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恋雨乃ちゃん小説集

恋雨乃 No.2668|2012/12/8 15:24:41

前の小説集が下にいって
 
消えてしまったので、
 
また出して見ました。
 
迷惑だったらすみません。 
 
では、また小説をここにまとめていきたいと思います。_ノ乙(、ン、)_

 

恋雨乃

2015/11/2 17:32:23 [633]

放置してしまっていて、ごめんなさい。
受験が近づいてきていて、
小説を書く時間がないので、
まだ当分書けそうにないです。
受験が終わって、書く時間があれば、
また、日記にでも書いていこうと思います。
今までありがとうございました! 

恋雨乃

2015/11/2 17:25:6 [203]

雪城にゃにゃさん
ありがとうございます! 

雪城にゃにゃ

2015/4/19 12:15:57 [810]

頑張って! 

恋雨乃

2014/12/14 17:38:47 [444]

ありがとう(*^^*)

全然描いてなくてすみません。 

忍者

2014/8/28 0:25:43 [673]

がんばノ 

ブルックス

2014/8/18 2:57:15 [803]

久しぶりに覗きに来ったで!
 

恋雨乃

2014/6/1 17:41:2 [119]

恵生さん
ありがとうございます!! 

恵生

2014/3/28 9:56:19 [381]

久しぶりにきたので、上げさせていただきます。 

恋雨乃

2013/12/19 22:12:44 [179]

なんだい笑 

ブルックス

2013/12/14 14:1:0 [760]

・・・。 

恋雨乃

2013/11/8 20:47:16 [685]

しばらく更新できないかもです;
すみません。 

恋雨乃

2013/10/30 22:48:19 [583]

ありがとうございます! 

まみりん

2013/10/30 20:41:51 [760]

どうなるのか楽しみです*
あげます** 

恋雨乃

2013/10/26 18:37:22 [337]

恵生さん
いつもありがとうございます!!
頑張ります!(笑)
では、ホラー系のネタも考えときますね♪(-公-)ウーン 

恵生

2013/10/26 18:0:16 [870]

いつも拝見させていただいてますヽ(*´∀`)ノ
頑張ってくださいね(´・ω・`)
ホラー系も読みたいですね←
あくまで願望ですがwww 

恋雨乃

2013/10/25 18:44:13 [271]

私は、トイレの前で明美を待っていた。
ふと、教室の方を見ると、
山岸君が廊下で他の男子とじゃれあっている。
さっきまで、一人で本読んでたくせに。
山岸君は、目を細くして、廊下を走り回っている。
山岸君って、ずっと無表情なのかと思ってたけれど、
笑ったりするんだ。
私の前を、男子軍団が走り去っていく。
そのたびに、風がビュンビュンくる。
足音、笑い声、うるさいなぁ。
外行け。外。
そんなことを思いながら、欠伸をしていると、
「ぅゎぁ!!ごめん!!」
と、誰かがぶつかってきた。
山岸君だ。
そのまま山岸君は、男子たちの方へ走っていった。
私は、口を開けて、山岸君の後ろ姿を見つめる。
別に、恋愛の方でドキッとしたわけじゃない。
いきなりぶつかってきたんだから、
誰だってドキッとするよ。うん。
「どこ見てんのー?」
「うわぁ!!びっくりしたぁ…。」
明美が私の横に立っていた。いつの間に。
「で、山岸君と付き合う気になった?」
「へ?」
「さっきからずっーと山岸君のこと見てるし、
 好きになっちゃったんじゃないのー?」
「そんなわけないよ。」
「嘘ォ。」
「ホント。」
好きなんかじゃない。うん。
だって、亮輔君みたいにイケメンでもないし。
ちゃんと話したこともないし。
「ま、そのうちきっと山岸君の好きになるよ。」
「なんで?」
「なんとなく?」
好きになるわけ…ないよ。
あんな人。 

恋雨乃

2013/10/25 18:3:41 [885]

きゃー!ありがとうございます!!
嬉しいです(*´∀`*)デレデレ 

ふにゃクン

2013/10/25 16:51:58 [442]

面白すぎですよ〜(´Д`)
いいなーこういうのかけて…
続き楽しみにしてます^^
上げ☝ 

恋雨乃

2013/10/24 21:11:31 [825]

まみりんさん
いつもありがとうございます!!
すっごく嬉しいです!!
ありがとうございます!!! 

まみりん

2013/10/24 20:49:56 [146]

最近こなスレを見るたびに更新されてるので嬉しいです!
次回も楽しみにしています** 

恋雨乃

2013/10/24 17:18:42 [714]

「二人っきりでお弁当食べちゃってー。
 いっつも私と食べてるくせにー。」
気がつくと、お弁当を持った明美が、私の正面に立っていた。
ものすごいニヤニヤした顔で。
「いや、別に、一緒に食べたってわけじゃ...」
「あー!ふりかけ入ってないー!
 朝お母さんにちゃんと「入れた?」って聞いたのに...」
明美は、もうお弁当箱のフタを開けていた。
一緒に食べよ とも聞いてないのに。
あれ?そういや明美、まだお弁当食べてなかったんだ。
てっきり他の子と食べてるかと思ってたのに。
なんとなく、嬉しくて、つい顔がニヤついてしまった。
「何?何ニヤニヤしてんの?
 え?山岸君とお弁当食べた事、そんなに嬉しいのぉ?」
明美の方が、十分ニヤニヤしてるよ。
「ちがうって。」
「えー。」
明美のからかったような顔を見てると、なんだか笑えてくる。
「またニヤニヤしてる。」
「もうっバカ。
 ...ごちそうさま。」
「あっちょっと、早いっ。」
明美が大急ぎでご飯を口にほおばっている。
私は、そんな明美をほおって、自分の席に戻った。
ふと、山岸君の席を見ると、山岸君は熱心に本を読んでいた。
私はすぐに目をそらし、次の授業の用意をし始めた。
さっきから私、山岸君のこと見すぎだ。
気になってしかたがない。
でも、好きなんかじゃない。
だって、亮輔君の時みたいに、
ドキドキしないもん。
「一夏ー!トイレ行こー!」
「あ、うんー!」
私は、山岸君をちらっと見た後、
明美の方にかけていった。
教室を出る際、また山岸君をちらっと見てしまった。
どうしてだろう。 

恋雨乃

2013/10/24 16:37:16 [357]

チョコレイトさん
こんにちはー(´∀`)ドモ
神?!そんなわけないですよー!(;^^A
コメントありがとうございます!!
チョコレイトさんもがんばってください♪ 

チョコレイト

2013/10/23 19:57:9 [474]

こんにちはヾ ^_^♪ 恋雨乃さんって、やっぱり神ってますね(;゚Д゚)! 私も小説とかよく書くのですが、恋雨乃さんの小説を見ると、なんか虚しくなります(´;ω;`) これからも、頑張ってください♪ 上げます^^  

恋雨乃

2013/10/22 20:9:45 [235]

まみりんさん
ありがとうございます!( m^∀^)m)))
尊敬されるなんて…(´∀`)ゞ←←←
ありがとうこざいます!! 

まみりん

2013/10/22 16:42:19 [852]

やっぱり小説書くのうまいですねー^^
尊敬します*
ということであげます*
これからもがんばってください* 

恋雨乃

2013/10/21 19:36:12 [290]

ふにゃクンさん
ありがとうございます!
ひそかにですか!!
嬉しいです*⌒∀⌒*
ありがとうございます! 

ふにゃクン

2013/10/21 18:30:30 [71]

にゃーも^^^^^^^^^^ひそかに読んでたのでしゅ^^ 

恋雨乃

2013/10/21 17:33:19 [983]

恵生さん
ありがとうございます!!
私の小説が好きといっていただけるなんて…
とっても嬉しいです!w 

恵生

2013/10/21 11:1:22 [735]

(´∀`*)ウフフ
恋雨乃さんの小説すきなんであげちゃいますっ(笑) 

恋雨乃

2013/10/18 20:45:56 [987]

*
昼休みになった。
お昼の時間だ。
なんとなく明美とは気まずいので、
お弁当は一人で食べることにした。
黙々とご飯を口にはこんでいると、
私のところに誰かが来た。
明美かな?と思い、顔をあげると、
そこには山岸君がいた。
山岸君は、黙って私の正面の席に座った。
「……え?」
一緒にお弁当食べよってことかな…?
まぁ、いいか。
そういや、山岸君と同じクラスだったんだな。
山岸君は黙ってお弁当を食べている。
なんか、山岸君一人でお弁当を食べているみたいだ。
私は、今朝のことが気になって、お弁当が食べずらかった。
気がつくと山岸君はお弁当をべ終わり、
たったと自分の席に帰っていった。
私は、ただ、山岸君を見ていた。 

恋雨乃

2013/10/9 16:14:34 [903]

ブル
小学生?!
私中学生デスヨ…(´・ω・`)
一番始めにかいたのは、恋愛系デスヨ…(´・ω・`)
ストーリー作るの上手い?!
嘘やぁ…´∀`←←←
コメントありがとー!!! 

