨乃をみて維舞は 『これでも腕前は本物なんだけどっ 梨乃、あんまり調子乗るなよ!』 ふわっと少し能力を解放してみせたら 梨乃は、冗談だってと笑って誤魔化した
2009/5/24 19:0:46 [33]『攻撃しなかった? 攻撃したら能力者である事がばれるじゃんっ』 あたし達は皆に聞こえないようにコソコソと話した 梨「あ、そっか。でも〜・・・ 自分の体の方が大事じゃない?」 はいはいそーかもねぇ あたしは適当に言った 『でも大切なのはその事じゃない・・・ あいつ、あたしが能力者じゃないかって聞いたんだよ あたしの後ろに花弁が舞ったからって。どう思う?』 梨乃は何なのそれ・・・ とゆう目つきであたしを見ていた 梨「それ、どうゆう意味? あいつがまぢで言ったんならヤバクない?」 『そうなんだよね・・・ でも、只たんに外の花弁があたしの近くで舞っただけだよ』 梨「そうかな・・・・ ねえ、あいつも能力者って考えれば辻褄が合うと思うけど?」 『人が能力者かどうかが分かる能力? そんな能力聞いた事ない』 ありえない あるとしてもそれは特例の2つ目の能力だろう 1つ目でそんな能力がある奴がいたって事は聞いた事がない 梨「その能力、あるとしたら特例だよね・・・」 『やっぱ梨乃もそう思った?』 維舞は嬉しそうに梨乃に聞いた
2009/5/24 17:13:4 [14]何あいつ! くそムカツクッ 維舞は教室に向かってドカドカ歩いていた ガラガラガラピシャッ 維舞は一気に教室のドアを開けて 自分の机に向かった 梨「ど、どーした? そんなに怒って・・・」 梨乃が焦ってあたしに聞く 『ムカツクッ 牧廼 來ってゆう奴! あたしを押し倒してメアドと電話番号を交換させられた!』 梨「お、押し倒されたって・・・ あんた攻撃しなかったの?」
2009/5/24 15:9:52 [103]『もう!今度は何?』 男の方を見て怒鳴ると男は笑って言った 來「そう怒鳴るなって。 俺、牧廼 來。來でOKだから あんた、名前は?」 『は?意味わかんない なんであたしがあんたに名前教えなきゃいけないの?』 見ず知らずの変な奴だし、学校の壁は殴る奴に 來「俺は名前を教えた けどあんたは教えてない これは不利じゃないか?」 『あんたが勝手に名乗ったんでしょ あたしは関係ない』 來「ふーん・・・」 來は意味深に言うといきなり体を押し倒した 『ちょっと!?何のつもり? 冗談だったら笑えないけど?』 思いっきり切れながらあたしは言った 來「教えてくれるまでこのままの体制でいる けど、俺も男だし我慢できるか知らねぇよ?」 ニヤリと笑いながら來は言った 『あーもうっ! 分かったからどいて! あたしの名前は水無月 維舞っ ほら、教えたから早くどけ!』 來「さんきゅう♪ 維舞ね、俺覚えたから」 そうそう、これ俺のメアド 維舞のメアドも教えてくれるよな? 脅迫まじりに來は言った 『脅迫だろ、それ・・・』 はぁ、と溜息つきながらあたしは近くにあった シャーペンと紙を使ってメアドを書いた 來「あと、電話番号もねー」 うぜぇ・・・ けど、ここは我慢するしかない でなけりゃあたしの身が危ない・・・ スラスラとメアドと電話番号を書くと あたしは來に紙を渡した 『どぉぞ、狼さん』 精一杯皮肉を込めながらあたしは言った 來「さんきゅうっ じゃあ、またな!」 最後に狼はニカッと笑って保健室を出ていた ドカッ! 維舞が保健室をでた後には2つの穴が空いていたらしい・・・
