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<小説集>

ミカコ´Д` No.2713|2012/12/28 0:29:51

どうも!
前の<ホラー小説集>では、作品が溜まりに溜まったので、新しく
作り直し、1からやる事になりました☆
そこで、題名に(ホラー)がついてない事はお気づきでしょうか?w
ここでは、ホラー以外の小説も書いて行こうと思います^∀^
ホラー・友情・恋愛・SF系・ピーチのぴっ のオリジナルストーリー
などを書いて行きたいと思います!
『こういうのを書いてほしい!』というリクエストがあれば、掲示板に書いてもらったり
手紙でも結構です☆

 

ミカコ´Д`

2013/3/5 19:8:32 [931]

書ける分が少なくなってきているので、次のスレに続ける形にします!
お楽しみに★ 

ミカコ´Д`

2013/2/25 19:36:14 [365]

『先生っ・・・・!!』
『あら・・・・福川さん??』
『私・・・・!ソロなんて無理ですよっっ!!!試合会場なんでしょ!!?
学校側どころか、保護者の人や関係者の人もいるのにっ・・・・・』
無理だって・・・・!!ソロなんて・・・・
『何言ってるの!福川さん、よく聞いて?』
先生が向き直って来た。
『先生は、ソロをお願いしたのは最後だからっていう理由じゃないの!福川さんが
誰よりも一生懸命だったからよ!』
誰よりも・・・・・?
『皆が帰ってるなかもしっかり練習して、1度の失敗もすごくくやしそうな顔
してた。だから先生は任せようって思えたの!』
『先生・・・・・・』
それは嬉しい・・・・・でも、ソロなんて・・・・・
『福川さんなら平気よ!頑張ってね』
『あっ!先生っ・・・・・!!』
どうやっても、コンクールまではもう時間がない。
やるしかなかった・・・・・
『あぁぁ〜・・・・・!!失敗したらどうしよ!!!』
「先輩〜、試合の1週間前に何を言ってるんですか〜?」
「そうですよ!頑張ってくださいよ?先輩!」
「そうだよね〜なんてたって、ソロなんだし★」
うぅ〜・・・・・呑気な事言っちゃってさ〜・・・・・・・マジでどうしよう・・・・
 

ミカコ´Д`

2013/2/23 23:3:24 [651]

〜♪〜♪♪♪〜
・・・・・あれ?
『先輩!今っ・・・・・弾けっ・・・・・』
『もう1回!!もう1回弾いてみて下さいっ!』
『うっ・・・・うん・・・・!』
〜♪〜♪♪♪
ひっ・・・・・弾けるようになってる!!!
『きゃーーー!先輩すっごぉぉい!!』
『この部で先輩が1番最初に弾けましたね!すごいです!!』
やった・・・・・やったぁぁぁぁ!!!
これでやっと堂々と永沢君の事を胸張って応援できる!!
やった!!!
ありがとう神様ぁぁぁっっ!!!もう神様大好き!!
『やったよ美菜!あの何回も失敗した難しいパート完璧に弾けるように
なったんだよ!!?』
『おぉぉ!?すごいじゃん!おめでとう★』
嬉しすぎて調子に乗って美菜に電話までして報告してしまった。
でも嬉しすぎるんだもん!
『もう永沢の試合まで時間なかったし、間に合ってよかったね★』
『うんっ!!』
しかし・・・・次の日、衝撃な事実を知る事に・・・・
「先輩!大変ですよ!!」
『?』
後輩が血相を変えて駆け寄って来た。
「あの難しいパート、先輩しかできなくて、急遽あそこの部分だけ先輩の
ソロパートになったそうなんです!」
『えぇぇぇっっ!!?』
嘘・・・・・ソロパートって・・・・・・
 

ミカコ´Д`

2013/2/21 14:18:3 [108]

眠気も覚めた午後。
授業中にボーっと教科書をながめていると、何か目線を感じる・・・・・
私は1番はしの窓側の列。
右側からなんとなく視線を感じるような・・・・・?
何気なく見て見たら・・・・
(あっ・・・・!)
永沢君と目が合った。
目が合うと、永沢君はパッと目を逸らした。
(?????)
何なんだろ・・・・・え・・・?マジで何なの??
・・・・・・・・・・・・・
「って事があったの!」
その授業中の事を後輩に話してみた。
『それって、先輩の事が好きなんじゃないんですか〜??』
・・・・・・・好き・・・・・??
いやいやいや!それは絶対にないって!
「アハハハハ!!んなの、ある訳ないじゃん?馬鹿みたい!」
『いや、でも、視線合うっていうのはあるじゃないですか、現に永沢先輩は
1番前だから黒板見てた可能性もあります。でも、窓側の席の2番目なんて
見る所窓の外か、先輩くらいしかないじゃないですか!』
この子に言われると説得力があるな・・・・・
「でもそれはないって!」
『あります!』
「ない!!」
『ありますって!!』
「ないっっ!!」
『あるっっ!!!!』
「「「うるさいっっ!!!」」」
皆から言われ、言い合いをやめた。 

ミカコ´Д`

2013/2/15 17:13:30 [610]

「何それ協力者って。ミッション??」
「違うよ!例えばさ、そこら辺の女子とかでも仲間にして、席替えの時に
隣になるようにくじ引きをしてもらったり、色々と協力してくれる子を増やすの」
はぁ〜・・・・なるほどね・・・・・
「協力者かぁ〜・・・・・例えば?」
「それは自分で考えてよ〜!」
「へ〜い」
協力者か・・・・まずは美菜でしょ?後輩でしょ?同じ部活の友達でしょ?
あとは〜・・・・・誰が良いだろう・・・・
「協力者ってあんまり多すぎてもダメだし、少な目でいいと思うよ」
「少な目でいいの!?だったら今のまんまでいいや!」
「アンタね・・・・・」
美菜にあきれられつつ、そこから3時間カラオケで過ごした。
・・・・・・・・・・・・・・・
「ふわぁ〜・・・・眠い・・・・死ぬ・・・・・」
昨日は何でかあまり眠れなかった・・・・眠い眠い眠い眠い眠い・・・・眠い!!!
何をしても眠いの言葉しか出てこない!!
そして眠い!!!
フラフラしていると、ドンッと誰かにぶつかった。
「痛ッ・・・・!あ、ごめんなさい!ボーっとして・・・・・て・・・・ぁ!」
ぶつかった相手は永沢君だった。
『別にいいよ』
と言って、ニコッと笑って去って行った。
一気に眠気が冷めた気がする・・・・・あ、やっぱまだ眠いや・・・・・ 

ミカコ´Д`

2013/2/12 16:32:34 [456]

「〜♪♪〜♪〜」
「愛嘩 歌上手いじゃん!さすが吹奏楽部〜」
「何じゃそりゃ」
この歌は去年に吹奏楽部のコンクールで優勝した時に合奏した歌・・・・
本当に大事な歌・・・・・
「そういえばさ、永沢の事どうなったの?」
「えっ・・・・」
美菜は時々、いきなドキッとするような事を言う。
正直焦るんだよね〜・・・・・
「どうもこうもないよ〜・・・・もう・・・・」
話しかけようとしてもダメだし、何話していいかも分からないし、もう嫌だし
いっぱいいっぱいなんだよね・・・・何もかもが・・・・
「美菜がもし私だったらどうする?」
「へ?」
「美菜がもし、私と同じように永沢の事が好きで・・・・悩んでたら・・・・・」
すると美菜は黙り込んで考えた。
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・あれ・・・?美菜??
黙り込んだまんまなんだけど!?
もしかして・・・・聞いちゃダメな事聞いちゃった感じ???
まさかっ・・・・!美菜も永沢くんの事っ・・・・!?
「私だったら、協力者をもっと増やすけどね」
やっと美菜が口を開いた。
「協力者・・・・??」
 

ミカコ´Д`

2013/2/9 16:10:5 [208]

もうどうしたらいいのか・・・・頭の中が混乱して分からない
恋の事とか、演奏の練習とか・・・・受験とか・・・・
「疲れた・・・・」
もう疲れた何か・・・・・
『やっほ〜★元気?愛嘩!』
話しかけてきたのは美菜だった。
「見ての通りだよ・・・・」
「元気そうだね★」
「いやいやいやっ!何処をどう見て元気なの!?」
美菜は疑問そうな顔をして見てくる。
馬鹿か・・・・美菜は(汗)
「何?悩んでるの??」
そういう所だけは鋭いんだよね〜美菜って・・・・・
「うん・・・・恋も演奏も受験もね」
「あきらめるとしたら?」
美菜は意味深な事を言って来た。
「諦めろって言われたら、3つの中のどれを選ぶ?」
「そりゃあ・・・・受っ「馬鹿!!」
・・・・・・・・・・・・
とりあえず、美菜のアドバイス。
演奏と受験に専念しろ!・・・・だそうです。
演奏もできなかったら応援してもイマイチだし、勉強できなくて高校に落ちたら
お先真っ暗。
そりゃあそうだよ・・・・でもさ・・・簡単に言うなーーー馬鹿ァァァ!!!
「まぁ、たまにはストレス発散でカラオケにでも行こっか★」
「行くっっ!!」
そうして土曜日にでもカラオケに行く事になった。 

ミカコ´Д`

2013/1/29 19:44:27 [30]

ありがとう★ 

ピヨ犬

2013/1/29 18:1:31 [604]

下がってる!!!
age! 