ブルックス

2013/10/8 23:8:4 [183]

小説書くの好きやな〜!小学生とは思えないレベル・・・!
確か最初に書いた奴ってホラー系やっけ・・・?
しっかしストーリー作るの上手いなぁw 

恋雨乃

2013/10/6 9:39:44 [380]

山岸君は、照れくさそうに
頭をかきながら、そっぽを向いている。
私はどうすればいいの?と、明美の顔を見ると、
明美は、ニッと笑って親指を立てた。
どういう意味?
私と山岸君が、何も言わずに、ただつったっていると、
明美がそわそわしはじめて、
「ほらほらぁ!!何か言いなさいよぉ!!」
と、山岸君の背中を押した。
すると山岸君は、私に近づいてきて、こう言った。
「ずっと前からお前のことが好きだった。付き合って?」
 
 
は?
 
 
え?急に何?まさか、愛の告白?
てか、初対面なのに何か馴れ馴れしくない?

突然すぎて、わけがわからなくなった。
私はポカンとして山岸君の顔を見ていると、
「一夏!!返事は?!」
と、明美に言われた。
「へっ?!えっ?!……と、あの。
 ごめん…なさい。」
私が小さな声でそう言うと、明美はガッカリした様子で、
その場にしゃがみこんだ。
山岸君は、まったく表情を変えず、ただつったっている。
「えっ?えっ?」
と、私があたふたしていると、
明美が怖い顔をして立ち上がって、
「一夏ぁ!なんで「OK」出さないのよぉ!」
と言った。
「えっ?なんでって…。
 そんな、急に言われても…。」
「一夏ー。こういうときはね、
 とりあえず「OK」出してればいいのよ、バカ。」
明美のその言葉に、少しカチンときた。
「そんなっ!私もう当分彼氏いらないし!!
 それに、初対面でいきなり告白されて「OK」出すなんて、
 そんなのおかしいよ!!」
「.......そ、それに、最近私に何があったのかも、
 知らないくせに…。」
一昨日のことを思い出すと、また、
涙がじわじわとにじみ出てくる。
もう、何なのよ。
「とにかく…!!
 ご、ごめんなさい!!」
私は山岸君に、頭を下げた。
その時、丁度、学校のチャイムが鳴った。
でも、何かその場から
はなれてはいけないような雰囲気だったので、
3人でその場に立っていた。
後で、先生に怒られたけど。 

恋雨乃

2013/10/1 19:1:30 [498]

まみりんさんコメントありがとうごさいます!!
小説家?!
無理ですよ、無理無理無理ですww
ありがとうごさいます!! 

まみりん

2013/10/1 10:11:10 [469]

ほんとおもしろいですねー。
将来は小説家ですね* 

恋雨乃

2013/9/30 19:50:31 [908]

目覚まし時計がなる。
今日は学校だ。
最近学校が休みだったから、
どうしても行く気がでない。
それに、明美も学校にいると思うと、
よけいに行きたくなかった。
でも、下からまた、
あのうるさいお母さんの声が聞こえてきたから、
無理矢理に重たい体を起こした。
 
「おはよー!」
学校に近づいて来ると、そんな声があちこちから聞こえてくる。
私は、明美と顔を会わせたくなかったから、
下にうつむきながら、教室に向かった。
しかし、こんな時は、必ず明美に会ってしまうものだ。
「あ、一夏。」
.........どうしよう。
昨日のこと、なんて言ったらいいのだろうか。
私は、明美の顔を見ないで言った。
「えっと、あの。その…。
 き、昨日は、ごごご、ご、めん…ね?!
 急に…怒鳴っちゃったり…して……?」
最悪。噛みすぎだよ…。
明美が黙っているから、だんだん恥ずかしくなってきた。
ちらっと明美の顔を見た瞬間、明美が話出した。
「あ、そうそう!!
 一夏さ、彼氏ほしいって言ってたじゃん?」
「え?」
「だからさ、一夏にピッタリの人見つけてきたの!!」
「え、えっと。ちょっと待って?
 私、もう当分彼氏いらないし……」
「じゃーん!!私の彼氏の友達の……
 山岸君だよ!!」
明美は、やけに明るく言う。
明美が手招きすると、山岸君とやらいう人が出てきた。
特別イケメンでもない……
普通の人だ。 

恋雨乃

2013/9/30 17:18:26 [703]

まみりんさん、初めまして♪
コメントありがとうございます!!!

 

まみりん

2013/9/30 10:16:16 [34]

おはつです。
小説面白いですね!
これからもがんばってください*
age*
 

恋雨乃

2013/9/23 14:33:34 [813]

誤字を見つけました;
上から4行目、
×「自分の姿に騒然とした。」
○「自分の姿に唖然とした。」 です。すみません。
       

恋雨乃

2013/9/22 14:52:4 [271]

「一夏ー!!いつまで寝てるのー?!
 明美ちゃんが遊びに来てるわよー!」
下から、お母さんのうるさい声が聞こえる。
鏡の前にたつと、自分の姿に騒然とした。
髪はボサボサだし。顔はむくんでいる。
口周りにはヨダレの跡がついてるし。
それでも私は、どうでもよくなって、
そのまま下におりて行った。
「……!一夏!!
 早く顔を洗ってきなさい!!」
「いい。」
「な…。明美ちゃんもいるのよ…?」
お母さんは、ため息混じりの声で言う。
「別にいい。」
「せめて着替えて……「うるさいなぁ…!!」
お母さんは、あきれた顔をして、黙りこんだ。
自分の言ったことに、少し罪悪感を感じたが、
明美のいる所へ向かった。
「……一夏。
 やっぱ何かあったでしょ。」
明美は、お母さんが用意したと思われる
クッキーをくわえながら言う。
「別に、何にもないよ。」
「絶対何かあったでしょぉー!!
 昨日だってメールの返事まったくなかったし!」
「………。」
「相談…のるよ?ね?」
明美は、クッキーを食べるのをやめて、
私に顔を近づけてくる。
「……何でも、ないよ。」
「え〜。教えてよ〜。ね?ね?」
明美はしつこく聞いてくる。
「ねぇ〜?」
「……もう!!何でもないっていってるじゃん!!
 しつこいんだよ!!」
私は、思わず大声をあげてしまった。
明美はきょとんとしている。
私が明美に怒ったのは、初めてだった。
「あ……ごめん…
 ごめんね、明美。」
声が震えて、涙が出てくる。
最近、泣きすぎた、私。
明美は呆然として、泣いている私を見つめている。
今の私の顔は、恐ろしいほど醜いと思う。
こんな顔を見られていると思うと、
何か、急に恥ずかしくなって、自分の部屋に駆けていった。 

恋雨乃

2013/9/17 21:40:57 [992]

恵生さん
ありがとうございます!!!
文才ですか、あげるほどのものはまったくないですよw
コメントありがとうございます!

ブル
たまたまやで…(´・ω・`) 

ブルックス

2013/9/17 19:15:26 [349]

亮輔君?! 

