2011/8/27 1:2:21 [449]完了します。
2011/8/13 13:50:8 [663]中国人のくせにってwww
2011/8/13 0:35:52 [870]〜第十七話〜 私は飛行機内でも大人しくし、 うつ向いていた。中国に着くと、初めての光景に 感動し、きょろきょろとあたりを見渡した。 ルーちゃんはそんな私を見て小さく笑っていた。 のを、私は知らない。私はそんなことより風景に 目が行っていたのだから。ルーの父は言った。 「案内してあげなさい」と。おいおい、そりゃまずいだろw 内心、そう思いながらも仲直りのチャンスかも!と期待している 自分が居るのに気付く。ルーはどこかに行ってしまわないように 私の手を優しくも強く握り、少しリードして走り出した。 私も必死についていこうと不器用ながら手を握り返した。 ルーに色々案内してもらった後、あいつの家に行った。 え?アイツ?「李 蓮(りー れん)」という変人だ。 中国人のくせになぜか関西弁でしゃべる… まぁ、根はいいやつだけども… その後、私たちは2年間中国に滞在する事なる。 そして、仕事の関係で再び日本に戻り、 我が弟との再会を果たすのであった!
2011/8/13 0:20:27 [941]〜第十六話〜 私たちが知り合ってどれくらい経っただろうか… 今日、彼は私の家に居て、一緒に遊んでいた。 その時…急に心臓のドクドクに襲われ、一人孤独になった 気分がした。手が震え、怖くなってきた… あぁぁぁあ…どうしよう、怖い…恐怖のあまり、 私の中で何かが壊れた。そして…やってしまった。 大切な友達の頬にハサミでキズを付けてしまった。 この前の裕也君の時と違い、急に罪悪感に襲われ、 私は更に孤独になって…それで…余計に暴れ出す。 姉さんが部屋に入ってきて、私を抑えていった。 桜「ごめんね、今日は帰ってもらえるかな?」 ルーちゃんは無言で出て行った。 きっと嫌われただろう。きっと怖かっただろう。 きっと恐怖に感じているだろう。きっと、きっと… もう友達では居てくれないだろう… 後悔なんしてしても意味がない。自業自得じゃないか… 私はその日から、ルーちゃんを避けるようになった。 会わないようにして、電話も出ないようにして… それでも会わないといけない日がやってくる。 その日は…私の初の中国行きの日だった。
2011/8/3 19:17:46 [193]〜第十五話〜 (羽月視点) 私は正直、彼を女だと思っていた。 でも、彼は…男だった。だからこれは彼には内緒にしてね。 <ギィー> 部屋のドアが開いて、彼は言った。 男の娘「ここだよ^^」 カタコトでぎこちないその日本語が部屋に響く。 私もお返しにイタリア語で話してみた。 羽月「Sei una bella camera.(貴方は素敵なお部屋です)」 男の娘「…へ?」 間抜けな声でそういった。私は驚いた。 発音もちゃんと合ってたはずなのに? 男の娘「貴方は素敵なお部屋です、になってるよ」 羽月「!?」 顔から火が出る思いだった。私は結構プライドが高い。 間違えた上にちゃんとした訳を言われて、 ちょっと腹がったった。 男の娘「イタリア語、頑張って覚えたんだね」 羽月「うん。でも、駄目だった…。日本語上手だね^^」 嫌味で言ったのに…彼は 男の娘「ありがとう^^」 女の子顔負けの可愛い頬笑みを返してきた。 私は不覚にもドキッとしてしまった。 (勿論、その一瞬だけです) ムカつく…私より、女の子だし、私より賢いし 何より優しい…。 男の娘「ねぇ、君の名前は?」 羽月「鈴浦羽月」よろしくね」 男の娘「僕は「ルッジェーロ = ヴィッラーニ (Rugiero = Villani)」だよ^^こちらこそ ヨロシク^^あ、僕は9歳だけど、君は?」 羽月「5歳…私はうーちゃんって呼ばれてる。 君は?」 ルッジェ「4つ下だね^^僕は…あだ名は無いな; でも、ルーってよく呼ばれてる^^」 羽月「そっか…じゃあ、ルーちゃん…」 私たちの出会いは、この部屋から始まった。