2009/5/24 14:30:53 [303]一瞬ちらっと見えた。 透き通る紫色の花弁が。いや、目の錯覚か? 男はあたしの手を掴みながら考え事をしてるようだ 『どうしてそう思う?』 あたしは今度は怪訝な顔をして尋ねた 手、離して パシッとあたしは男から手を引いた 來「あ、ごめん」 『で、どうしてそう思う?』 男は手で頭を掻きながらあー・・・と言った 來「花弁が・・・見えたから」 ボソっと男が呟いた 『花弁?花弁なら風で飛んで来たんじゃない?』 なんだ、たったそんだけの事か 來「わりぃかよ、そう思っちゃ」 『別に・・・』 じゃ、もう用なしなんであたしは教室戻る 維舞が出て行こうとしたとき、また手にズンッと重みがきた
2009/5/24 12:44:30 [328]パチッ 誰かが壁を殴る音で目が覚めてしまった まったく、校舎を破壊しょうとする奴は誰だよ・・・ ノソノソ・・・ 維舞がベットから起き上がったら ふわぁと風がカーテンを揺らした その時、誰かがいるのに気がついた 『誰?そこにいる奴』 來「んあ?」 男が少し睨みを効かせながらあたしを見た 來「ちっ 目が覚めたんなら、早くそこどけよ」 は? 何こいつの態度、何様なわけ? 『意味不なんだけど・・・ あたしが先にいたじゃんあんた何様なわけ?』 イラっとしながら答えると相手もイラッとしたようだ 來「あーもうっ うっせーな!只でさえイラついてんのによぉ」 ストッとあたしはベットから降りた 『面倒事は御免だから』 どうぞご自由にお使い下さい あたしはそう言って保健室からでようとした 來「あ、お前ッ!?」 ? 『何?』 來「もしかして、、、、能力者か?」 維舞は表向きでは無表情だったが心では驚いていた
どうして、こいつがその事を知ってる!? この学校であたしが能力者って事を知ってる奴は あの3人しかいないはずなのに・・・
2009/5/24 8:51:6 [382]ガラガラガラ チッ 先客がいるな 叩き起こして退かそうか・・・ それとも俺が屋上に行こうか 來はドアに寄りかかったまま考えていた 紫蝶の正体を調べてるのにまったく情報がねぇ どこの高校に通っているのか、どんな顔をしているのか どんな能力を持ってるのかさえ分からない ただ分かっているのは17歳だとゆう事と 昔、劉に拾われて月光組に入ったとゆう事だけ・・・ 來「くそっ!」 バンッ! 來はイライラを抑え付けきれず 壁を手で殴った
2009/5/24 8:43:11 [627]牧廼 來(まきの らい) :過去に辛い出来事がある 黒聾に間違った情報を教えられ 月光組とプラチナを恨むようになった 鳳凰の能力者。能力は操り
2009/5/24 8:18:55 [260]~鳳凰の能力者?~ ガラガラガラ あたしは保健室のドアを開けた ベットの空きは・・・・ある♪ しかも日向じゃんっラッキー 『ふっふーん♪』 維舞はベットに潜り込んでカーテンを閉めた けど、窓は空けておいた 涼しい風が入ってくるように スー、、スースー・・・
維舞は5分くらいするとすぐに眠り込んだ この頃、黒聾の情報集めを 深夜遅くまで行なっていたから疲れたんだろう
2009/5/24 7:59:29 [490]絶対に嵌めやがったな・・・ 練習相手をしたくないからって まあ、分かってて解散って言ったけど 『もどろ』 戻ると言っても教室ではない わざわざ教室は面倒だし 体力温存の為に保健室で寝ようかな・・・
2009/5/23 15:29:40 [740] 『あたしの大勝利♪どう?新しい技は』 潤と俊がやって来た 潤「この技、維舞が考えたのか?」 『そうっ! これからめっちゃ使えるでしょ?』 俊「すっごいよ! これだったら鳳凰を全部眠らせられるんじゃ?」 『全部は無理 この呪文はめっちゃ体力使うから・・・』 解! 維舞は呪文を解いた 梨「ふわぁ、・・・・・あ、そっか。 維舞があんな呪文使えるなんて知らなかった!」 梨乃は一瞬なんで眠ったのか分からなかったが 理由を思い出して維舞を誉めた 『あたしが編み出したんだよ 鳳凰の面倒な能力者をこれで少しでも眠らせればいいけど』 俊「この術なら大丈夫だよ 今の戦闘で俺分かったもん」 潤「俺もそー思う」 梨「そうだよっ だから先に鳳凰潰した方が良くない?」 『先にねぇ うん、そうしよっか』 じゃ、今日はもう解散していいよ 維舞が言うと潤と俊が了解と言って屋上から出ていった ガチャ 梨「あたしもそろそろ教室行くね 単位がとれないとヤバイからっ」 じゃーね早く教室来いよ〜 梨乃も屋上を出ていった