恵生

2013/9/16 19:45:10 [402]

久々に拝見させていただきましたが、やはりいいですねぇヽ(*´∀`)ノ
流石です(`・ω・´)
私にもその文才を分けてください(´・ω・`)(笑)
これからも引き続き頑張ってください(`・ω・´) 

恋雨乃

2013/9/12 16:42:22 [900]

しばらくの間、沈黙が続いた。
亮輔君は、ただただ地面を見つめている。
やっと泣き止んだ私は、小さな声で言った。
「どうして、親友とキスなんかしたの…。」
亮輔君は、何も言わなかった。
「答えてよ.....。
 .....謝ってよ。」
やっぱり亮輔君は、何も言わなかった。
「ごめんくらい、言ってくれたっていいじゃん、バカ。」
そう言って私は、駅のフォームへ走っていった。
もう、亮輔君は追いかけてこなかった。
変わらず、ただただ地面を見つめていた。

「今年も、最悪の夏だなー。」
電車ゆられながら、口をぬぐった。
亮輔君、最低。大嫌い。
でも、あのまま付き合っちゃえばよかったのに、なんて、
思っちゃったりもする。
また、涙が溢れてくる。
もう、嫌。
もう、夏なんて大嫌い。
電車を降りると、モワっとした空気が、
やけにイライラした。 

恋雨乃

2013/9/11 21:12:43 [632]

学校が始まってから
小説更新してませんでした;
そろそろ更新します。 

恋雨乃

2013/8/30 14:3:23 [606]

二人で浜辺に座り、しばらく海を眺めていた。
私は、海を眺めていたら、
「また、恋人に戻れたらいいのに。」
なんて、呟いていた。
「……じゃあ、恋人に戻る?」
「...え?」
「俺、一夏のこと、まだ好きなんだ。」
そう言って、亮輔君は顔を近づけてきた。
キス…される。
「嫌っ…!!」
私は、亮輔君の頬を叩いていた。
目に涙がたまる。
亮輔君の顔が近づいてきたときに、
亮輔君が親友にキスをしたのを思い出した。
「なんでだよっ…!」
私は、亮輔君に無理矢理キスされた。
怖い。亮輔君が怖い。
「……嫌い。亮輔君なんて大っ嫌い!!!」
私は、無我夢中に駆けた。
「一夏…!!」
亮輔君は、自転車を浜辺に置きっぱなしで、
私を追いかけてきた。
やめて。ついてこないで。
走れば走るほど、目から涙が溢れてくる。
嫌い。嫌い。嫌い。
亮輔君なんか。
嫌い。嫌い。大嫌い。
私は、心の中で叫んでいた。
亮輔君は、中学の頃は陸上部だった。
だから、足が早い。抜群に。
じきに追いつかれる。
私は、怖くて怖くて仕方がなかった。
「一夏!!」
亮輔君に力強く手をつかまれる。
「なんで逃げんだよ!なんで嫌いなんて言うんだよ!
 お前が恋人に戻りたいって言ったんだろ!!」
「..........。」
「中学の頃だって、なんで俺を避け続けたんだよ。
 俺、何かしたか…?「したよバカ!!!!!!」
私は泣き崩れた。
「あの日…
 私が海に行こうって誘ったのに…。
 アンタは親友と海に行って…そこで親友と…」
私は、泣きながら話した。
いつの間にか、亮輔君のことを、
「アンタ」と言っていた。
亮輔君は、何も言わなかった。 

恋雨乃

2013/8/28 11:43:47 [856]

まさか。
「亮輔君?!」
自転車は、嫌な音を出して、勢いよくとまった。
「一夏…?」
自転車に乗っている人は、振り向いてそう言った。
やっぱり、亮輔君だった。
中学を卒業して3年も経つのに、
亮輔君は、あの頃とまったく変わっていなかった。
亮輔君を見て、悲しかったけど、
なぜか、少し嬉しい気持ちもあった。
「久しぶり…」
「うん…」
すごく、気まずかった。
「………
 後ろ、乗る?」
少し間を開けて、亮輔君が言った。
「え?」
「つれていきたい場所が…あるから。」
私は、なぜか、迷いなく
「わかった。」
と言った。
「しっかりつかまっとけよー!」
亮輔君のその言葉を聞いて、
あの時を思い出した。
私は、あの時と同じように、
亮輔君のお腹につかまっていた腕の力を、
少し強くした。
 
 
しばらくして、自転車がとまった。
着いた場所は、やっぱり、あの海だった。
あの時と同じで、夜の8時だった。
私は、隣に亮輔君がいるのを見て、
まだ、亮輔君と付き合っているような気分になった。
すごく、嬉しかった。 

恋雨乃

2013/8/27 21:8:27 [124]

文才少女…www
ありがとう♪
ミカコも頑張れ〜! 

恋雨乃

2013/8/27 21:7:39 [794]

「それから亮輔君を避け続けてたら、
 いつの間にか中学を卒業してて、
 自然消滅って感じ。」
「そっか。」
「今でもさ、海を見るとね、
 あの頃を思いだすの。あの時を。」
「そっか。」
「てなわけで、私は夏が大嫌いなの!」
「そっか。」
「……明美、さっきから「そっか」しか言ってないよね。」
「え?何ていったらいいの?」
「いや、それは……。」
本当に私の話、ちゃんと聞いてたのかなー?
「明美はどうなの?彼氏と。」
「えー。私?」
明美の顔がにやついた。
相当充実してんだろーなー。
そうして私は、明美の話を、黙って聞いていた。
 
「じゃ、また明日ね。」
「うん、気をつけて。」
暗くなってきたので、明美の家をお邪魔した。
「夏もいいなって、また思えるような出来事、あればいいのに。」
帰り道、一人で呟いた。
その時だった。
目の前を、自転車が通りすぎた。
見覚えのある姿だった。 

ミカコ´Д`

2013/8/27 19:59:32 [220]

やっぱ文才少女だわ・・・(笑)
頑張ってね★ 

恋雨乃

2013/8/27 19:51:6 [787]

よっしぃ〜さん、いつもコメントありがとうございます!
とても嬉しいですw♪
 

よっしぃ〜

2013/8/27 17:38:53 [502]

一夏、かわいそう。小説頑張って下さい☆ 

恋雨乃

2013/8/27 16:40:55 [848]

 
 
 
***

亮輔君と海を見てから、心がスッキリとした。
でも、親友は変わらず私を嫌っている。
下を向いていると、私の前に誰か来た。
親友だ。
「ちょっと、こっちに来てくれない?」
親友にそう言われ、黙って親友のあとについて行った。
親友の顔が、ものすごく怖かった。
親友の足が止まった。
ここは、校舎の裏側だった。
校舎の裏側は、ほとんど人が来ないから、
私達以外、誰もいなかった。
「な、何か話でもあるの?」
私は、少し期待していた。
また、親友に戻れるんじゃないかなって。
「ねえ、一夏。」
「何?」
「私、今まで一夏を避けてただけで
 言ってなかったからさ、言うね」
「う、うん。」
「もう、友達やめよ?」
「え?」
「ちゃんと縁切っといた方がいいと思って。」
「と、友達やめよって……!
 私達、親友じゃなかったの…?」
「は?親友?バカじゃないの?
 で、友達やめてくれるよね?」
「え……」
「ねぇ?」
「ぅ…………ん。」
「よかった。」
親友は、軽く微笑んで去って行った。
「どうして…。」
私は、地面に膝をついた。
バカみたい。
親友に戻れるかもーなんて思っちゃって。
最初から親友でもなかったのに。
悔しい。悲しい。恥ずかしい。
いろんな思いが込み上げてきた。
ふと、あの時の海が見たくなった。
亮輔君と。

「prrrr....prrrr....」
「もしもし、亮輔君?」
「あぁ。一夏か?」
「今、暇?暇だったら私と…「ごめん。」
「え?」
「今日はちょっと用事があって…。」
「そっか。」
「じゃ、また。」
「うん。」
初めてだった。
亮輔君に断られたのは。
でも、一人でも、どうしてもあの海が見たかった。
 
電車に乗って、20分ほどで着いた。
前の時とは違って、まだ夕方だった。
微かにセミの声が聞こえて、それがまた落ち着いた。
綺麗。
亮輔君がいたら、もっと良かったのに。
そんなことを思いながら、海の方へ歩いて行った。
「あれ?誰かいる…?」
珍しく、この海に人がいた。
昼間はぼちぼち人がいるけれど、
夕方になるとほとんど人はいない。
「亮…輔……君?」
亮輔君だ。
確かに亮輔君だ。
「亮輔く……!「好きだ。」
え…?
「私も。」
亮輔君の隣には、女の子がいた。
私の……親友だ。
そのまま、亮輔君と親友はキスをした。
最悪の夏だった。 

恋雨乃

2013/8/27 12:26:17 [482]

 
 

