2012/4/19 0:5:32 [868]恋雨乃さん、わっかさん、 ありがとうございます。 うまいだなんて、そんな・・・、恐れ多いです。 とりあえず、小説は日記の方に書こうかな〜とか思ってます。 なんで、暇だったら、そちらの方に足を運んでいただけたら うれしいです。 ちなみに、あまり日にちを開け過ぎずに更新したいなと思っておりますww ということで、今後とも御贔屓にしてくださいなww
2012/4/14 18:3:27 [899]やばーーーー うまーーー やべーー はまった^^ また書いてーー
2012/3/23 20:50:19 [88]見ましたよ〜^^ すごいねw 小説うますぎるでしょw 面白かった、うん、素直に^^((なんかパクってるようなぁ・・・w
2012/3/23 16:53:40 [350]「シオリ……」 封筒に書いてあった住所は広島となっていた。 「広島……?」 俺は封筒をの口を切り、中の紙を取り出した。 その紙は「元気ですか?」ではじめられていた。 紛れもないシオリからの手紙だった。 『 元気ですか?こちらは元気です。って、何か変かな? え〜っと、正直に告白します。私も、カミヤ君のことが好きでした。 なので、告白してくれた時はとても嬉しかったです。でも、あの時の私、すごく荒れ てたし、一応彼氏?もいたので断っちゃいました。 ちなみに今、私は広島にいま〜す!何故かって言うと……家庭の事情ってヤツ? まあ、それも荒れてた理由の一つなんだけど……。とにかく!私は広島に引っ越し ちゃいました。う〜ん、手紙ってやっぱいいね。すらすら書けちゃうもん。嘘も ホントも…。 とりあえず、「好き」の気持ちを伝えたかったので、手紙を送りました。住所は、 先生に色気を使って……じゃなくて、普通に聞きました。 あと、「あるもの」も封筒に入れたので、それを私と思って大事にしてください。 以上!白鳥 詩織より』 「短けぇ……。」 短いけど、嬉しかった。どこら辺が嘘で、どこら辺がホントなのかイマイチ分からなかったけど、嬉しかった。自分の気持ちがシオリに届いてて、シオリの気持ちを届けてくれたことが素直に嬉しかった。 俺は、「あるもの」を見るために封筒を逆さにしてみた。 落ちてきたのは「桜の花のしおり」だった。 「……だじゃれかよ。」 俺は、しおりを太陽にかざしてみた。 しおりは、日の光を浴びて、綺麗な桜色に光っていた……。
君は僕の好きな君のままだった。今も、昔も、君は変わっていなかった。たぶん、未来もそうだろう。 その証拠に、君から貰ったしおりは季節が移り変わっても、綺麗な桜色のままだったんだ。終
2012/3/23 16:51:45 [101] 君は僕に嘘をついた。 あの日、僕の目をしかっりと見て、優しい嘘をついたんだ。 第五話〜しおり〜 あの日……俺がシオリにフラれたあの日以来、何度もあの場所に足を運んだが、シオリに会うことはできなかった。 正直、それでよかったと思う。どういう顔をして会えばいいか分からなかったから、シオリを探しながらも、一方では会ってしまうことを恐れていた。きっと……。 学校でも、シオリの話を聞くことはなかった。 俺は、今でも、シオリのことが好きなのだろうか……。 何故かソウタは、しばらく俺を遠ざけているようだった。少しして、こっちが一方的に謝らされて仲は元に戻った。理由を聞いてみると、「恋敵だったから」とか言っていた。 秋が過ぎ、冬が過ぎた。 思いがけない便りが来たのは、桜が色づきはじめた、春の中頃だった。 「マコトー。」 一階から母親の声がした。 「なにー?」 一階に下りると、母親が玄関の前に立っていた。 「あんたに手紙きてるわよ……女の子から。」 「は?」 俺は母親の手から茶色の封筒を奪うと、足早に二階へと駆け上がった。 「その子誰よ。」 俺は母親の声を無視して、自分の部屋に入ると、封筒を確かめた。 シオリからだった。
2012/3/23 16:44:10 [262]わっかさん、恋雨乃さん、ありがとうございます。 とうとうここまで来ちゃいましたw 応援してくれた皆さん、最終回です。 長い間お世話になりました。 では更新です。
2012/3/22 19:17:30 [933]面白いよ♪ 最終回楽しみにしてます♪
