| 2011/12/13 22:46:16 [431]  2011/11/30 12:20:49 [904]こんにちは^^テスト期間だったので早く帰って来れました。
 次の小説もホラー系でいいですかね?
 2011/11/29 22:56:20 [149]「黒の屋敷へようこそ・・・」は、ここまでです^^読んでくれた人に心から感謝します^^
 次もホラー系でいくか、恋愛系でいくか悩んでいますが、近いうちに新しい小説を
 書こうと思います^^
 本当にありがとうございました♪
 2011/11/29 22:54:18 [786]〜最終話〜それから、4人は必死の思いで山を下りた・・・。
 そして、何とか町が見える所まで出てこれた。もう3人は追って来ないであろう・・・。
 「結局・・・あの屋敷、何だったんだろうね・・・」
 と、恵美がつぶやいた。しかし、3人はそれに答えなかった・・・。
 考えるだけでも恐ろしい・・・。そんな気分だった。幸い、世良と恵美の傷は思っていた
 ほど軽く、1週間くらいで治るらしい。
 こうして、悪夢の夏休みは幕を閉じた・・・。
 時々、またあの4人で遊ぶことはあるが、誰1人あの出来事については話さない・・。
 しかし、世良は、まだ終わっていないような気がしてならなかった・・・。
 〜1年後〜
 「あーー暇!!何か面白い事ないかな〜・・・」
 精華は夏休み、暇で暇で仕方がなかった・・・「新聞、新聞〜♪・・・ん?何だろこれ・・」
 精華の持っている封筒には、                                           「黒の屋敷へご招待します・・」と、真っ赤な文字で書かれていた。
 2011/11/29 22:45:46 [372] 「逃がさないわよ・・・」と、天野さんが包丁を持ちながら言った。その時、世良は震えながらも、天野さんの前に進み出た。
 私の大好きだったお兄ちゃんも、親友になれたえりちゃんも・・・天野さんに殺された
 んだ・・・・。
 「来ないで!!!」と、世良は天野さんを力いっぱいに押した。
 すると、天野さんは転んだ。「今だよ!!逃げよう!」世良は3人に叫んだ。
 「外が見えてきたで!!」と、翔太の叫ぶ声が聞こえた。
 智と世良は、全速力で走り、外に転がり出た。外はいい天気で、太陽も照っている・・・
 「外に・・・出られたんだ・・」世良は嬉しさのあまり、傷の事も忘れ、飛び跳ねて喜んだ
 「喜ぶのはまだ早いぞ!!」と、智に言われ、慌てて正気に戻った。
 それと同時に、涙が出てきた・・・
 「お兄ちゃんも・・・ここに来て、ここで殺されたなんて・・・」
 そんな大泣きする世良を、3人はただただ慰めた。
 
 2011/11/29 22:37:33 [330]玄関の扉は智が開けてくれていた。智は扉の横で3人を待ってくれていた。「よし!いく」と、智が言いかけた時、扉が突然
 閉まって、開かなくなった。
 「嘘!!何で!?」と、世良がパニックになっていると、あの部屋から、天野さんと執事
 の2人がこっちに向かってきていた・・・。
 天野さんは包丁・執事2人は鎌を持っている。
 どうやら、私たちを殺して、あの部屋に居れるつもりらしい・・・
 4人は急いで、逃げ道を探して、逃げた。すると・・「俺、逃げ道知っとうで!1回、1人
 で探検しとったら、抜け道見つけた!」
 と、天野さんたちに聞こえないように小声で教えてくれた。
 「急いで案内してくれ!!」と、智も焦ったように翔太に言った。
 「きゃっ!!」と、いう声がして、振り向くと恵美が倒れてしまった。どうやら、執事に足
 を切りつけられたらしい・・・
 「恵美!!」と、世良が急いで恵美を庇うと、世良の腕に深い傷ができた。
 「大丈夫か!?世良!!恵美!!」と、智が2人に駆け寄り、危ない所で世良と恵美を
 引っ張った。
 「恵美ちゃんは俺がおぶるから、智は世良ちゃん頼むで!!」と、翔太が恵美をおんぶ
 して、走り出した。
 「世良!走れるか?」と、智が世良の後ろについて、走るのをサポートしてくれた。
 「うん・・・」と、世良はよわよわしく返事を返した。
 天野さんは、血まみれの包丁を持ったまま、こちらに向かってくる・・・
 「この奥や!!2人共頑張れ!」と、翔太が前方で叫んでいる。後ろを振り向くと、もう
 あの3人は10mまで迫って来ていた。
 「これや!!ここの扉開けたらすぐに外行けるでぇ!!」と、翔太が叫んだ。
 智は急いでその扉を開けた。
 4人はすぐに、扉の外へ出た。しかし、ドン!!!!