***
 
「はぁ。はぁ。ついたぞ。」
亮輔君は、息をきらしながら言う。
そこにあったのは、広い広い海だった。
「綺麗。」
気がつけば、もう夜の8時だった。
部活が終わったのが7時頃だから…
1時間も自転車をこいでたの…?
私は、亮輔君を見た。
亮輔君は、海を見ながら、笑っていた。
そんな姿を見ていると、なぜか、
ものすごく申し訳なくなってしまった。
夜の海は、ものすごく綺麗だった。
昼間はうるさいセミの声も静かで、
大きな波の音が、すごく落ち着いた。
「どう?元気でた?」
「え_?」
「最近一夏、元気なかったじゃん。
 だからさ、この海見たら、元気出るかなーっと思って。」
「亮輔君…。」
亮輔君は、ずっと私のこと心配してくれてたんだ。
私、亮輔君のこと避けたりなんかして…
ホントにバカだ。
「ごめん、ごめんね、亮輔君…。」
大粒の涙がこぼれでてくる。
「一夏…。」
「………ありがとう。」
この日私は、亮輔君も、夏も、改めて好きになった。
本当に大好きになった。 

恋雨乃

2013/8/27 12:5:50 [912]


 
***

「一夏!今年ももう夏だぜ!」
「うん…。」
「何だ、元気ねぇなぁ。」
中学2年生の頃。
私は、亮輔君という人と、付き合っていた。
「どうした?何か悩みごとでもあんのか?」
亮輔君は、いつも話を聞いてくれる。
「いや、別にたいしたことじゃないよ?
 ただ、ちょっと…。」
「ちょっと?」
「じゅ、授業についていけなくて…。へへっ」
私は嘘をついた。
私が元気がないのは、最近親友にはぶられているからだ。
「そっか。勉強、教えてやりてーけど、
 俺も授業ついていけていけてねえからなー(笑)」
「そっか。」
こうやって亮輔君と話している時は、
親友に、ずっと睨み付けられている。
親友は、亮輔君が好きなのだ。
「なぁ。夏休みに俺とどっか行か…「あ!トイレ行ってくるね!」
私は、親友に睨まれるのが怖かった。
だから、少し、亮輔君を避けていた。
「なんだよ、一夏。最近元気ねぇなぁ。」
 
 
「はぁ。」
やっと学校が終わった。
帰りは、いつの間にか一人になっていた。
つい、最近までは、親友と帰っていたのに。
「なんで……なの…?」
私は、ためていた涙をいっきに流した。
「一夏!!一緒に帰ろーぜ!!」
前を見ると、自転車を片手に、亮輔君が待っていた。
「亮……輔君……。」
亮輔君は、泣いている私を見て、少し戸惑った顔をしたが、
「後ろ、乗れよ!」
と、笑いながら言った。
「でも、私の家と亮輔君の家、
 全然違う方向じゃ……。」
「いいからいいからっ!」
私は、無理矢理自転車の後ろに乗せられた。
「しっかりつかまっとけよー!」
私は何も言わずに、ただ、
亮輔君のお腹につかまっていた腕の力を、強くした。
亮輔君の大きな背中が、すごく温かかった。 

恋雨乃

2013/8/27 11:12:24 [827]

「prrrrr....prrrrr....」
携帯がなる。
明美からだ。
「もしもし。」
「あ!一夏!
 昨日ホントに私をおいていったわね!!」
「明美がついてこなかっただけじゃん。」
「ひっどー…」
「で?何で電話してきたの?」
「えーと…あ!
 今暇?暇だったら私ん家来てよ。」
「んーー。わかった。」
「じゃ!何時でもいいから。」
そう言って、明美は電話をきった。
私は、髪をとかしてから、明美の家へと向かった。
 
「ピンポーン…」
「はいはーい…!」
インターホンをならすと、勢いよく明美がでてきた。
「はいってはいってー。」
「お邪魔しまーす…。
 相変わらず綺麗だね、明美の家。」
椅子に座りながら、辺りを見渡す。
「親が綺麗好きだからね。
 ………はい。」
麦茶だ。
「ありがと。」
氷がたくさんはいった麦茶を一口飲む。
暑いから、冷たい麦茶がおいしい。
「……そーいやさー。
 一夏って、彼氏できたことないの?」
「何?急に。」
「いや、今まで聞いたことなかったなーと思って。」
「んーいたよ?中学の頃。」
「へー!」
明美が意外そうな目で見てくる。
私ってそんなにモテないのかな。
「で、誰?」
「言ったってわからないよ。
 明美とは中学違うかったし。」
「そっか。今は付き合ってないんだよね?」
「うん。」
「何で別れたの?」
明美がどんどん聞いてくる。
「アイツが…他の子とキスしてたから。」
「.....。」
「あの頃は、本当に夏が好きだったのにな。大好きだった。」
私は、失恋話を黙々と話始めた。 

恋雨乃

2013/8/25 19:46:55 [434]

早く冬になればいいのに。
 
 
 
『もう夏ですね〜!今年の夏も暑いですね。
 もう冷房なしでは生活できませんよね(笑)
 はい!では、皆さん!
 夏といえば何を思い浮かべますか?
 私の夏といえば…
 海に、花火に、スイカに…
 やっぱり「恋」ですよね!!
 皆さんは、「恋」してますか?』

TVが夏について、黙々と話続けている。
夏は嫌いだ。
皆「夏!夏!」ってはしゃいでるけど、
夏の何がいいのか、わからない。
暑いし、虫が多いし、日焼けしちゃうし……。
「早く冬になればいいのに。」
夏になると、私の口癖は、いつもコレだ。
「早く冬になればいいって…
 まだ、夏にはいったばっかよ?
 まったくアンタは…毎年毎年コレなんだから。」
隣で、明美があきれている。
毎年、夏になるとそうだ。
「一夏さー。せっかく海に来たんだし、男でも誘ったら?」
「いい。
 明美こそ、いい男探したら?」
「私には武くんというすばらしい彼氏がいるもん!!」
そっか。みんな彼氏くらいいるよね。
海に来たって、カップルばっかでやんなっちゃう。
「あぁ!!もう!!私の目の前でイチャイチャしないでよぉ!!
 だから夏は嫌なのぉ!早く冬になればいいのにぃー!!」
私は海に向かって思いっきり叫んだ。
「…一夏。それって夏が嫌いなんじゃなくて、
 ただ彼氏が欲しいだけなんじゃないの?」
「…っっ!!ち、違うよ!!」
「だって、夏に限らず冬だってカップルだらけだよ?
 クリスマスとかさー。」
う……確かに。
でも、違うの。何か違うの。
私が夏が嫌いなのは…
アイツのせいなの…!!
「もう、私帰るね。」
「え?!もう?!
 さっき来たばっかじゃん!泳いでもないよ?!」
「今は泳ぐ気分じゃない。」
「えーーー。」
私は明美をおいて、家に向かった。 

恋雨乃

2013/8/25 18:42:58 [992]

10作目
「早く冬になればいいのに。」
 
今回は久しぶりに恋愛小説を書いていきたいと思います!
自上げ失礼いたします;; 

恋雨乃

2013/8/20 15:17:4 [681]

有難うございます!!
最近全然INできませんでした;;
近いうちに更新したいと思います! 

よっしぃ〜

2013/8/6 16:39:11 [966]

こんにちわ☆
とても面白いですね(((o(*゚▽゚*)o)))
これからも頑張ってください! 

恋雨乃

2013/7/28 20:37:49 [165]

ありがとう!
ミカコも小説頑張ってね!
続き、早くみたいよーw
今、新しいネタ考え中です; 

ミカコ´Д`

2013/7/27 20:17:7 [789]

いえいえ^^
上げとくね★ 

恋雨乃

2013/7/23 13:20:20 [974]

ミカコありがとう^^ 

ミカコ´Д`

2013/7/17 19:56:54 [865]

凄い面白かったよ^^
 

恋雨乃

2013/7/16 16:37:39 [351]

ありがとうございます♪
嬉しいです^^ 

●日向●

2013/7/14 19:45:57 [267]

とても面白いです!!!これからも頑張ってくださいね♪ 

恋雨乃

2013/7/9 19:55:41 [209]

ありがとうごさいます♪
 

恵生

2013/7/7 1:54:15 [730]

面白かったです。
つぎも頑張ってくださいヽ(*´∀`)ノ 

恋雨乃

2013/6/29 8:32:18 [429]

騎薇さんコメント
ありがとうごさいます^^ 

騎薇

2013/6/28 19:12:45 [462]

こわいよぅ。でも、おもしろいからみちゃうぅぅ! 