2012/3/22 18:40:11 [554]楽しい^^ あと1話か〜 どうなるんだろう? 楽しみにまってま〜す
2012/3/22 14:53:27 [191]だいぶ遅れてしまいましたが更新です。 いや〜、本当に申し訳ない。 とにかく、後一話で完結なんで。 長い目(←どんな目??)で見てやってください。
2012/3/22 14:48:52 [682] シオリはいきなり叫んだ。 「なんで?なんでなの?カミヤ君は何も関係ないじゃん!」 俺は返す言葉に詰まった。 「カミヤ君は私の何なの?なんでそんなにお節介なの?」 その通りだった。俺のやっていることはただのお節介で、自分勝手で……。 でも…… 「好きなんだ!」 俺は思いきって叫んだ。 シオリは驚いきと、困惑の入り交じった顔で俺を見てきた。 「好きなんだ。俺、お前のことが好きなんだよ。」 「それとこれと、どう関係が―」 「ダメかよ。好きなヤツにそばにいてほしいって思うのはダメなのかよ。好きなヤツの悲しみを背負いたいってのはダメなのかよ。」 俺は半分泣いていた。 どうしてか分からないけど、涙が止まらなかった。 少しの沈黙の後、シオリが口を開いた。 「そう……なんだ。」 また沈黙……。 逃げ出したかった。シオリの前から逃げて、何もかもなかったことにして、いつも通りの、シオリのいない日々を過ごせばいい。そうすれば楽になれる。 それでも、俺はシオリの答えを聞きたかった。 「実はね―」 沈黙を破って、シオリが声をだした。 「実はね、私―」 「おーい。シオリー。」 シオリの言葉を遮って後ろから野太い声がした。 「お前何してんの?てか、そいつ誰?」 俺は声のする方を振り返った。 俺の知らないヤツだった。 「何でもないって。」 シオリはその男に向かってそう言った。 「あっそ。じゃあ、早くしろよ。みんな待ってんだから。」 「うん。分かった。」 男はシオリのと短いやり取りを終えると、どっかにいってしまった。 「シオリ、今のって―」 「ごめんね。私、カミヤ君のこと、よく知らないから。」 シオリはそう言うと、そそくさと男が消えていった方へ歩いていった。 「おい、ちょっ……」 シオリを引き留めようと伸ばした俺の手は、むなしく空を切った。 俺は、シオリを追いかけることもできずに、その場に立ちつくした。フラれたという現実がやけに重くのしかかり、飲み込んだ唾液が妙に酸っぱかった。
2012/3/22 14:48:8 [880] 君は、僕が好きな君は……もう僕の手の届かないところにいたんだ。 もう僕の知らないところに行ってしまったんだ。 第四話〜知らない君〜 「なあ、お前こんなとこで何してんだよ。病気で入院してんじゃねーの?なんでここにいるんだよ。」 俺はシオリに詰め寄った。 信じたくなかった。今のシオリを……目の前のシオリを。 そんな俺の気持ちとは裏腹に、シオリは俺に言った。 「カミヤ君には分からないよ。うん、分かるはずがないよ。」 シオリは悲しそうな目をしながらつぶやいた。 「分かるよ。」 いや、分からない。分からないけど、分からないことを認めてしまったら、シオリが目の前からいなくなるような気がした。 「ううん、分からない。だって、カミヤ君は私じゃないもん。」 そうだよ。俺には分からないよ。分からないけど…… 「じゃあ、教えてくれよ。」 分からないけど、聞くことならできる。聞いて、そばにいることなら俺でもできる。」「嫌だよ。カミヤ君は知る必要のないことだもん。私の話を聞いて、わざわざ悲しい気持ちになることなんてないよ。」 悲しい気持ち。 シオリが背負っているのは悲しいことなんだ。それから逃げようとして…… 「それから逃げようとして、学校サボって、そんな恰好して、バカな奴らといるのか。」 それなら帰ればいい。元の場所に戻って、時が悲しみを癒すのを待てばいい。 「そうなのかな。」 シオリはそうつぶやいた。 「だったら、帰ろう。俺と一緒に、学校に戻ろう。なっ。」 「ダメ。それはダメだよ。」 「どうして……」 「私ね、ずっと耐えてきたの。でも、疲れちゃったんだ。ある日、ぷっつんってね、張りつめていた糸が切れちゃったんだ。だから……」 「それでも帰ろう。」 「嫌だってば!」
2012/2/28 20:59:23 [291]はじめてきて小説みました。 とてもイイ小説でした 次の小説も楽しみにまってまーす!