 と、いうすごい音がして。振り向くと、3人が出て来ようとしていた・・・
 「嘘でしょ!?」
 2011/11/29 22:20:27 [775]すいません><間違えて2回のせてしまいました
 2011/11/29 22:20:2 [229]その部屋はまさに地獄絵図だった・・・。部屋全体が血まみれだったのだ。下には幾つもの骨が転がっている・・・。
 その中には・・・
 「えりちゃん!?」絵里の血まみれの死体があった・・・
 「そんなっ・・・」と、世良が後ずさりした時、足元にあった物につまずいて転んでしまった・・・「!!!」つまずいた物を見た時、世良は声も出なかった・・・
 もうすでに白骨化している死体は、緑色の服を着ていた・・・
 世良が兄に誕生日のプレゼントにあげた服だった。「あっ・・・・あ・・」世良は倒れそうに
 なっていた。
 「おい!!何やってんだ世良!恵美たち連れて逃げるぞ!!」と、智が恵美と翔太を
 助けようとした時だった・・・
 「邪魔をしないで下さい・・・せっかくの食糧調達なのです・・・」と、天野さんは低い声で
 そう言った。
 「食料調達!?何言って・・・」世良は気づいてしまった。
 まだ死後そんなに経っていない絵里の死体は、所々が白骨化している事に・・・
 「まさか・・・今までの豪華な食事の肉って・・・この死体から?」
 そう思った瞬間、吐き気がした。吐き出したかった。
 ようやく世良はすべてが分かった。お兄ちゃんが行方不明になったのは・・・・
 お兄ちゃんもこの「黒の屋敷」に招待されてたんだ・・・
 あの執事が言ってた「最終日になったらこの部屋に入れる」っていう言葉・・・
 それは、私たちがここに死体となって入れられるって意味だった・・・。そして、食材と
 して料理される・・・
 「世良!!恵美!!翔太ーー!」と、智は玄関で叫んでいる。
 今しなければいけない事・・・それは逃げるという事。ただそれだけである・・・
 「行くで!!2人共!」と、翔太は執事たちを押しのけて、走り出した。
 世良も恵美の手を引っ張って全速力で走り出した。
 
 2011/11/29 22:20:1 [733]その部屋はまさに地獄絵図だった・・・。部屋全体が血まみれだったのだ。下には幾つもの骨が転がっている・・・。
 その中には・・・
 「えりちゃん!?」絵里の血まみれの死体があった・・・
 「そんなっ・・・」と、世良が後ずさりした時、足元にあった物につまずいて転んでしまった・・・「!!!」つまずいた物を見た時、世良は声も出なかった・・・
 もうすでに白骨化している死体は、緑色の服を着ていた・・・
 世良が兄に誕生日のプレゼントにあげた服だった。「あっ・・・・あ・・」世良は倒れそうに
 なっていた。
 「おい!!何やってんだ世良!恵美たち連れて逃げるぞ!!」と、智が恵美と翔太を
 助けようとした時だった・・・
 「邪魔をしないで下さい・・・せっかくの食糧調達なのです・・・」と、天野さんは低い声で
 そう言った。
 「食料調達!?何言って・・・」世良は気づいてしまった。
 まだ死後そんなに経っていない絵里の死体は、所々が白骨化している事に・・・
 「まさか・・・今までの豪華な食事の肉って・・・この死体から?」
 そう思った瞬間、吐き気がした。吐き出したかった。
 ようやく世良はすべてが分かった。お兄ちゃんが行方不明になったのは・・・・
 お兄ちゃんもこの「黒の屋敷」に招待されてたんだ・・・
 あの執事が言ってた「最終日になったらこの部屋に入れる」っていう言葉・・・
 それは、私たちがここに死体となって入れられるって意味だった・・・。そして、食材と
 して料理される・・・
 「世良!!恵美!!翔太ーー!」と、智は玄関で叫んでいる。
 今しなければいけない事・・・それは逃げるという事。ただそれだけである・・・
 「行くで!!2人共!」と、翔太は執事たちを押しのけて、走り出した。
 世良も恵美の手を引っ張って全速力で走り出した。
 
