2011/12/13 22:46:16 [431]
2011/11/30 12:20:49 [904]こんにちは^^ テスト期間だったので早く帰って来れました。 次の小説もホラー系でいいですかね?
2011/11/29 22:56:20 [149]「黒の屋敷へようこそ・・・」は、ここまでです^^ 読んでくれた人に心から感謝します^^ 次もホラー系でいくか、恋愛系でいくか悩んでいますが、近いうちに新しい小説を 書こうと思います^^ 本当にありがとうございました♪
2011/11/29 22:54:18 [786]〜最終話〜 それから、4人は必死の思いで山を下りた・・・。 そして、何とか町が見える所まで出てこれた。もう3人は追って来ないであろう・・・。 「結局・・・あの屋敷、何だったんだろうね・・・」 と、恵美がつぶやいた。しかし、3人はそれに答えなかった・・・。 考えるだけでも恐ろしい・・・。そんな気分だった。幸い、世良と恵美の傷は思っていた ほど軽く、1週間くらいで治るらしい。 こうして、悪夢の夏休みは幕を閉じた・・・。 時々、またあの4人で遊ぶことはあるが、誰1人あの出来事については話さない・・。 しかし、世良は、まだ終わっていないような気がしてならなかった・・・。 〜1年後〜 「あーー暇!!何か面白い事ないかな〜・・・」 精華は夏休み、暇で暇で仕方がなかった・・・「新聞、新聞〜♪・・・ん?何だろこれ・・」 精華の持っている封筒には、 「黒の屋敷へご招待します・・」と、真っ赤な文字で書かれていた。
2011/11/29 22:45:46 [372] 「逃がさないわよ・・・」と、天野さんが包丁を持ちながら言った。 その時、世良は震えながらも、天野さんの前に進み出た。 私の大好きだったお兄ちゃんも、親友になれたえりちゃんも・・・天野さんに殺された んだ・・・・。 「来ないで!!!」と、世良は天野さんを力いっぱいに押した。 すると、天野さんは転んだ。「今だよ!!逃げよう!」世良は3人に叫んだ。 「外が見えてきたで!!」と、翔太の叫ぶ声が聞こえた。 智と世良は、全速力で走り、外に転がり出た。外はいい天気で、太陽も照っている・・・ 「外に・・・出られたんだ・・」世良は嬉しさのあまり、傷の事も忘れ、飛び跳ねて喜んだ 「喜ぶのはまだ早いぞ!!」と、智に言われ、慌てて正気に戻った。 それと同時に、涙が出てきた・・・ 「お兄ちゃんも・・・ここに来て、ここで殺されたなんて・・・」 そんな大泣きする世良を、3人はただただ慰めた。
2011/11/29 22:37:33 [330]玄関の扉は智が開けてくれていた。 智は扉の横で3人を待ってくれていた。「よし!いく」と、智が言いかけた時、扉が突然 閉まって、開かなくなった。 「嘘!!何で!?」と、世良がパニックになっていると、あの部屋から、天野さんと執事 の2人がこっちに向かってきていた・・・。 天野さんは包丁・執事2人は鎌を持っている。 どうやら、私たちを殺して、あの部屋に居れるつもりらしい・・・ 4人は急いで、逃げ道を探して、逃げた。すると・・「俺、逃げ道知っとうで!1回、1人 で探検しとったら、抜け道見つけた!」 と、天野さんたちに聞こえないように小声で教えてくれた。 「急いで案内してくれ!!」と、智も焦ったように翔太に言った。 「きゃっ!!」と、いう声がして、振り向くと恵美が倒れてしまった。どうやら、執事に足 を切りつけられたらしい・・・ 「恵美!!」と、世良が急いで恵美を庇うと、世良の腕に深い傷ができた。 「大丈夫か!?世良!!恵美!!」と、智が2人に駆け寄り、危ない所で世良と恵美を 引っ張った。 「恵美ちゃんは俺がおぶるから、智は世良ちゃん頼むで!!」と、翔太が恵美をおんぶ して、走り出した。 「世良!走れるか?」と、智が世良の後ろについて、走るのをサポートしてくれた。 「うん・・・」と、世良はよわよわしく返事を返した。 天野さんは、血まみれの包丁を持ったまま、こちらに向かってくる・・・ 「この奥や!!2人共頑張れ!」と、翔太が前方で叫んでいる。後ろを振り向くと、もう あの3人は10mまで迫って来ていた。 「これや!!ここの扉開けたらすぐに外行けるでぇ!!」と、翔太が叫んだ。 智は急いでその扉を開けた。 4人はすぐに、扉の外へ出た。しかし、ドン!!!! と、いうすごい音がして。振り向くと、3人が出て来ようとしていた・・・ 「嘘でしょ!?」