2012/2/11 22:21:32 [279]恋雨乃さん、ありがとうございます^^ 次の更新は来週・・・・・・いや、もうちょい後になりそうな。 楽しみにしてくださっている方(いらしたらの悲しい話ですが。 ご迷惑をおかけしています。
2012/2/11 10:29:16 [97]織哉がんばれ〜 age
2012/2/11 0:14:53 [524]第三話の続き♪ ------------------------------------------------------ 駅前に着いた俺は、あてもなく歩き回った。 「シオリ……。」 俺はひたすら歩いた。 「……ったく、どこだよ。」 いくら歩き回ってもどこにもシオリはいなかった。 「てか、『紅』もいねえじゃねえかよ。あれかよ、みなさん一緒に授業中ってか?」 そのとき、後ろから声がした。 「あれ?カミヤ君じゃん。おひさ、元気してた?」 聞き覚えのある声がした。いや、声で分かったんじゃない。空気で感づいた。 「お前、何して……」 後ろを振り向いた俺は声が止まった。 「お、お前……」 そこにいたのは君じゃなかった。いや、君だったけど、僕が好きな君じゃなかった。淡い赤の髪に、へそ丸出しの服、右耳に小さなピアスが三つ、右手の甲には羽の絵に『紅』の文字。やっぱり、僕の好きになった君じゃなかった。 --------------------------------------------------------- お待たせして申し訳ございません。 というか、待っている人がいることを期待して・・・。 完結させるまで終わる気はないので。 そこだけは、自信を持って宣言します^^
2012/2/11 0:10:57 [763] いったい……いったい、君に何があったんだろうか。 僕の好きな君は、どこに行ったんだろうか。 第三話〜 夏休みに入った。 結局、君はあれから、一度も学校に来なかった。 夏休みに入った……だからと言って、何もすることがなかった。ただ、与えられた宿題をこなし、ただひたすら、漠然とした日々を過ごしていた。 夏休みが終わった。 終わったからと言って、漠然と、変わることのない日々を過ごすことに変わりはない。変わることはなかった。君がいないことを除いては、夏休み前も後も、何一つ変わらなかった。 「なあ、聞いたか?転校生のシラトリっていたじゃん。なんかあいつさ、学校サボっているらしいぜ。」 えっ? 「あいつって、入院してんじゃねえの?」 「それがさ、4組のやつが駅前でシラトリのこと見たって言うんだよ。」 駅前? 「駅前で『紅』のやつらとつるんでたんだってさ。」 紅?地元の不良グループじゃねえか…。 「うわ、やべえじゃんそれ。関わんない方がいいよ。絶対。」 「だよなぁ。」 教卓の周りで群がっている奴らの声が聞こえてきた。 あいつが『紅』と? わけが分からなかった。『紅』と言えば、この地域ででかい顔しているチームだった。メンバーは基本学生中心だったが、それがヤバかった。奴らは見境無く悪さした。その悪名を知らないヤツはいない。「『紅』をみたら目をそらせ」教訓みたいなもんだった。 「よお。どうした?シンヤ。暗い顔して。もっと陽気に行こうぜ。」 「ソウタ、わりい。俺、今日学校休むわ。」 「おいおい、そりゃないぜ旦那。今日は仲良く町に繰り出すんじゃないのか?これじゃあ景気もあがったりだぜ。」 「ソウタ、もう一度言う。俺は学校を休む。先生にそう伝えてくれ。」 ソウタは俺の目をじっと見た。変な意味じゃなくて。 「分かったよ。ほら、さっさと行け。さっさと行って絶望してこい。」 「ああ。サンキュー。」 俺はそう言って、教室を出た。何をすればいいのか分からない。ただ、君に会いたかった。君に会って真実を確かめたかった。 バカみたいに晴れた空の下を全力で走った。君を、僕の好きな君を失わないために。
2012/1/29 21:41:58 [271]恋雨乃さん、ありがとうございます^^ 恐らく、続きは一週間後くらいになるかと・・・。 はい。その予定なわけです。 それでもって上げてみたり・・・↑↑
2012/1/29 12:11:9 [611]続きが気になるよ〜♪ age