 2011/11/29 21:53:48 [963]エリカさん感想ありがとう^^あと少しでこの話も最終回になります><
 また小説で書いてほしいジャンルがあれば言って下さいね^^
 2011/11/29 20:49:42 [759]智がちょっとかっこいいですね☆でも世良がなにをみたのか気になりますね(汗
 ageます♪
 2011/11/29 19:8:12 [523]いつの間にか月日が経ち、この企画の日数もあと半分になっていた。「時間経つの早いよね〜・・・」と、恵美は悲しげにつぶやいた。「確かに〜」
 えりちゃんが居た10日間は楽しかったからな〜・・・。
 「なぁ、世良・・・ちょっと来てくれるか?」と、智が行き成り呼びに来た。
 「恵美ちゃんは俺と話とこ〜♪」「うっ・・・うん(汗」恵美は翔太に任せて、世良は智に
 着いて行った。
 「あのさ・・・見てくれないか?これ・・」「え??」
 渡された物に、世良は衝撃を受けた・・・「天野さんの日記・・・?」
 「まぁ、見てくれよ・・・」と、智は無理やり日記帳を世良に渡した。見てみると・・・
 「8月4日
 新見絵里という客が新しくきた・・・これで客は5人。さて・・・誰からにしよう・・」
 「え・・・!?何よ?これ・・」
 世良は青ざめて言った。「誰からにしようって・・・どういう事なのかな・・」
 その時だった・・・
 「きゃーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
 「!!恵美!?」世良は日記帳を放って、図書室を出た。智も走って悲鳴の方へと
 向かった。
 そこには、恵美と翔太が、誰か男の人に無理矢理どこかへ連れて行かれる所だった。
 追いかけていくと、ある部屋にたどり着いた・・・
 「この部屋って・・・あの怪しい部屋・・・」「言ってる場合か!!早く助けるぞ!」
 と、普段はビビりの智が中に入った。
 「うっ・・・!!何?この臭い・・・」と、つぶった目を開けると、世良は衝撃を受けた。
 「きゃーーーーーーーー!!」世良は悲鳴を上げた・・・。
 
 2011/11/29 18:52:47 [330]世良は夢を見ていた・・・「お兄ちゃん!!」必死で兄を追いかけている夢・・・
 「!!!」世良はバッと飛び起きた。今日、8月4日は兄が行方不明になった日・・・
 1年前、夏休み中に急に兄は何処かに姿を消してしまった・・・。
 最後に兄が着ていた服は、私が誕生日にあげた緑色の服・・・兄はいつもその服を着て
 くれていた・・・。
 「お兄ちゃん・・・どこに居ったんだろう・・・」世良は重い体を立たせて、食堂に向かった
 「おはよ〜^^世良」と、恵美が駆け寄ってきた。
 それから続々と智と翔太も食堂にやって来た。皆でご飯を食べていると・・・
 「4人がたにお伝えする事があります・・・今日から新しいお客様が参りました・・・。
 新見絵里さんです・・・。」
 「よろしく^^」
 新しくお客で来た子は、とても感じがいい可愛い子だった。私たちはすぐに仲良くなった
 「エリちゃんって呼んでもいい?」「うん^^世良ちゃん、恵美ちゃん」
 すごく楽しい日が続いた。しかし・・・
 えりちゃんが来て、10日が経った頃だった・・・。
 「あれ?えりちゃん!?」えりちゃんは急に屋敷から居なくなってしまった。
 天野さんに聞いてみると、「お帰りになられました・・・」と、だけしか言ってくれない・・・
 「えりちゃん・・・何で急に・・・」
 住所も電話番号も聞けてないのに・・・。世良は寂しい気分になった。
 2011/11/29 18:35:55 [37]〜3日目〜「執事って・・・」と、世良が呆然としていると、2人の若い男の人が入ってきた。
 2人共よく顔が似ている・・・双子?
 「初めまして・・兄の九条一也です。」「弟の九条一樹です」
 2人共顔立ちがよく、髪は今時な感じにセットされていて、色は紫・・・かな?
