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〜弱虫なウサギのお話〜

マロくり No.1531|2011/2/4 22:24:51

書ききれるか不安です^^;
今回はお話でも書いてみようかと思いまして…
絵本のようなイメージで書いてゆきますので(?)場面を好き勝手に思い描いて言って下さい☆

 

マロくり

2011/2/26 13:2:11 [452]

 

マロくり

2011/2/4 22:47:52 [729]

これはまだ北と南のまんなかにいた頃の話。
「おーい 弱虫ウサギで醜いローテ こっち来いよ」
「お友達」が呼んでいます
ごめんなさい。
弱虫で醜くてごめんなさい
今日はその「お友達」が遊んでくれるのです。
こんな僕のために…
「お前のその白い毛を、茶色くしてやるよ!!!」
「えっ?」
この白い毛が茶色くなるの?!
僕はつかの間の希望を抱きました
でもそれは絶望に変身しました。
「やーい」
「弱虫ローテ!!」
「たれ耳短足ローテ!!」
昨日雨が降って地面は泥でぐちゃぐちゃです
みんなはいっせいにその泥を、僕の体に足でかけてきました。
ごめんなさい。
僕のせいで足を汚してしまって…
ごめんなさい。 

マロくり

2011/2/4 22:37:30 [793]

「ごめんなさい」
これが僕の口癖です。
あっ、ごめんなさい!!
こんなウサギが話しかけたりして…

僕の名前は「ローテ」。
前までは南と北のまんなかに住んでいました。
でも今は、北の白ーい森の奥の奥のそのまた奥に住んでいます。
なぜだって?それは…

〜第一章〜 南と北のまんなか
僕が小さな頃でした。
僕はお父さんがいません。
お母さんと暮らしていました。
でもそれはとっても小さかった頃の話。
お母さんは小さかった頃に僕を残して巣からいなくなってしまいました。
それもそのはず。
僕はとっても「変わったウサギ」なのだから。
みんなは茶色の毛に、ピンとたった耳。思いっきり野原を駆けれる足を持っています。
だけど僕は、だれっとたれた耳に、短い足。
それにみんなと全然違う、「真っ白」の毛。
どれをとっても僕には良いとこなんてない。
「ごめんなさい。」 

 
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