ミカコ´Д`

2013/1/26 19:40:12 [150]

『分かった。じゃあここはできる人だけでいいわよ?やる気のない人に
無理させても同じだからね』
「なっ・・・・」
やる気ないって・・・・私だって一生懸命に練習してるのに!
やる気ない訳じゃ・・・・・
『それじゃあ楽器ごとに練習して下さい』
そう言うと先生は行ってしまった。
「むっかつく〜!意地でもやってやるんだから!」
『私もっ!!』
あ・・・・・これって、もしかして先生の作戦?
皆に頑張らせるように・・・・・?
「私だって頑張ろう!」
フルートを持ち上げ、そこの部分だけ練習する事にした。
〜♪♪〜ピッピー!!
「うっ・・・・やっぱここ難しいーーー・・・・!」
テンポ早いのに行き成り音程高くって・・・・そりゃないよ
「こんなに早く指なんか動かないよぉぉ〜」
やっぱ無理なのかな・・・・・
バシーン!!!
? 何の音だろ・・・・・下の方から聞こえてきた
見てみると、テニス部の子が壁打ちをして、ボールを追いかけていた。
永沢君も頑張ってるな〜・・・・・
『もっと素早く!』
顧問の先生は鋭い指示を出している。
早く・・・・・か・・・
『早く動くには、体力や力以外に、動こうとする意思が必要だ!』
動こうとする意思・・・・・?
熱血だなぁ〜さっすが運動部の顧問&体育の先生って感じ・・・・
でもいい考えかも・・・・意思を強く・・・・
〜♪♪ピッピー!
「・・・・・ですよね」
 

ミカコ´Д`

2013/1/25 10:55:14 [807]

「永沢君!腕とか・・・・大丈夫?」
『え?』
教科書を持っている永沢君が顔を上げてきた。
「いや〜・・・・あの、何ていうか・・・・まだ怪我した所が痛むのかなって」
『・・・・・・』
うっわぁ!!!無言!?
お願いだから何かじゃべってよぉぉぉ!!
『大丈夫だよ馬鹿野郎』
とか、絶対に言わないだろうけど言ってもいいからぁぁぁ!!!
・・・・・言わなきゃよかったかも・・・
『大丈夫だよ!ありがとう』
へ?
『そんな事言ってくれたの初めてで』
あぃ?
『平気だから』
うぇ?
『ありがとう』
「・・・・・・はっ・・!いっ いいよいいよ!そんなっ・・・・!大丈夫ならよかった
アハハッ!アハハハハッ!!ハハハ・・・・・」
すると永沢君は嬉しそうにニコッと笑った。
よかったぁ〜・・・・話せた。笑った。怪我も大丈夫。
「ね?言ったじゃん」
美菜がドヤ顔をしながら言って来た。
「ありがとぉぉぉ!!!話せたぁぁぁっ!!!」
「イエー!!」
2人で廊下に出てはじゃいだ。
もちろん、1番廊下側に座ってる永沢君には聞こえないように
・・・・・・・・・・・・・・
『今日は始めの所は飛ばして、1番の難所の所を練習ね!』
え〜・・・・もうここやりたくないよぉぉぉーー!
何回やっても何回やっても何回やっても何回やっても!
ここだけは吹けるようになれない!!!もう嫌だ!
「先生〜、もうここ無くしちゃえばいいんじゃないですかぁ〜??」
『そうですよぉぉ〜!ここって、プロでも難しい所なんですよね?そんなの、
中学生の私達にはむりですよぉ!』
私もそう思う・・・・うん・・・
すると、先生が口を開いた。 

ミカコ´Д`

2013/1/25 10:45:33 [180]

「本当に永沢が初恋なの??」
「うん・・・」
そりゃあ、気になる人は居たよ?
でも、好きではなかった。永沢君だけが好きになれた。
「へぇ〜・・・今時に結構めずらしいんだねぇ」
「そぉかな?」
美菜は結構、恋愛とかしてそうだな〜・・・・
「そういえばさ、永沢君って前に怪我してたよね」
「怪我?」
「そう。高い所から落ちて腕大怪我しちゃったんだって」
そんな事があったんだ・・・・・
「今は大丈夫なのかな??」
「分からない。でも、時々きつそうな顔してるよ〜・・・かわいそうにね
永沢みたいないい人余計かわいそうになる」
その時、調度前を永沢君が通った。
ホントだ・・・・・!
永沢君は右利き。美菜いわく、大怪我をしたのは右手らしい。
ペンを持つ時以外は、カバンも教科書も全部左手で持ってる・・・・・
負担をかけないようにかな・・・・
「あぁいう時、普通はその辺の人が手伝ったりしてくれるんだろうけど・・・・
皆、自分の事ばっかだよね。こう見ると」
美菜はなんていうか・・・周りをよく見てて、何でも気が付く子。
人のちょっとの変化でもすぐに気付く。
私は〜・・・・・大きい変化しか気づかないけどね・・・^^;
「何なら、永沢の事手伝ってあげたらどう?」
「はいっ!!?何で!?」
そんなの無理だって!
「だって、手伝うだけなら親切な子なら誰でも、どんな事でもできるし、
変じゃないでしょ?私はそんな気ありませんよーって感じで行けば、相手も
気にならないって!」
「何言ってるの!そんなの無理だって!!」
「無理無理言ってないで早く行け!やれっ!!」
美菜はそう言うと、無理矢理私を永沢君の方へ押した。
「えぇ〜・・・・」
チラリを後ろを振り向くと、美菜が口パクで『行け』と言って来た。
もう後には戻れない・・・・・
よしっ!行こう・・・!! 

ミカコ´Д`

2013/1/23 19:13:57 [282]

うぅ・・・笑顔がまぶしいっっ!
こんな優しい笑顔よくできるなぁ〜・・・・
私なら他人に笑顔する時なんか絶対に引きつると思う!うんっ!
何だろ、永沢君って可愛い女の子みたい。
でも、可愛い女の子って言われて喜ぶ男子は居ないと思う・・・・言ったら絶対
機嫌悪くさせるよね・・・・
「はぁぁぁーーー・・・・自分が分からない」
永沢君の事好きなの??こっちが聞きたいよ!好きなの!?
分からない!!!
・・・・・・・・・・・・・・
「何〜?また永沢君の事?」
「そうじゃない・・・・って言ったら、嘘になる・・・・」
今日も美菜に相談に乗ってもらっている。
もう便りは美菜しか居ない!!
「永沢って誰にでも優しいタイプじゃん?だから誤解するような女子がうじょうじょ
居るんだよね〜・・・・」
「それって私の事?」
「違うよ!愛嘩は別として、例えば〜・・・あそこら辺のグループとか?」
そう言って美菜は中心に居るグループの子を指さした。
「あぁいう子に取られないようにね!」
「取られないようにって・・・・付き合ってもないからね!?」
美菜は時々びっくりする発言をする。
「ってかさ、愛嘩は何をそんなに恐れてるわけ?見たところ全然自分から
アタックしてないじゃん」
「だってさ・・・恥ずかしいんだよ!?こういうの!慣れてないし・・・・・」
「初恋なの?」
「うん・・・・」
小学校の時も好きな子はあんまりいなかった・・・・
永沢君が初めて・・・・・初恋の人 

ミカコ´Д`

2013/1/20 12:24:22 [712]

「6時までかぁ〜・・・」
いつもの連中場所の渡り廊下に行くと、今日も男テニの練習風景が見えた。
(あっ!永沢君だ!)
今日も永沢君は一生懸命に練習をしていた。
何だろう・・・・永沢君見てたら、何か私も頑張れるような気がする・・・・・
『先輩?どうしたんですか?』
「えっ!?あ、何でも・・・」
『あ〜!分かったぁぁー。先輩、また永沢先輩の事見てましたねぇ?』
うっ・・・・!鋭い・・・・!!
『あ〜、なるほどね〜』
『告白しちゃえばいいじゃないですか〜!先輩、可愛いし!大丈夫ですよ』
簡単に言ってくれるな・・・・ってか可愛くないし!!
「さっ!早く練習するよ!!」
『誤魔化したぁ〜!』
『話聞かせてほしいです!永沢先輩って、どんな人なんですか?』
「うるさぁ〜い!」
・・・・・・・・・・・・・・
はぁ・・・・今日は色々と疲れた・・・・・
後輩からの質問は長いし、困るし・・・・はぁ〜・・・・
まだ永沢君の事、好きかどうかも自分でも分からないのに!
「落ちたよ」
「は?」
後ろから声がして、振り向くと・・・・・
「永沢君!!!?」
そこにはポーチを持った永沢君が立っていた。
「ポーチ落としてたから」
「あっ!!ホントだ!カバンのチャック開いてた・・・・ありがとう!」
そう言うと、永沢君は「いいよ」と言うように、ニコッと笑って去って行った。 

ミカコ´Д`

2013/1/20 12:17:23 [964]

確かにねww 

ピヨ犬

2013/1/18 16:57:21 [2]

え〜
6時までは嫌です! 

ミカコ´Д`

2013/1/17 16:22:22 [575]

「それが・・・どうしてもここが吹けなくて」
『あぁ〜・・・そこねぇ!そこの部分は皆も難しいって言ってできてない子が
多いし、焦る事はないわよ』
「そうですか?」
『それよりも、この曲は男テニの試合の応援の時に吹く曲だから!それに、
福川さんのソロパートもあるしねぇ〜♪』
「ちょっ・・・・!先生ーー」
からかわないでよ!もぉ!!
・・・・・・・・・・・・・
「どうやったら何から何まで上手くいくんだろ・・・・」
最近、何もかもが上手くいかなくて、正直やる気さえでない・・・・・
てゆうか疲れた。
「ソロパートとかできないし・・・・失敗して笑われるのがオチだよ・・・」
それに・・・・永沢君の事も・・・
「告白とかどうやったらできんの!?告白とか絶対に無理!!」
告白できる人とか、絶対に心臓が鉄でできてるよ!
・・・・・・・・・・・
『それじゃあ、皆で1回合わせてみます!』
「「「「はい!!」」」」
〜♪♪〜♪♪♪〜
よしっ!出初めはオッケー!
それから順調に合奏が続き・・・・・
あの難関の部分にきた。
〜♪〜ピー! パプ〜 ピッピー!
色んな楽器の音程がはずれ、曲は一気に乱れた。
『ストップ!う〜ん・・・・やっぱりここねぇ〜・・・・』
顧問の先生も悩んだ顔をしている。
『もう少し練習の時間を増やしましょうか!今日は6時まで!』
「「「「えぇーー!!?」」」」
『えーじゃない!!』 