恋雨乃

2013/6/28 15:57:31 [14]

心花が家に戻った後、一人の女の人がごみ捨て場に現れた。
「あーあ、捨てちゃうなんてもったいないなー。」
女の人は、「あの服」をみながらつぶやいた。
「うふふ…。次は誰にこの服を着させようかしら♪」
女の人は、「あの服」を持ち上げ、
どこかへ去って行った。

               終わり 

恋雨乃

2013/6/28 15:49:15 [274]

「東口 朋花!……ん?今日も休みか。」
それから、朋花ちゃんは学校に姿を現さなくなった。
朋花ちゃんが学校に来なくて、私は少しほっとしていた。
その理由は、よくわからないけど。
「朋花、今日も休みか。どうしたんだろーな?」
「そんなに朋花ちゃんが心配なの?」
「そりゃそうだろ?」
「そう。」
私は、なぜかイライラした。
その理由は、やっぱりわからないのだ。
 
 
「あー!もう!なんで私、
 朋花ちゃんのことでこんなに……もう!」
私は家に帰ってすぐ、大きなソファーに飛び込んだ。
「ん〜〜テレビでも見よっと!」
私は寝ながら、リモコンを操作した。
今朝、○○県○○市の住宅で、少女の遺体が発見されました。
「○○県○○市って…私の住んでるここじゃん!」
少女は、東口 朋花さん16歳。
 東口さんは、自宅の部屋で、全身骸骨の状態で発見されました。
「東口 朋花………と、と、朋花ちゃ!!!」
私は、吐き気がした。
東口さんは、白いだぼだぼの洋服を着て、
 自宅のベッドで倒れていました。
「白い…だぼだぼの洋服?」
私は、ごみ袋に放り込んだ、“あの服を見た。
テレビでは、朋花ちゃんの来ていた洋服を、写真で載せていた。
間違いない、朋花ちゃんが来ていたのは…“あの服だ。
私は、“あの服の取り扱い説明書を開いた。
そして、最後の注意事項のページを開いた。
【 注意事項
 ・睡眠前以外には、着用しないでください。
 ・毎晩の着用はお止めください。
  痩せすぎの原因となります。
  必ず、4日おきにご着用ください。 】
それを読んで、わかった。
朋花ちゃんは、私より痩せてやると言っていた。
だから、“あの服を着たんだ。
そして、注意事項を破って、すぐに痩せようとしたんだ。
だから、痩せすぎで骸骨の姿に…。
私は、急いで“あの服の入ったごみ袋を持って、
ごみ捨て場に持っていった。
「私も、もしあの注意事項を破っていたら…。」
そう考えると、恐ろしくて、手が震えた。
私は、ごみ捨て場に“あの服を捨てて、
全速力で家に戻った。 

恋雨乃

2013/6/28 14:47:37 [811]

時間が経った。
運動部の子達が、部活を終えて、帰る準備をしている。
「おーい!!!お前らなにしてんだー?!!早く帰れよー!!!」
先生が、私たちに向かって大声で注意した。
朋花ちゃんが、やっと泣き止んだかと思ったら、
震えた声で叫んだ。
「心花ちゃんが私より痩せたから、
 良樹は心花ちゃんの方を選んだの?
 じゃあ私…心花ちゃんよりもっと、もっと
 痩せてやるわよ!!!!!」
朋花ちゃんは、鞄を持たずに、教室から出ていった。
 
 
その夜、私は“あの服を捨てた。
もう、痩せる意味がなくなったからだ。
「よし!これからは自力でこの体をキープするぞ!」
軽く意気込みをしたあと、私は布団にもぐりこんだ。
その夜は、なかなか寝れなかった。 

恋雨乃

2013/6/28 14:2:58 [952]

「大浜?どうしたんだ?
  廊下まで声が響きわたってるぞー。」
教室のドアが開いたと思ったら、
そこから良樹君が出てきた。
「!朋花。」
朋花ちゃんは、良樹君の胸に飛び付いて、こう言った。
「……良樹。ねえ、良樹。
本当に私より心花ちゃんの方がいいの…?
私と心花ちゃん、どっちがいいの?どっちが好きなの?」
私は、朋花ちゃんの言葉に冷や汗をかいた。
ここで良樹君が私を選んだら、
朋花ちゃんと私の関係はどうなるの?
ここで良樹くんが朋花ちゃんを選んだら………私、私。
「良樹、答えて?」
や、、やだ。やめて。良樹君、答えないで。
良樹君は、ゆっくりと朋花ちゃんから離れて、
小さな声でいった。
「ごめん朋花。俺は、大浜が好きなんだよ。」
良樹君の言葉に、私は、ほっとしてしまった。
嬉しくて、顔がにやついてしまった。
朋花ちゃんと、関係が崩れてしまう。
なのに、それなのに、どうして、私は…。
朋花ちゃんは、床に膝をついて泣き崩れた。
「どうして…どうして心花ちゃんなの?
 心花ちゃんが私より痩せたから?
 私よりスタイルがよくなったから?」
「朋花…。本当に、ごめん。」
「     なんで よ…。」
朋花ちゃんは、しばらく泣き続けた。
良樹君も私も、その場に立ってずっと朋花ちゃんを
見下ろしていた。 

恋雨乃

2013/6/28 13:14:12 [891]

ミカコありがとう^^
ミカコも頑張って! 

ミカコ´Д`

2013/6/23 18:5:15 [144]

頑張ってね>▼< 

恋雨乃

2013/6/20 21:48:24 [962]

ありがとうございます!!
今、少し勉強休憩中ですw
期末テスト終わったら、すぐに更新したいと思います。 

恵生

2013/6/20 14:35:24 [256]

流石ですねー

恋雨乃さん最高ですwwww
とくにホラー系大好きです!(≧∇≦*)
頑張ってください 

恋雨乃

2013/6/12 18:20:1 [878]

期末テスト2週間前にはいったので、
IN率低下します;
自上げ失礼します。 

恋雨乃

2013/6/3 19:12:2 [993]

「まあ、また考えといてよ。返事、待ってるから。」
そのまま、良樹くんは去って行った。
「あ〜!どうしよう!」
はっきり言ったら、良樹君と付き合いたい。
だけど、朋花ちゃんとも仲直りしたいし。
教室のど真ん中で悩んでいると、
そこへ、朋花ちゃんが入ってきた。
「あ、朋花ちゃ……「「どうしてあんたなのよ!!!!!」」
「え…?」
朋花ちゃんは、私を睨み付けて叫んだ。
「突然、良樹が別れようなんか言うから!
 だから良樹の後ついていったら、
 何であんたなんかに良樹が告白してんのよ!!!」
「・・・・・。」
「私の方が…!!私の方がよっぽど可愛いのに!!!
 どうしてあんなデブだったあんたなんかに…!!!
 ……あんたなんか、痩せたって意味ないのに!
 痩せたってちっとも可愛くないのに!なんでなのよ!!!」
「朋花ちゃん……。」
私の目からは大粒の涙が流れていた。
朋花ちゃんが私のこと、そんな風に思ってたなんて。
朋花ちゃんの言葉を、頭の中でよぎっていたら、
怒りと悲しみがどんどん増していった。
「良樹と付き合ったら、絶対にあんたを許さないから!
 一生あんたのこと、恨み続けるから。」
どうすればいいか、わからなかった。
このまま良樹君と付き合って、朋花ちゃんに憎まれ続けるか、
良樹君の告白を断って、朋花ちゃんと仲直りするか。
私の頭の中は、混乱していた。 

恋雨乃

2013/6/3 18:30:6 [347]

どうしたら、朋花ちゃんともう一度話せるのか。
どうしたら、朋花ちゃんに避けられずにすむのか。
私の頭の中は、朋花ちゃんのことでいっぱいいっぱいだった。
「大浜。」
「………誰?」
「誰って、ひどいなぁ…。
 お前の隣の席の、良樹だよ。上條 良樹。」
「えっと………あ!良樹君か!」
良樹君って確か…朋花ちゃんの彼氏だっけ。
「大浜ってさぁ。最近すごい痩せて可愛くなったよな。」
え?何、突然。
「よかったらさー、俺と付き合ってくれないか?」
……え?
あれ?良樹君って朋花ちゃんと付き合ってたよね?
なんで私なんかと?
朋花ちゃんと別れたのかな?
うん…まあ、良樹君はかっこいいけど。
でも、朋花ちゃんの彼氏だし。
今でさえ朋花ちゃんと気まずい関係なのに、
私なんかが彼氏をとったりしたら、もっと関係が崩れるよね。
そんなことを思っていたら、簡単に返事ができなかった。 

恋雨乃

2013/6/2 20:32:15 [911]

ありがとうごさいます!
次は期末テストがあるので、
期末テストまでにたくさん更新しようと思います^^ 

チャニ

2013/6/1 16:29:40 [637]

中間テストお疲れ様です^^*
まだまだ先が楽しみです! 