2011/8/3 18:11:15 [943]利菜、コメサンキュ^^ 羽月君は…多分平気だろw 頑張りますよwレクりんごはww 上げありがとう^^
2011/7/29 12:15:58 [591]おひさだw((( 羽月くんは大丈夫なのか?w 精神大丈夫か?((( 頑張れレクりんご!(((何w 応援agew
2011/7/28 8:30:33 [761]〜第十四話〜 あの日から数日が経った。 父が、仕事仲間に会う為、その人の家を訪れることに なっていた。私と羽月も行く予定だ。 でも、私は友達と遊ぶ予定となっていたので、 その日は羽月に任せることにした。 (羽月視点) …仲良く…なれるかなぁ? 不安でいっぱいだった。病気の方も大分落ち着いてきたし… 赤のドアが印象的な家があった。その家の赤のドアを 父は叩いた。ドアが開く音がして、私はそっちへ視線を向けた。 見えたのは、金髪のおじさんと女の子(男)だった。 女の子「あっ!」 その子は声をあげた。 羽「…!」 思いだした…金髪の女の子だ。 女の子の父「知り合いか?まぁ、丁度いい。遊んで来なさい」 父「羽月、あまり迷惑をかけないようにな」 羽月「…うん」 私は言った。すると、その女の子は手を差し出して 男の子みたいな声で言った。 女の子?「こっちだよ」 その手は全く緊張感を漂わせず、しっかりと 握ったその手は…男そのものだった。 そして私はその子の部屋に行った。
2011/7/27 19:4:25 [130]〜第十三話〜 (14歳羽月視点) あのとき、私は外に出て行った。 気が付いたら、足が勝手に動いて、どこか遠くへ 行こうとしていた。誰も知らない、誰も居ない場所を 求めてどこか遠くへ………。 そして、放心状態でうろついてたら、一人の男の子に出会った。 正直、彼が男だとは当時の私は思ってなかった。 彼の身長的に年上だったが、当時の私にはそんなことを 考える余裕はなかった。 夜の世界…前を歩いてくる彼とチラッと視線を交わしただけで 私はすぐに視線を離した。ジロジロこっちを見てた。 私は道端に座っているし、私はアジア系だから、 珍しかったんだろう。更に言えば、病院の服のままで 居たから、彼は更に珍しいと感じていたんだろう。 物珍しさと疑問のまじった表情を浮かべ、彼は私を 通り過ぎて行った。その後…彼と再会するとは 夢にも思わなかった。
2011/7/27 19:1:55 [611]脱走とかwww なんか前にどこかで見たぞw((( ・・・・・続きも頑張って下さいねw((
2011/7/27 18:48:7 [739]〜第十二話〜 私たちはイタリアへ飛び立った。 初めての空港、初めての海外… 私は興奮してしまっていた。父はそんな私を見て 笑っていた。肝心の羽月は…うつ向いていた。 病院に着き、羽月は入院するように言われた。 彼女の荷物を置き、父は一礼して私たちの住居へ向かった。 私は近所を見回った。綺麗なお店がたくさんあった。 いつか、羽月ちゃんと行きたいな…。近所の子達は アジア系の人間を見るのが珍しいのか、私を ジロジロジロジロジロジロジロジロジロジロジロ… 見ていた。私は別に気にしなかったけどね。 その夜、一本の電話があった。 ”羽月ちゃんが脱走した”と。 羽月ちゃん、どうして?どこに行ったの? 父は仕事場に居て、私はどうしていいのか 分からず、とにかく町内を走りまわった。
2011/7/27 18:33:50 [877]〜第十一話〜 羽月は病院で診断してもらった。 案の定…相当重い病気だった。病名は羽月には知らせず、 私や勝月にも告げなかった。そして、医者は病気を治すため、 愛情が飛び交うイタリアの病院へ行くことを勧めてきた。 実は、いいタイミングで私と父はイタリアに行こうとしていた。 父の仕事の都合で、私も社会化の一環として短い期間の 留学をしようとしていた。なので、そこに羽月も加えて 行こうということになった。母と勝月を日本に残すのは 心苦しいが、イタリアでもっと知識を学ぶため、 羽月の病気を治すため、仕方ない。でも、勝月は 泣いて止めた。放心状態の羽月に何度も語りかけていた。 