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氷の女王(小説)

ちさとぉぉ No.559|2009/12/27 21:16:44

今ピーチのイベントでやっている氷の城イベントの
氷の女王の創作小説です^^


それはほんの思いつきだった。
私のちょっとした気まぐれだった。
その気まぐれが全てを壊し、
私を、「私」じゃなくしていった。

 

ちさとぉぉ

2010/1/3 22:18:7 [680]

たくさんの上げ゚.+:。ヾ(*`∀´*)ゞアリガトォー゚.+:。
とても嬉しかったです^^
そろそろ完了しようと思います。
色々な方にご朗読頂けていたら光栄です(*´ω`*)
では、また会う日まで。 

まひる

2010/1/3 17:15:21 [128]

ファイト!!あげw 

ほとり

2010/1/3 16:59:30 [580]

ってことで応援(´∀`∩)↑age↑ 

ほとり

2010/1/3 16:44:31 [792]

ステキですよね^−^ 

モコナ

2010/1/3 16:25:15 [154]

とてもよかったです〜^^ 

ほとり

2010/1/3 15:52:35 [67]

 

ほとり

2010/1/3 12:49:59 [5]

たくさんの人に読んでほしいので、(´∀`∩)↑age↑ 

ちさとぉぉ

2010/1/1 23:44:16 [433]

ほとりさんコメント゚.+:。ヾ(*`∀´*)ゞアリガトォー゚.+:。
姫さま幸せになったよかったと思います><w
絶対幸せにしてあげたかったんです(*´ω`*) 

ほとり

2010/1/1 23:9:17 [215]

ちさとちゃんえぇ話しやぁ(´;ω;`)
姫さまも幸せだね。・゚・(ノ∀`)・゚・。 

ちさとぉぉ

2010/1/1 22:38:2 [413]

彩織さんコメント゚.+:。ヾ(*`∀´*)ゞアリガトォー゚.+:。
激励して頂いてとても嬉しいです><w
こちらこそ読んでいただきありがとう御座いました^^ 

彩織

2010/1/1 22:25:51 [126]

読ませてもらいました。
ここのイベントを元に書くなんてスゴイです。
一つ一つ言葉がきれいで、ほかの方もおっしゃっていましたが、とても素敵です。

読ませてもらい、ありがとう御座いました 

ちさとぉぉ

2009/12/30 19:34:4 [991]

1月3日には完了予定です。
age 

ちさとぉぉ

2009/12/29 10:2:48 [101]

小説完結です。
今回はピーチのイベントという事でしたが、
どうでしたでしょうか?
感想お待ちしています。 

ちさとぉぉ

2009/12/29 10:1:25 [128]

「お前の・・・勝ちか。」
「そうですね。」
「私を早く殺めろ、褒美は何がいい。」
「褒美ですか?」
「金でも、この城でもなんでもくれてやる。」
もう寂しくなるのは嫌だった。
一人で外を眺めるのが嫌だった。
もう何もかもが嫌だった。
「褒美は何でもいいんですね?」
「よいぞ、何でも。」
涙が出そうになった。
だから上を向いた。
我慢しろ、我慢するのだ。
「では、褒美は――――。」
「なんだ。」
「あなたをください。」
「何?、もう一度言え。」
「私と共に、この城を出ましょう。」
「何、きっ聞こえないぞ。」
「共に、外の世界へ行きましょう。」
違う意味の涙が頬伝う。
瞳から溢れ出してくる。
「なぜだ、なぜ・・・。」
「私はあなたに恋をしてしまいました。
 でも並大抵の事をしても、
 振り向いてもらえないと思い、
 ここへやってきました。
 褒美、あなたを頂くために。」
「私、私なんかでよいのか・・・ッ」
「いいのです、私はあなたが好きです。」
もう限界だった。
私を愛してくれている。
私を外へ連れ出してくれている。
私とずっと一緒に居てくれる。
もう寂しい思いはしなくていいのだ。
「褒美はあなた、これでもいいですか?」
「・・・・・。」
すごく嬉しい。
とても嬉しい。
その気持ちを込めて。
「喜んで。」
満面の笑みをみせてやった。
男も満面の笑みをみせた。


「姫様、最初はどこへ行きたいですか?」
「どこがオススメなのだ。」
「そうですね・・・私の故郷へ行きましょうか。」
「お前の生まれた所か・・・良いな、行こう、どこなのだ?」
「ピーチタウンです。」


                              fin 

ちさとぉぉ

2009/12/29 9:47:3 [515]

あきらさんコメント゚.+:。ヾ(*`∀´*)ゞアリガトォー゚.+:。
氷の女王っていう響きがとても悲しい雰囲気に
聞こえたので書いてみたかったんです^^w
続き楽しみしててくださいね>< 

小神あきら

2009/12/28 23:10:45 [705]

。・。(ノA)。・。
氷の女王が・・・。
すごくかわいそうな気がしてきました。
すごいですね。ピーチのイベントを元に書いているなんて・・・。 

ちさとぉぉ

2009/12/28 20:34:57 [885]