ミカコ´Д`

2013/1/14 21:59:57 [1000]

ありがとう★ 

ピヨ犬

2013/1/14 18:50:45 [898]

上げマース 

ミカコ´Д`

2013/1/13 21:23:47 [824]

告白か・・・・そんなの夢のまた夢だと思ってた事・・・・
「マジでどうすればいいんだろ・・・・」
今、行き成り告白したって、永沢君はびっくりするだけだよね・・・・・
もっと仲良くなってから?
でもその『仲良く』なる段階も今じゃ考えられない・・・・・
「あーーー!!恋って難しいっ!」
『先輩!?どうしたんです!』
後輩がびっくりしたように見ている。
そっか・・・・今、部活中じゃん!!
『先輩、それならこの夏がチャンスじゃないんですか!?』
「へ!?」
『先輩は、今、運動部の試合を応援する合奏団に入ってるじゃないですか!
それでその永沢先輩はテニス部』
「あ、そっか!私が合奏する部活って、今回はテニス部だ!」
『そうですよ!それをきっかけに仲良くなっちゃえばいいんですよ!!』
ホントだ!後輩頭いい〜!!
「そうだね!うんっ!そうしてみる」
『頑張ってください!先輩!』
よしっ!そのためにも、一生懸命フルートの練習しないと!
〜♪♪♪〜♪♪〜♪♪♪
「う〜ん・・・・やっぱここの部分ができない・・・・・」
いつもの所でつまずいていた。
後の所は大丈夫なんだけど・・・・どうしてもここだけが無理!!
「どうしよぉ〜!!」
『福川さん?どうしたの』
「あ、先生!」
顧問の先生が来てくれた。 

ミカコ´Д`

2013/1/12 15:25:55 [639]

そうか・・・・恋って・・・誰でもできるんだ!!
『とにかく、頑張ってくださいよ先輩!!』
『そうですよっ!!成功したら、私達も凄く嬉しいですから!!』
「うん・・・・?頑張る??」
『何で疑問形なんですか!?』
・・・・・・・・・・・・
「恋か・・・・そうかも・・・・」
「ほらぁ!やっぱり愛嘩って永沢の事好きだったんじゃン!!」
美菜に言われ、改めて自分が永沢君に恋をしている事を実感した。
恋か・・・・・恋なのかぁ〜・・・・
「私は絶対に応援するからね!頑張って告白しなよ!?」
「告白!!?無理無理無理っ!!!絶対に無理!絶対に嫌っ!!」
「ふざけんなぁ〜!恋したイコール告白だろーが!」
「告白なんか、そんな柄にもない!!」
私が告白なんか、はっきり言ってできる訳ない!成功するはずないィィ!!
「告白なんか、そんなのしようと思ったら誰でもできるの!本人の、自分の
意思次第なのっ!」
「だから無理だって!」
何か、恋してるって思ったら、無駄に意識しちゃう・・・・前なら普通に話せたのに
今だったら、話すだけでも緊張する。
「無理だよ・・・・・告白とか・・・」
「無理って言ってるから無理なの!できるって思ったらできるの!!」
「そんな無茶苦茶な・・・・・」
 

ミカコ´Д`

2013/1/12 15:20:28 [378]

『全然!まぁ、びっくりはしたけど、叫びたくなる気持ちなんか分かるし』
ちょっとめちゃくちゃな気はするけど、やっぱ永沢君って優しい!
私だったらドン引きする!!うんっ!
「ほら!永沢の性格なら、何とも思わないって言ったじゃん!」
「うん・・・・まぁね」
恥ずかしい所見られたのは事実なんだけど・・・・
「愛嘩って・・・マジで永沢の事好きなの?」
「だから!違う・・・・事はない・・・・けどっ・・・そういうんじゃ・・・・え〜っと」
意味が分からなくなってきた・・・・訳分からない・・・
自分の事なのにね。
「でも〜・・・・あー、今は言わないでおくね」
「え?何??言ってよ〜!」
「2人が上手く行った時にでも言うわ」
「何それ!だから別に・・・・永沢の事なんて好きじゃ・・・・・」
やっぱり『ない』って言いきれない。
もしかしたら・・・私・・・・本当に永沢の事好きなのかな??
・・・・・・・・・・・
部活の時、いつもみたいに渡り廊下で練習していた。
そして気づいた。
私って・・・・・永沢君の事・・・・いつの間にか目で追ってる気がする・・・・
それに、見てるだけで何か・・・・幸せっていうか・・・・・
胸がめちゃくちゃ痛くもなる。何か締め付けられてるって感じ・・・・・・
『それは恋ですよ先輩!』
「えぇぇ!?恋!?」
部活の後輩に相談してみたら、それは恋だと言われた。
『よかったですね!先輩!!」
そうか・・・・・これって恋なのか・・・・・恋か・・・・恋・・・・・
・・・・・・恋ィィ!!?
私なんかが・・・・恋!?
はっきり言って、あまり私は恋らしい恋というものをした事がない。
これが多分、初めての恋。 

ミカコ´Д`

2013/1/12 15:10:35 [144]

「でもさ、永沢って・・・・まぁ、言いふらすタイプじゃないじゃん?」
「そういう事じゃなくて!!どうしよっ・・・・永沢君・・・・どうやったら忘れて
くれるかな!?恥ずかしすぎる!」
「でもいいじゃん!愛嘩って永沢の事、絶対好きでしょ?」
予想外の事を言われた。
「えっ・・・・?私が永沢の事・・・・好き!!?」
「見てたら分かるよ」
えっ・・・・!って事は、私・・・・知らない間に永沢君の事とか見てたり・・・・?
でも私・・・・別に永沢君の事なんか好きじゃないような気がするし・・・
「気のせいじゃない・・・・・かな・・・・?」
「いや?でもさっきの恥ずかしい!とか言ってたけど、結構いいんじゃない?
相手に印象を強く残す事って大事だし!」
「だからっ!別に永沢君の事なんて・・・・好きじゃ〜・・・・・」
でも・・・『ない』ってはっきり言いきれない・・・
「まぁ頑張ってよ!私は応援するから♪」
「えっ!?ちょっ・・・・美菜ぁぁ!!」
結局何だったんだ!?別に大したこと言わずに去って行ったよ!!?
「馬鹿ーー!!私も美菜も・・・・・」
・・・・・・・・・・・
「あの〜・・・・永沢君・・・・」
『ん?』
次の日、クラスで永沢君の席まで行った。
「昨日の事なんだけど〜・・・・何か、びっくりさせちゃってごめんね!?」
『いや、別に・・・・全然いいよ!』
「でも何か〜・・・めちゃくちゃ恥ずかしい所見せちゃったし・・・・」
 

ミカコ´Д`

2013/1/12 15:0:26 [804]

「はぁ〜・・・・疲れたっ!息がっ・・・・・!」
楽器を吹きすぎて少し酸欠気味になってきた・・・・
「げほっ・・・・!あーーーもう!何回やっても何回やってもっ・・・!
あの場所だけは全っ然できないしっ!!!」
段々イライラしてきた・・・・
私は誰もいない所を確認して、すぅ〜っと息を吸い込んだ。
「バカーーーー!!!!こんなテンポ早い曲なんか知るかぁぁぁーーー!!」
渡り廊下の上からそう叫んだ。
「ふぅ〜っ!!スッキリしたぁぁーー!!!イェーイっ・・・・・あ・・・・!」
そう叫んで横を見ると、そこには永沢君の姿が・・・・・
永沢君はポカンとした様子でこっちを見ている。
ラケットをカランと落とした。
「いやっ・・・・あのっ!違うんだよちょっと!これはっ・・・・!」
あたふたしながら言い訳をしても逆効果・・・・
『いやっ・・・・あの・・・まぁ、頑張ってね!』
永沢君は苦笑いをして、そそくさと逃げるように去って行った。
「待ってェェェ!?ちょっとぉぉ!!」
恥ずかしすぎるーーー!!!何やってんだ私ィィィ!!馬鹿ーーー!!!
私は恥ずかしさのあまり俯いた。
すると・・・・・
「あれ?愛嘩?何やってんの」
「!!美菜!」
違う部活の友達の美菜が通りかかった。
「どうしよう美菜ぁぁ!!」
私は美菜にさっきの恥ずかしい事を話した。
 

ミカコ´Д`

2013/1/11 16:18:20 [843]

ありがとうございます!! 

ななピン

2013/1/10 20:0:49 [876]

ミカコさんの小説すごく面白いです^^
続きが気になります!
頑張ってください!! 

