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<>除怪物屋<>

魔利亜 No.1554|2011/2/14 18:9:23

アクション系小説です。
雨宮 馨 (あまみや かおる)
コミューラ (宇宙ウサギの新種)
大林 未知亜(おおばやし みちあ)
多田 桃 (ただ もも)
ドドス・タ (宇宙最強の怪物)
 
プロローグっ♪
馨「ママッ!」
ドォォォォオオオン!!!
馨が発した声はすぐ破壊音にかき消された。
ここは近未来の宇宙。
旅行中だった雨宮家。地球についたときには、最愛の母、姉がいなかった。
馨「ママっ・・・。ちか姉ちゃ・・・。うわわぁああん!!」
親戚の家は、冷たかった。
凍える。ココロが・・・。馨は、誓った。
母と姉を殺した怪物(モンスター)を倒すと・・・。

 

魔利亜

2011/2/25 18:16:45 [270]

Frag<<たった一人の姉>>
千「うあっ!!目がっ!!」
桃「こいつ・・・ラスボスかもよ―っ。」
馨「ラスボス!?何言ってるんですかッッッッッ!!!!!!!」
桃「ははっ・・・コレハげぇむナノヨ!!!!!」
キィィィィィィィイイイイイン
馨「・・・はっ!」
ピヨピヨ・・・。小鳥の囀り―。平和・・・。
馨「夢・・・?」
ガチャ。
母「あら、馨。おきていたの^^」
馨「うん・・・ママ・・・。」
千「今日は日曜日よっ!」
馨「((・・・夢だったのかな・・・?」
夢なのか、そうなのかは馨しか知らない。
 
 
 
桃「馨しか知らないっ!」
 
                     END 
なんか、終わり方が思ったように行かなかったのですが。
ありがとうございました 

魔利亜

2011/2/25 16:42:20 [456]

Frag<<セイギョフノウ>>
キキ「セイギョフノウセイギョフノウ!!」
カカ「グワワワワァァァァァッッッッ!!!!」
ボンッ。
キキとカカの頭が同時に破裂した。
それ程、音は大きくなかったが2人には大きな啼き声に聞こえた。
耳を貫くその音は2人が聞いた中でも、一番恐ろしい音かもしれなかった。
キキとカカの胴体は、生命を抜かれた様にぱたりと床に転がった。
馨「やった・・・。」
桃「いえ・・・まだ終わっていないわ。邪気と殺気が先程よりも強い!!!」
馨「え・・・!!来るッッ」
真っ先に、馨が気づいた。それは覚えのある顔。
?「馨ぅ・・・姉さんよ・・・あたしよ・・・千佳よ・・・」
馨「・・・ねぇ・・・さん?」
その、馨の言う‘姉さん’とは・・・。人というよりも霊に近い。
足は靄が架かっており。目も虚ろにどこを見ているのかわからない。
桃はハっと何かに気づいたように、宇宙ウサギの目をみて合図を送った。
レディ「オーケー!!」
ビビビビビッッ!!!!
何かのものすごい音が聞こえた―。 

魔利亜

2011/2/24 17:41:44 [140]

Frag<<人形コ゛コロ>>
桃「私の人形にならない・・・?」
キキ「お前人形・・・?」
カカ「僕は・・・・夜魅の人形だぁぁぁぁっっ!!!!!」
もっと怒ってしまった。馨は失敗だなと思った・・・
だが、桃は違った。
桃「そうよ!もっと怒れッ!!」
キキ・カカ「ウァアアアッ!!」
ビシッ・・・ビシシッ!!
キキとカカの米神から、火花がちらっと散った。
カカ「う!なんダ・・・?」
キキ「か・・・かっ!カカ!・・・・カカカカカカッ!」
カカ「僕はコココココココココだ・・・・ヨヨヨヨヨ・・・・」
桃はにっと笑うと
「成功」
っと女神のように微笑んだ。
馨「なるほど!制御できなくなったのね!!」
 

魔利亜

2011/2/24 16:44:38 [38]

