2011/7/9 22:37:44 [940]
2011/7/9 22:35:56 [858]第13話 分身
?「私はマリア・メロディ。あなたの分身よ。」 麗「なっ・・・!分身って・・・何それ!」 マ「だ〜か〜ら〜!!私はあなたの分身なの!あなたが失恋したから、私があなたの代わりに その恋を叶えてあげる!」
麗「え・・・ほんと!?」 マ「もっちろん!」 麗「・・・あ!そういえば、あなたが私の代わりをやってる時、私はどうすればいいの?」 マ「そ・れ・は♥この鏡の中〜〜♥♥」
麗「ふぇっ!?ちょ・・・ちょっと待って!鏡の中って・・・」
マ「じゃ、ここからはあたしがなんとかするから!」 麗「待って!ここから出して!」
マ「あぁ、これから彼との関係が気まずくならないかって?大丈夫よ。」
麗「・・・じゃ、なくて!」 マ「大丈夫さ!このあたしにまっかせなさ〜い!」
うそ・・・どうしよう・・・
あたし今、鏡の中に閉じ込められてる!?
2011/7/8 20:59:57 [627]第12話 舜と円2
麗「・・・ねぇ、返事って?円から舜への・・・・・告白?」 舜「あぁ・・・」
私は一番気になっていることを聞いた。
麗「・・・・返事は?なんて言おうとしたの?」 舜「俺は・・・ずっと前から円のことが、好き・・・・だった。 でも、俺が円のことを好きなのと、円が俺のことを好きなのは、意味が違うと思う。 円は友達として・・・俺のこと好きだから・・・・・」
麗「!! それって!」
それは、舜は円のこと恋愛感情で好きだったってこと・・・。
・・・あれ? 私、なんでこんなに悲しいの?
これじゃ、私、舜とこと好きみたいじゃ・・・・ ・・・そっか。私・・・舜のこと好きなんだ。 だったらなんで早く告白しなかったんだろ・・・ 円に越されちゃって・・・・でも、私決めた!!
舜の気持ちはわかってる。それでも私、自分の気持ちと伝えるって決めた!!
麗「・・・舜!!私の舜もことが好き!!」 舜「え・・・麗華・・・今なんて・・・・」 麗「舜のことが好きなの!私・・・」
舜「・・・ごめん。俺、今は麗華のことそういう風には・・・見れない。」
麗「うん・・・分かってる。気持ちだけ伝えたかっただけ。・・・じゃあね」
私は目から出でくる涙を堪えきれず、舜の前から立ち去った。
?「あなた、失恋しちゃったのね。可哀相な子。」 麗「え・・・あなた誰?」
?「私は・・・」
2011/7/6 19:4:15 [522]あげ↑↑
2011/7/4 19:1:31 [889]第11話 舜と円
舜「・・・だったらしいぞ。俺の聞いた噂ではな。」 麗「ふぅん。・・・そうなんだ。」
舜「・・・あ、そういえば、円は同じクラスじゃないのか?今までお前ら、一度も分かれたことなかったのに、俺がいなくなれば分かれちまうのかw」 麗「!!!・・・そのことなんだけど・・・・・」
私の目からは涙がこぼれてしまった。
舜「な・・・麗華?どうしたんだ?」
麗「・・・うん。実は・・・円・・・が・・・・・・死んだの。」 舜「・・・え?円・・・死んだのか?そうか・・・」 麗「うん・・・死んだの・・・・・死んだの・・・・」 舜「うん。分かってる。悲しいんだよな、苦しいんだよな。」 麗「うん・・・。悲しい・・・苦しい・・・・!!私・・・円に言えなかったこととか沢山あるのに・・・円は私をおいて、どこか行っちゃった・・・・」
舜「あぁ・・・俺も円に返事・・・まだかえしてない・・・しな。」
・・・え? 舜が円に返事? 返事ってなんの返事を・・・・・・
まさか!!
2011/7/3 16:52:27 [162]age↑↑
2011/7/3 8:12:8 [626]♪ナッツ♪さん ありがとうございます。 怖い・・・いや、面白い・・・ですかね!?