勝月「うーちゃん!行かないで!行っちゃ嫌だ! 行かないでよ!!!」 羽月「…」 勝月「うーちゃん!うーちゃん!返事して!うーちゃん!」 傷つきボロボロになった羽月。そんな彼女の病院行きを 止めようとする勝月。そんな二人は痛々しかった。 羽月は日に日に弱って行き、遂には一日中口を開かなくなった。 そして、食べることも寝ることもしない。彼女を尊敬していた 周りの女子も離れていき、勝月も怖くなったのか…彼女の隣に 席を開けてしまった。私は…どうする事も出来ずに、ただ見ていた。 彼女は本当の一人ぼっちになってしまった。 彼女はいつも、子供部屋にこもり、ピアノの隣で座り込んでいた。 生きている心地のしない日常を送り、遂に旅立つ日がやってきた。 そこで、光ともいえよう、大きな存在に出会うのだ。 そして、彼女の人生は確実に変わるのだ。
2011/7/27 18:18:20 [522]お二方、感想どうもありがとう^^ 頑張るぜよw
2011/7/26 21:42:24 [20]羽月と勝月は ものすんごい可愛いやろーなーって自分の中で思うww 今思ってんけど二人の誕生日が自分の1日後ww なんか変な親近感が・・・ww
2011/7/26 14:53:0 [217]・・・やっっぱりね^^ 羽月、ハゲるなよ☆((( 頑張れ〜((ヾ(*ゝ∀・*)ノ☆゜ (言う言葉がなくなってきたwww ボケる事は若干できないのだw)
2011/7/26 7:54:47 [97]〜第十話〜 羽月ちゃんはハサミを振り回し始めた。 皆、危ないので壁までぎりぎりに下がった。羽月ちゃんは 泣いていた。30分ほど、誰も近づけなかった。羽月ちゃんは 急に倒れた。先生は慌てて近寄り、”羽月ちゃん!”と 名前を呼んでいた。 一時間して…羽月ちゃんは目を覚ました。 羽月「…」 勝月「羽月ちゃん!!!」 先生「羽月ちゃん…どうして、裕也君の手を 切ったの?」 羽月「…分からない」 先生「分からない、だけで人を傷つけていいと思ってるの!?」 羽月「…分からないものは分からない!」 先生「…じゃあ、お母さんに報告してくるから」 先生は俺たちを置いて電話しに行った。 羽月ちゃんは…頭を抱えてうつ向いていた。 勝月「羽月ちゃん…何で…」 羽月「うるさい」 羽月ちゃんが静かな声で言った。 俺はそこから何も言えなくなった。 夜、お母さんが迎えに来る時間になった。 母「かっちゃん…羽月」 羽月「…」 母「羽月、どうしてそんな悪い事したの?」 先生「分からないそうなんです。あの、ちょっと…」 母「あ、はい」 先生に連れられてお母さんは部屋を出て行った。 勝月「どうしたのかな?」 羽月「…」 … (桜視点) 先生「実は…羽月ちゃんなんですけど… 今日、急にハサミを振り回したり、泣いたり、 倒れたり…これってもしかすると…精神的な 病気じゃないんでしょうか?一度、病院に 連れていってあげて下さい」 母「…分かりました」 母は、この事実をどう受け止めたのだろう? 羽月のことを、どう思ったのだろう?? 私は疑問でならなかった。
2011/7/25 20:53:9 [824]バカってww まぁ、バカだけどww 頑張るよ^^ありがとう。
2011/7/25 20:43:25 [915]う、羽月ぃぃぃぃぃx((( ・・・ばーか^^((( ・・・・・・ 頑張ってくださいw
2011/7/25 17:29:28 [491]〜第九話〜 (勝月視点) 今日はまず、お絵かきの時間があった。 その時間、俺は猫の絵を自分の落書きブックに 描いていた。その隣で、羽月ちゃんは小説を書いていた。 特に提出とかが無いから、好きなものを描いていた。 その時間が終わり、工作の時間になった。 その日の工作は色紙で好きなものを作り、 画用紙に張るという簡単な作業だった。 羽月ちゃんは先に色紙を切って、画用紙にまとめて 貼り付けていた。俺はその都度、その都度、切って 貼り付けての繰り返しだった。ここで事件が起きた。 羽月ちゃんの隣には男の子が座っていた。俺の友達の 裕也…裕ちゃん。