 「よろしくお願いします。」と、4人は頭を下げた。
 「さてと、今日はどないする〜?」と、翔太が背伸びをしながら言った。
 「今日は大人しくしとこーよ。世良も治ったばっかりなんだからさ!」と恵美は携帯を
 いじりながら言った。
 「あんまり騒ぐと地下室行きだぞ」と、智も言った。
 今日は図書室で読書でもしよっかな〜・・・世良は図書室に向かった。
 図書室に入ろうとすると、あの怪しい部屋の扉が開けっ放しになっている事に気づいた
 「今なら・・・見えるかな?」
 世良はそっと、あの部屋に向かって進んだ。
 部屋の中の物がちらっと見えた時・・・「おやめ下さい・・」
 と、執事の一也に腕を引っ張られた。「あっ!!すみません・・・」と、世良は慌てて
 謝った。
 「あの〜・・・この部屋には一体何があるんですか?」と、世良は思い切って聞いた。
 すると・・・「最終日になったら、貴方達もあそこの部屋に入れると思いますよ?」
 「どういう意味・・・?」世良は顔をしかめた。
 「それでは・・・僕はこれで・・」と、一也は去って行ってしまった。
 世良は読書する気にもなれず、自分の部屋に入った。
 「あの執事の言ってた事って・・・」世良は気がかりで、1日中その事を考えていた。
 
 2011/11/28 22:58:45 [156]次の日の朝、世良はやっと地下室から出してもらえた。「世良!!大丈夫!?」と、恵美が走って駆け寄って来た。「うん^^大丈夫」と、笑顔
 で返事をしたが、内心は大丈夫ではなかった。
 1日中、あの冷たい部屋にいたせいか、体がフラフラする・・・
 「あんまり無理すんなよ?」「そうやで!天野さんも酷い事するなぁ〜」と、2人も心配
 してくれた。
 熱を計ってみると、39度もあった。
 「寝ときなよ。1日寝とけばよくなると思うし・・・」と、恵美は心配そうに言った。
 それから何時間か後、ふっと人の気配を感じて、薄目を開けた。
 「!!!」世良は心臓が止まりそうだった。
 天野さんが、ベットの横に立って、じーーーっと世良の顔を見ていたのだ。
 世良は寝たフリをした。「いつからそこに居たの!?」と、心の中で叫んだ。
 「世良〜!気分どう?」と、恵美が部屋に入ってきた。
 バッと、世良は起き上がった。「あれ?天野さんは・・・?」
 さっきまで居たはずの天野さんの姿がどこにも見当たらないのだ。
 恵美にその事を話すと、「熱だし・・・夢なんじゃないの?」と、言われた。しかし・・・
 あの時、世良は確実の目を開けていて、眠っていた状態ではなかったのだ・・・。
 しかし、考えたくもなかったので、「そうだね^^」
 と、納得したように言った。「天野さんって本当に何者なの・・・?」
 次の日の朝、世良の熱も下がり、恵美と2人で食堂に向かっていた。
 朝食を食べていると、「今日は皆さんに、新しい執事を紹介したいと思います・・・」
 「!!執事!?」
 2011/11/28 22:39:43 [352]「やっと朝か・・・痛っ!!」世良は痛みがする手をバッと見た。すると、天野さんに掴まれた方の手が、紫にあざが付いていた・・・。
 「どれだけ強く掴まれたんだろう・・・」考えるだけでもゾッとする。天野さんに顔合わせ
 ずらいな〜・・・と、思いつつも部屋を出た。
 すると、智がバタバタ急いでこっちに向かって来た。
 「おい!天野さんが今・・・、世良を呼んで来いって言ってたんだ・・・」
 「うそでしょ!?」世良は真っ青になったが、しかたなく、天野さんが待っているという
 部屋へと向かった。「失礼します〜・・・天野さん?」
 「お待ちしておりました・・・」と、行き成り天野さんが物陰から現れて、軽く驚いた。
 「世良様・・貴女は、注意事項を破りました・・・罰として、今日1日、地下の部屋へ行ってもらいます・・・。こっちへ来て下さい・・」
 と、言われた。世良はもう抵抗する気にもなれず、大人しく後に着いて行った。
 地下へと続く階段を下りて行った。地下は夏だと言うのに凍りつくほど寒く、冷気が
 漂っていた。
 「明日の朝までここに居なくちゃいけないんだ・・・嫌だなーー・・」と、世良が1人で愚痴
 を言っていると、ある事に気がついた。
 「ここの上って・・・あの怪しい部屋なんじゃ・・・」
 また新たな恐怖感が生まれた。だいたい、地下室に閉じ込めるなんて・・普通じゃない・・「天野さんって・・・何か怖い人だな・・」
 そして、夜になり世良が寝ようかと思っていると、上からガシャン!!・・と、いう音が
 した。「天野さん!?あの怪しい部屋で何をしてるの・・・?」
 世良は覗きに行こうか迷ったが、これ以上罰が重くなるのはごめんだった。
 その日は結局、そのまま眠りについた。
 
 
 2011/11/28 18:53:24 [894]エリカさん、バラさん感想ありがとうございます^^頑張ります♪
 2011/11/28 18:49:27 [722]ドキドキですね(汗天野さんってなにものかきになります!