2011/11/29 22:20:27 [775]すいません>< 間違えて2回のせてしまいました
2011/11/29 22:20:2 [229]その部屋はまさに地獄絵図だった・・・。 部屋全体が血まみれだったのだ。下には幾つもの骨が転がっている・・・。 その中には・・・ 「えりちゃん!?」絵里の血まみれの死体があった・・・ 「そんなっ・・・」と、世良が後ずさりした時、足元にあった物につまずいて転んでしまった・・・「!!!」つまずいた物を見た時、世良は声も出なかった・・・ もうすでに白骨化している死体は、緑色の服を着ていた・・・ 世良が兄に誕生日のプレゼントにあげた服だった。「あっ・・・・あ・・」世良は倒れそうに なっていた。 「おい!!何やってんだ世良!恵美たち連れて逃げるぞ!!」と、智が恵美と翔太を 助けようとした時だった・・・ 「邪魔をしないで下さい・・・せっかくの食糧調達なのです・・・」と、天野さんは低い声で そう言った。 「食料調達!?何言って・・・」世良は気づいてしまった。 まだ死後そんなに経っていない絵里の死体は、所々が白骨化している事に・・・ 「まさか・・・今までの豪華な食事の肉って・・・この死体から?」 そう思った瞬間、吐き気がした。吐き出したかった。 ようやく世良はすべてが分かった。お兄ちゃんが行方不明になったのは・・・・ お兄ちゃんもこの「黒の屋敷」に招待されてたんだ・・・ あの執事が言ってた「最終日になったらこの部屋に入れる」っていう言葉・・・ それは、私たちがここに死体となって入れられるって意味だった・・・。そして、食材と して料理される・・・ 「世良!!恵美!!翔太ーー!」と、智は玄関で叫んでいる。 今しなければいけない事・・・それは逃げるという事。ただそれだけである・・・ 「行くで!!2人共!」と、翔太は執事たちを押しのけて、走り出した。 世良も恵美の手を引っ張って全速力で走り出した。
2011/11/29 22:20:1 [733]その部屋はまさに地獄絵図だった・・・。 部屋全体が血まみれだったのだ。下には幾つもの骨が転がっている・・・。 その中には・・・ 「えりちゃん!?」絵里の血まみれの死体があった・・・ 「そんなっ・・・」と、世良が後ずさりした時、足元にあった物につまずいて転んでしまった・・・「!!!」つまずいた物を見た時、世良は声も出なかった・・・ もうすでに白骨化している死体は、緑色の服を着ていた・・・ 世良が兄に誕生日のプレゼントにあげた服だった。「あっ・・・・あ・・」世良は倒れそうに なっていた。 「おい!!何やってんだ世良!恵美たち連れて逃げるぞ!!」と、智が恵美と翔太を 助けようとした時だった・・・ 「邪魔をしないで下さい・・・せっかくの食糧調達なのです・・・」と、天野さんは低い声で そう言った。 「食料調達!?何言って・・・」世良は気づいてしまった。 まだ死後そんなに経っていない絵里の死体は、所々が白骨化している事に・・・ 「まさか・・・今までの豪華な食事の肉って・・・この死体から?」 そう思った瞬間、吐き気がした。吐き出したかった。 ようやく世良はすべてが分かった。お兄ちゃんが行方不明になったのは・・・・ お兄ちゃんもこの「黒の屋敷」に招待されてたんだ・・・ あの執事が言ってた「最終日になったらこの部屋に入れる」っていう言葉・・・ それは、私たちがここに死体となって入れられるって意味だった・・・。そして、食材と して料理される・・・ 「世良!!恵美!!翔太ーー!」と、智は玄関で叫んでいる。 今しなければいけない事・・・それは逃げるという事。ただそれだけである・・・ 「行くで!!2人共!」と、翔太は執事たちを押しのけて、走り出した。 世良も恵美の手を引っ張って全速力で走り出した。
2011/11/29 21:53:48 [963]エリカさん感想ありがとう^^ あと少しでこの話も最終回になります>< また小説で書いてほしいジャンルがあれば言って下さいね^^
2011/11/29 20:49:42 [759]智がちょっとかっこいいですね☆ でも世良がなにをみたのか気になりますね(汗 ageます♪