2009/5/23 15:10:56 [889]潤・俊「戦闘、開始!」 潤と俊に始める合図を出してもらった 『紫薔薇の毒蔓!』 戦功はあたしだった 梨乃に取られてたまるかっ 梨「ちっ!電撃!!」 梨乃はあたしの毒蔓を避けると雷の技を出した バチバチバチッ! あたしに向かって電撃が来たが軽く避けた あたしは空に向かってジャンプし両手を下に向けて広げた 『薔薇の誘い・・・』 フワァァァ 紫の薔薇の花弁がヒラヒラと舞っていく 梨「え?」 梨乃の周りを花弁が囲み梨乃が空に浮いた 『永遠の眠り!』 あたしは最後の呪文を唱えた 永遠の眠りの呪文は術者がその術を解くまで、 術をかけられた者は永遠に眠りにつくとゆう術 封印術としても使えるすぐれもの 梨「しまったっ」 梨乃はガクッと首を垂れると薔薇が舞っている所に ゆっくりと沈み込んだ
2009/5/23 10:28:29 [12]シュルシュルシュルッ あたしの右腕から紫の薔薇が表れた 『梨乃、あんたもどうせ腕鈍ってるでしょ? 鳳凰を倒す前のウォーミングアップって思っていいから♪』 双子達はちょい下がっててとあたしがゆうと 潤と俊はあたしらから離れた 梨「はいはい、分かったからっどうかお手柔らかに」 『大丈夫、紫薔薇と戦うのは梨乃だけじゃないから!』 潤と俊もあとで相手してもらうよ チラッとあたしは双子を見た 梨「まぢで?ならいいや♪」 雷-いかずち-解放・・・ 梨乃がそう唱えると梨乃の手の平にバチバチッと稲妻が走った
2009/5/23 10:17:28 [184]梨「維舞は食わないの?ポテチ」 ムシャムシャとポテチを食べながら梨乃が聞く 『いらない。だって太るし』 梨「バーカ、あんたは痩せすぎなの! もしかして拒食症だったり?」 梨乃が冗談っぽく言った 『うっさい、今考え事してんのっ ・・・紫薔薇の餌食になりたいの?』 ちょっと脅かしてやろう この頃戦ってないから、腕鈍ってるかも・・・ 潤と俊はあたしらを見てる 梨乃可哀想・・・とゆう目つきで 呆れた・・・こいつらも巻き込もう 『紫薔薇、解放・・・』 梨「えぇっまぢなの?もぉ・・・」 梨乃は最悪とゆう顔をしてる てゆーか、いい気味。 ちょっと戦えばスッキリするし♪
2009/5/23 8:51:50 [152]カタンッ ガラガガラガラ あたしはイスをひき教室をでた 担任が何か言っていたが気にしない 5千分の1の能力者の人も 能力者だと自覚せずに人生に幕を閉じる人が多い だから能力者がめったにいない あたしの族も能力者は30人くらい めっちゃ多い方だけど トットットットット・・・・ あたしは屋上のドアを開ける ガチャ 『おはよ』 俊「あ、維舞ちんおっは〜♪」 潤「おお、維舞おはよー」 双子が同時に挨拶をした 梨「維舞ー、さっきはまぢゴメン! だからあんたの練習相手はまぢ勘弁ッ」 梨乃が手を合わせて謝った 『んー?別いいよ。 それより、族の方はどんな感じ? あたし情報集めで忙しくて全然行けなかったじゃん?』 あたしはコンクリートの地面に座りながら言った 潤・俊「族は順調だけどー・・・」 潤と俊が顔を見合わせてなぜか言い難そうに言った 『順調だけど、何?』 あたしが顔をしかめて聞くとかわりに梨乃が答えた 梨「今の所は順調なんだよ けど、鳳凰って族がこの頃調子のってる このまま調子乗らせておくと、プラチナに響くんじゃない?」 『鳳凰?そんなのいたっけな? 