 ageます
 2011/11/28 18:46:51 [141]怖いですね・・・・・私がもしこういう場面に遭遇したら・・・・・・考えただけでやばいです(×○×)
 2011/11/28 18:39:49 [999]「ん・・・?あれ・・まだ夜中じゃん」時計を見ると、まだ夜中の3時。外も真っ暗だ。
 目が完全に覚めてしまって、寝れそうにない。
 「禁止されてるけど・・・ちょっと外出てみよ。」と、部屋から出た。
 「さすがに、皆や天野さんも寝てるよね・・・」
 と、足音に気を配りながら、図書室に向かった。
 電気をつけて、昨日の不思議な本を探した。「あ!あった。」と、声を漏らすと、
 ぱっと手に取って、本をパラパラとめくった。
 「本当に全部白紙なのかなぁ?」と、思っていると、1ページだけ文章が書いてある
 ページがあった。
 「8月2日、昨日から屋敷に来ている4人組がいる。
 4人とも、あの部屋を覗こうとしていて、不安になった。この日からは、監視を徹底に
 しよう・・・」
 「これ・・・もしかして、天野さんの日記帳!?」と、世良は思わず声を出してしまった。
 ページは全部で30ページ・・・。
 「これから30日間書くって訳か・・・」と、つぶやいていると、がたっという音がした。
 そっとドアを5センチ程あけて、外を覗いてみた。
 すると、天野さんがこちらに向かって来ていた・・世良は慌てて電気を消して、
 1番奥の本棚に隠れた。
 「入って来ないよね・・・?」と、思っていると、ぎぃぃぃ・・・
 と、いう音がして、天野さんが図書室の中に入って来たのが分かった。
 「!!!どうしよう・・・」世良は心の中でパニックになっていた。様子を見ていると、天野さんは、何かを探しているようだ。
 すると、世良は手に持っている、天野さんの日記帳に気が付いた。
 「そっか・・!天野さんはこの日記帳を探してるんだ・・・」世良は急いで、日記帳を
 すべりこませた。
 天野さんは、落ちている日記帳に気づいて、日記帳を拾い、図書室を出て行った。
 「よかったーーー・・・」と、世良は落ち着くと、図書室を出ようとした。すると・・・
 「世良様・・・何をしているのですか?」
 「!!!」世良はばっと振り向いた。真っ暗で、天野さんがどこにいるのかが分からない・・・
 「何をしているのかと聞いているのです・・・」という、天野さんの声と共に、手首を強く
 掴まれた。「すいません!!!ごめんなさい!!」
 と、世良は手を振りほどき、走って逃げだした。自分の部屋に戻り、鍵をしめて、ベッド
 に潜り込んだ。しばらく震えが止まらなかった・・・。
 
 
 2011/11/28 18:19:48 [358]部屋きになりますね(汗)次回もたのしみにしてます!
 ageます♪
 2011/11/28 17:53:56 [158]「!!あっ・・・天野・・さん?」そこには、メイドの天野さんが立っていた。
 「申し訳ありませんが・・ここの部屋には近づかないでいただきたいのです・・・」と、
 静かに言った。
 「どうしてですか?」と、恵美が恐る恐る聞くと・・・
 「見てはいけない物があるから・・・と、だけ言っておきます・・それでは」
 と、意味深な言葉を残して、去って行った。
 「なぁ、もう探検なんかやめねぇか?使用人の人たちにも迷惑だと思うしよ・・・。」
 と、智は焦ったように言った。
 「そうだね・・・」「やめよか・・」と、皆も賛成して、部屋に戻って行った。
 しかし、あの部屋には何があるのかがすごく気になる・・・でも、覗いて見る度胸なんて
 ある訳がない・・・。もう忘れよう・・
 「あーーー何か疲れたな・・・。お風呂にでも入ってこよ!」
 世良がお風呂から上がると、もう皆は食堂でご飯を食べていた。
 「お風呂もすっごい大きかったよ〜^^恵美も後で入っておいでよ^^」と、世良が話していると、天野さんが前に出てきた。
 「お食事中に申し訳ありません・・・。今から、注意事項を話します・・・。
 まず1つ目は、夜の12時以降は、部屋から出ないで下さい。2つ目は、門から外には
 出ないで下さい・・・それから・・・」
 と、少し間をおいた。
 「3つ目は・・・、昼間に近づいていた「あの部屋」には、近づかないで下さい・・・以上でございます・・では・・・。」と、言うと去って行った。
 「やっぱり、あの部屋には何かあるのかなぁ?」と、恵美は首を傾げて不思議そうにして