ミカコ´Д`

2013/1/10 17:21:21 [852]

「よしっ!練習やるぞォォーー!!」
『先輩!!?行き成りどうしたんですか?』
後輩がびっくりした様子で見ていた。
〜♪〜♪♪♪〜♪
「〜♪〜♪♪・・・あっ!またここで間違えた・・・・!」
どうしてもこの部分は吹けない・・・・ソロに入る前の大切な所なのに・・・・
「ここ吹けないな〜・・・・」
『あぁ〜そこ難しいですよね!すぐに指を入れ替えないと間に合わないし』
どうしても1歩手前の所に指をしちゃうし・・・
〜♪♪〜♪〜♪♪♪
『それじゃあ今日の練習はここまで!』
どうしよっかな・・・・残って練習していこ!
「先生!今日残ってもいいですか?」
『いいわよ』
先生に許可を貰って、フルートの練習を始めた。
「んー・・・・やっぱりここが弾けない!!」
どうしてもいつもの所で間違えて止まってしまう。
「何かもう嫌になってきたーー・・・・ここだけ上手く誤魔化しちゃおうかな」
もう何か、それでいい気がしてきた・・・・帰ろう
『永沢!もうちょっと走って!!』
永沢君だ・・・・
テニスの部活中に注意されていた。
永沢君は偉いな〜・・・・諦めるっていう事もしないし・・・・努力してるっていうか
「・・・・・私ももっと練習頑張ってみよう!」
〜♪♪〜♪〜♪♪♪〜 

ミカコ´Д`

2013/1/10 17:2:47 [430]

『うわぁ!!先輩、蜂!!』
「え?うわぁぁ!!」
蜂が前から飛んできた。私は虫が死ぬほど嫌い!
「きゃぁぁぁ!!どっか行ってーー!」
蜂を追い払おうと暴れていると、手に持っていた大切なフルートが、手から
抜けてしまった・・・・
「あっ・・・・!フルートが!!」
フルートが2階の渡り廊下から落ちてしまった。
壊れたらヤバイっ!!
と、思ったけど、そのフルートはたまたま男子テニス部の子のカバンの上に
落ちて、とりあえず最悪の事態はまぬがれた。
「ごめん!ちょっと下までフルート取ってくるね!!」
『は〜い』
練習の邪魔しちゃったし謝らないと・・・・
「あの〜・・・・フルート落としちゃったんですけど・・・」
『あ、コレ??』
そう言ってフルートを持って近づいてきてくれたのが永沢くんだった。
「あ、ごめん!ありがと!!」
『いいよ。練習中?』
「え?あぁ・・・うん。もうちょっとで大会やし・・・」
『そっちも練習頑張って』
そう言って、フルートを渡して去って行った。
練習とか邪魔したのに、全然怒ってない・・・・おまけにフルートまで渡して
くれて・・・・噂通り、永沢君ってホントに優しい!
(尊敬するわ〜・・・・) 

ミカコ´Д`

2013/1/10 16:53:39 [131]

次の日・・・・・
今日は渡り廊下での楽器の練習。
この2階の渡り廊下からは、運動場が全部見えて、運動部が練習している
姿が見える。
(あ!男テニだ!!)
テニス部はまた渡り廊下の下で練習している。
すると、永沢くんが見えた。
(わぁ・・・・!永沢君、すっごいテニス上手!)
テニス部は壁打ちの練習をしていたけど、永沢君はタイミングも位置も完璧
だった。
勉強も結構できるし、永沢君ってすごいな・・・・・
『先輩?何見てるんですか??』
「・・・・・・え?あ!!何にも見てないよ!?ボーっとしてただけで!」
声裏返った・・・・ばれたかな?
『先輩・・・・もしかして、男テニの方見てましたぁ〜??』
後輩はニヤニヤしながら言ってきた。
「見てないよ!!全っ然見てない!!見てないからね!?」
『必死になってる所が怪しいよね〜!』
『ホントホントーー』
これ以上言ったら余計からかわれる!!
私は咄嗟にそう思って、フルートを吹き続けた。
私って・・・・永沢君の事好きなのかな?・・・・いや、でもそんなわけないか。
ただ上手で、練習頑張ってるから『気になった』っていうだけだよね!!
そうだよね!!・・・・・・そうなの? 

ミカコ´Д`

2013/1/10 16:43:30 [178]

『じゃあ、今日の部活はここまで!』
「先輩、さようなら〜!」
「うん!また明日ね」
そうして帰ろうとしていると・・・
『福川さん!ちょっと来て』
「え?あ、はい!」
突然、顧問の音楽の先生に呼び止められた。
『今度、運動部の試合の応援の演奏、フルートのソロをお願いね!場所は
ここの広場のコートで試合をするから・・・・ここらへんに吹奏楽部を配置
してもらうわね!』
私の学校の吹奏楽部は、地域や県の大会で優勝し、評判もいいため、
同じ学校の部活の試合の時は一緒に連れて行ってもらい、応援の演奏をする。
「そうなんですか。それで、どの部活の応援に行くんですか?」
『テニス部よ。男テニ』
「男子テニス部ですか?」
そういえば、さっきも練習してたの見たな・・・・
『この大会は運動部も最後だから、福川さんも頑張ってね!』
「はいっ!!」
私は応援歌の楽譜を受け取り、早速楽器を家に持ち帰って練習する事にした。
(この曲テンポ早いし・・・・難しいなぁ〜・・・)
〜♪〜♪♪♪〜
「〜♪♪〜・・・・あ!!間違えたっ・・・!」
これで10回目くらい・・・・しかも同じ所で・・・・・
「はぁ〜・・・・ソロとか無理だし・・・・後輩の子の方が私より上手い子居るしな〜」
 

ミカコ´Д`

2013/1/10 16:35:47 [890]

ありがとう☆ 

ピヨ犬

2013/1/10 15:59:9 [408]

今度は恋愛・・・
ドキドキ!!!♥ 

ミカコ´Д`

2013/1/9 18:52:53 [141]

ひろみちゃんありがとう☆ 

悠木ひろみ

2013/1/9 17:38:4 [8]

初めて読みましたが、すっごいおもしろかったです>ω<
これからも楽しみにしてます^^
 

ミカコ´Д`

2013/1/9 17:5:56 [225]

〜♪〜♪♪〜
放課後に鳴り響く楽器の音。
『もうちょっと息長くして』
「はいっ!」
吹奏楽部に入ってから・・・もうこんなに経つんだなぁ〜・・・
私はボーっと窓の外を眺めていた。
冬の文化祭の演奏で引退・・・・正直、引退なんかしたくないっ!!!
『福川さん!3年生の先輩がさぼっててどうするの!?』
「あ、すみません・・・・」
音楽の顧問の先生に注意されて、慌てて楽器の練習を再開した。
フルートの音ってホントに綺麗・・・・
吹く度に、綺麗な高い音が出て・・・・何か癒される。
「ボールそっち行ったよ!」
『は〜い!』
その時、窓の外に運動部の子達が見えた。
あ・・・・運動部ってこの下でも練習してるんだ・・・・男子テニスかな?
男子テニス部は部員が結構多い・・・・
1番多いには、やっぱり私達、吹奏楽部かな?
(あ、あの子・・・・確か同じクラスの永川くんだっけ・・・・)
永川くんとは同じクラスで、頭が良くて、優しい事でも有名だった。
永川くんの事が好きっていう子も多い。
(ちょっと分かる気がするな〜。いっつも真面目だし、誰にでも優しいし)
その時は、それくらいしか思ってなかったのに・・・・・ 

ミカコ´Д`

2013/1/9 16:57:46 [277]

福川 愛嘩(ふくがわ あいか)
  中学3年生。吹奏楽部に入っていて、運動部を応援する合唱団に入って
いて、練習をしている。

永沢 正英(ながさわ まさひで)
  愛嘩と同じクラス。テニスの部活をしている。優しい事で有名な子。
☆今回はこのお二人さんでw
 〜あらすじ〜
中学3年生の愛嘩は、吹奏楽部に入部している女の子。ある日から、
同じクラスで運動部に所属する、永沢の事が気になり始める・・・
運動部の試合を応援する合奏団に入っている愛嘩は、楽器を演奏して、
ひたすら永沢の事を応援する事に決めた。
しかし・・・・・ 

ミカコ´Д`

2013/1/9 16:12:4 [10]

ホラーはこれで完結です☆
今日からは恋愛小説を書いて行こうと思います^∀^ 

ミカコ´Д`

2013/1/9 16:11:35 [315]

「じゃあ・・・・何で払えばいいんですか?」
『それは、代金を払う時に分かる事ですよ。この子のようにね・・・』
店長さんは、前に私が可愛いと言っていたminamiと、書かれた人形を
掴みあげて言った。
「・・・・・失礼しました・・・!」
私は大急ぎで、そのお店を出た。
家に着くまで、その勢いは収まらなかった・・・・・もしかして・・・あのお店はっ・・・!
【何であの子は逃がしたの・・・・元の姿に戻してよっ!!】
か細い声がminamiと書かれた人形から聞こえてくる。
『お支払いは、貴方の命で・・・・・って事言えないでしょう?』
店長さんはその人形を置いて、向き直った。
『皆様もお願い事があれば、ご来店お待ちしております・・・お支払いは、
お支払いの時に分かりますよ』 

ミカコ´Д`

2013/1/9 15:58:2 [511]

『うぅ・・・・・』
お母さんの目が覚めた!?
今覚めたら危ないっ・・・・・!!
私は横に、アロマキャンドルがたかれているのに気付いた。
火はついている。
私はキャンドルを持って、思いっきりマリーに火を押し付けた。
【きゃぁぁぁぁっ!!!!】
「うわぁっ!」
マリーは火に包まれた。
私の首を縛っていた髪の毛も、火で焼け落ちた。
「はぁっ・・・・はぁっ・・・・あ!お母さん!大丈夫!?」
『う・・・・あれ?お母さん・・・・倒れちゃってた?』
よかった・・・マリーの事は気を失って覚えてないみたい・・・・
『嫌だ!ちょっとサクラ!?これは何?』
「あっ・・・・それは〜・・・人形抱っこしてたら、キャンドルの火が燃え移っちゃって
さぁ〜・・・・・すぐ片づけるから!!」
『怪我はないの!?』
「うんっ!大丈夫だよ!」
私はマリーを袋に入れて、その袋をロープでぐるぐるに縛った。
これを・・・・あのお店にもっていかないと・・・・
・・・・・・・・・・・・・
『そうですか・・・燃やしてしまったんですね』
「すみませんっ!!お母さんが危ないと思って・・・・弁償します!」
『いえ、結構ですよ。これはお金では払えませんから・・・・』
「・・・・・・え?」
『ここにあるお人形は、お金が代金ではないんです』
お金が代金じゃない・・・・・? 