羽月ちゃんが一先ず張り終え、また 色紙を切ろうとしていたその時、羽月ちゃんは色紙を 切るためのハサミを持ったまま静止した。黙って止まったままの 羽月ちゃんを心配したのか、裕ちゃんは羽月ちゃんの体を 軽くゆすった。その時だった。 <シュッ> 一瞬だった。何かが切れる音がして、その方向を見たら 裕ちゃんの細い手がかすれていた。 勝月「うーちゃん!何やってるの!?」 裕也「ふぇっ、う、羽月ちゃんがっ…うわぁぁん!」 裕ちゃんは泣きだした。先生がそれに気づき、 慌てた様子でやってきた。 先生「どうしたの!?」 裕也「う、つ…きちゃん、がっ、ハサミ、で」 先生は裕ちゃんの手を見て顔が青ざめた。 先生「羽月ちゃん!何でこんなことしたの!!!??」 勝月「は、羽月ちゃん…」 羽月ちゃんの周りの女子も”最低だね””怖いねー”と 口々に言う。羽月ちゃんはハサミを持った状態で 辺りを見回して、うつ向いた。顔が見えない… 羽月「…」 羽月ちゃんは立ちあがった。そして…次の瞬間…
2011/7/25 16:59:37 [812]〜第八話〜 母方の祖母の命日で身内中が集まる日が来た。 その日、羽月は身内中の人間に白い目で見られていた。 子供は暇なので準備中、羽月が勝月と2人で公園に 遊びに行った時、身内中が言った。 ”あの子が…勝月君のオマケの子?” 私は胸が苦しくなった。同じ血の通う家族に、そんなことを 貴方は言えますか?恐らく、言えない人が多いでしょう。 私は自分の家族を恥ました。そして、殺意が芽生えました。 ”羽月ちゃんが心から休める場所ってどこにあるのかな?” 疑問に感じた。羽月は人間の視線や小声で話す声には 人一倍敏感な子だから、この場に居なくても気付いて いるんだろうな…。翌日…羽月はいつもより起きるのが遅かった。 いつもは6時起きなのに、今日は7時半に起きた。 勝月は「珍しいね」と流すだけだった。私も羽月の異変には 気付いてなかった。流石、演技派…演技はお手の物ってわけか。 (勝月視点) 朝、お母さんと羽月ちゃんと保育園へ向かった。 今日は工作があるから、俺はすっごく楽しみ。 羽月ちゃんはどちらかというと絵が上手なんだ。 センスがあるから、デザインは何とかなるみたい。 でも、工作は苦手だから…どうなるんだろ? まぁ、いいや!羽月ちゃんも、楽しみにしてるみたいだし、 今日も楽しい日になるかなァ?
2011/7/25 16:35:21 [877]りななん、レクナは死にませんwww 殺人相手は…りななんでいいた(コラ★ 姉馬鹿じゃない? 美璃ちゃん、新しいの来たよ〜ww 自殺ww
2011/7/24 21:46:30 [143]新しいのができてたーーーー!!!! 自殺!!!?
2011/7/24 21:4:15 [794]^w^ それならいいの。レクナたんが死ななきゃいいの。 そして殺す人は私以外なら誰でもいいのッ☆((ウゼェw というか・・・前のを見ていたが桜は姉馬鹿か・・・?w
2011/7/24 13:44:12 [606]りななん、自殺ですww してない、してない!これは殺人を しようと思って(強制終了★ 取り敢えず、頑張るよww
2011/7/24 13:1:7 [683]う、うぎゃぁぁぁあああ((( 自殺!!?自殺!!? ・・・って今レクナ君も自殺を図ろうと・・・!!?((黙。 あ、コス変えてたらすまぬw とりあえず・・・死なないでぇぇぇぇ((( 頑張ってくださいな☆
2011/7/24 1:26:16 [657]〜第七話〜 それは、警察からの電話だった。 ”鈴浦 羽月さんの居場所が分かりました。 今、警察で保護しています” との事。私は急いで支度をし、父母と 勝月とで迎えに行った。約12時間ぶりに羽月を見たとき、 私は涙を流して抱きしめた。勿論、それもつかの間。 すぐに勝月が”おれも!おれも”と羽月を抱きしめた。 私たちが泣いているのに、彼女は強い…一滴も 涙を流さない。これには警察の人も驚いていた。 発見された時も無表情で”辛かったね、泣いていいんだよ”と 警察の人が声をかけても”大丈夫です”と言って泣かなかったと。 