2011/11/29 19:8:12 [523]いつの間にか月日が経ち、この企画の日数もあと半分になっていた。 「時間経つの早いよね〜・・・」と、恵美は悲しげにつぶやいた。「確かに〜」 えりちゃんが居た10日間は楽しかったからな〜・・・。 「なぁ、世良・・・ちょっと来てくれるか?」と、智が行き成り呼びに来た。 「恵美ちゃんは俺と話とこ〜♪」「うっ・・・うん(汗」恵美は翔太に任せて、世良は智に 着いて行った。 「あのさ・・・見てくれないか?これ・・」「え??」 渡された物に、世良は衝撃を受けた・・・「天野さんの日記・・・?」 「まぁ、見てくれよ・・・」と、智は無理やり日記帳を世良に渡した。見てみると・・・ 「8月4日 新見絵里という客が新しくきた・・・これで客は5人。さて・・・誰からにしよう・・」 「え・・・!?何よ?これ・・」 世良は青ざめて言った。「誰からにしようって・・・どういう事なのかな・・」 その時だった・・・ 「きゃーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」 「!!恵美!?」世良は日記帳を放って、図書室を出た。智も走って悲鳴の方へと 向かった。 そこには、恵美と翔太が、誰か男の人に無理矢理どこかへ連れて行かれる所だった。 追いかけていくと、ある部屋にたどり着いた・・・ 「この部屋って・・・あの怪しい部屋・・・」「言ってる場合か!!早く助けるぞ!」 と、普段はビビりの智が中に入った。 「うっ・・・!!何?この臭い・・・」と、つぶった目を開けると、世良は衝撃を受けた。 「きゃーーーーーーーー!!」世良は悲鳴を上げた・・・。
2011/11/29 18:52:47 [330]世良は夢を見ていた・・・ 「お兄ちゃん!!」必死で兄を追いかけている夢・・・ 「!!!」世良はバッと飛び起きた。今日、8月4日は兄が行方不明になった日・・・ 1年前、夏休み中に急に兄は何処かに姿を消してしまった・・・。 最後に兄が着ていた服は、私が誕生日にあげた緑色の服・・・兄はいつもその服を着て くれていた・・・。 「お兄ちゃん・・・どこに居ったんだろう・・・」世良は重い体を立たせて、食堂に向かった 「おはよ〜^^世良」と、恵美が駆け寄ってきた。 それから続々と智と翔太も食堂にやって来た。皆でご飯を食べていると・・・ 「4人がたにお伝えする事があります・・・今日から新しいお客様が参りました・・・。 新見絵里さんです・・・。」 「よろしく^^」 新しくお客で来た子は、とても感じがいい可愛い子だった。私たちはすぐに仲良くなった 「エリちゃんって呼んでもいい?」「うん^^世良ちゃん、恵美ちゃん」 すごく楽しい日が続いた。しかし・・・ えりちゃんが来て、10日が経った頃だった・・・。 「あれ?えりちゃん!?」えりちゃんは急に屋敷から居なくなってしまった。 天野さんに聞いてみると、「お帰りになられました・・・」と、だけしか言ってくれない・・・ 「えりちゃん・・・何で急に・・・」 住所も電話番号も聞けてないのに・・・。世良は寂しい気分になった。
2011/11/29 18:35:55 [37]〜3日目〜 「執事って・・・」と、世良が呆然としていると、2人の若い男の人が入ってきた。 2人共よく顔が似ている・・・双子? 「初めまして・・兄の九条一也です。」「弟の九条一樹です」 2人共顔立ちがよく、髪は今時な感じにセットされていて、色は紫・・・かな? 「よろしくお願いします。」と、4人は頭を下げた。 「さてと、今日はどないする〜?」と、翔太が背伸びをしながら言った。 「今日は大人しくしとこーよ。世良も治ったばっかりなんだからさ!」と恵美は携帯を いじりながら言った。 「あんまり騒ぐと地下室行きだぞ」と、智も言った。 今日は図書室で読書でもしよっかな〜・・・世良は図書室に向かった。 図書室に入ろうとすると、あの怪しい部屋の扉が開けっ放しになっている事に気づいた 「今なら・・・見えるかな?」 世良はそっと、あの部屋に向かって進んだ。 部屋の中の物がちらっと見えた時・・・「おやめ下さい・・」 と、執事の一也に腕を引っ張られた。「あっ!!すみません・・・」と、世良は慌てて 謝った。 「あの〜・・・この部屋には一体何があるんですか?」と、世良は思い切って聞いた。 すると・・・「最終日になったら、貴方達もあそこの部屋に入れると思いますよ?」 「どういう意味・・・?」世良は顔をしかめた。 「それでは・・・僕はこれで・・」と、一也は去って行ってしまった。 世良は読書する気にもなれず、自分の部屋に入った。 「あの執事の言ってた事って・・・」世良は気がかりで、1日中その事を考えていた。