 いた。
 「何か・・・変な屋敷だな・・」と、智も不気味そうにしていたが、翔太は全くそんな事は
 気にしていない様子で、携帯をいじっていた。
 世良は12時までの時間を気にして、急いで部屋に入った。
 「早く朝にならないかな・・・」と、思いながら眠りについた。
 2011/11/28 17:46:1 [997]全部白紙なんてこわいですね〜(汗)どんどん屋敷が不気味にみえてきました⁻⁻;
 続きまってまーす♪ageます☆
 2011/11/28 17:36:33 [914]「わ〜すごい!」世良たち4人は朝食のあまりの豪華さと美味しさにびっくりだ。
 朝食を食べ終わったものの、何をすればいいのか・・・暇だ。
 「これじゃあ、昨日までと何も変わらないーー><」と、世良が嘆いていると、恵美が
 急いで走ってきた。
 「今ね、翔太くん達が、4人で探検行こうってさ^^」
 「探検!?私、虫嫌いなんだってばーー><;絶対に嫌だ!!」
 と、言うと恵美はきょとんとして、「何言ってるの?山じゃなくて、この屋敷をだよ!」
 「あっ・・・屋敷ね・・はははは^^;」
 と、世良は恥ずかしさに笑うしかできなかった。
 「おーー^^来たか〜。よっしゃ!行くでぇーー!!」と、翔太は妙に張り切っている。
 「俺が真ん中歩いてやるよ・・」と、智は言うとさっと列の真ん中に移動した。
 「怖いんだな・・・(汗)」世良と恵美は苦笑した。
 まずは、1階のロビーに来た。「やっぱ広いよね〜ここ。天井も高いしさ〜・・」と、
 恵美は見上げながら言った。
 次は図書室に来た。「わーーー!図書室もある〜。」「やったーー^^」と、
 わりと読書が好きな世良は大喜びだ。
 「ん?何か・・・変な本が落ちてるよーー」と、恵美が落ちている真っ赤な本を拾った。
 「ちょい待ち・・・その本、マジで変な感じするで?」と、翔太はひや汗を浮かべながら
 言った。智も青ざめている。
 恵美は見かけによらず、好奇心旺盛な性格で、本のページをぱらっと開いた。
 「何だ〜・・何にもないじゃん!」と、がっかりしたように言うと、恵美は本を適当に棚に
 戻した。本は全ページが白紙だった。
 「次行こうぜ!次!」と、翔太は図書館を出た。
 「ん?」と、世良は立ち止った。「今・・・さっきの本が動いたような・・気のせいか!」と、
 自問自答をすると、急いで3人を追いかけた。
 「なぁ・・・何か、ここの部屋・・」と、智が皆を呼び止めた。
 「うわ・・・」「何!?このドア・・・」と、口々に言った。
 目の前にあるドアは、何十にも取っ手に鎖が巻きつけてあり、ひんやりとしていて、す
 ごく冷たい。「それに・・この臭い・・・」
 まるで、魚をしまってある冷凍庫だ。するとその時、誰かが世良の肩をがしっと掴んだ
 2011/11/28 16:53:55 [54]〜1日目〜世良は朝起きると、ゆっくりと部屋を出て、廊下を歩いていた。すると・・
 「おはよ〜世良」と、恵美が後ろから走ってきた。
 「おはよ恵美。この屋敷結構、居心地いいよね〜^^ゆっくり眠れたよー」と、背伸びをしながら言った。
 「おーーええ所に2人共おったわ〜^^ちょお来てくれへん?」と、昨日の金髪の男が、
 手招きして言った。
 世良と恵美は招かれた部屋に着いて行った。
 その部屋には黒髪の青年も待っていた。「皆、まず自己紹介とかせえへん?昨日、
 名前とかも聞いてなかったし」と切り出してきた。
 「確かに・・・私も恵美以外、名前聞いてないや・・」と思い、「そうだね^^しようしよう」
 と、世良も賛成したので、自己紹介をする事になった。
 「私は本条世良っていうの。よろしく〜^^」「はいはい世良ちゃんやな^^可愛いなーー」
 最後の言葉は世良もスルーした。
 「私は、工藤恵美^^」と、恵美はひかえめに言った。
 「はいはい恵美ちゃんやな。んで、そっちのビビりのイケメン君は?」
 「喧嘩売ってんのかお前(怒)俺は、近藤智。んで、そっちのKYくんは?」
 何処で張り合ってるのよ・・・(汗)子供か!と、世良と恵美は呆れ気味だ。
 「俺はな〜、斉藤翔太ってゆーねん。よろしくなぁ〜^^」と、智の挑発のは乗らず、調子よく言った。「これで全員終了ね。じゃあ30日間よろしく。」
 と、世良は言うと朝食を食べに、食堂へ向かった。
 しかし、この日から、想像を超える恐怖の日々がスタートしたのだった・・・