2011/7/1 18:21:6 [321]読みました! すごく怖くておもしろい★ 私も怖い話好きです♪
2011/7/1 18:14:41 [193]第10話 夜の旧校舎3
私「はぁ・・・はぁ・・・やっと・・・・逃げられ・・・た・・・・・?」
必死で逃げた私は、旧校舎の戸の前に立っていた。
私「あと・・・は・・・ここ・・・か・・ら・・・出るだけ・・・・」
[[ガタッ]]
私「!?・・・・・ガチャガチャ・・・ガチャッ・・・」
開かない!? ・・・そういえば、突然、扉が閉まっちゃったんだ! 嘘・・・どうしよう・・・・
少女「・・・ぁ・・・見ぃつけたぁ・・・」 私「!?」 少女「ふふっ・・・はははっ・・・・・・・あははははは!!」
私「・・・ッ・・・・きゃああああああ!!」
・・・その後、彼女の姿を見た者はいなかった・・・。
347年後、骨の姿っで見つかった。 その近くには、一つの百合の花が置いてあった・・・
2011/7/1 17:51:58 [884]ぷふぅっww 照れるよぉ〜ww
2011/6/30 18:45:3 [140]照れてんじゃね〜よ。(笑)
2011/6/30 18:32:22 [425]age↑↑
2011/6/30 17:10:45 [142]いやぁ・・・ そんなに怖い?照れ
2011/6/28 21:9:18 [839]こわ〜〜〜〜〜〜〜〜><
2011/6/28 19:7:56 [443]第九話 夜の旧校舎2
少女「あなたの忘れ物って、これでしょ?」 私「・・・あッ!は・・・はい・・・。」
少女は、理科の教科書を私に渡した。
少女「あ・・・もしかして、これもあなたの物?」 私「あッ・・・そうだ!ずっと前になくしてた鉛筆・・・ありがとう!」
少女から鉛筆を受け取る時、少女の手が私の手に触れた。
私(冷たい・・・。冷たくて、死んだ人の手みたい・・・・・)
少女「どうかした?」 私「あッ・・・いや・・・何でもない・・・デス・・・・・」
少女は、不気味な笑みを浮かべた。
私「そういえば、あなた、なんでここにいるの?」 少女「ここは私の教室だからよ。」
私「私の・・・教室?」
え・・・なんで・・・今はこの校舎は、使ってない旧校舎のはず・・・・・ まさか!
私「あなた、名前は!?」 少女「・・・百合。」
やっぱり! この人・・・この学校に旧校舎に出るって噂の・・・・
私「幽霊だ!!」
私は思わず大声をあげてしまった。
少女「私を幽霊と同じにするな!!」
見ると、少女は血だらけになり、まるで別人のようになっていた。 私は必死で逃げ出した。
2011/6/27 18:9:48 [524]あげ
2011/6/26 14:35:52 [586]第八話 夜の旧校舎
ギィ…
ゆっくりと扉が開く。 ここは夜の旧校舎。そこら中にクモの巣があったり、とにかく不気味だ。
…と、私が旧校舎の中に入った途端!
バタンッ!
扉が大きな音を立てて扉がしまった。
私「え・・・何で!?」
開けようとしても、鍵がかかっているようで開かない。 こちらからは開けられないようだ。
私「嘘・・・どうしよう・・・・!!」
ガタッ…
ハッ・・・ 気がつくと、着物を着た長髪の少女が立っていた。 少女「ふふ・・・貴女、ここに閉じ込められたのよね?こっちへいらっしゃい・・・」 私「ふぇっ!?は・・・はい・・・・・・・・・」
少女は、不思議な部屋へと私を連れて行った。
2011/6/25 18:48:18 [453]え〜、面白い!? うち、本気だよ。
2011/6/25 18:16:15 [317]つつきがきになる〜〜〜〜
2011/6/25 14:58:48 [134]第七話の最後の行、「勇木を出して」になってますが、正しくは「勇気を出して」ですw
2011/6/25 14:55:52 [561]第七話 舜の語り
舜「実は、噂で聞いたんだけど・・・」 舜の語り話が始まった。
この学校には旧校舎がある。 もう400年間も使ってない、とても古びた建物だ。
ある日その旧校舎で理科の実験をした後、家に帰って理科の教科書を忘れたことに気づいた。 しかもそれは、旧校舎。 明日でもいいと思うかもしれないが、理科の教科書がないと出来ない宿題だったのだ。
勇木を出して、夜の旧校舎へ向かった。
2011/6/25 14:37:23 [143]ありがと〜☆ 最近きららと話すことが多くなったね〜! 嬉しいな♪
2011/6/25 14:34:17 [719]艶姫s来たよ♪ 続きめっちゃ楽しみです!(^^)!