2011/11/28 22:58:45 [156]次の日の朝、世良はやっと地下室から出してもらえた。 「世良!!大丈夫!?」と、恵美が走って駆け寄って来た。「うん^^大丈夫」と、笑顔 で返事をしたが、内心は大丈夫ではなかった。 1日中、あの冷たい部屋にいたせいか、体がフラフラする・・・ 「あんまり無理すんなよ?」「そうやで!天野さんも酷い事するなぁ〜」と、2人も心配 してくれた。 熱を計ってみると、39度もあった。 「寝ときなよ。1日寝とけばよくなると思うし・・・」と、恵美は心配そうに言った。 それから何時間か後、ふっと人の気配を感じて、薄目を開けた。 「!!!」世良は心臓が止まりそうだった。 天野さんが、ベットの横に立って、じーーーっと世良の顔を見ていたのだ。 世良は寝たフリをした。「いつからそこに居たの!?」と、心の中で叫んだ。 「世良〜!気分どう?」と、恵美が部屋に入ってきた。 バッと、世良は起き上がった。「あれ?天野さんは・・・?」 さっきまで居たはずの天野さんの姿がどこにも見当たらないのだ。 恵美にその事を話すと、「熱だし・・・夢なんじゃないの?」と、言われた。しかし・・・ あの時、世良は確実の目を開けていて、眠っていた状態ではなかったのだ・・・。 しかし、考えたくもなかったので、「そうだね^^」 と、納得したように言った。「天野さんって本当に何者なの・・・?」 次の日の朝、世良の熱も下がり、恵美と2人で食堂に向かっていた。 朝食を食べていると、「今日は皆さんに、新しい執事を紹介したいと思います・・・」 「!!執事!?」
2011/11/28 22:39:43 [352]「やっと朝か・・・痛っ!!」世良は痛みがする手をバッと見た。 すると、天野さんに掴まれた方の手が、紫にあざが付いていた・・・。 「どれだけ強く掴まれたんだろう・・・」考えるだけでもゾッとする。天野さんに顔合わせ ずらいな〜・・・と、思いつつも部屋を出た。 すると、智がバタバタ急いでこっちに向かって来た。 「おい!天野さんが今・・・、世良を呼んで来いって言ってたんだ・・・」 「うそでしょ!?」世良は真っ青になったが、しかたなく、天野さんが待っているという 部屋へと向かった。「失礼します〜・・・天野さん?」 「お待ちしておりました・・・」と、行き成り天野さんが物陰から現れて、軽く驚いた。 「世良様・・貴女は、注意事項を破りました・・・罰として、今日1日、地下の部屋へ行ってもらいます・・・。こっちへ来て下さい・・」 と、言われた。世良はもう抵抗する気にもなれず、大人しく後に着いて行った。 地下へと続く階段を下りて行った。地下は夏だと言うのに凍りつくほど寒く、冷気が 漂っていた。 「明日の朝までここに居なくちゃいけないんだ・・・嫌だなーー・・」と、世良が1人で愚痴 を言っていると、ある事に気がついた。 「ここの上って・・・あの怪しい部屋なんじゃ・・・」 また新たな恐怖感が生まれた。だいたい、地下室に閉じ込めるなんて・・普通じゃない・・「天野さんって・・・何か怖い人だな・・」 そして、夜になり世良が寝ようかと思っていると、上からガシャン!!・・と、いう音が した。「天野さん!?あの怪しい部屋で何をしてるの・・・?」 世良は覗きに行こうか迷ったが、これ以上罰が重くなるのはごめんだった。 その日は結局、そのまま眠りについた。
2011/11/28 18:53:24 [894]エリカさん、バラさん感想ありがとうございます^^ 頑張ります♪
2011/11/28 18:49:27 [722]ドキドキですね(汗 天野さんってなにものかきになります! ageます
2011/11/28 18:46:51 [141]怖いですね・・・・・ 私がもしこういう場面に遭遇したら・・・・・・考えただけでやばいです(×○×)