2012/1/29 12:10:52 [494]恋雨乃さん、ありがとうございます^^ 頑張ります♪
あ、第二話が長くなっちゃってすみません。 まとめることができなくてすみません。 一応、五、六話で完結できたらなぁと思ってみたり。 まあ、気の向くままに、ゆらゆらと。
2012/1/29 12:7:9 [793]第二話の(さらに)続きです♪ ------------------------------------------------ 「そっちはさ、なんで泣いてんの?」 「カミヤ君って、意外とデリカシーないんだね。フツー、泣いている女の子がいたら、そ っとしといてあげるもんだよ。」 はい。すみません。勉強になりました。 「わ、わりぃ。いや、でもそんなつもりじゃ……」 しどろもどろする俺。 「誰にも言わないでね。」 「へ?」 「私が泣いてたこと。誰にも言わないでね。」 「あ、はい。分かりました。」 「よろしい。」 君はそう言うと、服の袖で涙を拭きながら、こっちを向いて笑った。 「かわいい……」 思わず本音が出てしまった。 「えっ、今何て言った?」 「いや、何も。」 よかった。君には聞かれなかったみたいだ。 「ふ〜ん。まっ、いいや。」 そう言うと君はカバンを持って廊下に向かった。俺は何も言えず、ただ目で追うしかできなかった。 「絶対誰にも言わないでね。言ったら、『カミヤ君に告白された』って言いふらすから。」 帰り際に一言そう言うと、君は教室から出て行った。 強くなった雨の音が、ザアザアと教室の窓を叩いていた。 その時が、僕が君に……僕の好きな君に会った最後の時だった。 次の日、君は学校に来なかった。次の日も、その次の日も。斜め前の席は空っぽだった
2012/1/29 12:5:22 [556]第二話の続きです♪ -------------------------------------------------- 校門を抜けて教室へ向かう。よく分からないけど、何故か走らなきゃって思った。 『廊下は走るな!』のポスターの横を通り抜ける。階段を駆け上がると教室が見えてきた。俺はその勢いのまま、教室に入った。 「きゃっ!」 え、女子の悲鳴? 声のした方を見ると、君がいた。 「あ、わりぃ。驚かせた?」 「うん。」 そう言って、君は頷いた。その時、俺は君の顔がいつもと違うことに気付いた。 「お前、泣いてんの?」 「えっ、あ、うん。ごめんね。」 そう言うと君は俺に背を向けた。 「そっちこそ、何で走って教室入ってきたの?」 君に話しかけられたのは、これが初めてじゃないけど。この時の君の声は俺が初めて聞いた声だった。たぶん、クラスでも初。 「いや、なんと…なく?」 「なんとなく教室まで走ってきたの?」 「いや、体育着忘れたから。取りに来た。」 「ふ〜ん。」 君はそう言っただけで、他には何も言わなかった。 降り始めたらしい雨の音が、静かに教室に響いていた。
2012/1/29 11:50:55 [562]見ましたよ〜♪ がんばってね〜♪ age☆
2012/1/29 7:56:56 [3] 僕はあの時、なんて言えば良かったんだろうか。 なんて言えば、君がいなくなることはなかったんだろうか。 第二話〜雨〜 君が転校してきてから、二ヶ月が経った。 君の名前はシオリといった。白鳥 詩織。 しらとり しおり。何度この文字列を思い浮かべたろうか。長く、綺麗な髪を真っ直ぐに下ろしている君は、漢字よりも、カタカナよりも、平仮名の方がピッタリだった。 君のいる斜め前の席は、いつも眩しかった。 放課後になって帰り支度をしているとき、いきなりソウタが話しかけてきた。 「なあ、今日一緒に帰んねえか?」 「あれ、部活は?」 「今日は休み。有給休暇。」 有給休暇って、つまりはあれなわけだ。 「サボりってことな。面倒な言い回しなんかすんな。」 「さすがシンちゃん。分かってるぅ〜。」 そう言いっているソウタは、何故か少し落ち着きがなかった。隣の席をちらちらと何度も見ている。隣の席。しらとり しおり。そうか、なんとなく分かった。 「なるほどね。大人への階段を上りはじめているわけだ。」 