Frag<<最後なの>>
夜「アタシ、怒っちゃったぁ☆貴方を殺しますぅっ♪」
目をギンっと開けた夜魅は悪魔の如く、恐ろしかった―・・・。
桃「エイッ!」
隙をついた桃。夜魅の腹には、大きく尖った水晶のやり。
夜「あら・・・もう終わり・・・?ゲホッ・・・ゲホゲホッ・・・。でも良かったわぁ・・・まだ、アタシのお人形ちゃん・・・た・・・・・・チガ・・・イルカ・・・ラ・・・・キャハハハハハハハァァァァァァッッッ!!!!!!」
「ヨミヲコロシタオマエタチニハトンデモナイタイバツガマッテイルゾ。」
どこからか、そんな声がする。
その声はどんどん近づいていった。桃と馨に・・・。
「ヨミノカタキハボクガトル!」「イイエアタシヨ!」
カキンッ!((刃と刃が強く当たる音
桃「何これ!?小人?・・・に・・・人形!」
カカ「ボクハカカ・・・ぼ・・・くはね、夜魅のニンギョウ!」
キキ「アタシハ・・・キキ・・・・あた・・・あたしは夜魅のお人形っ」
カカ・キキ「お前が夜魅を殺したから持ち主は居なくなっちゃったんだよう」
キキとカカは、外国の人形のようだ。
人形は、口を開けないで喋っている。
桃「!!・・・わかった!」 

masukatt

2011/2/23 18:52:36 [690]

おもしろい!
すっごいっす! 

魔利亜

2011/2/23 18:46:27 [218]

Frag<<最初で最後の敵>>
桃「さぁ、ここがあたしの部屋・・・」
部屋・・・というよりは、何かのどん底のような場所・・・。
馨「何もないんですね・・・。うっ!?」
桃「どうしたのでs・・・!!邪気です!逃げてっ!」
?「きゃははっ☆気づかれちったぁ♪」
ひどく幼い声がする。天井?壁?どこからともなく・・・イヤホンをつけている様な感じでその幼い声がする。
?「あははっ!」
その笑い声とともに、少女はあらわれた。体系は140aもないくらいの大きさの少女。
夜「アタシは、夜魅(ヨミ)っていうの☆幼顔だけど15歳なのよ?見えるかしらっ」
壁をけり、桃のほうへと飛んできた。
桃「キャッ!」
馨「桃さん!ヤメロォッ!夜魅!」
夜「きゃははっ☆・・・戦いって・・・」
桃「うがっ!」
夜「たっのシィわぁ♪」
馨「やめろぉぉっ!」
夜「何ぃ?それが人に物を頼む態度ぉ?」
目だけで、馨のほうへと見た。
 
 
 
そのとき!!!!
 
 
  

魔利亜

2011/2/23 17:14:17 [438]

Frag<<呪部屋>>
桃は、馨を自分の部屋へと案内した。
馨「どんな部屋なんですか?」
桃「・・・実は、あたしの部屋は美紀姉さんにのろわれた部屋なの。」
馨「呪い・・・?呪いなんて、空想の話じゃないのですか?」
桃「あいにく、うちは平凡に暮らせるくらいの家庭じゃなかった・・・親がそういうわけじゃなくってね―。家全体が、人々の憎しみで出来ているのよ・・・。」 

魔利亜

2011/2/22 16:55:17 [461]

Flag<<桃の宮殿>>
馨「広い・・・。」
桃と馨は、水色で統一された宮殿に来ていた。
宇宙ウサギが馨のかばんからピョコっと出てきた。
ウ「ミュー・・・。」
桃「ここは、あたしの爺様がお造りになった宮殿なの・・・今では私の所持物になってしまったけど・・・。」
桃は胸のロケットを開け、桃と美紀の2人が写っている写真を見つめた。
馨「(桃さんって、お姉さんのこと大好きだったんだね・・・。」
 