聞いた事ないけど・・・雑魚なんじゃない?』 潤「前は雑魚だったけど なぜか今は次々と族を潰してるらしーぞ」 俊「多分、能力者が仲間になったと思う」 双子が情報を教えてくれた 『へー・・・・・ 今のところ、鳳凰は全国何位?』 梨「11位だよ プラチナは1位だからまだ大丈夫だと思うケド でも、鳳凰は調子乗ってるじゃん? だからいきなりプラチナに攻撃しかけるかも」 梨乃がポテチの袋を開けて食べながら言った 梨「ポテチ食う?」 潤「俺食うー」 俊「俺にもちょーだい♪」 『・・・・・・』 維舞は鳳凰を潰すかどうかを考えていた
2009/5/23 8:22:36 [433]姫香sありがとございます
2009/5/23 7:50:47 [868]すごいですね! 続き頑張ってください☆
2009/5/22 19:44:42 [943]*能力者の秘密* 能力者はめったにいない。地球に5千分の1人だ 能力者は1人1つの特殊能力を持っている事をゆう たとえば、風を自由自在に操れるとか ちなみに梨乃も潤も俊も能力者 3人も1つずつの能力を持っている が、あたしの場合は違う あたしは3つの能力を持っている それは、あたしが月の姫だから あたしの能力の1つは【紫薔薇-しばら-】 紫の薔薇をどこにでも生やし,自由自在に操れる あたしはこの能力が好きだ。落ちつく色が見れるから 2つ目の能力は【蘇生-そせい-】 人の心も体も癒せる、光の能力。大きな傷も治せる 闇を光に変え、闇を光に導く素晴らしい能力。 3つ目の能力は・・・・・・【破壊-はかい-】 何でも壊す事ができる、闇の能力 人の心も、体も。光を闇に変え、世界を闇へと導く 残酷な能力
2009/5/22 19:34:11 [440]あたしがコソッと言った事は 『梨乃、ちょっと度が過ぎるよ? あたしの練習相手になりたくなかったら 今すぐ潤と俊を呼んで屋上に行って』 あたしの練習相手は大変だ それは、あたしの能力の1つが紫薔薇だから 巻きつかれただけで沢山のかすり傷ができ、 巻きつかれた相手も体力をかなり消耗する 『ふぅ。』 屋上に行ったら、族の様子をきかなくちゃ この頃、集会にも族潰しにも参加してない ずっと黒聾組の情報を探していたから行く暇がなかった・・・ 新入りは入ってないかな? 規則はちゃんと守ってるだろうか・・・
2009/5/22 19:21:41 [256]彩音s ありがとうございます(人∀`*)
2009/5/22 19:15:51 [106]面白いですね♪ 続きが楽しみです☆★
2009/5/22 17:10:24 [640]める☆s ありがとございます(人∀`*) 頑張って更新しますねン♪
2009/5/22 17:9:49 [358]りくたーん♪ コメせんきゅう(人∀`*) うん、頑張る(●´艸`)b
2009/5/22 17:7:54 [251]トットットットット あたしは1年S組の前で立ち止まり、ドアを開いた ガラガラガラ 『・・・・・・・。』 クラス全員がこっちを向いていたがすぐに前に向き戻った 梨「もうっ!維舞来るの遅いんだけど!」 窓側の1番後ろの2番目の窓側に梨乃の席がある その隣の窓のすぐ横にあたしの席 『あたしが何時に来ようが勝手でしょ それにまだ、潤と俊来てないじゃん』 あたしがちょっとイラッとして答えると梨乃はちょっと顔をしかめたが すぐに笑顔になってとんでもない事を言った 梨「何ピリピリしてんのー? 怒るとシワ増えるよ〜♪」 ピクッ こいつ、一発しめたる・・・ 顔を引きつらせながら維舞は梨乃の耳元でコソッと耳打ちした すると、梨乃はサアーと青くなりながらさっさと教室を出ていった
2009/5/22 8:53:28 [474]面白いね☆ 続きが楽しみだな♪
2009/5/21 20:52:29 [699]読んだよ!!!^^ 続き頑張ってねヾ(^▽^)