彼女は強い…でも、それは彼女には言ってはいけない。 彼女は真っ直ぐに否定する。「人間の感受性の問題じゃない?」と。 彼女はいまでも、まったくつかめない存在だ。 取り敢えず、誘拐事件はこれで解決。 何で羽月が見つかったかって言うと私もあんまり 覚えないし、詳しい事を聞かされてないので分からない。 ここはあっさりすっぱりきっぱりと流そうではないか(オイw あぁ、一つだけ覚えてる。確か、彼女が壊れていったのは ここからだったな。必要性を感じなくなった彼女は 徐々に壊れていき、9月ごろかな?4歳という若さで 自殺を試みるようになっていった。
2011/7/24 1:4:30 [875]〜第六話〜 私は勝月を見つけた。彼は公園のベンチで泣いていた。 流石は男。涙を見せるのが羞恥なんだろう。 勝月「どうしよ…」 彼はそう呟いていた。 桜「帰ろう。ね?」 私は優しく話しかけ、とにかく家に連れて帰った。 1時間が過ぎ…2時間が過ぎ…3時間が過ぎる… 父母は心配していた。”勝月がこのまま壊れて しまうのではないのか?”と。今心配すべき 相手は、勝月なのか?いいや、違う…羽月だ。 私と勝月は羽月の安否を心配していた。 その日の夕食は、食べる気がしなかった。 食欲旺盛の私が食べ物に手を付けなかった。 母「桜…何か食べないと^^」 父「そうだぞ。ほら、勝月も」 何で二人はそんなにご飯を食べれるの? 桜「羽月のこと…心配じゃないの?」 母「そりゃあ、心配よ。ねぇ?」 父「あぁ、勿論だ」 ―じゃあ、なんでそんなに嬉しそうな顔してるの?― とまでは聞けなかった。 勝月「おれ、うーちゃんがかえってくるまで なんにもたべないからね」 父「か、勝月?」 勝月は無言で部屋に戻った。 私は夕食が終った後、ずっと勝月といた。 眠れなくて、ずっとずっと起きていた。 その日の午前2時に差し掛かろうとしていたころ。 一本の電話が鳴った。
2011/7/24 0:48:52 [448]〜第五話〜 勝月の話によると、勝月はずっと 公園で待っていたらしい… でも、なかなか羽月が現れない。 仕方が無く家に帰るったが羽月はいない。 桜「えっ!?羽月が!?どこ行ったの!?」 勝月「わからないの!うーちゃんはともだちつくらないから いえにいったとかじゃないとおもうけどっ! おれのせいなの??」 泣きそうになりながら聞いてくる勝月… くそっ、可愛い…(おいw 桜「勝月のせいじゃないよ、大丈夫^^」 勝月「おれ、さがしにいく!」 勝月は家を飛び出してしまった。 私は羽月と居たわけじゃないので、今羽月が どうなっているか、分からないが… 多分、羽月は怖かっただろう。 今、14歳の彼女の言葉を借りるなら 「人間の感情で言う恐怖だ」だと思う。 私は父にそれを報告した。すると、父は… 父「あのクソが…」 怒りに震えていた。父は羽月が大嫌いだ。 私が父を嫌うように。父は羽月の命など考えたことは無い。 これは今、私が18歳になって言い切れる事だ。 母「桜ちゃん、勝月を家に連れて帰ってきて。 私は警察に電話する」 母も母だ。父に従ってばかりで羽月と向き合おうとしない。 自分がお腹を痛めて生んだ、正真正銘の我が子だというのに。 それでも、当時の私は子供で理解できずに 2人の言うことに従った。
2011/7/24 0:29:47 [687]あららwお帰り、りなたんw (ところで何で「お帰り」?←知るかw) 羽月ちゃんラブとかww 私は微妙だなww レズとかどんだけですかww 頑張るわ、うんwww
2011/7/23 20:4:54 [900]れ・・・レクナたぁぁぁぁ((今回もw 羽月ちゃん・・・ラブ☆((え? 私はあーゆーキャラ微妙に好きだぞ(。´・ω・`。) ・・・レズ疑惑が発生しているが・・・ とりあえず頑張ってね((ヾ(*ゝ∀・*)ノ☆゜
2011/7/23 14:44:7 [984]ムーちゃんありがとう^^ 久しぶりだねww 頑張るよ〜
2011/7/23 13:57:35 [847]レクにゃー 頑張ってぇぇ!