2011/6/25 8:40:23 [661]売るって、こころ・・・ やっぱこころって面白いねw age
2011/6/24 20:8:14 [321]ちょー面白い!! でも、・・・お風呂入れなくなってきた・・・・>< てか、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 小説作って、売っちゃえば(笑)
2011/6/24 19:45:48 [531]第六話 幼なじみの転校生
遠くから見てもわかる。あれは、小6の頃引っ越していった幼なじみの・・・ 麗「舜!!」
転校生が、こっちを向いた。
舜「・・・麗華?麗華じゃねーか!」
麗「舜、久しぶり〜☆・・・あ!そういえば前引っ越したのに、なんでまた戻ってきたの?」
舜「戻ってきちゃあ、悪かったか?w」 麗「そっ・・・そういうわけじゃなくって・・・////」 舜「ははっ!分かってるって!」 麗「もう!」 舜「ああ・・・実はな・・・」
舜の話が始まった。
2011/6/22 19:46:37 [70]あげ
2011/6/22 18:24:38 [619]☆恵生さん☆ コメありがとうございますm(_ _)m 楽しみだなんて嬉しいです♪ これからも応援宜しくお願いします!
2011/6/22 16:27:31 [392]続きがとても楽しみです♪
2011/6/21 22:2:2 [209]第五話 転校生
イケメンっていっても、どうせたいしたことないっしょ。 でも、転校生っていうとなんか興味ある。
夢のことなんか忘れて、新しいことに気を向けよう!!
私は、その転校生と仲良くなることを決めた。新しい友達・・・欲しいし。 ・・・まぁ、それが女だったら、の話だけど。
[[ガラッ]] 教室の前のドアが潔く開き、ミッキー先生が入ってきた。 『ミッキー先生』というのは、本名は秋山 美貴。ミッキーマウスのグッズばかり持っていて、美貴という名前から付けられたあだ名だ。
ミッキー先生は今日も元気よく言った。
美「皆おはよう!」
全『おはようございます!!』
美「えーっと今日は〇月〇日〇曜日、今日の体育では・・・・・・・・」
ミッキー先生の言葉なんか皆無視。皆が注目してるのは、廊下に立っている男子だ。 ・・・なぁんだ。男子か。つまんないの。 私は一瞬でヤル気をなくした。
美「~~~を数学でします!!それでは、皆気づいてるようですが、転校生を紹介します!!」
ドクン… ドクン… ドクン…
タッ 転校生の男子が教室に入った途端!
バサァ!! ものすごい風が窓から入り込んできた。 男子のプリントが飛んだり、女子のスカートがめくれたり、みんな大騒ぎ。
男子1「俺の鉛筆がぁっ」 女子1「きゃあ!エッチ!!」
ようやく風がおさまった時には、男子は教室の前に立っていた。
・・・え?
あの茶色の瞳、サラサラの黒髪、長いまつげにすらっと長い足・・・ コイツって・・・!!
2011/6/21 15:27:3 [721]♪りり♪さん コメ有難う御座います。 これからも頑張るので、応援宜しくお願い致しますm(_ _)m
age↑↑
2011/6/21 0:12:14 [550]夢のはずなのに夢じゃない…ってパターンコワッ;; いやぁ(´д`;)怖いですね>< これからも頑張って下さい^^
2011/6/20 8:55:35 [626]第四話
そんな・・・今までの夢じゃなかったの? なんで・・・円は死んだのに、なんで!?