2011/11/28 18:39:49 [999]「ん・・・?あれ・・まだ夜中じゃん」 時計を見ると、まだ夜中の3時。外も真っ暗だ。 目が完全に覚めてしまって、寝れそうにない。 「禁止されてるけど・・・ちょっと外出てみよ。」と、部屋から出た。 「さすがに、皆や天野さんも寝てるよね・・・」 と、足音に気を配りながら、図書室に向かった。 電気をつけて、昨日の不思議な本を探した。「あ!あった。」と、声を漏らすと、 ぱっと手に取って、本をパラパラとめくった。 「本当に全部白紙なのかなぁ?」と、思っていると、1ページだけ文章が書いてある ページがあった。 「8月2日、昨日から屋敷に来ている4人組がいる。 4人とも、あの部屋を覗こうとしていて、不安になった。この日からは、監視を徹底に しよう・・・」 「これ・・・もしかして、天野さんの日記帳!?」と、世良は思わず声を出してしまった。 ページは全部で30ページ・・・。 「これから30日間書くって訳か・・・」と、つぶやいていると、がたっという音がした。 そっとドアを5センチ程あけて、外を覗いてみた。 すると、天野さんがこちらに向かって来ていた・・世良は慌てて電気を消して、 1番奥の本棚に隠れた。 「入って来ないよね・・・?」と、思っていると、ぎぃぃぃ・・・ と、いう音がして、天野さんが図書室の中に入って来たのが分かった。 「!!!どうしよう・・・」世良は心の中でパニックになっていた。様子を見ていると、天野さんは、何かを探しているようだ。 すると、世良は手に持っている、天野さんの日記帳に気が付いた。 「そっか・・!天野さんはこの日記帳を探してるんだ・・・」世良は急いで、日記帳を すべりこませた。 天野さんは、落ちている日記帳に気づいて、日記帳を拾い、図書室を出て行った。 「よかったーーー・・・」と、世良は落ち着くと、図書室を出ようとした。すると・・・ 「世良様・・・何をしているのですか?」 「!!!」世良はばっと振り向いた。真っ暗で、天野さんがどこにいるのかが分からない・・・ 「何をしているのかと聞いているのです・・・」という、天野さんの声と共に、手首を強く 掴まれた。「すいません!!!ごめんなさい!!」 と、世良は手を振りほどき、走って逃げだした。自分の部屋に戻り、鍵をしめて、ベッド に潜り込んだ。しばらく震えが止まらなかった・・・。
2011/11/28 18:19:48 [358]部屋きになりますね(汗) 次回もたのしみにしてます! ageます♪
2011/11/28 17:53:56 [158]「!!あっ・・・天野・・さん?」 そこには、メイドの天野さんが立っていた。 「申し訳ありませんが・・ここの部屋には近づかないでいただきたいのです・・・」と、 静かに言った。 「どうしてですか?」と、恵美が恐る恐る聞くと・・・ 「見てはいけない物があるから・・・と、だけ言っておきます・・それでは」 と、意味深な言葉を残して、去って行った。 「なぁ、もう探検なんかやめねぇか?使用人の人たちにも迷惑だと思うしよ・・・。」 と、智は焦ったように言った。 「そうだね・・・」「やめよか・・」と、皆も賛成して、部屋に戻って行った。 しかし、あの部屋には何があるのかがすごく気になる・・・でも、覗いて見る度胸なんて ある訳がない・・・。もう忘れよう・・ 「あーーー何か疲れたな・・・。お風呂にでも入ってこよ!」 世良がお風呂から上がると、もう皆は食堂でご飯を食べていた。 「お風呂もすっごい大きかったよ〜^^恵美も後で入っておいでよ^^」と、世良が話していると、天野さんが前に出てきた。 「お食事中に申し訳ありません・・・。今から、注意事項を話します・・・。 まず1つ目は、夜の12時以降は、部屋から出ないで下さい。2つ目は、門から外には 出ないで下さい・・・それから・・・」 と、少し間をおいた。 「3つ目は・・・、昼間に近づいていた「あの部屋」には、近づかないで下さい・・・以上でございます・・では・・・。」と、言うと去って行った。 「やっぱり、あの部屋には何かあるのかなぁ?」と、恵美は首を傾げて不思議そうにして いた。 「何か・・・変な屋敷だな・・」と、智も不気味そうにしていたが、翔太は全くそんな事は 気にしていない様子で、携帯をいじっていた。 世良は12時までの時間を気にして、急いで部屋に入った。 「早く朝にならないかな・・・」と、思いながら眠りについた。