2011/7/23 0:22:2 [320]〜第四話〜 ここからは、私も贔屓してしまうだろう。 勝月の事より、羽月のことをより多く書く予定だ。 きっと今の私には同情や正義感、自分の自己満足と カレーが食べたい気持ち(えっ)で沢山だったのだろう。 私は単なる偽善者だ。だから…妹を助けたいと思ったのだろう。 そして今日の夕ご飯はカレーに清き一票を… あぁ、カレー食いてェ…← コホン、そんなことより、スキップして4歳のエピソードを… 羽月「かっくん…遅いな…」 緑の生い茂る公園で羽月は勝月が友達の家から 帰ってくるのを待っていた。そして事件は起こった。 不審者「お嬢ちゃん、どうしたの?そんなところで」 羽月「…」羽月はそれを誘拐の手口だと分かっていたので 冷めた視線を送り、その場を立ち去ろうとした。 しかし、その不審者がドMだったのか… その姿に<ビビっ>ときてしまったらしい。 不審者「どうしたんだい?おじちゃんの家においでよ、 良いものがたくさんあるよ」 羽月「…」 羽月は相手にせしない。しかしその幼い手を 強引に取り、車に乗せた。 不審者「おじちゃんと遊ぼうか^^」 羽月「…ていちょうにおことわりさせていただきます」 不審者「小さいのに難しい言葉を知っているんだね」 羽月「…あまりベタベタしないでください、ボディ・タッチは きらいです。それに、そんなふるいゆうかいのてぐちを よくもまぁ、はじらいもなくつかえますね」 結構な毒を吐いたな、羽月ちゃん^^;; 不審者「(唖然」 間抜けな顔をしていた。
2011/7/22 23:47:22 [269]デェーさん、見事にすれ違いーw 笑わせてやんよーww 「大丈夫だ、問題ない」だよww そんじゃ、更新がんばりますw
2011/7/22 23:46:1 [415]〜第三話〜 二人が4歳を迎える少し前… 性格が大分はっきりしてきた。 私も二人の対応に慣れてきた。 二人は保育園でもいつも一緒に居て、 ドッジをしているのに、なぜか羽月がいたりする。 彼女は友達を作らなかった。いつも一人で小説を 読んでいた。同じ年の女の子とは話が合わなくて、 無理に合わせることを”まだ”しなかった。 彼女はいつも自然体で過ごしていた。そのせいか、 大人っぽく見えた周りの子は、彼女を尊敬の意で 見つめていた。一方、勝月の方は友達に囲まれ、 常に話題の中心となり、保育園でも女の子に モテモテだった。スポーツは一番で羽月の影響で 字も読めたから賢いと思われていた。2人はある意味で 天才だったのだ。そして、その日は保育園では珍しい光景であった。 勝月はボールを取らず、羽月は本を取らず…といった状態だった。 2人は誕生日プレゼントについて考えていた。 なるべく、皆が喜ぶものであり、皆に自慢できるもの… くだらないなりきりセットやおもちゃの携帯なんて2人は欲しがらない。 そこは妙に大人だった。 羽月「ねぇ、なににする?」 勝月「うーん…じてんしゃとか?」 羽月「ふたりとものれるし、べつにこまってないよね?」 勝月「…ほんとか?」 羽月「いちどよんだらよみかえししないでしょ」 勝月「あぁぁあ!だめ!うーちゃんがかんがえて! オレはかんがえるのにがてなの!」 羽月「そうだよねー、どちらかというとむだにうごき まわるタイプだしねー」 勝月「そうなんだよー」 バカなのでそれが嫌味だと気づかない彼… 羽月「あっ」 勝月「なに?」 羽月「ブラックカードっていうのは?」 勝月「ぶらっくかーど?」 羽月「なんかわかんないけど、それさえあれば このよのほとんどのものがてにはいるんだって!」 勝月「へぇ…じゃあ、それにしよう!かーはブラックカード にするから、うーちゃんは…」 羽月「こどもらしいものにしようね。おかあさんたちが しんぱいするもん」 勝月「そうだね」 私はたまに耳を疑う。良くできた子供たちだ。 親をいたわり、大人の発言をする。 でも、もう少し子供特有の夢見たことは言えないのだろうか? たまにだが心配してしまう…
2011/7/22 23:34:42 [304]お、今回はシリアス系ですか(○ー○) シリアルな話しの中に笑える面もあるといいけど・・・ 果たしてどうかな? プロローグを読む限りでは・・・ 更新頑張るのだぞ^^