2009/5/21 20:7:39 [912]月光組の仕事この頃ないな・・・ 1週間に1回はmm来るのに 後で劉さんに聞いてみよう 維舞が通う学校はマヂメ学校の西南高校 頭がイイ奴か金持ちだけしか入れない 不良校に入れば紫蝶だとバレる 可能性が高いがマヂメ校に入ればバレる可能性が低い 梨乃も潤も俊も西南校に通ってる。3人共金持ちだから 『よしっ準備完了』 ちなみにあたしが入れた理由は頭が良かったから 小さい頃から劉さんに勉強を叩き込まれてたし テストもいつも1位。・・・簡単だったけど 黒のブレザーに赤のリボン 赤チェックのスカートに胸には西南校のバッヂ 髪型は2つ結びに緩く巻いた 今の時刻は9時頃 もうすでにホームルームは終わってる・・・ 『飯どうすっかな・・・』 キュルルゥ 維舞のお腹が鳴った。お腹減った・・・ 学校についてから食べようか それかコンビニでパンを買うのもいいかも 歩きながら考えよう・・・ ガチャ 『行って来ます』 維舞が誰もいない部屋にそう言った
2009/5/21 19:26:12 [461](・3゜)ノ*休憩(紹介)* 華埼 梨乃(はなさき りの) :維舞の唯一の女友達であり大親友 金髪に近い茶髪にピンクのメッシュ。目の色は茶色 プラチナの幹部の1人 月光組 :維舞が7歳の時に劉に拾われて入った組 トップに立つ劉-りゅう-の顔は維舞しか知らない 維舞は劉に大切にされている 黒聾組-こくろうぐみ- 月光組の敵であり,維舞の憎き敵 今だ存在場所は確認されていない トップは黒蛇-くろへび-本名と顔は誰も知らない 月の印 :維舞の胸元にある印 銀色の三日月型で月の姫である事を示している 紫蝶-しちょう- 維舞の通り名。 紫の蝶のように綺麗ですばやく戦う事から名が付いた 維舞が紫蝶だとゆう事は一部しか知らない プラチナ :維舞が総長をしている族の名前 幹部は全員で3人。人数は合わせて800人くらい 裏には月光がついている 西園寺 潤(さいおんじ じゅん) :プラチナの幹部の1人 明るくて元気だが切れるとヤバイ 双子の俊の兄 西園寺 俊(さいおんじ しゅん) :プラチナの幹部の1人 明るくて甘えん坊。戦う時も笑ってる 双子の潤の弟
2009/5/21 19:6:27 [91]〜〜〜♪〜〜〜〜♪〜〜・・・ 携帯だ・・・ あたし、何処に置いたっけな 〜〜〜♪〜〜〜〜♪〜〜・・・ 『あった♪ あ、梨乃からだっはいもっしー?』 {なぁにがもっしー?よ! 今何時だと思ってんの!? 時計確認してさっさと学校に行け! うちまで遅刻したくないから先行ってるからねっ!} プツッ ツーツーツー・・・ 『・・・遅刻?』 ちらっ 時計は8時15分とゆう数字を表していた ヤ、ヤバイ・・・ 『完璧遅刻じゃんっ!あぁもー・・・』 時間ねーしどうすっかな・・・ どうせ遅刻だったら、・・・思いきってのんびりしようっ くしで髪を梳きながら 維舞は月光組-げっこうぐみ-の事を考えていた
2009/5/21 18:43:32 [130]~朝の目覚め~ パチッ 維舞はノソノソとベットから起きあがった 最悪・・・・ 過去夢-かこむ-を見るなんてついてない よりにもよってあの、【過去】だし 過去夢に出てこなくてもちゃんと覚えてるっつーの 『ふぁあ〜』 維舞はベットから出て鏡の前に移動した あれから随分と成長したな・・・ あの時は5歳だったけど今は17歳 黒紫の髪と目は変わっていないけど、この色があたしなりに好き 『あれ以上はダメ・・・』 維舞は無意識にそう呟いていた
2009/5/21 18:30:18 [22]める☆s ありがとうございます(*´∪`*a゙ ぜひファンになってくだs(蹴
2009/5/21 18:22:19 [296]すっごく面白い!! めちゃめちゃファンになりそう!!
