2011/6/25 10:1:1 [532]
2011/6/7 18:45:19 [141]lenさんと同じで がんばってください!
2011/5/30 20:24:13 [601]何かすごい物語ですねww 応援してます!頑張って下さい^w^
2011/5/30 20:3:41 [62] 第2話「死と生」 そして、あの日から1日たった。 あの女の人は、知らぬ間に消え去ってしまった。 その後、家に帰ろうと屋上の扉を開こうとすると、 下に目がいった。すると扉には何か挟まっていたのだ。 腰を下ろし、よく見てみると、一つの手紙が挟まっていた。 手紙を手に取り、封をあけ、中の紙を開いた。 それにはこう書いてあった。 〈拝啓 三苫 凛様へ あなたがこの手紙を開けているときには 私はもうこの世界にはいないことでしょう。 私は一種の”悪魔”です。 あなたと同じように、人に嘲笑われ、 唾をかけられ、冷たい目線を浴びされた人の一人です。 まぁ、えらい事をいってしまいましたが。 私はあなたには適わない。 あなたの様に純粋で優しくない。 自殺しようとしたのも、自分のためでなく、 人のためでしょう。 私はこの命をたちますが、あなたは、強い心を持っていますから がんばってくださいね 境雫 煉〉
2011/5/29 21:34:31 [864] 第1話 「悪魔の生存」 ー私さえいなければこの世界は平和だったのにー
「ヒソヒソ あの子よ、”悪魔”」 「なんて君が悪い子なんだろう・・・」 ”悪魔” 人は私をそう呼ぶ。 なんでこの世界に生まれてきてしまったのだろう。 私さえいなければ世界は平和だったのに。 ヒュウゥゥゥ・・・・ ビルの屋上で息をのみ、死ぬ覚悟をした。 私はこの世から立ち去るつもりだった。 私は生きていちゃいけないんだ。私が存在するだけで 皆が傷ついている。私が死ねば…。 飛び降りようとしたそのときー 「バンッ」 屋上の扉が開き、女の人が私の元へ駆け寄ってきた。 「パシッ」 その女の人は私の頬を思いっきりたたいた。 私は思わず「いたいっ」と叫んでしまった。 手を頬にやり、叩かれたところを抑えた。 すると、女の人は大声でいった。 「あなた、ここから飛び降りようとしようとしているの!? そんな事したらあなた死ぬわよ!」 私はコクンとうなづいた。 「だって、私は生きてちゃいけない。 生きているだけで人を傷つける。私は死ぬ運命なの。」 女の人は怒ってこういった。 「生きていちゃいけないですって? そんなこと誰が言ったの? 昨日亡くなった誰かが一生懸命生きようとした今日を、 あなたは自分からたつつもり?ふざけないで! あなたは自由に生きていていい。 絶対にあなたが生まれてきたのには理由があるのよ。」 …私はこんなに怒られたのは初めてだった。 こんなに、一生懸命怒ってくれる。 本当に私が生まれてきたのには理由があるのかな。 だとしたら、その理由を探したい。絶対に。 第1話 「悪魔の生存」 END
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