2011/11/28 17:46:1 [997]全部白紙なんてこわいですね〜(汗) どんどん屋敷が不気味にみえてきました⁻⁻; 続きまってまーす♪ageます☆
2011/11/28 17:36:33 [914]「わ〜すごい!」 世良たち4人は朝食のあまりの豪華さと美味しさにびっくりだ。 朝食を食べ終わったものの、何をすればいいのか・・・暇だ。 「これじゃあ、昨日までと何も変わらないーー><」と、世良が嘆いていると、恵美が 急いで走ってきた。 「今ね、翔太くん達が、4人で探検行こうってさ^^」 「探検!?私、虫嫌いなんだってばーー><;絶対に嫌だ!!」 と、言うと恵美はきょとんとして、「何言ってるの?山じゃなくて、この屋敷をだよ!」 「あっ・・・屋敷ね・・はははは^^;」 と、世良は恥ずかしさに笑うしかできなかった。 「おーー^^来たか〜。よっしゃ!行くでぇーー!!」と、翔太は妙に張り切っている。 「俺が真ん中歩いてやるよ・・」と、智は言うとさっと列の真ん中に移動した。 「怖いんだな・・・(汗)」世良と恵美は苦笑した。 まずは、1階のロビーに来た。「やっぱ広いよね〜ここ。天井も高いしさ〜・・」と、 恵美は見上げながら言った。 次は図書室に来た。「わーーー!図書室もある〜。」「やったーー^^」と、 わりと読書が好きな世良は大喜びだ。 「ん?何か・・・変な本が落ちてるよーー」と、恵美が落ちている真っ赤な本を拾った。 「ちょい待ち・・・その本、マジで変な感じするで?」と、翔太はひや汗を浮かべながら 言った。智も青ざめている。 恵美は見かけによらず、好奇心旺盛な性格で、本のページをぱらっと開いた。 「何だ〜・・何にもないじゃん!」と、がっかりしたように言うと、恵美は本を適当に棚に 戻した。本は全ページが白紙だった。 「次行こうぜ!次!」と、翔太は図書館を出た。 「ん?」と、世良は立ち止った。「今・・・さっきの本が動いたような・・気のせいか!」と、 自問自答をすると、急いで3人を追いかけた。 「なぁ・・・何か、ここの部屋・・」と、智が皆を呼び止めた。 「うわ・・・」「何!?このドア・・・」と、口々に言った。 目の前にあるドアは、何十にも取っ手に鎖が巻きつけてあり、ひんやりとしていて、す ごく冷たい。「それに・・この臭い・・・」 まるで、魚をしまってある冷凍庫だ。するとその時、誰かが世良の肩をがしっと掴んだ
2011/11/28 16:53:55 [54]〜1日目〜 世良は朝起きると、ゆっくりと部屋を出て、廊下を歩いていた。すると・・ 「おはよ〜世良」と、恵美が後ろから走ってきた。 「おはよ恵美。この屋敷結構、居心地いいよね〜^^ゆっくり眠れたよー」と、背伸びをしながら言った。 「おーーええ所に2人共おったわ〜^^ちょお来てくれへん?」と、昨日の金髪の男が、 手招きして言った。 世良と恵美は招かれた部屋に着いて行った。 その部屋には黒髪の青年も待っていた。「皆、まず自己紹介とかせえへん?昨日、 名前とかも聞いてなかったし」と切り出してきた。 「確かに・・・私も恵美以外、名前聞いてないや・・」と思い、「そうだね^^しようしよう」 と、世良も賛成したので、自己紹介をする事になった。 「私は本条世良っていうの。よろしく〜^^」「はいはい世良ちゃんやな^^可愛いなーー」 最後の言葉は世良もスルーした。 「私は、工藤恵美^^」と、恵美はひかえめに言った。 「はいはい恵美ちゃんやな。んで、そっちのビビりのイケメン君は?」 「喧嘩売ってんのかお前(怒)俺は、近藤智。んで、そっちのKYくんは?」 何処で張り合ってるのよ・・・(汗)子供か!と、世良と恵美は呆れ気味だ。 「俺はな〜、斉藤翔太ってゆーねん。よろしくなぁ〜^^」と、智の挑発のは乗らず、調子よく言った。「これで全員終了ね。じゃあ30日間よろしく。」 と、世良は言うと朝食を食べに、食堂へ向かった。 しかし、この日から、想像を超える恐怖の日々がスタートしたのだった・・・