バンッ(ドアが開く音
馨「うわぁああっ!」
そのくらい通路に開けたのは、神秘的な水晶で彩られたいすと机。
宝石たちが壁を彩っている。それ以外何もない。
ウ「キュゥウ!!」
水晶の机の上に20aくらいのニンジンが乗っている。
ウ「キュウ!!」
鞄から宇宙ウサギはでてニンジンへと一直線。
馨「あ!宇宙ウサギ!」
桃「食べさせてあげて^^」
モシャモシャ・・・。
ウ「おいしいわねぇ・・・。あ!人間の言葉がしゃべれるじゃないの!」
馨「へ!?」
ウ「へ・・・じゃないわよ!第一、アタクシに名前くらい付けなさい!!」
桃「だってさ^^馨さn・・・馨ちゃん!つけてあげたら?」
馨「じゃあね・・・・どうしようかなっ☆・・・じゃあ、レディ!」
ウ「ンフフ・・・まぁまぁね^^いいわよ^^」 

魔利亜

2011/2/21 16:32:48 [172]

Flag<<無題>>
馨「手がっ!・・・ううっ・・・!!」
美「私は‘閉ざされた私の研究所’へ行くよ・・・」
パアアッ・・・。
どす黒い光に包まれテレポートした。
桃「馨さん!?大丈夫ですか?(女に戻った)」
馨「・・・も・・・もさん・・・・貴方、女になってるけど・・・。」
桃は、束ねていた艶やかな金髪をパサっと解いた。
 
桃「もう、僕・・・じゃない、あたしは16歳よ。大丈夫!それより―」
はっと、馨の腕をみた。石になった手に念力を送った。
そうすると、腕はみるみるうちに、反物が棒から解けるように元の腕に戻った。
馨「桃さん・・・ありがとう!」
桃「いいのよ^^それより美紀姉さん・・・今は危ないわ。ドドス・タを作ったせいで精神に何かが響いているみたいなのよ・・・。」
馨「精神にまで響くような・・・モンスターを・・・」 

魔利亜

2011/2/19 17:9:13 [515]

Flag<<秘めたパワー>>
馨「ゃ・・・めてぇ・・・。」
美「そこのチビ。お前は何だ?ココは除怪物屋。恐ろしくも怪物(モンスター)達の命を奪う最低な所だ。私と来るか?」
 
馨はゆらりと立ち上がると、涙を浮かばせていた瞳をカッと開け、美紀を睨みつけた。
桃は、その睨みに驚いた。言葉すら出ないくらいの殺気を感じた。
 
美「う・・・。お前何者!?」
馨「オマエハヒトノイノチヲウバイ、ソノマワリノモノタチノキモチモウバッタ!オマエハユルサナイ!ウオオオオォォォォッッ!!」
桃「馨さん!姉さんに触れちゃダメだ!」
遅かった―。
 
すでに馨は美紀に触れていた。その手は、石のように動かなくなっていた。
美「私はチビよりも上よ!!私は神になるのよォッ!キャーハハッ!!」
 

魔利亜

2011/2/18 20:12:43 [70]

Flag<<復活の美紀>>
本の3ページ目がぱらっと開けた。
何故かと思う時間もないくらいの速さで、襲ってきたのだ。
その襲ってきたものは・・・。
桃「キャアアアッ!・・・。み・・・美紀姉さん!!」
美「久しぶりだな・・・ぁ!桃ぉぉおお!!会長もご機嫌は如何?」
美紀は本の中から出てきていた。
閉められていた、界と界を閉じていた扉が開いたのだ。
馨「も・・・も・・・さん・・・・か・・・か、かい・・・」
会長は、すでに息はしていなかった。
会って数分。身近にいた人が【死 ん だ】。
死なんて、もう本当に苦しいものだと。
 


 

魔利亜

2011/2/18 17:55:45 [655]

Flag6<<桃の過去>>
そのページには、真紅の紅色で描かれていたのは設計図のような物。
桃「・・・。ドドス・タの設計図だよ。姉さんが書いたのさ・・・」
馨「博士のかかれた物・・・。もしかして!」
会長と目をハッキリと合わせた馨。会長はコクリとうなずいた。
本の一番端っこにドドス・タの邪悪な目玉の絵を指差した
会長「これに弱点が書かれているみたいなのさ。弱点は―」
 
  そのとき。
 
 

masukatt

2011/2/16 19:46:11 [201]

ドキドキする^^
魔利亜!頑張って!!!!!!!!
age! 