 2011/11/28 16:18:5 [510]続き楽しみです☆がんばってください\^0^/
 ageます♪
 2011/11/27 23:46:12 [933]「何じゃこの豪邸!?」と、金髪の男は叫んだ。そこには、すごく大きくて立派な豪邸が建っていた・・・。しかし、
 建っている所がおかしい(汗)その豪邸は崖の上に建っていて、下手したら落ちてしま
 いそうだ。それに、建物の色も真っ黒で、すごく不気味な感じがする・・・
 まぁ、「黒の屋敷」だもんね・・・。
 「それでは私はこれで失礼します・・・では・・」と、運転手の男は立ち去ろうとした。
 「ちょっと!!待って下さい!」と、世良は引き止めた。
 「ここに私たちだけで泊れって言うんですか!?ご飯とかもどうすればいいの?」と、
 世良は問いただすと、男は静かに振り向き、ニコリと笑った。
 「心配はいりませんよ。中には使用人達がいますので・・・。世話は使用人達が全てしてくれます・・・。私はこの企画終了時の8月30日にお迎えに来ますので・・」
 と、言うと背を向いて、去って行ってしまった。
 「それでは皆さん、楽しい夏休みをお過ごし下さい・・・。」と叫ぶと、ワゴンに乗って、
 去って行ってしまった。
 「とりあえず・・・中入るか」と、黒髪の青年は荷物を持って、中に入って行った。
 慌てて3人も屋敷の中に入った。
 屋敷の中は広々していて、ロビーには高そうな壺やお皿が幾つも飾られている。
 4人が辺りを見回していると、向こうから1人の女性が歩いてくるのが見えた。
 「こんばんは・・・ここのメイドをしています・・天野千里と申します・・」と言うと、深々と
 頭を下げた。
 天野さんは、青白い肌をしていて、少し不気味だが、顔はとても綺麗で、長い黒々した
 髪の毛を、下の方で1つに結んでいる。
 「よっ・・・よろしくお願いします!」と、世良は緊張気味に言った。
 「皆さんのお部屋を案内します・・・こちらへどうぞ・・」と言うと、天野さんは歩き始めた
 4人はその後ろを着いていく行った。
 長い廊下を歩き、ようやく部屋に着いたようだ。
 「こちらの4部屋になります・・。では私はこれで失礼致します。」と、言うと、天野さんは
 去って行った。
 それから、部屋決めをして決まった部屋に入った。部屋も綺麗で、居心地が良さそうだ
 世良は疲れていたので、荷物を置き、そのままベットで眠りについた・・・
 2011/11/27 21:53:14 [725]「今回の企画は・・夏休み全般を使った企画になっております・・・。参加者は貴女方4人だけで、屋敷へ泊っていただき、夏休みを満喫していただきたいのです・・・。」
 と、男がここまで話すと・・・「ちょっと待って!」と、恵美が口を開いた。
 「あの・・・どんな所に私たちは泊るんですか?屋敷って・・」
 「ご安心下さい。そう変な所ではございません・・・。続きをお話ししてもよろしいでしょうか?お嬢さん・・・」と、ミラー越しに睨んで言った。
 恵美と黒髪の青年はビクッとなりながら、コクコクとうなずいた。
 「恵美は分かる・・・何であんたまでもがビクッとなってんのよ!!絶対この人ビビりだ・・・顔はいいのに・・」と、世良はあきれていた。
 「あんた何ビビッてるん?もしかして怖がりか?」と、金髪の男は笑いながら言った。
 「こいつはこいつで、KYだし・・・何なの?このメンバー・・・」
 と、世良は肩を落としながらやれやれと、首を振って思っていた。
 「今からはナビにも載っていない道に入ります・・・。黒の屋敷は山の上にあるので・・・
 まぁ・・・・怪しい所でも、不便な所でもありませんので^^」
 と、怪しく笑いながら言った。
 「山の上ですか!?」と、世良は取り乱していった。
 世良は大の虫嫌いで、蚊も叩いて殺せないほどである・・(汗)虫の多い山は、近づきたくもない場所のチャンピオンである。
 「そっか・・・世良、虫嫌いなんだよね^^;」と、恵美は苦笑しながら言った。
 「なんだ・・お前も虫無理なのか?俺もなんだよ・・・」と、黒髪の青年は言った。
 「そりゃあんたはね!!もう分かり切ってたよ!」と、世良は思わず口に出してしまった
 そうやってる内に、ワゴンは山道を登っていた・・・。
 「暗いな・・・」と、世良は恐怖心を覚えた。
 それからしばらく山道を登っていくと・・・「着きましたよ・・・」