ピヨ犬

2013/1/9 14:33:45 [749]

マリー怖ーい 

ミカコ´Д`

2013/1/8 17:53:51 [417]

その日の夜、寝ていたらふと目が覚めた。
「あれ・・・・?」
隣で寝てたマリーが居なくなってる・・・・?
「まさかっ・・・!!」
私はとてつもなく嫌な予感がして、急いでマリーを探しに行った。
「マリー!?何処なの?」
探しているうちに、何か階段から物音がした。
「マリーっ・・・・きゃぁぁぁぁっ!!!」
嘘でしょ・・・・!?
そこにはハサミを持ったマリーの姿があった。その前には・・・・・
「お母さんっ!!大丈夫!?」
マリーを押しのけて、階段の下で気を失っているお母さんに駆け寄った。
今、仕事から帰ってきたみたいで、マリーを見て驚いたのだろう。
「マリー!!やめてっ!部屋に戻りなさい!」
【い・・・・や・・・・・・だ・・・】
「きゃぁっ!!」
マリーはか細い声でそう言うと、はさみを投げつけてきた。
顔に当たって、そこから血が出てきた。
「やめてマリー!!お母さんには手を出さないでっ!」
【あ・・・・なたには・・・・ワタシが居るだけで・・・・・イイノ・・・・】
「それは私が決める事!マリー、部屋に戻って!」
強気で言わないと、丸め込まれちゃう・・・・
【だ・・・・ま・・・・れ・・・だまれ!!!】
「っっ!!?」
マリーの髪の毛が伸びてきて、私の首に巻きついてきた。
「やめてっ・・・・マリー!!」
【死ね・・・・・死んじゃえ・・・・死ね・・・・・】 

ミカコ´Д`

2013/1/7 14:10:37 [729]

『そうですか・・・マリーがですか』
「はい・・・・この子、ヤキモチ焼きっていうか・・・束縛というか」
『この子に、あんまりにも贅沢をさせたりしませんでしかたか??』
「贅沢・・・・・?」
そういえば・・・・豪華なドレス着せてあげたり、人形の家用意して、専用の
部屋やベッドを作ってあげたり・・・・お風呂に入れたり、化粧水で整えて
あげたり・・・・・
『この子達に、あまり豪華な事をすると、性格が我儘になってしまうんです。
貴方を束縛したりするのも、そのせいでしょう・・・・』
「そんなっ・・・!どうすればいいんですか?」
『この子をウチで少しの間閉じ込めて置きましょうか?そうすれば、
貴方達に被害は出ません。この子達は私のいう事をちゃんと聞くので』
「貴方達って・・・・私以外にも被害が?」
『貴方のご両親、お友達などを・・・・・殺しかねないという事です・・・」
「!!!?」
お母さんや・・・お父さん、友達までも殺すって事・・・・?
「それは嫌っ・・・・!でも・・・・マリーに尽くせば、いつも家族が家で待って
いてくれる、一緒にご飯も食べられる!家でも寂しくなくなる!!」
私はマリーを奪うように取り上げた。
「やっぱり持って帰ります・・・・この子が居ないと・・・また1人になるっ!」
・・・・・・・・・・・・・
「ねぇ、マリー・・・明日は学校行くよ?いい??」
ゴトンッ!!
『ダメ』と言うように、マリーはベッドから落ちた。
「ごめんね!分かった!行かないから、またお父さんとお母さんを家に帰って
来させて!ね?」
バターーーン!!!!
また人形の家が倒れた。
お父さんとお母さんがマリーに殺されちゃうかもしれない・・・・
でも、マリーが居てくれれば寂しくもなくなる・・・・ 

ミカコ´Д`

2013/1/7 13:45:19 [977]

「マリー!行ってくるね!」
ゴトンッッ・・・!
「・・・・・?」
何か音がした・・・・
振り返ると、マリーが棚の上の人形の家から落ちていた。
「大丈夫?マリー・・・・」
マリーをもう1度人形の家に戻して、部屋を出ようとすると・・・・
ゴトンッ・・・・!!
またマリーが落ちた・・・・何か・・・おかしくない?
「何・・・?どうしたのマリー・・・・出て行ってほしくないの??」
すると、マリーは『そうだよ』と言うように、また床に落ちた。
仕方ないなぁ・・・・
「今日だけだからね?学校あんまり休んじゃいけないんだから」
学校に電話を入れて、今日は学校を休むことにした。
・・・・・・・・・・・・・
「ねぇ、マリー、明日は学校行くからね?ちゃんと我慢するんだよ?」
私はトイレに行こうと部屋を出ようとすると・・・・
ガッシャーーーン!!!!
「え!!?何っ?」
見ると、人形の家ごと棚から落ちてしまっていた。
「マリー・・・・?何なの!?トイレにも行っちゃいけないの!!?」
人形の家を棚の上に戻し、散らばった破片や小さな家具を並べ直した。
もう1回・・・・あのお店に行ってみよ・・・・
私はカバンの中にマリーを入れて、急いでお店に向かった。 

ミカコ´Д`

2013/1/7 13:39:35 [859]

すると・・・・
「「ただいま〜」」
え・・・・・お母さん!!?お父さんの声も・・・・!
玄関からお父さんとお母さんの声が聞こえた。
すぐに玄関に向かうと、お父さんとお母さん2人が立っていた。
「2人共!何でこんなに早いの!?どうしたの!?まさかッ・・・クビ!!!?」
『馬鹿!違うわよ』
『今日は仕事が早く済んでなぁ!お父さん含めて、社員全員帰らせたんだ』
うっそーーー!!
『今日は3人でご飯食べに行きましょうか!』
「いいの!?やったぁぁぁ!」
私は着替えるために部屋に急いだ。
「マリー!これもマリーのおかげ!?本当にありがとう!ちょっとの間
寂しいの我慢してね?行ってきます!」
・・・・・・・・・・・
「今日は楽しかったぁ〜!マリーのおかげだよ!」
マリーはいつもと変わらない表情で微笑んでいる。
「明日になったら、もっと豪華なドレスあげるからね♪」
マリーのためなら何でもしてあげるよ・・・・マリーも私のためにしてくれて
るんだから。
・・・・・・・・・・・・・・
「ねぇお母さん!今日も早く帰ってきてほしいなぁ〜」
『何言ってるの〜、昨日は特別よ!』
『じゃあお父さんたちはもう行くから、学校行く時気を付けるんだぞ?』
「うんっ!!行ってらっしゃい!」
 

ミカコ´Д`

2013/1/7 13:32:46 [972]

次の日・・・・・
「サクラ、今日遊びに行かない?」
「あ、ごめ〜ん!今日はダメなんだ〜!」
何だろ、今日は友達の誘いを断った方がいい気がしてた。
「ただいま〜」
私は部屋に戻って、すぐに人形の元に向かった。
「昨日は一緒に居てくれてありがとね。今日は専用のベッドあげるから♪」
昔たくさん買ってもらった人形の家の中から、ベッドを出して、その子を
寝かせてあげた。
「っていうか、もう面倒くさいから、人形の家の中にでも入れとこ・・・」
買ってもらった人形の家は、とても大きく、赤ちゃんだったら寝かせられる
くらいの広さがある。
シャンデリアも着いていて、キッチンなど、電気を入れれば本当に使えるモノ。
小さい時からいつも家で1人だったため、親戚や親はたくさんの豪華なモノを
買ってくれた。
昔から・・・・・家族でご飯を食べた事があまりなかった・・・・
「ん?この人形・・・・何か書いてある」
mary・・・・「マリー?そっか!この人形の名前か!!」
マリーって言うんだ!
「マリーはいいよねぇ・・・・初めからそんなに可愛く作ってもらえて・・・・スタイル
もよくってさぁ〜・・・・よしよし」
もう1度私はマリーの頭を撫でた。
 

ミカコ´Д`

2013/1/7 13:19:33 [31]

はははwww 

ピヨ犬

2013/1/6 18:26:28 [796]

なになに・・・
ゾクッ
キャアアア!!・・・なんちゃって
上げとく!!! 

ミカコ´Д`

2013/1/6 16:8:55 [835]

感想ありがとう☆ 

みったん

2013/1/6 15:19:55 [718]

なんかゾクッとするw 

ミカコ´Д`

2013/1/6 15:11:44 [213]

「お母さんもお父さんも・・・どっちかでいいから、家に居てくれればいいのに
せめて1人じゃなかったらな〜・・・・」
『それが貴女の願いですか?』
「・・・・・・え?」
行き成り何言い出すんだろ・・・・
『この子達は、人の願いを1つだけ叶えてくれるんですよ。自分を大切にして
もらえば、大切にしてくれるほどね』
「願いを・・・・?」
そんな子供だましみたいな・・・・・
『無料でその子を差し上げます。嘘か本当か・・・・試してみますか?』
無料か・・・・それなら嘘でも許せるし。
「はい!貰います!」
『ありがとうございます。この子も喜んでいますよ・・・・ただし、あまりこの子を
寂しがらせないで下さいね。この子達はヤキモチ焼きで、寂しがり屋なんです
あまりヤキモチを焼かせると、何するか分かりませんよ?』
「ハハハッ!はい、分かりました!」
私はその人形を抱っこしてそのお店を出た。
・・・・・・・・・・・・・
今日もテーブルの上に料理が置いてある。
私は隣の席にその人形を置いて、ご飯を食べた。
・・・・・・・あれ?
何だろ・・・・・いつもよりご飯が美味しく感じるっていうか・・・・楽しい?
やっぱ人形でも、何かあるのとないのでは違うんだな〜・・・・
「ありがとね」
私は人形の頭をたくさん撫でてあげた。 

ミカコ´Д`

2013/1/6 15:6:15 [455]