ソウタは訳が分からないといった顔で、僕の顔をまじまじと見ていた。 「そういうことなら。ほら、帰るぞソウタ。」 「お、おう。」 そういう話なら嫌いじゃない。むしろ好きな方だ。ただ、ライバルが一人増えたのは少し残念だけど。 帰り道、ソウタは、君の魅力について熱く語った。たまに香ってくる匂い、笑った顔の眩しさ、しゃべる声のかわいらしさ、髪がどれほどまでに艶やかか。目を輝かせながら、握り拳をつくりながら、ソウタは語った。 「それでさ、こっからが本番なんだけど……」 少しソウタの声のトーンが落ちた。 「実はさ、俺、しおりに……」 「あっ!」 「うへぇっ!」 「わりぃ、ソウタ。俺、体育着忘れたから学校に戻るな。」 「へ?あ、そう。何だよビックリして『うへぇっ』とか言っちゃったじゃねえか。」 「ホントにわりぃ、埋め合わせは後でちゃんとするから。」 そう言いながら顔の前で手を合わせる。 「埋め合わせなんていいから。さっさと行けよ。忘れん坊将軍。」 ソウタが得意げに言った。 「何だそれ?お前は馬鹿か。」 「俺のマイブーム。ほら、いいから行った、行った。」 「ああ、ホントにゴメンな。」 そう言って、来た道を学校へ向かって走る。
2012/1/28 22:52:39 [558]皆さんありがとうございます^^ ペースは遅くなるかもしれませんが、気長に待ってやってください。 期待に添える小説になるか分かりませんが、 精一杯頑張りたいと思います。 気の向くままに、ゆらゆらと。
2012/1/28 16:57:48 [365]初めまして^^ 読ませていただきました♪ 現実にもありそうな、 身近に感じることができる小説ですね^^ 面白いです✦ 続きを楽しみにしております´∀`*
2012/1/28 14:50:41 [42]更新きになる!! |応援隊|*’v`)ノ*’v`)ノ*’v`)ノ ガンバレェ!!
2012/1/28 14:37:41 [883]尾も白いよー♪(パクちゃってゴメン;) がんばれんこんー♪(◠∇◠)w age
2012/1/28 14:36:29 [998]恋雨乃さん、ありがとうございます^^ いつも“おもしろい”小説読ませてもらってます。 先輩に負けないように頑張りますw
2012/1/28 14:34:24 [798]【春色の桜】 僕は君に恋をした。 君は、ただ、ただ可愛かった。 いつも斜め前の席で笑っている、そんな君が好きだった。 第一話〜新学期〜 四月になった。相変わらずの曇り空だった。 僕は机で、頬杖をつきながら斜め前の席を眺めていた。 誰もいない席だった。 最初は、誰か座るんだろうなと思っていたが、ホームルームが始まってもそこには 誰もいなかった。 「よーし、それじゃあ転校生を紹介するぞ。」 閉め出していた教師の声が、いきなり耳に飛び込んできた。 そうか、そこは転校生の席なのか。ぼんやりそう思った。 担任の伊沢が教室から出て行くと、急に周りが騒ぎはじめた。 「転校生だって。」 「えっ、誰だろう?」 「可愛いかな。」 「えっ、女子?」 つまらない憶測が教室を飛び回る。 誰だっていい。正直、朝にクラス分けを見たときに今年は諦めていた。仲の良かっ たヤツが誰もいないし、女子も“中の中”から下しかいない。可愛いヤツはみんな他 のクラスに行ってしまった。 「なあ、シンヤ。可愛いかな?」 そういや、いた。仲のいいヤツが一人だけ。ソウタ。佐藤草太。小学校からの腐れ 縁。 「知らねえよ。てか、俺はシンヤじゃねえ。カミヤだ。神谷誠。いい加減覚えろ。」 そう言って、前の席のソウタに軽くデコピン。 「痛っ、なにすんだよ〜。いいだろ、どっちでも。神谷ってシンヤとも呼べるしさ。」 「分かった。じゃあお前は今日から『くさった』だ。」 「ひでぇ、俺って生ゴミ?」 「ああ、心も体も完全に腐敗しきってる。」 ソウタが何か言いたそうなのを遮って、伊沢が教室に入ってきた。 「そら男ども喜べ。転校生の女の子を紹介するぞ。」 そう言って連れてきた女の子は……ものすごく、可愛かった。
2012/1/28 14:33:49 [904]がんばれんこんー♪(◠∇◠)
|