2011/11/28 16:18:5 [510]続き楽しみです☆ がんばってください\^0^/ ageます♪
2011/11/27 23:46:12 [933]「何じゃこの豪邸!?」と、金髪の男は叫んだ。 そこには、すごく大きくて立派な豪邸が建っていた・・・。しかし、 建っている所がおかしい(汗)その豪邸は崖の上に建っていて、下手したら落ちてしま いそうだ。それに、建物の色も真っ黒で、すごく不気味な感じがする・・・ まぁ、「黒の屋敷」だもんね・・・。 「それでは私はこれで失礼します・・・では・・」と、運転手の男は立ち去ろうとした。 「ちょっと!!待って下さい!」と、世良は引き止めた。 「ここに私たちだけで泊れって言うんですか!?ご飯とかもどうすればいいの?」と、 世良は問いただすと、男は静かに振り向き、ニコリと笑った。 「心配はいりませんよ。中には使用人達がいますので・・・。世話は使用人達が全てしてくれます・・・。私はこの企画終了時の8月30日にお迎えに来ますので・・」 と、言うと背を向いて、去って行ってしまった。 「それでは皆さん、楽しい夏休みをお過ごし下さい・・・。」と叫ぶと、ワゴンに乗って、 去って行ってしまった。 「とりあえず・・・中入るか」と、黒髪の青年は荷物を持って、中に入って行った。 慌てて3人も屋敷の中に入った。 屋敷の中は広々していて、ロビーには高そうな壺やお皿が幾つも飾られている。 4人が辺りを見回していると、向こうから1人の女性が歩いてくるのが見えた。 「こんばんは・・・ここのメイドをしています・・天野千里と申します・・」と言うと、深々と 頭を下げた。 天野さんは、青白い肌をしていて、少し不気味だが、顔はとても綺麗で、長い黒々した 髪の毛を、下の方で1つに結んでいる。 「よっ・・・よろしくお願いします!」と、世良は緊張気味に言った。 「皆さんのお部屋を案内します・・・こちらへどうぞ・・」と言うと、天野さんは歩き始めた 4人はその後ろを着いていく行った。 長い廊下を歩き、ようやく部屋に着いたようだ。 「こちらの4部屋になります・・。では私はこれで失礼致します。」と、言うと、天野さんは 去って行った。 それから、部屋決めをして決まった部屋に入った。部屋も綺麗で、居心地が良さそうだ 世良は疲れていたので、荷物を置き、そのままベットで眠りについた・・・
2011/11/27 21:53:14 [725]「今回の企画は・・夏休み全般を使った企画になっております・・・。 参加者は貴女方4人だけで、屋敷へ泊っていただき、夏休みを満喫していただきたいのです・・・。」 と、男がここまで話すと・・・「ちょっと待って!」と、恵美が口を開いた。 「あの・・・どんな所に私たちは泊るんですか?屋敷って・・」 「ご安心下さい。そう変な所ではございません・・・。続きをお話ししてもよろしいでしょうか?お嬢さん・・・」と、ミラー越しに睨んで言った。 恵美と黒髪の青年はビクッとなりながら、コクコクとうなずいた。 「恵美は分かる・・・何であんたまでもがビクッとなってんのよ!!絶対この人ビビりだ・・・顔はいいのに・・」と、世良はあきれていた。 「あんた何ビビッてるん?もしかして怖がりか?」と、金髪の男は笑いながら言った。 「こいつはこいつで、KYだし・・・何なの?このメンバー・・・」 と、世良は肩を落としながらやれやれと、首を振って思っていた。 「今からはナビにも載っていない道に入ります・・・。黒の屋敷は山の上にあるので・・・ まぁ・・・・怪しい所でも、不便な所でもありませんので^^」 と、怪しく笑いながら言った。 「山の上ですか!?」と、世良は取り乱していった。 世良は大の虫嫌いで、蚊も叩いて殺せないほどである・・(汗)虫の多い山は、近づきたくもない場所のチャンピオンである。 「そっか・・・世良、虫嫌いなんだよね^^;」と、恵美は苦笑しながら言った。 「なんだ・・お前も虫無理なのか?俺もなんだよ・・・」と、黒髪の青年は言った。 「そりゃあんたはね!!もう分かり切ってたよ!」と、世良は思わず口に出してしまった そうやってる内に、ワゴンは山道を登っていた・・・。 「暗いな・・・」と、世良は恐怖心を覚えた。 それからしばらく山道を登っていくと・・・「着きましたよ・・・」 と、男は静かに言うと、ワゴンの戸を開けた。「!!!」世良たち4人は息を飲んだ。