次の日の帰り道・・・
友達と公園で話していると、すっかり夕方になってしまっていた。
「もうそろそろ帰らないと!お母さんうるさいんだよね〜・・・それじゃあ、
また明日ね!」
「うんっ・・・・!また明日・・・・・」
いいな・・・・お母さんがいっつも家に居て帰るの待ってくれてるなんて・・・・
こんなに早く家帰りたくないし、ちょっと時間潰してこう・・・・
公園を出ようとすると、向こうの方に一軒の建物があるのが見えた。
「何だろ?」
行ってみると、そこは小さな可愛いデザインのお店のような建物だった。
〜The doll which grants a wish〜
そうお店の看板に書かれていた。
「dollって事は・・・・人形のお店??」
人形は昔から大好きで、家の廊下にもフランス人形などのアンティークが
飾られている。
「ちょっと見てみよう・・・・」
私はそのお店に入った。
『いらっしゃいませ』
入った瞬間、目の前に背の高い男の人が立っていた。
このお店の人かな??
「可愛いお人形ですね!コレとか・・・・」
『ありがとうございます。その子は最近お店に飾ったばかりの子でしてね、
とても評判がいいんですよ。minamiは』
「へぇ〜・・・minamiちゃんって言うんですか?可愛いですね!」
何だろ、この人形は他のより髪の毛とかも黒で、ドレスが身近なデザインで
シンプルで可愛い・・・・
「あ!!この人形可愛い!!」
『あぁ、その子は結構昔からこのお店に飾ってあるモノなんです』
そうなんだ・・・・だから結構汚れちゃってるんだ・・・・
「可愛いな・・・・」
『お人形がお好きなんですね』
「好きっていうか・・・・私にとっては家にある人形は家族みたいなモンなんです
小さい時から家にお留守番ばっかさせられてて、人形ばかりで遊んでました」
 

ミカコ´Д`

2013/1/5 22:30:6 [930]

〜もう1つのストーリー〜
・・・・・・・・・・・
いつも私は家で1人だった・・・・
小さい時から・・・・1人には慣れない・・・・
「じゃあね!ばいば〜い」
「うんっ!」
私は家の前で友達と別れて、家に入る。
私の家はお父さんが社長で、お母さんが弁護士で、お金がたくさん入ってくる。
だから家も大きくて広く、部屋もたくさん・・・・
周りからはよく『幸せそう』って言われるけど、私はそんな事ない。
確かにお金に困らないほど幸せな事はないと思う。
でも・・・・親に愛情を注いでもらえないよりかは、お金が無い方がマシだよ。
『サクラへ。ご飯ここに作っておいたから食べてね』
今日もテーブルの上には、お母さんの書置きと、たくさんの料理がある。
忙しい中、無理矢理に時間を作って、これだけのご飯を用意してくれているから
私は愛されてはいるんだと思う・・・・・
でも、家に居ないなんて、相談も、話もできない。
お父さんに至っては、電話をしてもすぐに仕事って言って切られちゃう・・・・
「1人は嫌だよ・・・・」
どんなに美味しそうな料理でも、1人だったら、美味しくもないよ。
せめて、何かの存在がここにあったら、和らぐかもしれないのに・・・・ 

ミカコ´Д`

2013/1/5 22:23:27 [107]

しおまり&ピヨ犬 上げありがとう!!
今日はおばあちゃんの家から帰ってきて、書けなかった分
バンバン書くよ〜w 

ピヨ犬

2013/1/5 17:50:48 [624]

次の小説何かな?・・・ 

ピヨ犬

2013/1/4 12:57:51 [350]

めっちゃ下がってる!!!
age!!!
(何回もすみません) 

ピヨ犬

2013/1/2 19:19:9 [57]

下がってる!!!
上げ×100(無理だけど気持ち) 

ピヨ犬

2013/1/1 16:24:39 [250]

age!!! 

ピヨ犬

2013/1/1 0:29:14 [825]

ゾクッ・・・怖〜い!
けどサイコー!!!!! 

ななピン

2012/12/31 22:3:23 [823]

ああ…ミカコさんの小説すごい面白かったです^^
また見たいと思います! 

しおまり

2012/12/31 14:49:3 [220]

結局人形になっちゃったんだ・・・・
あげ 

ミカコ´Д`

2012/12/31 14:26:38 [326]

ゲージには金髪の髪が短い人形と、もう1つ・・・・制服を加工して作った
ようなドレスを着た人形が並べられていた。
名前の部分には・・・・
「へぇ〜!この人形、minamiっていう名前なんですか?何か、日本人の
名前って感じですね!」
『ありがとうございます・・・・』
その店の店長はニコッと笑って言った・・・・ 

ミカコ´Д`

2012/12/31 14:23:58 [399]

『最初に言いましたよね?この人形たちはとてもさみしがり屋で、ヤキモチ焼き
なんです・・・貴方が取られたと思ったんでしょうね。この子はそんな貴方も、
周りのお友達も許せなくなったんですよ。この子は、貴方と部屋に一緒に
居れて、目が合わせられる。それだけでよかったんです』
そんなっ・・・・!!
『もう仕方ありません。この子は返してもらいます』
「じゃあ、代わりに別の人形を頂戴!!それでもう1度願って時間を
戻してもらうの!!」
『それはできません・・・・』
「何でよ!?」
『最初に言った通り、この子達は意思を持っています。ここまでこの子をいじめた
貴方の元に行きたいという人形たちはいないでしょう』
そんな・・・・・じゃあ・・・・・
「じゃあ・・・・どうすればいいいの・・・・??もう無理だよ・・・」
『最初から、この子達なんかに頼らずに、貴女自身がもっと努力をすれば
よかったじゃないですか』
「たくさんしたわよっ!!でも・・・・無理だったんだから仕方ないでしょ!?」
『努力はするもんではありません。続けるものですよ・・・・』
「・・・・っ!!」
『貴方がそこまでおっしゃるのなら、こちらにも考えがあります』
「どんな・・・・??」
『こちらへどうぞ。お入りください・・・・・』
私は手を引かれ、奥の部屋へと入った・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
「美波、何処行っちゃったんだろうね・・・・」
『ねぇ。あの事なら、私達もう気にしてないし・・・・来ればいいのに・・・・』
ちづると愛華は心配そうに言った。
・・・・・・・・・・・・・・
「わぁ〜!この人形可愛いですね!」
『ありがとうございます。この子は最近、ここに来たばかりなんです』
 

ミカコ´Д`

2012/12/31 14:12:21 [877]

『じゃあ、今日のバレーのアタックの見本をやってくれる人!』
「!!?」
また手が勝手に上がった・・・・!?
『じゃあ金城さん!お願いね』
「はい・・・・・」
すると、勝手にバレーボールを持って、アタックし始めたのだ。
それも先生や皆に向かって・・・・
「きゃぁ!!」「痛いっ!!」「やめてよっ・・・!!」
『金城さん!やめなさいっ!!』
私だってやめたいわよっ!!でもっ・・・・体が勝手に動くの!止まらないの!
誰か止めてぇぇぇ!!!
ボールが全てなくなった頃、ようやく体が止まった・・・・
「痛い〜〜!!」「顔が・・・っ!」
私は一目散にその場から逃げ、自分の家に戻った。
そして人形を掴み、あのお店に向かった・・・・
「ちょっと、どうしてくれんのよ!!この人形のせいでっ・・・・!」
『・・・・どうかされましたか?』
段々腹が立ってきた・・・・!
「どうかされましたかじゃないわよっ!この人形のせいでこっちは恥かいたの!
もう最悪っ!!」
私はその人形を床に叩き付けた。
『また酷い事をしましたねぇ・・・・こんな事されて、この子が怒るのも当たり前
じゃないですか』
「だって・・・・昨日だって何もしてくれなかったのよ!?」
『何か原因があるはずです・・・・例えば、ずっと家に居る時間がなかったとか
人形と目も合わせていなかったとか』
「!!!」
そうだ・・・・遊びに誘われて、ほとんど家にいなかった・・・・ 

ミカコ´Д`

2012/12/31 14:1:52 [188]

「何してんのよ!?何で今日に限ってやってくんなかったの!?」
ムカつく・・・・何やってくれてんのよ!!
私はハサミを持って、人形の髪を切った・・・・
「明日やってくれなかったら、これ以上の事するからねっ!!!」
私は思いっきり最後に人形を投げつけて、ベットに入った。
・・・・・・・・・・・・・・・・
『じゃあこの問題分かる人〜!』
「!!?」
手が勝手に上がった・・・・・?
『じゃあ金城!』
「あ・・・・はい・・・・」
いつものようにチョークを持つと、今度は勝手に動いてくれた。
よかった・・・・脅しが効いたんだ・・・・
しかし・・・・
チョークは式を書かずに、大きな文字を書き殴り始めた。
何これ!?ちょっと止まってよ!何してんのよ!!
『先生のバーカ!!ろくでなし!!』そう白い文字で書かれていた。
嘘でしょ・・・・?
『金城!!!お前、ふざけてるのか!?』
「違います!!私が書いたんじゃありませんっ!!これはっ・・・・」
 人形が書いたなんて言えるわけない・・・!
私は何度も何度も謝って、ようやく許してもらい、席に着いた。
・・・・・・・・・・・・・・
「ちょっと美波、さっきの字時間どうしちゃったの?」
『勇気あるよね〜思ってても書けないわ』
ちづると愛華が心配そうに言って来た。
「何か・・・・気が付いたら書いちゃってて・・・・どうしたんだろ」
そう言ってごまかした。 

ミカコ´Д`

2012/12/31 13:54:37 [109]

それから1カ月が経った。
私は毎日のように遊びに誘われ、勉強も運動も何もかもが完璧で、楽しい
毎日を送っていた。
しかし・・・・・
『じゃあこの問題分かる人!』
「はぁ〜い!!」
いつものように自信満々に手を挙げた。
『金城!頼んだぞ〜』
いつものように私はチョークを持つだけでいいもんね♪
「・・・・・・あれ?」
動かない・・・・何で?いつもならもう動いてる筈なのに!!
『どうした?金城。分からなくなったのか?』
「・・・・えっと・・・はい。途中で分からなくなりました・・・・すみません」
『珍しいな。じゃあ席に戻りなさい』
恥ずかしい・・・・何で?何で動かなくなったの!?
・・・・・・・・・・・・・
『じゃあ、今日は鉄棒の空中逆上がりのテストをします!これはとても
難しいので、できる人だけでいいわ。できない人は普通の逆上がりをしてね』
今度こそ!!
『金城さんは、空中逆上がりをするのね?』
「はいっ!!」
今度こそ・・・・お願い!!
しかし、いつまで待っても体が動いてくれない・・・・何で!?
『金城さん?どうしたの??』
先生に不振がられたから、私は仕方なく謝って普通の逆上がりをした。
でも、普通の逆上がりもできなかった・・・・・
バンッッ!!!
私は家に帰って、人形を投げつけた。 

ミカコ´Д`

2012/12/31 13:48:3 [352]

次の日・・・・
『じゃあこの問題分かる人!』
「・・・・・はい・・・」
挙げて大丈夫だったのかな?
『じゃあ金城!今日も頼むぞ〜!!』
「はい・・・・・」
チョークを持った。・・・・・動くのかな・・・?
すると、いつものようにチョークで黒板に文字を書き始めた。
やった!!動いた!!
あっという間に式と答えを書き終わった。
『正解だ!』
よかったぁ〜・・・・1日くらいは大丈夫なんだ!
・・・・・・・・・・・・
「ふぅ〜・・・今日は体育なくて残念だったけど、よかったぁ〜・・・」
私は人形を掴んでみた。
じゃあ、別に今日も大丈夫なんじゃないかな?
っていうか、1日でも可愛がってあげたら大丈夫だったのかも!
だってあの店長さん、『可愛がってあげて』とは言ってたけど、『毎日』とは
言ってなかったし!時間の無駄だったって事か〜・・・
「もう寝よ〜・・・」
・・・・・・・・・・・・・・
『じゃあ、今度の土曜日遊びに行こうか!』
「うんっ!!」
また誘われちゃった!次は遊園地か〜♪楽しみーー!! 