「男よ、お前は強くなったな」
「ありがとうございます。」
「そろそろお前の話にも飽きた、いつでも出て行ってよい。」
心では「行かないで」と言いたかった。
だけど私のプライドがそれを許さない。
「わかりました、今までありがとうございました。」
男は私に一礼し氷の城を後にした。
こうなる事は分かっていた。
男を傍に置いた事をとても後悔した。
寂しさが、虚しさが、増えただけだったと。
悲しみ、嘆いた。
誰か一刻も早く私を倒せ。
私を殺めてくれ。
そんな私の願いを誰も聞いてはくれない。
城に人は私しか居ないのだから。


氷の城の最上階に着いたモノがいた。
あの男だった。
「なんだ、また私と話し相手のなるのか?」
「いいえ、あなたを倒しにきました。」
ついに来たか。
運命とは残酷なモノだな。
「そうか、お前に私が倒せるか?」
「倒してみせます。」
男が先手だった。
大きな剣で私を叩く。
私には氷のシールドがあるため当たらない。
私が攻撃をする。
氷の魔法を使用し、男へと当てる。
男の痛々しい声が漏れる。
長い、長い激戦の中、
男の攻撃が弱まりつつあった。
「私を倒すと言っていたはずだがな?」
「ええ、倒しますともっ!」
声を荒げ、私へと攻撃を繰り出す。
私はヒラリとかわす。
男がよろめく、私は攻撃を繰り出そうとした。
だけど、ふと思いがよぎった。
「ここで男を倒せばもう会えなくなる。」
迷いを読み取った男は、私に乗りかかる。
「お前の・・・勝ちか。」


                   つづく  次で最後です。 

ちさとぉぉ

2009/12/28 20:16:26 [896]

愛くんコメント゚.+:。ヾ(*`∀´*)ゞアリガトォー゚.+:。
面白いっていってくれて嬉しいよ><
上げしてくれて((ヾ(。・ω・)ノ☆゚+.ァリガトゥ 

愛紅

2009/12/28 19:37:22 [628]

見たよぉ☆
とても面白いですvV
上げします〜♪ 

ちさとぉぉ

2009/12/28 17:23:47 [174]

真紅ちゃんコメント゚.+:。ヾ(*`∀´*)ゞアリガトォー゚.+:。
氷の城の女王っていう響きに惹かれて小説
書いちゃってます>< 

真紅

2009/12/28 11:48:44 [635]

ピーチが元になるなんて面白いですね! 

ちさとぉぉ

2009/12/28 9:48:30 [919]

ageておきます。 

ちさとぉぉ

2009/12/28 9:48:10 [650]

強いモノのみ私の所へ来れる。
私は強いモノ以外に興味は無い。
今までたくさんのモノが来たが、
私を倒し、褒美をやるだけのやり取りしかしていない。
皆、私を倒し、歓喜し、帰っていった。
賑わいが過ぎ去った後には、
とても虚しい気分になる。
今年も同じような結果になるのだろう。
強いモノのみ、私の所へ・・・。
「姫様、ご連絡があります。」
「何事だ。」
「3階付近で、倒れている男性を見つけました。」
「それがどうしたというのだ。」
「はっ、とても深手を負っていて今にも息絶えそうなのですが。」
「ふむ・・・。」
私はいつもなら放っておけと命ずるのだが、
年々の寂しさのあまりか、
「応急処置をし、ここへ連れてまいれ。」
と言ってしまっていた。
少しの間だが、話し相手が出来ると思ったのだ。
その男はとても弱かった。
3階まで来れたのが奇跡だった。
「そなた、体は大丈夫か。」
「はい、救っていただきありがとうございます。」
「礼などいらん、その代わり私の話し相手になれ。」
「話し相手ですか?」
「そうだ、お前の傷が治るまで私の話し相手となれ、
 話していない時は城の1、2階で戦うといい。」
「わかりました。」
その男は色々な話を知っていた。
花の話、人の話、動物達の話、外の話。
全てが新しかった。
その時間はとても幸福だった。
私と話していない時は男は、
戦いばかりをしていた。
男はどんどん強くなっていた。 

ちさとぉぉ

2009/12/28 9:35:40 [368]

ほとりさんコメント゚.+:。ヾ(*`∀´*)ゞアリガトォー゚.+:。
更新頑張りますね!
素敵な文章といわれると照れますね(〃´・ω・`)ゞ 

ほとり

2009/12/27 21:46:54 [662]

おぉ!!+(0゚・∀・) + ワクテカ +
ちさとちゃんがんば^^
ステキな文章ですね( ´∀`)bグッ! 

ちさとぉぉ

2009/12/27 21:23:15 [130]

氷の城の女王。
何年この城に住んでいるのだろう。
今となってはいつから居たのさえ
分かりなどしない。
私はどうしてココに居るのだろう。
いつこの城から出られるのだろう。
そんな事を最近思っている。
城からの景色はいつまで経っても変わらない。
雪、雪、雪。
この氷の城が雪を降らしているのだから
当たり前か。
私は曇り空以外をみたことはない。
生まれた時からずっと雪が降り、
雪と共に育った。
そして今に至る。
私は年に一度、この城を開城する。
他の世界に生きるモノたちを招待するのだ。
そして強いモノだけが私の元へ来る。
毎年のように今年も開城した。
でも、今年は何かが違った。
この「違い」が、
私を壊していった。 

 
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