2011/11/27 21:22:56 [411]「めっ・・・恵美!?」 そこには恵美が立っていた。 「本当に危ない事があったら・・世良1人だと危ないと思って・・2人なら何とかなると思ったからさ・・・」と、恵美は途切れ途切れになりながら言った。 「きゃーー恵美〜!!ありがとーー><」と、世良は目を輝かせながら言った。 すると、2人の目の前に黒い影が現れた・・・。 「黒いワゴン・・・」世良は息を飲んで言った。後部座席には、すでに人が乗っているよう だった。「私たち以外にも居るのかな?」と、恵美が言った途端・・ 静かにワゴンの戸が開いた。すると、中から1人の長身の男性が出てきた。 「こんばんは。私が貴女方をご招待した者です・・・。中でご説明しますので、どうぞ中へお入り下さい・・・」と言うと、運転席へ戻って行った。 2人は、荷物をトランクへ乗せて、恐る恐るワゴンの中へ乗り込んだ。 「お前らも屋敷に招待されたん?」と、金髪の同じ歳くらいの男が話しかけてきた。 「うん・・そうだけど?」と、世良は返事を返した。 その金髪の男の隣には、黒髪の美青年が静かに座っていた。すると、ワゴンが動きだした。「!!」と、黒髪の男の体がビクッとなった。 「まさか・・・ビビッてる!?車が動いただけで!?まさか・・・ね・・」と、世良は心の中でつぶやいた。 その途端、あの運転手が口を開いた。 「それでは・・・皆さん。そろそろ、今回の企画を話してもよろしいですか?」 4人は恐る恐るうなずいた・・。
2011/11/27 20:59:41 [811]エリカさん感想ありがとう^^ 今から続き書きます★
2011/11/27 15:51:19 [288]おもしろいですね☆続き気になります♪ がんばってください\^0^/ ageます♪
2011/11/27 1:15:32 [590]その後、世良は急いで恵美の家に行き、手紙を見せた。 「世良も・・・この手紙もらってたんだ・・・」と、恵美は不安そうな表情で言った。 手紙にはこう書かれていた。 「こんにちは・・この度は、あなた達を黒の屋敷へご招待したいと思います。 8月1日の夜中の12時に★★公園前のバス停で、黒いワゴン車で待っていますよ・・ では、また後日・・・」と、怪しいキーワードたくさんの手紙である。 「まぁ、今年の夏休みは家で1人だし・・行ってもいーけどさ〜」と、世良は言った。 しかし、恵美は・・・ 「馬鹿じゃないの?こんなの行って、事件に巻き込まれたらどうすんの?」と、言い聞かせるように言ったが、世良は聞く耳を持たない。 結局、その日はそのまま別れた。 そして、8月1日の夜中の12時前・・・世良は荷物を持って、家を出た。 そして★★公園に向かった。 しかし、内心は世良も不安だった。バス停まであと50m・・・ バス停に近づくにつれて、不安はつのっていくばかりだった・・。その時だった!! 誰かに腕を強く引っ張られた。「!!!え?・・・」
2011/11/27 0:46:7 [412]「あーー暑い!!」 世良は、あまりの蒸し暑さに目が覚めた。7月30日。 夏休みだというのに、予定が全くない・・・。世良は誰もいないリビングへ下りて行った。両親は出張中だし、妹も合宿でいない。 世良は新聞を取りに、玄関を出てポストを開けた瞬間・・・1番に目に入ったのは 1枚の黒い封筒・・・ 「何これ・・・気持ち悪い!」と、その黒い封筒をポストへ置いたままにして家へ入った。 そして昼間。世良はリビングでテレビを見ていると、携帯が鳴った。 親友の恵美からだった。 「もしもし恵美〜?どうしたの?」と世良が話し始めた。すると、恵美の様子が何か変だ。「世良!どうしよう!!」と恵美は泣き声で言った。 「えっ?ちょっと・・・どうしたの!?」と世良は焦りながら言った。 「あのね・・今日の朝に、真っ黒な変な手紙が届いたの・・・」その恵美の言葉に、世良は凍りついた。「まさか・・・」 世良は急いでポストへ急ぎ、真っ黒の封筒を手に取った。 そこには、「黒の屋敷への招待します。」と、真っ赤な文字で書かれていた。
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