しおまり

2012/12/31 13:8:20 [457]

おぉ〜完全に呪われる前なのかな?
あげ 

ミカコ´Д`

2012/12/30 19:21:44 [760]

それからはテストは100点、授業でも何回も手を挙げて完璧に答える。
そして体育でも完璧、家庭科の料理も何もかもが完璧にできるようになった
毎日が楽しかった。
そしてある日・・・・・
「金城!」
同じクラスの男子に呼び止められた。
「何??」
「土曜日に皆で遊びに行くんだけど来るか?」
「え!?いいの!?」
前は居たら色々と迷惑かけてたから、いつしか誘われなくなった。
誘われるなんて久しぶり・・・・
「遊園地とかカラオケとか、ボーリングとかさ!これから行こうぜ!」
「うんっ!!」
本当にいいことづくめ。
・・・・・・・・・・・
「ありがとね〜♪」
人形の髪の毛を整えながら私は考え込んだ。
でも・・・可愛がるのをやめたらどうなるのかな・・・・・
効き目がなくなったりするのかな・・・・・私だって成長するんだし、そんないつまでも
人形可愛がるわけにはいかないよね・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
「今日楽しかったね〜♪」
「うんっ!!」
土曜日。遊びの帰り、ちづると愛華と一緒に帰っていた。
また帰ってから人形可愛がらないと・・・・
でも最近・・・・疲れてきたんだよね〜・・・・まぁ、仕方ないか。
「じゃあね!ばいばいっ!」
家の前で2人と別れ、部屋に戻った。
「今日は何しようかな・・・・正直、もうする事ないし・・・」
髪の毛は整ってるし、新しい洋服をあげようにも、今日はお姉ちゃんがいない
から無理。居ても布がもうないとか言ってたからなぁ〜・・・・
「今日くらいは・・・・別にもういいかな?」 

ミカコ´Д`

2012/12/30 16:24:49 [559]

今日はいい1日だったなぁ〜♪
先生にも皆にもいっぱい褒められたし♪
「ただいま!」
人形を持ち、今日は顔や腕を磨いてあげた。
「よしっ・・・綺麗になった!」
顔や腕などがつやつやになった。
・・・・・・・・・・・・・・・
『テストを返すぞ〜!100点満点は金城!』
「えぇ!?美波すごいじゃん!!」
「今回もめちゃくちゃ難しかったよな!?」
テストまでやってくれるなんて♪マジでラッキー☆
・・・・・・・・・・・・・・・
「ふぅ〜!楽しかったぁ〜♪」
100点でお母さんにも褒められて、今日は私の好きなハンバーグ作ってくれる
みたいだし♪
マジでこの人形のおかげでいい事づくめなんだけど!
だって可愛がってあげるだけで何でも完璧なんだよ?楽勝ジャン!
これならあの名門の高校にも行けるかもしれないし、東大も夢じゃないかも!
「今日は何してあげようかな〜・・・・そうだ!新しい洋服でも作ってあげよ!」
勿論自分で作る訳じゃないよ・・・・?
「お姉ちゃんお願い!!」
「何で人形の服なんか〜!私も暇じゃないんだよ??」
お姉ちゃんは裁縫とかが得意で、色んな可愛い服やバッグを作ってくれる♪
「こんなんでいい?」
「うんっ!!めちゃくちゃ可愛い!ありがとうっ」
私は早速、お姉ちゃんが作ってくれた服を人形に着せた。
「うんっ!可愛いよ〜♪ また明日もよろしくね!」 

ミカコ´Д`

2012/12/30 16:17:53 [393]

「ただいま!!」
私は家に帰って、早速人形を見た。
「今日はありがとうっ!!一杯可愛がってあげるからね!」
私は早速人形の髪をアレンジした。
不器用だからちょっとしかできないけどね・・・・
「こんなもんかな?」
私にしては、結構上手に可愛くできたかも!!
「また明日からもお願いね♪」
・・・・・・・・・・・・・
『じゃあこの問題分かる人〜!』
「はぁ〜い!!」
入学してから、初めて数学の時間で手を挙げた。
『じゃあ金城!これは結構難しいけど、できるのか?』
私も知らないよ!!ちょっとした運試しだよ!
今日はやってくれるのかな・・・・?
すると、やっぱり手が勝手に動き、式と答えを書き始めた。
『よしっ!正解だ!!』
(やったぁぁぁ!)
心の中でそう叫びながら、席に戻った。
・・・・・・・・・・・・・
『じゃあ今日はマット運動のテストをします!』
「えぇーーお弁当の後なのに最悪〜」
「ねぇ〜食べたモノ逆流してくるっつうの〜」
『一通り終わったわね、じゃあ、側転の見本を誰かしてくれない?』
「はいっ!!」
私はまた手を挙げた。
『じゃあ金城さん!』
側転なんてできた試しないんだけどね・・・・今ならできるでしょっ!!
すると、やっぱり体が勝手に動き、側転に成功した。
『凄いじゃない!とても形も綺麗で、いい見本になったわよ!』 

しおまり

2012/12/30 15:1:55 [765]

これって最後に人形と美波が入れ替わるパターン?
あげ 

ミカコ´Д`

2012/12/29 23:21:16 [839]

こんなの分かるはずないじゃん!!
【大丈夫よ・・・】
!!?またこの声・・・・・
すると、手が勝手にチョークを持って、黒板に書き始めた。
(え・・・・?何コレ!)
私は全く力を入れていないのに、手が勝手に動いて、黒板に式を書き始めた。
(何で?おかしいってコレ!!)
そして答えまでを書き終わると、チョークが勝手に手から落ちた。
『おぉ!!金城、やればできるじゃないか!』
「美波、今日どうしたの!?」
『体育も凄かったし!』
今日どうしたのって・・・・そんなの私が1番聞きたいよ・・・・
どうなってるの!?
・・・・・・・・・・・・
「すみません!」
『おや・・・・君は、昨日の・・・』
放課後、私は昨日のお人形屋さんに向かった。
「何か・・・・変なんです。あの人形が家に来てから、何もかもが上手くいくって
いうか・・・・完璧っていうか・・・」
『貴方がそう願ったからじゃないですか』
「え??」
『昨日言ったじゃないですか。この人形たちは願いを叶えてくれると』
確かに言ってた・・・・・
『昨日、僕は貴女に聞きましたよね?貴女が何でも完璧にできるようになりたい
と言った後、それが貴女の願いですか?・・・・と』
「あ!!そういえば・・・・・!」
言ってた・・・・って事は、本当に私が昨日貰った人形は・・・・
あの声は・・・・・
「凄い・・・・!こういうのって本当にあるんですね!ありがとうございました!」
私は走ってそのお店を出た。
『おやおや・・・・あの子は覚えているんですかねぇ?あの子達は寂しがり屋で
ヤキモチ焼きって言った事・・・・・』 

ミカコ´Д`

2012/12/29 23:6:53 [778]

『今の所7段跳べてるのは、体育委員の子だけね・・・・じゃあ次は金城さん!』
「・・・・・」
これって飛ばないといけないの!?
怖い怖い怖い怖いィィィ!!!
【平気よ・・・】
!!?何・・・・?誰の声・・・・??
ダダダ・・・・ッッ
ダーーーーンッッ!!!
・・・・え・・!?と・・・・べ・・・・飛べた!!?
『すっ・・・・・凄いじゃない金城さんっ!!!7段跳べたわよ!?』
先生がこっちまで駆け寄って来た。
「嘘でしょ!?あの美波が!!?」
『凄いじゃん美波!』
「何か感動するんだけど〜!!」
パチパチパチパチ!
皆が拍手してくれた。
飛べた・・・・飛べたんだ!!やったぁぁぁっっ!!飛べたーーーー!
「美波マジで凄いじゃん!」
『ホントホント!全然ダメじゃないじゃん!』
珍しくちづるも愛華も褒めてくれた。
「ありがとう!」
でも・・・・助走する直前に聞こえた声・・・・何だったのかな・・・・?
不思議・・・・・気のせいか!
・・・・・・・・・・
『じゃあ、この問題が分かる人〜!』
数学の時間、皆が手を上げなかった・・・・
『仕方ないな・・・・じゃあ、今日は12日だから・・・・出席番号12番!』
げぇっ!!!私じゃん!!
『金城か。この問題の答えを黒板に書いてくれ』
先生これっていじめ!?
毎回毎回、私の事ばっかり当てて!! 