2009/5/20 20:6:3 [119]「アハハハハッ! どうしてって顔しているね? これは裏の一部だけが知る情報さ 君の精霊は俺達の組で使わせてもらうよ 精霊はいろんな事ができるからね・・・」 君も、訓練すればいろいろ使えるだろうがまだ幼い・・・ 組に連れて行っても殺されるのが落ちさっ
維舞は呆然としてこの話を聞いていた だがほとんどは耳に入っていなかった 分らない事も沢山あったが 「お嬢ちゃん。 悔しかったら大人になって強くお成り! 精霊がいない月の姫は1人で強くなれるかな?」 さあ、今日はもうお休み・・・ 君は沢山の事を知りすぎてしまったからね 少しは眠って忘れてもらおうか 男が維舞に指を向けると 維舞の意識がだんだんと遠のいていった バタンッ 維舞はその場に倒れ、眠ってしまった フッと男は不吉に笑うと最後に維舞にこう言った
またね、月のお嬢ちゃん。 維舞には聞こえていなかったが
2009/5/20 19:48:28 [829]《キャアアアアァァァァ!!!!!!》 弥柚はダイヤのような形をした透明のバリア中に入っていた 『弥柚っ!!!』
維舞は急いで弥柚に近づこうとするが ダイヤのバリアが維舞を邪魔して近づけない ダイヤの中では弥柚が弥依と柚依に戻っていた 2人共目はうつろで焦点は定まってなかった 瞳には何も映ってない 『弥依、柚依、弥依、柚依ぇ!!!!!』 精一杯に維舞は叫ぶが二人には何も聞こえてなかった 維舞は泣きじゃくっていた どうしてこんな事になってしまったのかと・・・ すると、背の高い黒い影が維舞の前に現れた 「ありゃぁ・・・大丈夫かい?君」 維舞ははっとして目の前に来た男を見上げた 『あなたねっ!弥依と柚依に何したのっっ!?』 弥依と柚依は大丈夫なの!? 一気に維舞は攻めたてるが男は冷めた顔して 「何って月の精霊を捕まえただけだよ。 月のお嬢ちゃん?」 維舞は目を大きく見開いていた どうして、ママとパパしか知らない事を この人は知ってるのだろうかと・・・
2009/5/20 19:26:53 [829] 出て来るときは弥柚になって出てきてねっ 皆が来る前に弥依と柚依に言ってあったから 2人は弥柚になって出てくるはず・・・ そうしたら、出てきた瞬間の皆の顔が楽しみだなぁ そう思いながら維舞はネックレスに向かって喋った 『弥柚、出番だよ・・・さあ、出ておいでっ』 子供達は誰1人笑わず、まさかとゆう顔で維舞を見ていた パアアアァァァ 白い銀色のような光が1人の少女の形になった その少女は維舞に頭を下げる格好で方膝を立て座っていた 「う、う、う、うわああぁぁ!!!!!」 1人の男の子が叫ぶと皆一緒になって混乱し始めた 『皆、どうしてそんなに慌ててるの? 月の精霊は前からいたんだよ。 ただ、皆が信じてくれなかっただけで・・・』 維舞は落ちついて皆に説明するが皆は聞く耳をもたない シュッ と何かが弥柚に近づいた 『えっ?』 一瞬、何か分らなかったが維舞は次の瞬間には叫んでいた 『弥柚、逃げてぇー!』 精一杯叫んだ維舞の声は一足遅かった すでにその何かは弥柚を捕まえていた
2009/5/20 19:10:13 [545]朝10時の公園 沢山の子供達が集まっていた 「おいっ! 本当に月の精霊連れて来たんだろうなぁ?」 ニヤニヤと男の子達は笑っている 中には女の子も混ざってるが皆面白そうにしていた 『もっちろんっ! あたしはうそつきなんかじゃないもん!』 維舞はさも嬉しそうに皆に向かって言った 皆、びっくりするんだろうなっ これであたしも仲間に入れてもらえるだろうしっ♪ ウキウキ気分の維舞とは対象に 子供達は怪訝な顔をして維舞を見ていた 「どうせいないんだろ? 月の精霊みたいな奴は見つからないしなぁ」 ケラケラと笑う皆を見て維舞は顔をしかめていた そんなに笑えるのも今のうちなのに 皆があたしを信じないから悪いんだもん・・・ 『今から呼ぶねっ静かにしててね!』 シーン となった中で維舞はネックレスを見つめた