2011/7/22 18:38:44 [51]まぁねww ギャグは必要だよw世を生き抜くために 必要なものだ!(えw そうだなw(認めやがったw)どんなにシリアスでも 確かにギャグは入っているwwおう、頑張るぜよw
2011/7/22 18:12:49 [314]う〜ん・・・ ギャグを抜いたら超シリアスな小説だろw その代わり私が小説を見ることはなくなるかもしれないけどw((( シリアスな話に爆笑ギャグをてんこ盛りにする小説こそがレクナたんの小説だ!!!((何 頑張れぜよ((ヾ(*ゝ∀・*)ノ☆゜
2011/7/22 17:16:1 [188]〜第二話〜 羽月と勝月は初めて家に訪れた。 勝月は泣いていたけど羽月は好奇心で 笑っているように見えた。私は羽月が可愛くて 私の顔を羽月の顔にこすり付けて 「可愛い」と声を漏らした。勝月は愛情いっぱいで育てられ、 優しく、素直な子にすくすく成長していった。 一方…羽月は父母の愛情を貰えず、父母以外の 身内の充分とは言えない愛情だけを貰って育てられた。 そのせいか、羽月はあまり人を信用せず、 笑わなくなり、内気な性格となっていった。 元気で素直で優しい彼と内気でヒネクレ者で意地悪な彼女… どちらを愛せようか?でも、そうなった過程は一体誰の 所為だと思う?今更どうこう言っても意味は無いのだけれど。
2011/7/22 16:55:49 [919]おぉ、早速感想ありがとう^^ おうよ!私からギャグを取ったら 何が残るんだ!(( 頑張るぜよ★
2011/7/22 16:54:47 [107]〜第一話〜 お母さんの陣痛が始まった。私にはもうすぐ、 妹と弟が出来るんだ。私はお婆ちゃんの家で、ずっと妹と 弟とお母さんの無事を祈っていた。 私はほとんど寝ていない状態でお母さんのいる病院に行った。 私が病室を開けて、”お母さん!”と思い切り叫んだとき、 お母さんは力なく笑った。隣には私の大切な家族が眠っていた。 安心しきった表情で二人とも可愛く見えた。 お父さんはずっと弟を抱いて、妹なんてまるで 居ないような感じだった。だって…この家族にとって 必要だったのは男の子の存在…。待ち望んで折角 出来た子供は女だった。がっかりしておろそうとした時 弟の存在が確認された。二人は喜んで子供を産んだ。 結局…妹はオマケのような…曖昧な存在で、 二人の目には羽月という、妹の存在は無かった。 この、双子が生まれた6月16日から…今から10年間と 8ヶ月の様子を貴方はこの目に焼き付けることとなるでしょう。
2011/7/22 16:46:14 [668]れ、レクナたぁぁぁぁ((( 新小説出したんだ^^ シリアスっぽいけど・・・ギャグを期待しているぞ((( ではでは頑張ってね〜((ヾ(*ゝ∀・*)ノ☆゜
2011/7/22 16:44:35 [165]〜プロローグ〜 今でも時折思い出す、あの子の姿。 正確に明細に頭の中に焼きついたいる あの子の瞳…。私のこれからの人生で 私のこれまでの思い出の中で決して欠けては ならない、大切な月…。 壊れてしまったその瞬間、私という存在は無となった。 でも、私の記憶の中で生きているあの子は 現実の世界でも本当は生きているんじゃないのかな? どこか、違う所で笑ってる気がする… どこか、違う所で幸せになってる気がする… 君が欠けたことを信じたくなくて… 妄想に取りつかれている私より… 君が生きていた方がよかったと思う… 本当は…本当は生きているんじゃないの?
2011/7/22 16:34:40 [838] 〜ジャンル・シリアス〜 ■登場人物 ・鈴浦 羽月(すずうら うつき)女0歳〜13歳 …基本的に変人・常識はあるが、常人じゃない ・鈴浦 勝月(すずうら かつき)男0歳〜13歳 …羽月の双子の弟。常人だが、少々鈍感。 ・鈴浦 桜(すずうら さくら)女5歳〜18歳 …羽月たちの姉に当たる人物。優しいし頼れるが変。
2011/7/22 16:25:40 [503]〜お知らせ〜 当初とは予定を変更し、 「ハッカー」の話はこの話の次に、 とさせて頂きます。相談に乗って下さった 方々には申し訳ないのですが、ご了承願います。
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