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合作小説・・・白魔術編

歩実 No.2829|2013/2/23 18:24:58

こんにちは、歩実です。
今回はカエデさんとの合作小説です。
前回カエデさんが立てたスレッドの方で、「やはり交互に書くと分かりづらいだろう」
と思い、別々のスレに書く事にしました。
プロローグはそのスレに書き込んだものと同一です。
 
黒魔術編・・・カエデさん
白魔術編・・・歩実
 
フィクションです。色々足らないところもあるかとは思いますが、
温かい目で見てくださると嬉しいです。
ジャンルは『戦闘・魔法・ファンタジー』です。
感想、コメントは書いて下さると喜びます。
それでは、何話続くかは分かりませんが、ご覧下さい!
 
【白魔術編主人公】
■白城大輝 Hakujyou daiki(男)
・外見は怖いが中は優しい。
・目つきが悪く、女子からも男子からも怖がられる。
・弟が一人居る。
 
【登場人物】
□黒山英輔 kuroyama eisuke(男)
・外見は優しいが中は腹黒い。
・一人称は僕で、クラスのアイドル的存在。
・男子、女子からの支持率が高い。
 
□神然霊兎 Kamizen reito(男)
・主人公の幼馴染で相談役。
・オカルトマニアで、英輔の事を一方的に怨んでいる。
・自称『天才魔術師』の痛い奴。
 
□師匠(男)
・年老いた老人。それ以外は謎である。

 

歩実

2013/3/26 12:5:58 [574]

これからIN率が低くなっていくと思われますので
小説は中止します。
ご迷惑をおかけしてしまってすみません。 

歩実

2013/3/1 19:1:24 [489]

◆第2話
 
俺は時間が過ぎるのをただただ待っていた。
別に、放課後に楽しみにしている事があるわけではない。
この時間が退屈であるだけなのだ。
「大輝ーっ!放課後どっか行かねぇ?」
霊兎が前の席から話しかけてくる。
コイツには彼女が居る。・・・俺とは違って。
親友がリア充・・・。羨ましすぎる。
「お前彼女と帰らないのか?」
そう聞くと、少し困ったような顔をした。
「まあ・・・ちょっとケンカしちゃったしな。気まずいんだよ」
一週間前に付き合ったばかりのくせにもうケンカしてんのかよ。
ついこの前まで相合傘までしてただろ。
ストーカーってわけじゃないが、後ろから見てたぞ。
内心、そう思った。
「別に良いけど。」
そういえば話変わるけどさ、と霊兎は続けた。
「英輔ってさ、非の打ち所がねぇよな」
言われなくても誰でもわかる。
いつも成績はトップクラスでスポーツ万能で金持ち。
あそこまで完璧な人間など居ないだろう。
「俺、アイツの事好きじゃねえんだよな」
あー・・・自分と同じ意見だ。
「アイツの弱点とか何とか見つけ出せねぇかなー」
無いと思うが。
「っていうか、何で嫌いなんだよ?」
思い切って聞いてみた。
「理由は無い。ただ嫌いなだけ」
言いやがったよコイツ。
「俺は―、嫌いっていうか・・・苦手なだけだ」
あまり傷つくような言い方はしたくなかった。
だから、わざとこんな言い方をした。 

歩実

2013/3/1 18:41:11 [786]

二人とも有難う!!
何とか頑張ります!!更新率は低くなるかもしれないけども;
上げます↑ 

デェイラ

2013/2/28 15:16:29 [281]

続き楽しみにしておきます(ーwー
更新頑張れ! 

つばさ。

2013/2/26 17:21:18 [465]

こんにちは〜(*´∀`)
実はひっそり読んでました←
更新、楽しみにしてるよ〜!!
上げます* 

歩実

2013/2/25 19:42:50 [646]

◆第1話
 
俺の家系は変わっていた。
家族全員が黒魔術師なのに対し、俺は全く反対の白魔術師である。
悪魔を召喚し、契約を交わす。
簡単に言えばそれが黒魔術師。
自分で言うのも何だが、俺は家族よりも『善心』が大きいらしい。
だから、白魔術師の血が流れているのだという。
『善心』とは、人に貢献するといった、自分以外の者に幸福をもたらす物。
何故俺だけが『善心』が大きかったのかは分からない。
 
クラスでの優等生。俺はアイツの事があまり好きではなかった。
話もあまりしないし、嫌がらせをされるわけでもない。
けど、何故か苦手なのだ。自分と対称的であるアイツの事が。
名は黒山英輔。
女子にも男子にも友達は多く、はっきり言うとルックスも良い。
少し女顔っぽい気もする、童顔。
正直初対面の時は小学生かとでも思ったほどだ。実際、高校生だが。
「そっか。じゃあ、帰ったらメールするね」
女子に笑顔を振りまく姿はまるで小悪魔である。
「うん、待ってる」
携帯のメアドでも交換したのか、メールの話をしていた。
一方俺は、女子になんかまるで縁は無く、友達は霊兎しかいない。
人が寄ってこないというのは気が付いている。
目つきが悪いせいだ、と霊兎に言われたからだ。
さすがに目つきは治せるものではないと思い、ずっとそのままだった。 

歩実

2013/2/23 18:25:53 [223]

―プロローグー
 
紫の世界が辺り一面に広がり、夜霧が出ていた。
その紫の背景の中心に淡く光る月があった。
風が少し強いせいで、紅葉が一枚、また一枚と落ちていった。
「・・・師匠、俺・・・今度は大切な人・・・守れるのでしょうか」
すぐ隣に居る男にそう、話しかけた。
「ああ、きっとお前は守れる。」
師匠は罪を犯した俺に罪滅ぼしとして教えてくれたものがあった。
俺は、罪滅ぼしで自分が許されるなんて思ってもいないが、
心は前よりもずっと軽かった。
「師匠、絶対に死なないで下さいよ。」
男はふっと笑うとこちらを見ずに返答した。
「それは無理だ。必ず私だって、命を落とす日が来る。」
師匠は俺を指差し、急に真剣な顔になった。
「白魔術。お前にたくすからな。」
それは俺が聞いた、師匠の最後の言葉だった。 

 
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