恋雨乃

2013/6/1 13:45:26 [886]

「わーーー!!!!!!」
痩せてる…。
確かに、2kgも体重が減ってる。
私は朝起きて真っ先に体重計にのった。
取り扱い説明書に書いてあったように、
本当に一日で2kgも痩せた。
私は、ふと鏡を見た。
確かに体重は減ってる。
でも、2kgじゃ見た目にまったく変わりはない。
「これじゃあ、意味ないよ。もっとあの服を着なきゃ。」
でも、次に着用していいのは4日後。
まだまだ先だ。
「まあ、いずれはガリガリに痩せれるし。」
そう思って、早く4日経つのをうきうきしながら待った。
 
 
あの服を着て、3ヶ月くらい経った。
4日おきに着続けて、私の体は朋花ちゃんよりガリガリになった。
そして、朋花ちゃんより、私は人気になった。
前まで私を避けていた子たちも、
今では、いつでも私のそばにいるようになった。
でも、朋花ちゃんとは、あまり話さなくなってしまった。
私が痩せてから、朋花ちゃんから避けられるようになった。
「朋花ちゃん!」
「・・・。」
どうして、私を避けるの?
私、朋花ちゃんともっと仲良くなりたかったから、
あの服を買ったのに…。
私は、朋花ちゃんともう一度話したかった。
また、一緒に遊びたかった。 

恋雨乃

2013/5/26 14:47:28 [300]

中間テストも終わったので、
近いうちに更新します><
自上げ失礼します>< 

恋雨乃

2013/5/3 13:45:44 [587]

有難うございます(*⌒∀⌒*) 

りぃこ

2013/5/2 19:37:51 [264]

どうなるのかなぁ(○´∀`○)
上げます(ゝω・) 

恋雨乃

2013/4/25 15:47:43 [517]

ギルティアさん、有難うございます^^ 

ギルティア

2013/4/24 19:9:45 [164]

はじめから見ました^^
続きが楽しみです♪ 

恋雨乃

2013/4/22 16:23:26 [421]

家に帰り、早速、取り扱い説明書を開いた。

〜取り扱い説明書〜
着用前に、必ずお読みください。
この服は、夜、睡眠前に着用していただき、
朝お目覚めになりますと、お客様の理想の体型に
みるみるうちに変化していきます。
この服は、一度着用しますと
約2kgほど体重がおちます。(人には個人差があります。)
しかし、5日間たちますと約0.8kgほど体重が増加されますので、
一度着用されるだけでは、
理想の体型にはなりかねない場合がごさいます。
再度着用される方は、必ず、4日おきにご着用ください。
注意事項
・睡眠前以外には着用しないでください。
・毎晩の着用はお止めください。
痩せすぎの原因となります。
必ず、4日おきにご着用ください。


「なんだぁー。服に取り扱い説明書なんてついてるから、
 もっと危険なものなんかと思ったけど、案外普通じゃん。」
私は、もうスピードでお風呂に入り、
早速、例の服を着て布団にもぐった。 

恋雨乃

2013/4/22 15:44:38 [199]

「ありがとうございましたー。」
レジを大急ぎで済まし、さっきの女の人を探した。
女の人は、退屈そうに一人、ソファに座っていた。
「あの!この服のこと…。」
私が声をかけると、その女の人にある本を渡された。
「取り扱い説明書…?」
「その本、よく読んでから服を扱うようにね。」
「え?!」
「ばいばい。」
そう言って、女の人は消えていった。
「よく読んで扱うようにって…ただの服でしょ?
なのになんで取り扱い説明書なんて…。」
少し疑問に思ったが、あまりきにしなかった。
それよりも、「本当に痩せるのか」
ということで頭がいっぱいだった。 

恋雨乃

2013/4/22 15:34:28 [255]

その日の帰り、私は考えた。
私のせいで朋花ちゃんのイメージが悪くなったら、
朋花ちゃんに「友達をやめよう」
と言われるかもしれない。
いままで、何度も「やせたい」と思った。
だけど、どんなにがんばったって、
痩せなかった。
「とりあえず、見た目でも…」
そう思い、私は近くのデパートに行った。
 
「わあ!これかわいいな。」
私は、いろんな洋服を手に取ってみたが、
私に合うサイズの服がなかった。
「ううん…。どうしよう。」
そう思ったとき、目の前の、あるワンピースが気になった。
真っ白の無地で、袖もウエストもだぼだぼのワンピースだった。
「こんな服着たら、もっとでっぷりに見えるんだろうな…。」
そう思って、その服を手にとってしばらく持っていると、
知らない女の人に声をかけられた。
「あ、その服買うんですか?」
「え?いや、別に…。」
「その服ね、夜寝るまえに着て寝るとね、
朝目が覚めたら体がすらっと細くなってるのよ。」
「え?!どうゆうことですか?」
「その服買うんだったら、くわしく教えてあげるわ。」
私はその女の人の言っていることを疑いもせず、
レジへと向かった。
 

恋雨乃

2013/4/20 17:50:24 [313]

花恋さん、チャニさんありがとうございます(*⌒∀⌒*) 

チャニ

2013/4/20 17:22:2 [142]

面白いですね(ノ∀`)
更新頑張ってくださーい! 

花恋

2013/4/20 11:35:46 [151]

こんにちは〜!
恋雨乃さんの小説面白いでふ♪ヽ(´▽`)/
上げさせて頂きます。
 

恋雨乃

2013/4/14 17:35:11 [345]

ある雨の日だった。
一人でその辺をぶらぶらと歩いていると、
遠くで朋花ちゃんを見かけた。
私は思いきって声をかけようと思った。
「と、と……『とーもかー!!!』
私の後ろから、朋花ちゃんの友達が
手をふりながら、はしってきた。
私はとっさに持っている傘で顔を隠した。
「もー遅いよー。」
「ごめんごめん!」
二人で並んで歩いていく姿を見て、
私は声をかけるのをあきらめ、帰ろうとした。
「ねーねー朋花ー。
  なんであんなデブと一緒にいるの?」
ビクッとした。
間違いなく、私のことだと思った。
家の方向へ向こうとしてた足をピタッととめた。
「あんなデブって?」
「大浜だよ!大浜 心花!」
「あー心花ちゃんね。」
「あんなデブと一緒にいたら、
朋花のイメージもダウンするからやめときなよ。」
私のせいで朋花ちゃんのイメージが?
そんなこと、今まで一度も思ったことがなかった。
朋花ちゃんがそのあとなんて言うのかを聞こうとしたが、
雨の音でまったくきこえなかった。 

恋雨乃

2013/4/14 17:4:2 [557]

それから私たちは、どんどん仲良くなった。
高校生になって初めての友達なので、
大切にしようと思った。
どんなときにでも一緒にいたいと思った。
だけど、朋花ちゃんは、
顔は綺麗で背が高くて細くてスタイルがよくて、
性格もよくて、おまけにスポーツも運動も、
なんでもできるから、みんなの人気者だった。
だから、あんまり朋花ちゃんに近づけなかった。
私は、「自分もあんな風になりたい」と思いながら
朋花ちゃんを遠くで見つめていた。 

恋雨乃

2013/4/14 15:52:42 [652]

着るだけで痩せるワンピース
 
 
 
私の願いはただ一つ。
「痩せて綺麗になりたい。」
 
私の親は厳しくて、勉強にうるさかった。
だから、中学の時、勉強でストレスがたまり
そのストレスを食べ物を食べる事によって、解消していった。
その結果、私はみるみるうちに太って醜くなっていた。
高校に入り、自分の醜さに改めて気づいた。
周りから冷たい目で見られ、
男はもちろん、女さえ私に近づいてくる人はいなかった。
そんなある日、いつものように一人で
お弁当を黙々と食べていたときだった。
「こんにちは。一人?
私もひとりなんだー。せっかくだし、一緒に食べません?」
優しく声をかけてくれた。
誰?
「あ、私は 東口 朋花(ひがしぐち ともか)。あなたは?」
「...えっと。大浜 心花(おおはま このか).....です。」
名前を聞かれたのは久々だったから、少し戸惑った。
「よろしくね、心花ちゃん!」
私は頭をさげた。
誰かが正面にいるなんてことは、ここ数年はなかったから
なんか居心地がわるかった。 