 と、男は静かに言うと、ワゴンの戸を開けた。「!!!」世良たち4人は息を飲んだ。
 2011/11/27 21:22:56 [411]「めっ・・・恵美!?」そこには恵美が立っていた。
 「本当に危ない事があったら・・世良1人だと危ないと思って・・2人なら何とかなると思ったからさ・・・」と、恵美は途切れ途切れになりながら言った。
 「きゃーー恵美〜!!ありがとーー><」と、世良は目を輝かせながら言った。
 すると、2人の目の前に黒い影が現れた・・・。
 「黒いワゴン・・・」世良は息を飲んで言った。後部座席には、すでに人が乗っているよう
 だった。「私たち以外にも居るのかな?」と、恵美が言った途端・・
 静かにワゴンの戸が開いた。すると、中から1人の長身の男性が出てきた。
 「こんばんは。私が貴女方をご招待した者です・・・。中でご説明しますので、どうぞ中へお入り下さい・・・」と言うと、運転席へ戻って行った。
 2人は、荷物をトランクへ乗せて、恐る恐るワゴンの中へ乗り込んだ。
 「お前らも屋敷に招待されたん?」と、金髪の同じ歳くらいの男が話しかけてきた。
 「うん・・そうだけど?」と、世良は返事を返した。
 その金髪の男の隣には、黒髪の美青年が静かに座っていた。すると、ワゴンが動きだした。「!!」と、黒髪の男の体がビクッとなった。
 「まさか・・・ビビッてる!?車が動いただけで!?まさか・・・ね・・」と、世良は心の中でつぶやいた。
 その途端、あの運転手が口を開いた。
 「それでは・・・皆さん。そろそろ、今回の企画を話してもよろしいですか?」
 4人は恐る恐るうなずいた・・。
 
 2011/11/27 20:59:41 [811]エリカさん感想ありがとう^^今から続き書きます★
 2011/11/27 15:51:19 [288]おもしろいですね☆続き気になります♪がんばってください\^0^/
 ageます♪
 2011/11/27 1:15:32 [590]その後、世良は急いで恵美の家に行き、手紙を見せた。「世良も・・・この手紙もらってたんだ・・・」と、恵美は不安そうな表情で言った。
 手紙にはこう書かれていた。
 「こんにちは・・この度は、あなた達を黒の屋敷へご招待したいと思います。
 8月1日の夜中の12時に★★公園前のバス停で、黒いワゴン車で待っていますよ・・
 では、また後日・・・」と、怪しいキーワードたくさんの手紙である。
 「まぁ、今年の夏休みは家で1人だし・・行ってもいーけどさ〜」と、世良は言った。
 しかし、恵美は・・・
 「馬鹿じゃないの?こんなの行って、事件に巻き込まれたらどうすんの?」と、言い聞かせるように言ったが、世良は聞く耳を持たない。
 結局、その日はそのまま別れた。
 そして、8月1日の夜中の12時前・・・世良は荷物を持って、家を出た。
 そして★★公園に向かった。
 しかし、内心は世良も不安だった。バス停まであと50m・・・
 バス停に近づくにつれて、不安はつのっていくばかりだった・・。その時だった!!
 誰かに腕を強く引っ張られた。「!!!え?・・・」
 2011/11/27 0:46:7 [412]「あーー暑い!!」世良は、あまりの蒸し暑さに目が覚めた。7月30日。
 夏休みだというのに、予定が全くない・・・。世良は誰もいないリビングへ下りて行った。両親は出張中だし、妹も合宿でいない。
 世良は新聞を取りに、玄関を出てポストを開けた瞬間・・・1番に目に入ったのは
 1枚の黒い封筒・・・
 「何これ・・・気持ち悪い!」と、その黒い封筒をポストへ置いたままにして家へ入った。
 そして昼間。世良はリビングでテレビを見ていると、携帯が鳴った。
 親友の恵美からだった。
 「もしもし恵美〜?どうしたの?」と世良が話し始めた。すると、恵美の様子が何か変だ。「世良!どうしよう!!」と恵美は泣き声で言った。
 「えっ?ちょっと・・・どうしたの!?」と世良は焦りながら言った。
 「あのね・・今日の朝に、真っ黒な変な手紙が届いたの・・・」その恵美の言葉に、世良は凍りついた。「まさか・・・」
 世良は急いでポストへ急ぎ、真っ黒の封筒を手に取った。
 そこには、「黒の屋敷への招待します。」と、真っ赤な文字で書かれていた。
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