もういいや。 そのことは気にしないで、学校行こう。 夢のこと、全部千尋に話そう。信じてくれないだろうけど。
学校:2-B―――・・・
千「あっ!麗華おっはよー」 麗「千尋・・・今日の朝ね・・・(長いので省略)な夢を見たの・・・」
千「あぁ・・・それって、円ちゃんの??そういうの、気にしないほうがいいよb」 麗「・・・うん・・・・」
そうはいいつつ、私は夢のことが気になって仕方なかった。
千「・・・ほら!麗華!さっき先生たちが話してるとこ盗み聞きしたんだけど、今日転校生が来るらしいよ!」
麗「転校生??」 千「うん!すごいイケメンらしーよ!」 麗「・・・ふぅん。」
転校生・・・か。
2011/6/19 21:59:39 [374]だんだんホラーっぽくなってきましたね・・・
2011/6/19 21:58:1 [55]第三話 円の本当の姿
私は目を瞑る。意識が薄れてきた。・・・また・・・あの夢。 やっぱりそうだ。予想通り。玄関の前で、円が私を呼んでいる。遠くにいるから、円が笑っているのか怒っているのか、泣いているのかわからない。なにも見えない。
・・・もういいや。 どうせこれ、夢なんだし。 円なんか無視して外に出よう。 私は円の目の前にいった。
麗「!?・・・ま・・・まど・・・か・・・?」
円は血だらけになり、なにか企んでいるような不気味な笑みでこっちを見ている。
円「麗華・・・麗華・・・もっと・・・こっち来てよ・・・遊ぼうよ・・・」
麗「ま・・・円!?」
円「私・・・ずっと一人で淋しかったんだよ・・・・」
円が近寄ってくる。私は怖くなって走って逃げた。
・・・ナニ?動ケナイ・・・
ゾッと視線を感じ、背後を見たら・・・ 円が私の腕を、血だらけの手でつかんでいた。
麗「キャアァァァアア!!!!!」
私・・・起きた?夢から目覚めたんだ!そうだよ。今までの全部、夢だったんだ。 いちいち怖がる必要なんてないんだ! カーテンを開け、グーンと伸びをしたら・・・
麗「!?」
私の腕には、円の血だらけの手でつかまれた跡がッッ・・・!? そんな・・・夢だったのに・・・・
ユメジャナイ!?
2011/6/19 20:53:18 [712]第二話 夢の中
円が死んで2週間―――・・・ 私は最近、変な夢を見る。それは円の夢。いつも学校に行く時、円が家の玄関の前に立っている。 そして円は、私のことを呼ぶのだ。 円「麗華・・・麗華・・・」
そう・・・それはもうほんのささやかな声で。 ・・・でも、円の視線がおかしい。私のことを呼んでいるのに、私の後ろを見てまた
円「麗華・・・麗華・・・」
と、呼び続ける。 そんな不気味な夢を毎日見る私は、もう寝るのが嫌になり、最近はもう寝不足でクマが出来ている。
こんなになるとは思わなかった・・・。 私は仕方なくベットに入り、恐る恐る布団にもぐった。
2011/6/19 20:36:36 [242]♪りり♪さん
コメ有難う御座います。 これから展開、変わってきますよ! マリア・メロディがなんなのか、わかってくると思いますよ・・・
2011/6/19 19:48:34 [736]初めまして^^ 小説読ませて頂きました^^ とても面白かったです♪ 次回の更新、楽しみにしています☆ 頑張って下さいm(__)m
2011/6/19 19:25:8 [309]第一話
大好きな親友の円が死んだ。私は榛原 麗華(16)。 泣きっぱなしの私に声をかけてくれた千尋は、円の墓の前で出会って、偶然同じ学校に通い、偶然同じクラスになった、新しい友達。
千尋は可愛くて勉強も出来、明るく元気で運動神経も抜群、おまけに人気者で、これ以上はなしってくらい、完璧な美少女だ。 それに比べて私なんか、可愛くもない、勉強は頑張っても75点以上はとったことなく、運動神経もまったくない。
そんな私が千尋と一緒に居ていいの?まわりからの視線はキツイし、見ててわかる。皆、私のこと【友達が死んだのに、平気でまんまと新しい友達つくって、軽い女】だとか思ってんでしょ。
円が死んで、今までクラスの中心にあったグループにもいれてもらえないし、千尋も人気者だから、千尋が違う子と話してる時は独りぼっち。正直いってつまらない。
円の死は、どんなに後悔したって無駄。円はもう死んだんだから・・・。
そう思うと自分が空しくなってきた。
|