恋雨乃

2013/4/14 15:2:5 [778]

9作目  
「着るだけで痩せるワンピース」

次もまたホラー系の小説書きたいと思います。
(ホラーしかネタが作れないw)
自上げ失礼します; 

恋雨乃

2013/4/14 10:13:55 [520]

みったんさんりぃこさんミカコありがとう^^ 

ミカコ´Д`

2013/4/13 20:24:39 [366]

寂しい(T◇T)
完結おめでとう★楽しかったよ〜♪ 

りぃこ

2013/4/13 19:17:42 [383]

初めまして!
恋雨乃さんの小説は初めて読みましたが、小説を書くのが凄くお上手ですね!^^
また小説を書くときは、楽しみにしています(・ω・* 

みったん

2013/4/13 14:55:4 [853]

うぅぅ。なんか寂しい(涙) 

恋雨乃

2013/4/13 9:54:45 [627]

奈湖はすぐに救急車に運ばれた。
まだ少し意識はあるが、もうじき息をひきとる と医者に言われた。
「ごめんなさい、私のせいで・・・奈湖、本当にごめんなさい。。」
お母さんはそういったが、涙を流すことは無かった。
結局、私が死んでしまったって、お母さんは後悔することなんかない。
私のしたことは、意味があったのかな。
飛び降りる必要なんて、なかったのにな。
最後くらい、こんな私を見て、後悔して欲しかった。
こんな私を見て、涙くらい流して欲しかった。
心配・・・・・してほしかった。
私はぼやけたお母さんを見ながら、眠りについた。

                              終わり


***
更新してなくてすみません>< 

恋雨乃

2013/3/19 16:40:11 [715]

自上げ失礼します;
そろそろ更新します。 

恋雨乃

2013/3/3 11:55:25 [438]

ゆめ♪さん、みったんさん
有難うございます(m__)m))) 

みったん

2013/3/2 11:6:24 [658]

私がこういう家庭だったら
絶えられないです><
早く続きが読みたいですー!!! 

ゆめ♪

2013/3/2 10:3:30 [547]

お初です^^
面白いですね^^
早く続きが読みたいです^^ 

恋雨乃

2013/3/2 9:52:18 [216]

「ち、ちがう!!私何もしようとなんかしてない!!!」
「ママー!!早く助けてー!!!!」
那美は、私の声を押し返すくらい泣きながら叫ぶ。
これじゃあ私が悪人みたいじゃないか。
「お母さん!!!お願い、しんじ・・「「もうやめて!!!!!!」」
お母さんは、ありったけの声を出して、
いそいで那美の方に駆けて行った。
「ママー、怖かった、怖かったよぅ。」
「もう大丈夫よ。」
お母さんは、那美を慰めながら、
恐ろしいものを見ているような目で私を見る。
「かか、帰りましょ。」
お母さんは恐る恐る、那美をつれて階段の方へ歩いて行く。
私の頭の中は真っ白になった。
「・・・・・・・どうして信じてくれないの!!!!!」
お母さんは、ピタッと足を止めた。
「どうして那美ばっかり!!!ちょっと体が弱いからって・・・なんなのよ!!!
・・・ねぇ、お母さん。どうしたら私のことを信じてくれるの?心配してくれるの?」
「奈、湖・・・・・?」
「そうだ。
  ・・・・私が死んだら、後悔してくれる?悲しんでくれる・・?」
私は、屋上のはしのところまで歩いて行った。
「じょ、冗談はよしなさい。どうせ飛び降りる気なんか、ないんでしょ?」
お母さんは震えた声で言う。
その声に私は、ムカムカしてきた。
「ばいばい、お母さん。」
私はの足は、宙に浮いた。
その瞬間、那美がクスッと笑った。
 
あ れ・・・?
 
私なんで飛び降りた の・・・・・・?
私は急に冷静になった。
これじゃ、那美の思うがままになってるような気がした。
 
すべて 那美の   計画どおりなんだ。


私は、ゾッとした。 

恋雨乃

2013/2/22 16:32:39 [7]

チャニさん
ありがとうございます^^
ミカコ´Д`
ミカコの恋愛小説見てるよー
コメントできなくてごめんね>< 

ミカコ´Д`

2013/2/21 20:19:20 [824]

恋雨乃ちゃん頑張って★ 

チャニ

2013/2/20 21:3:30 [208]

こ…怖い(((゜д゜;)))
更新楽しみにしてます♪ 

恋雨乃

2013/2/20 18:35:7 [848]

全然更新して無くてごめんなさい><
近いうちに更新します; 

恋雨乃

2012/12/31 13:58:11 [415]

RRR・・・RRR・・・
那美は、携帯電話でお母さんを呼ぶ。
どうして妹の那美が携帯電話を持っているの。
私、持っていないのに。
だんだん怒りが増してくる。
「あ、ママ?!!お姉ちゃんがね、うん。
    ・・・・・早く助けに来て!!」
「な、那美?何をお母さんに言ったの?」
「うふふ。。」
電話を終えた那美は、屋上から飛び降りるような体勢になった。
私は那美の行動が理解できなかった。
少し経つと、お母さんがきた。
すごく急いだみたいで、息を切らしていた。
「ママ!!助けて!!!!
  お姉ちゃんが・・・・・・・・私をココから突き落とそうとしてくるの!!」
那美が振り返って言う。
どういうこと?私、何もしていないのに。
 
**
変なところで区切ってすみません;; 

恋雨乃

2012/12/31 13:43:48 [829]

「奈湖!どこに行くの?!」
お母さんは、下から叫ぶけど、追いかけてはこなかった。
くやしくて、悲しくて、無我夢中に階段をかけていった。
「はぁ・・・・はぁ・・・。」
息をきらしながら屋上までのぼった。
屋上にはなぜか、那美がいた。
「あ、お姉ちゃん!来ると思ってたぁ〜。」
「どういうこと?」
「うふふ・・・。
   お姉ちゃんさぁ、ここから飛び降りるつもりでここにきたんでしょう?」
那美が笑いながら言う。
「なんでそんな事・・・。」
「うふふ・・。」
何がおかしいかわからない。
「私、お姉ちゃんが飛び降りるところ、、見に来たの。」
「と・・飛び降りるわけないでしょ。」
なぜか私は、焦りながら言う。
「よーし、わかった!ママ呼んでくるね。」
「へ?なんで。」
「ママがきたらお姉ちゃん、必ずここから飛び降りるから。」
意味がわからない。
私が飛び降りる?なんのために?
わかるおうな気もするけど、わからない。
 

恋雨乃

2012/12/31 13:22:52 [922]

「そんなとこで立ってるんじゃない!!危ないじゃないか!!!!」
車の運転手さんに、大声で怒鳴られた。
車は、私の目の前でとまっていた。
「どうして轢いてくれなかったの!!!!」
そう言って、私は走り去った。
 
「ただいま。」
「奈湖っ!!」
家に帰ると、お母さんが玄関で待っていた。
「今さっき、学校の帰り道で車に轢かれそうになったて聞いたわよ。」
お母さん、やっと心配してくれるの?
そう思ったのもつかの間、私はすぐにほっぺたをぶたれた。
「いいかげんにしなさい!!!何回、人に迷惑かけたらすむのよ!!!!!!!」
「迷惑かけてほしくないんだったら、少しくらい心配してよ!!どうして私ばっかり怒られなきゃいけないの!!!」
私は、家を飛び出し、マンションの屋上までかけ上がった。 

恋雨乃

2012/12/31 12:55:40 [317]

学校から飛び出してきた。
気がつけば、上靴のまま、外にでていた。
もう、どうでもよくなってきた。
私は、信号のど真ん中で足を止めた。
赤信号だから、すぐに車がくる。
私が車に轢かれたら、さすがにお母さんも心配するかな。
真っ黒の車が、どんどんせまってくる。
キキーー!!
車がブレーキを踏むと同時に、私は目をつむった。 