2009/5/20 18:47:57 [315]~過去の夢~*精霊消える* 《そうですね、いいでちゅよっ》 わざとニッコリ笑って維舞にピースをした 『ありがとうっ さすが弥柚よ!』 維舞はもう一度弥柚に抱きついた はいはい、維舞様 優しく弥柚は維舞を抱き返した 『それじゃあ、弥依と柚依に戻っていいよっ』 《承知しました。維舞ちゃま♪》 弥柚が手を組み目を閉じると 柔らかい銀色の光が弥柚を優しく包み込んだ すると、銀色の光の中から お互いに手を組み合った幼い少女が現れた 『お帰りなさい。弥依、柚依っ』 ニッコリと2人の精霊と1人の少女は微笑みあった
2009/5/20 18:33:22 [749]しかし精霊の存在を人に見せるとゆう事は精霊に危険がともなう だが、弥柚はそれを承知で維舞の願いをきく事にした それがこれからの運命を変えるとも知らずに・・・
2009/5/20 18:29:28 [283]『それじゃあ、明日も同じ姿になってくれる? みんなの目の前でっ!』 《それは、いいですが・・・ ママ様とパパ様に言わなくていいんですか?》 弥柚が言いにくそうに言うと 維舞は少し困った顔をした 『だって、ママとパパに言ったら絶対にダメって言うんだもん・・・』 ねえ、どうしてダメなの? 維舞の悲痛な叫び声が弥柚には聞こえた 友達に信じてもらう事のできない、月の精霊の存在・・・ それがゆえに、うそつきだと思われ嫌われる維舞・・・ ズキッ と弥柚のココロが痛んだ 自分達のせいで我等のご主人様はこんなに悲しんでいる・・・と
2009/5/20 16:3:49 [627]また訂正w ああ弥依 ↓ ああ弥柚 です(●´艸`)
2009/5/19 21:54:32 [31]訂正w 可愛そうになった ↓ 可哀想になった です(ノω`*)藁
2009/5/19 20:55:20 [494]長い、ふんわりとした銀色の髪の毛 くるんとしたまつげにぱっちりとした優しそうな銀色の目 ぷっくりとした桃色の唇。透き通るような肌 とっても可愛らしい少女、弥柚が現れた 『ああ弥依、やっぱり可愛らしいっ! ひさしぶりに顔がみれて維舞嬉しいっ』 顔を輝かせた維舞は弥柚に抱きついた 《それは、柚依と弥依の時が可愛くなかった。 って事?ねぇ、維舞ちゃま?》 ちょっとひきつった笑みを浮かべながら弥柚は聞く 『ああ、ごめんねっ そうゆう意味じゃないのっ もちろん、弥依と柚依もとっても可愛らしいけど ひさしぶりに弥柚の顔を見れたから・・・』 あたふたをあまり理由にならない理由を述べる 維舞を見て可愛そうになった弥柚は 《大丈夫でちゅ。分ってますよ、維舞様♪》 明るい笑顔で維舞に抱き返した 『ああもうっびっくりするじゃないのっ でも、良かったぁ気にしないでくれて』 これでも結構傷つきましたよ・・・ と、弥依と柚依…いいや、弥柚は思った
2009/5/19 20:42:4 [315](しょうがないでちゅもんね、弥依) (まあ、いいでしょうね。柚依) そう言って2人の精霊は向きあい 触れるか触れないかの柔らかいキスを交わした。 すると、淡い銀色の光が現れ2人を優しく包み込んだ やっぱり、きれい・・・・・ 維舞はトロンした表情でその光景を眺めていた ふわり と、維舞と同じくらいの少女が銀色の光の中から現れた