ミカコ´Д`

2012/12/29 23:0:27 [215]

ウチも欲しい(笑) 

ピヨ犬

2012/12/29 19:24:4 [873]

7段!すごいっ!!!
私もそんな人形欲しいな・・・ 

ミカコ´Д`

2012/12/29 18:25:37 [163]

「おぉぉ〜!!!」
『へぇ〜、金城さんが飛べるなんて珍しいわねぇ〜!』
先生も意外そうに言った。
マジで・・・・?私が・・・・??
「珍しい事もあるんだね〜!!」
『雪でも振るんじゃないの〜?』
ちづると愛華にそう言われたけど、自分でもそう思った。
『はい!じゃあ次は5段と6段!1人、2回ずつ飛んでもらうからね〜!』
2回ずつ!?最悪・・・・!
あっという間に私の番が来た・・・・
『じゃあ金城さん!』
「はい・・・・・!」
もう願うまでもないよ・・・・6段はおろか、5段だって無理!!
ダダダ・・・ッッ
ターーーーンッッ!!!
!!!!?
・・・・・は!?飛べた・・・・!?
『金城さん、次は6段よ!』
「え?あ、はい・・・・!」
ダダダ・・・・ッッ
ターーーーーンッッ!!!
!!!!??
また飛べた!?嘘でしょ?ありえない!
『金城さんやったじゃない!前は4段もダメだったのに!!』
「はいッ・・・・!!」
嘘じゃん・・・・何で?何で今日はこんなに調子いいの?
『じゃあ次は最後の7段!高いけど、くれぐれも無理はしちゃ駄目よ!』
・・・・・7段・・・・これは絶対に無理!!
 

ミカコ´Д`

2012/12/29 18:20:10 [828]

「忠告・・・・?」
『このお人形たちは、とてもさみしがり屋でしてね。ず〜っと放置されると
怒ってしまうんですよ。だから可愛がって下さいね』
・・・・・・何かよく分からないけど、大切にしてって言いたいのかな?
「はいっ!ありがとうございました!」
・・・・・・・・・・・・
しっかし、この人形ホントに可愛いなぁ〜・・・・
白い肌。大きくて青い目。柔らかくてフワフワした金髪の髪。細長い手足。
私なんかが来たら大笑いされそうな綺麗なドレス・・・・
羨ましい〜!!!
「可愛がってあげればいいんだよね・・・・」
私はその場にあったくしを手に取って、人形の髪を整えた。
「フワフワしてるからちょっとやりにくいな〜・・・・そうだ!香水もつけちゃおう」
前に買って、それから使ってない香水を、人形に振りかけた。
「うんっ!めっちゃいい匂いする〜♪」
とりあえず、可愛がるってこんなんでいいのかな?
・・・・・・・・・・・・
『は〜い!それじゃあ今日は跳び箱のテストをしますっ!出席番号中に並んで
順番に跳び箱を飛んで行ってね!最高は7段まで!』
「うっわぁ〜・・・・最悪っ・・・!」
体育で跳び箱・・・・1番苦手なのにィィィ!!!
いっつも跳び箱に突っ込んで皆に笑われるんだよね・・・・マジで最悪!!
『はい、じゃあ金城さん!』
「はっ・・・・・はい・・・・・」
どうしよう・・・・緊張する・・・・!
お願いっ!!せめて、この4段だけは飛びたい!!
ダダダッッ・・・・!!
勢いよく助走をつけて・・・・お願いっっ!!!
ターーーンッッ!!!
!!!?
・・・・・え・・・飛べた!? 

ミカコ´Д`

2012/12/29 18:10:40 [114]

「いいですね・・・・ここのお店の人たちは」
『と、言いますと?』
「例えば、店長さんはこんなに素敵な人形が作れて・・・・誰にでもできる事じゃ
ないですし・・・・それに、この人形たちはこんなに顔が綺麗で・・・・
人間の私が言うのも何なんですけどね!」
ホント・・・・・何言ってるんだろ私・・・・馬鹿みたい。
人形が羨ましいとか。人形が綺麗なのは当たり前なのに・・・・・
「何でも完璧にできるようになりたいなぁ〜・・・・」
『それが貴女のお願いですか?」
・・・・・え?
「まぁ・・・・はい。そうですね・・・・」
『そのお人形の中から、1体差し上げましょう』
「え!?いいんですか?」
『無料で』
えェェ!!?無料って・・・・・
『この子達は、持ち主の願いを叶えてくれるんですよ』
・・・・・・何言ってんだか・・・
まぁ、でも、無料ってラッキーだし、折角だし貰っとこうかな?
「ありがとうございます!」
私は早速人形を選びに行った。
あんまり大きい人形はいらないんだよね〜・・・・マネキンとかパス。
ぬいぐるみもクマとか一杯あるからいらない。
そうなったら、小さ目のリカちゃん人形みたいな人形になるよね・・・・
「うわぁ〜・・・・どれも可愛くて迷いますねぇ〜」
『じっくり見て選んでくださいね』
そんな事言われてもなぁ〜・・・・それも可愛くて1体なんて選べないィィ!!
・・・・・・・・・・・・・
「じゃあ、この子にします」
悩んだ末、私が最後に選んだのは、フワフワの髪の可愛い人形。
「あのっ・・・・本当にお金・・・・いいんですか?」
『はい。しかし、1つご忠告を・・・・』 

しおまり

2012/12/29 11:11:26 [537]

人形?
新しく作り直したんだぁ〜
あげ^^ 

ミカコ´Д`

2012/12/28 21:58:11 [997]

「はぁ〜・・・・何かもう嫌になってきたぁ〜!!」
小さい時からそうだったし。
もう慣れたっちゃ慣れたんだけどね・・・・
でも、いつまでもこんなんだったら、一生彼氏できない気しかしない・・・・!
「はぁ〜・・・・いいなぁ〜何か1つでも取り柄のある人は・・・・私も1つで
いいから、普通に何かができたらいいのに・・・・」
『何か願いをお持ちですか?』
「!!?」
何!?誰・・・?この人
行き成り声がして、後ろを振り返ると、そこには背が高い男の人が立っていた。
『驚かしてしまって申し訳ございません。僕はこのお店の店長をやっています』
「お店・・・・?」
あ、ホントだ。
男の人の後ろには、小さな可愛いデザインの家のような建物が建っていた。
『よかったら、ご覧になりますか?』
「え!?あ、はい・・・・」
断りずらかったし、私はその店長さんと一緒にその建物に入った。
「うわぁ〜!すっごぉ〜い!!」
建物の中は、意外に広々していて、シャンデリアなどが飾ってあった。
そして・・・・・
「この人形すっごい可愛いですね!」
『ここにある人形は全て、僕の手作りの人形なんです』
うっ・・・・・嘘っ・・・!
こんなに綺麗で細かい人形を?自分の手で・・・・・ 

ミカコ´Д`

2012/12/28 21:45:6 [418]

「ぎゃぁ!・・・・いったぁ〜い!!」
「もぉ〜!何してんのよ美波っ!」
「美波が居たらウチのチームめちゃくちゃハンデなんだけど!」
バレーの試合・・・・
正直さっきからミスしまくりだし・・・・チームの子から文句言われまくりだし・・・
もう嫌だな〜・・・・・
でもっ!勉強だけは!!
『何だ金城、分からないのか?』
「あはは〜・・・・すみませ〜ん・・・・・」
勉強もこの通り。
いつも当てられて、前に立っては、チョークを持ったまま動けない。
先生も正直こうなる事分かってるでしょ!?
だったら最初から当てないでほしいんだけどっ!!
『美波またぁ〜?』
『ほんっと!美波のせいで授業進まないじゃ〜ん』
「すみません・・・・」
・・・・・・・・・・
「もう嫌ーーー!!!」
「ちょっと美波うるさい」
『ちづる、もう美波の口ガムテで閉じちゃっていいよ!』
ちづるも愛華も酷いーー!!
「何で私って何してもダメなのかな・・・・・」
「へぇ〜、意外だね〜!」
『ホント!自分で自覚ないと思ってた!』
失礼なっ・・・・!
「勉強もスポーツも、努力してない訳じゃないんだよ!?ちゃんと家で勉強も
してるし、スポーツだって自主トレしてるんだよ!?なのに・・・・・いざとなったら
ダメなんだよね・・・・」
「なるほど〜」
『本番に弱い訳ね』
さすが親友・・・・そういう事は分かってくれてる! 

ミカコ´Д`

2012/12/28 21:29:57 [610]

ピヨ犬ちゃんありがとう☆ 

ピヨ犬

2012/12/28 19:41:38 [281]

ageしておきマース! 

ピヨ犬

2012/12/28 15:32:3 [349]

ホラーか・・・
ミカコちゃんのホラー小説は
最高ーだよ!
楽しみ♥ 

ミカコ´Д`

2012/12/28 15:18:20 [913]

最初はホラー★
この小説には、私の友達が出演します♪
 〜The doll which grants a wish〜 願いを叶える人形
★登場人物★
 金城 美波(きんじょう みなみ)
☆karenちゃんのアイデアです・・・主人公。何をやってもうまくいかない事に
 悩んでいる
 江戸川 サクラ(えどがわ サクラ)
☆サクラ♪ちゃんのアイデアです・・・もう1つの物語の主人公。お金持ちで、
 いつも両親が仕事で家に居ない事に悩んでいる。
 神野 ちづる(かんの ちづる)
☆ハーレイちゃんのアイデアです・・・美波の親友で、いい相談相手
 福澤 愛華(ふくざわ あいか)
☆アイカ(^^)ちゃんのアイデアです・・・美波の親友で、小さい時から一緒にいる
〜あらすじ〜
 日常生活で、悩みや願いを抱える少女たちの前に
〜The doll which grants a wish〜というお店が現れる。
 そのお店には綺麗な人形がたくさん並べられているお店で、そのお店の
店長によると、この人形たちは、人の願いを何でも叶えてくれるらしい・・・・ 

ミカコ´Д`

2012/12/28 14:56:58 [448]

ありがとう☆ 

ピヨ犬

2012/12/28 12:15:39 [740]

頑張ってね。
ついでにageもしとくぜ! 

 
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