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【小説】呼吸困難

ツクモ No.1545|2011/2/12 3:7:42

クリックありがとうございます。
どんな結末になるか一切ノープランですが、
楽しんでいただけたらと思います。
※恋愛チックになると思います

 

ツクモ

2011/2/12 3:17:48 [808]

午前三時の暗闇が好きだった。
呼吸と鼓動が静寂の中に確かに音を刻む。
生きているという、安堵にも似た感覚。
葵(アオイ)はため込んだ息をほうっと吐き出した。
冷たい外気の中に、白い呼気はあっという間に溶けた。

いつか自分も、と思う。
自分も、何か大きなものの中に溶かされて存在を見失ってしまうのだろうと、
――それはもはや、確信に近い感覚だった。 

 
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