2009/5/18 20:29:13 [927]『弥柚かぁ♪懐かしいなぁ』 泣き止んだ維舞が懐かしそうにしてる時に 弥依が柚依にこそっと可笑しそうに囁いた (ネーミングセンスが悪いんですもんね。維舞様は) (ホントでちゅ。2人の頭文字を取っただけでちゅもん) 『ちょっとぉ2人共、聞こえてるよっ! あたしがこの名前にしたのはちゃんと理由があるんだからっ』 もうっ!ひどいっと付け足して言った (ほぉ!それはどんな理由で?) (気になるでちゅねっ教えて下さいでちゅ) 『ふふふっ♪それはね・・・』 ((それは?)) 『おっしえなーいもーんっ』 秘密だよ、ひ・み・つ♪ ワンピースを翻して楽しそうに笑った (なんでちゅかそれはっ) (それじゃ、余計に気になりますっ) 『まあまあいいじゃんっさぁ弥柚になって!』 くすくす維舞が笑ってる中で弥依と柚依は 渋い顔でお互い見合っていた
2009/5/18 20:5:23 [110]楽しいね また読みに来るねー
2009/5/18 19:16:56 [834]おおー!凄いね・・・! 早く続きが見たいっb(^▽^)d
2009/5/18 18:44:11 [135]ヒック、ヒック、ヒック、ヒック… ママ、パパ、ごめんなさい・・・ 維舞、お約束守る事が出来ないの。 弥依と柚依をちゃんと皆に見せてあげなきゃ 維舞がうそつきになっちゃうだもん・・・ 維舞は顔に小さな手をあてながら泣いていた
『うぅ、弥依、柚依ぇ、ごめんなさい・・・ どうしてもうそつきって呼ばれるのが嫌だったの 出てきてもらっても、いーい?』 維舞は自分が身につけている 銀色の三日月のネックレスに向かって喋った すると、2つの白いモノがふわーと煙のようにでてきて 小さな可愛らしい女の子の形になった (仕方がありまちぇんよ、維舞ちゃま。) (そうです。私達も維舞様が うそつき呼ばわりされるのはとっても嫌です!) 今喋ったのは月の精霊、弥依と柚依 容姿は銀色の髪に銀色の瞳半透明の肌 服装は着物のっぽいふんわりとした白いワンピース どちらとも同じような容姿に服装をしてるが 喋り方が大人っぽいのが弥依、 赤ちゃんっぽいのが柚依 『ありがとう!弥依、柚依ぇ』 維舞は2人の精霊にふんわり抱きついた 2人の精霊は顔を見合わせ、微笑んだ (けど今のあたちたちは人には見えまちぇん。 弥柚-やゆ-になってでしゅか、見えないのでちゅ。) 『ああ、そうだったね あたしったらすっかり忘れてたっ』
えへへ、と照れ笑いを浮かべた
2009/5/17 21:38:43 [1000]~過去の夢~ 『だから、本当にいるんだってばっ』 うすい桃色のワンピースを身につけた少女が言った 黒紫色の髪に黒紫色の目をした幼い少女 「ばーか、月の精霊なんている訳ないだろ! 本当だってゆうなら連れて来いよっ」 同じ年齢くらいの気が強そうな男の子が 馬鹿にしたよう言う 『で、できないよ! 他の人に弥依-やえ-と柚依-ゆえ- を見せたらダメってママとパパ言ってるもんっ』 連れ来いと言われた瞬間、 幼い少女、水無月 維舞-ミナヅキ イブ‐ は瞳に涙をいっぱい浮かべながら男の子を凝視する 「ほら、嘘だから連れてこれないんじゃないか! 何が月の精霊だよっ維舞のうそつきんぼっ」 男の子は勝ち誇ったように言う 『う、嘘じゃないもんっ! 本当に、本当にいるんだもんっ! どうして、皆信じてくれないの・・・! 維舞だって,本当は弥依と柚依を 皆に見せてあげたいもん・・・ けどママとパパがダメだって言うんだもんっ』 維舞は早口にほぼ泣きながら事実を語った 「ふんっ!どうせ嘘だろ? 今から維舞はうそつきだって 皆に言いふらしに行くからなっ それが嫌なら嘘ついた事謝れよっ」 『あたし、嘘なんかついてないもんっ!』 維舞は半狂乱になって叫ぶ けど、すでに男の子は維舞の側を離れようとしていた 『待って! あたし嘘ついてない事証明するからっ 明日の朝10時に公園に2人を連れていくから!』 そうすれば信じて貰えるんでしょう? と小声で維舞は付け足した 男の子は半ばびっくりしながら維舞を見て 「連れて来れなかったら、 これからはずっとうそつき維舞って呼ぶからな! まあ、連れて来れるはずないけどなぁ」 ニヤニヤしながら維舞の側から離れて行った
|