魔利亜

2011/2/16 19:44:48 [403]

Frag5<<美紀博士>>
桃「美紀博士・・・いや、美紀姉さん・・・。」
馨「・・?桃さんのお姉さん・・・」
会長「美紀は・・・美紀はいい人だったね・・・。」
桃の美しい緑色の瞳から、大粒の涙がぼろっと毀れた。
馨は、自分の持っていた薄ピンクの手ぬぐいを渡した。
会長は本棚から大きな紫色の図鑑のような外見のものを出してきた。
埃とともに、ページを開いた。
 
馨「!!こ・・・これは。」
 

魔利亜

2011/2/15 17:1:16 [333]

Frag4<<通訳ウサギ>>
会長「これは、宇宙ウサギというのです!」
ソレくらい知ってるよと思った。けど、宇宙ウサギなんて1000万人に1人くらいしかの確立でしか観れない代物だ。
馨「でも・・・いいんですか?白い宇宙ウサギでもレアなのにピンクの宇宙ウサギは、どのくらいの価値があるのかも知らない位のレア中のレアですよ!?」
 
会長は黒い大きないすから立ち上がり、3枚の資料を手渡した。
桃「それは、宇宙ウサギの資料!ピンク宇宙ウサギの造ったヒト・・・。これは企業秘密?ナノかも知れないけど、宇宙ウサギとドドス・タを造ったヒトは同一人物なんだ。。。。」
馨「え!?」 

魔利亜

2011/2/14 19:50:38 [780]

Frag<<除怪物屋>>
 
馨「ついたーーぁ・・・。」
大きな建物の前に立っていた。
見上げるのに首が痛いほどの高さだ。
警備員が近づいてきた。
警備「・・・もしかして、キミは雨宮 馨サンかな?」
馨「どうして、私の名を・・・?」
桃「僕は多田桃。キミと同じような事故にあったことがあるのサ」
馨「あのぉ、1ついいですか?貴方、男の人ですか?」
桃「皆、ソレを聞くよね。列記とした女だよ。多田家は、16歳まで男として生活しなければイケナイんだ。ドドス・タに呪われてしまうのサ。」
馨「へぇー。で、私もココに入りたいんです!!」
桃「そう言うと思ったヨ^皿^手続きは簡単さ。怪物系事故にあった人なら、ね。」
馨は、桃と一緒に中へ入っていった。
指紋を取り終えると、会長の部屋へと案内された。
会長「ヤアヤア、僕は会長ですョ。入会記念にこの仔をプレゼント♪」
会長の皺くちゃな手の上には透明感がありまくりのピンクの宇宙ウサギが。
馨「これを!私に!!」 

魔利亜

2011/2/14 18:39:45 [651]

Frag2<<家出>>
家出をした。行き先は無かった。
夜、道端で寝ていると、白い目でジロジロと見られた。
でも、よかった。私はその位の人間なんだ―と。
ー2069年新聞ー
雨宮家の【残念な事件】という面が大きくはられていた。
馨「!!」
その内容には驚いた。怪物の名前が書かれていた。それに加え、事実も。
怪物名:ドドス・タ 
この怪物は、何者かが造った怪物だった。配合は詳しくわかっていないが、
除怪物屋に頼む模様。
 
除怪物屋!!これだ!! 

魔利亜

2011/2/14 18:33:12 [530]

Frag1<<冷血なの?>>
叔母「馨ちゃん、また100点なのね^^これは取っておくね」
ピンクのネグリジェを羽織った厚化粧な叔母さんがテストを見て笑っている。
馨「ありがとう。叔母さん!これからも頑張るね!あたし!」
叔母「えぇ^^その調子よ!」
就寝時ー。
馨「トイレ・・・っと・・・?叔母さん、おきてるじゃないの・・・。・・・おばさ―」
叔母の手からテストが暖炉へと移動した。
馨「え・・・―っ。」
叔母「はぁーあ、馨ちゃんの食費とアンディ(犬)の食費がキツイわねーっあなた。」
叔父「あぁ、自動養護施設にでも・・・。」
馨「そんなぁ・・・。迷惑なの・・・ね。」
自分に腹が立ってきた。早く大人になっておばさんたちを幸せにー。
叔母達は、そういう意味では無かった。本当に、邪・魔だった― 

 
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