恋雨乃

2012/12/30 20:10:8 [493]

ミカコありがとう^^久しぶり(^ω^)
ミカコの小説、いつもみてるよー^^(コメントしてないんだけど。)
新しく作った小説集、がんばってねd(`・∀・´) 

恋雨乃

2012/12/30 20:8:28 [325]

放課後。帰りはいつも一人。
るりこちゃんとは、家が逆方向だから。
「あ。学校にペンケース忘れてきた。」
私は急いで学校に戻った。
教室には明かりがついていて、誰かいるみたいだった。
「るりこちゃん?」
教室の中に、るりこちゃんと、あと数名の女子がいた。
こんな時間まで、まだ残ってたんだ。
こんなときは、必ず人の話を盗み聞きしてしまう。
人の性質なのだろうか。
「奈湖ちゃん昨日倒れたんだって、知ってる?」
「知ってるー。」
「大丈夫かな?今日もしんどそうな顔してたし。」
「うんうん、また倒れなきゃいいけどね。」
みんな、そんなに私のこと心配してくれるんだ。うれしい。
「・・・・・・・・・なぁーんてね。
   どうせ仮病でしょ?親に心配されたいだとかそんな理由で。」
るりこちゃん?
「そんな事で仮病だなんて、くだらない。誰が心配するかよ。」
「言えてる、それ(笑)」
教室内が一気に笑いだした。
やっぱり、みんな私の事なんか心配してないんだ。
るりこちゃんだけは、心配してくれると思ってたのに。
酷い。酷い酷い。
どうしてみんな、心の底から心配してくれないの。
お母さんも、るりこちゃんも。
「こんな時間まで残っているのかー。早く帰りなさい。」
「はーい、今すぐ。」
一斉に教室からみんなが出てきた。
「あ・・・・・奈湖ちゃん。」
私は、るりこちゃんたちをギロッと睨みつけて、
その場から走り去っていった。
ペンケースも、とりにいっていないのに。
 

ミカコ´Д`

2012/12/30 19:54:11 [104]

久し振り☆
にしても・・・・恋雨乃やっぱ小説上手い><
頑張ってね!! 

恋雨乃

2012/12/30 19:29:47 [656]

おばあちゃんの家に泊まりに行っていたので、あまりINできませんでした。
では、久しぶりに更新します。
 
**
 
その日から私は、お母さんにまったく信用されなくなった。
まあ、もともと、信用なんかされてなかったけど。
「奈湖ちゃん、大丈夫?昨日、急に倒れたって聞いたけど。」
「うん、大丈夫。ありがとう。」
友達の、るりこちゃんだけは心配してくれる。
うれしいけど、でも、私はお母さんに一番心配されたかった。
 

恋雨乃

2012/12/19 18:9:30 [899]

ありがとうございます。
少し更新できないかもです; 

みったん

2012/12/16 10:42:3 [950]

 ageです♪ 

みったん

2012/12/9 11:40:52 [48]

 妹、ずるがしこいですねwww 

恋雨乃

2012/12/9 11:36:23 [72]

目が覚めたら、私は病院のベッドで寝ていた。
隣にお母さんが座っていた。
やった。やっと心配してくれる。私はあまりにもうれしくて、
そのうれしさが、顔に出てしまった。
「・・・・・奈湖。仮病でしょ?」
お母さんは、怖い顔をして言った。
「今、笑ってたじゃない。」
・・ちがう。そうゆう意味で笑ったんじゃない。
 
「・・・・・っった」
「いいかげんにしなさい!!!!!
 あなたの仮病のせいで、この病院・・・・・・
 私達にどれだけ迷惑かけたと思っているのよ!!!!」
お母さんは、病院なのに大声で怒鳴った。
なんで なんで なんで。
なんで私が、私だけが怒られなきゃいけないの。
「那美だって仮病だったじゃん!!本当は熱なんてないくせに学校休んで!!どうして私だけ怒られなきゃいけないのよ!!!」
私も負けじと怒鳴った。
「痛っ」
また、ぶたれた。
「那美は関係ないでしょ!!!!それに那美は、本当に熱があるのよ!!今だって家で寝てるし、ちゃんとお薬だって飲んでいるのよ!!それを仮病だなんて・・・どうかしてるわ!!!!」
どうかしてるのはお母さんよ。
私は、その場で泣いた。 

恋雨乃

2012/12/9 11:23:40 [744]

私はお母さんに怒られた。
お母さんは一方的に怒鳴り、私は黙って聞いていた。
那美にも怒ってよ。嘘ついて学校休んだんだから。
どうして私ばっかり。
心の中で、私はぶつぶつ言っていた。
不意に、那美の方を見たら、那美は、怒られている私を見てクククと笑っていた。
くやしい。くやしい。くやしい。
私は歯を噛み締めながら、お母さんの怒鳴り声を聞いていた。
 
 
ふと思った。
 
私が、倒れたりしたら、心配してくれる?お母さんは。
 
だったら私。
 
その場で私は、倒れた。
「奈湖・・?」
 
 
 
 
 ++++
自上げ失礼します; 

恋雨乃

2012/12/9 11:14:16 [96]

私は妹の立場ですねw(お兄ちゃん2人ですが)
殴られことはないですけどw
コメントありがとうございます^^ 

みったん

2012/12/9 11:4:26 [514]

私も姉の立場だから
なんとなくお姉ちゃんの
気持ちわかる・・・!!!
殴ったことは無いけどwww 

恋雨乃

2012/12/9 10:46:38 [246]

「ただいま。」
家に帰ると、お母さんはいなかった。
リビングのソファに、那美が寝ているだけだった。
那美が幸せそうに寝ている。
私は、憎たらしくってしょうがなかった。
どうしてこんな奴ばっかり心配されるのよ。
「あ・・・びっくりしたぁ。お姉ちゃんかぁ。
 お母さんかと思ったぁ・・・」
びっくりした?
「本当は熱なんてないんだよね〜。だから、こんなところで遊んでるの、ママに見られたら、嘘ってばれるでしょ?びっくりしたぁ。」
仮病だったんだ。嘘なのに心配されたんだ。
私は・・・まったく心配されなかったのに。
「ママには内緒にしといてよ?どうせ言っても、お姉ちゃんのことなんか信じないと思うけど(笑)」
「・・・さけんな!!!」
私は、那美を殴ってしまった。
「どうしてあんたばっかり・・。どうして私は心配してくれないのよ!!」
「・・った。ちょ・・・・ゲホッやめて。お姉ちゃん。」
何回も殴ってやった。
「ただいま・・・・・那美!!!」
 
「・・・・・・・・・っっ」
「何してんのよ!!死んじゃったらどうするの!!バカなことしないで!!!!」
ぶたれた。どうして。どうして私が怒られなきゃいけないのよ。
「ママ。痛いよぉ。」
「大丈夫?・・ま、かわいそうに。・・・奈湖、こっちに来なさい。」
お母さんの目は、すごく怖かった。 

恋雨乃

2012/12/8 17:13:13 [500]

ありがとうございます^^ 

みったん

2012/12/8 17:3:53 [686]

 はじめましてー
 拝見させてもらいますねー♪
 

恋雨乃

2012/12/8 16:43:26 [397]

心配 
 
 
 
  
「お母さん、熱あるみたいだから学校休んでいい?」
朝、私は言った。熱なんてないのに。
「何度あるの。」
「37度2分。」
「それくらいなら学校行けるでしょ!!マスクしてでも行きなさい!!!!」
どうして心配してくれないの。
「ママー。なー、しんどいよぉぅ。」
「那美!!どぉしたの?!顔真っ赤じゃない!!
       今日は学校お休みしなさい、ねっ?」
どうして妹ばっかり、那美ばっかり心配されるの。
「奈湖!!!もたもたしないで学校に行きなさい!!!遅刻したらどうするの?!」
妹の那美は、生まれたときから
ちょっと体が弱いからってみんなから心配されて。
私はお姉ちゃんだからっていっつも怒られて。
私にだって、少しは心配してよ、お母さん。 

恋雨乃

2012/12/8 15:28:28 [10]

「中断」 は、間違って完了してしまったり、INができなくて書けなかったものなどです。 

恋雨乃

2012/12/8 15:27:14 [574]

いままで恋雨乃ちゃんが書いた小説
1作目 「1番じゃヤダ!」                恋愛系
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