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〔恋愛物語〕*初恋*

★アユ★ No.1159|2010/8/23 18:53:22

こんにちは!!
今日から恋愛物語を書かせていただきます☆
長くて飽きるかもしれませんが、最後まで見守ってください☆
あと書き込みもお願いします!!

 

★アユ★

2010/9/6 19:10:29 [351]

 

★アユ★

2010/9/6 19:9:56 [289]

誰も来ないので、完了します。 

★アユ★

2010/9/4 17:47:58 [693]

age☆ 

★アユ★

2010/9/3 23:5:59 [975]

age☆ 

★アユ★

2010/8/31 13:38:34 [344]

十七歳になった拓真は、もうすっかり病気も完治して・・・
いるはずもなく、拓真に無視されることに、私が慣れるはずもなく、
この息苦しさにいつもとまどう。
「初心者コースでしか滑れないけど、子供の頃から好きだったからスキー楽しみでさ」と拓真が嬉しそうに言ってる姿が見える。
体のことを考えれば、スキーなんてやらないほうがいいのに。
でもあの笑顔を見ていると、心臓が悪いんだなんて全然見えなくて、少しほっとする。
このスキー合宿では絶対に拓真としゃべる!!
そう決めてきた。
あ、今目が合った。
絶対合った。
なのにそらされちゃった。
いつもの事なのにやっぱりショック・・・
ショックでショックで、え・・・うそ・・・何?
なんで景色が動いてるの?
「きゃっ」
もうダメだ・・・って思った瞬間だった。
ふわりと体が軽くなる。
「そういえば、繭はスキーやったことなかったっけ?」
・・・拓真!?
気づけば、後ろから拓真が私をくるりと包んでいてくれた。
「繭にも苦手なことあるんだな・・・」
耳元d拓真が言う。
拓真・・・こんなに大きかったっけ?
また背、伸びた?
拓真の懐かしい匂い・・・
ドキドキして・・・
拓真の優しさに涙が出る。
必死にばれないようにしていたが・・・
「なんで泣いてんの?」
なんで・・・?
そんなの言えるわけ・・・
そのときだった。
「俺が嫌だったよな・・・
 昂サマがよかたよな?
 ごめん・・・」
昂サマ・・・
懐かしい名前・・・
昂サマは私の元カレ・・・
違う・・・
「ごめん・・・
 俺もうお前の前に姿見せねーから」
そういって拓真は去って行った。
違う。違う違う!!
拓真を追いかけようとしても、雪のせいでうまく前に進めない・・・
しだいに拓真のすがたは見えなくなって・・・
私は拓真に何も言えずそのまま座り込んでしまった。 

★アユ★

2010/8/24 17:28:50 [6]

第二話*繭の想い*前半
拓真からサヨナラを言われたのは、十三歳の夏だった。
「今まで、ありがとう。繭」
そう言って、背中を向けて歩いていった拓真の後ろ姿。
これからも、もっと背が高くなって、背中も広くなって、大人になって、
宇宙飛行士にだって何にだってなれそうな拓真。
拓真が私から離れていくのは、もうこれで二度目だ。
一度目は、私の側にいちゃいけないって勝手に思い込んで、
こそこそ全寮制の中学を受験したとき。
バカ拓真。私から離れようなんて、百年早いのよ!!
あの時は、そう思って、必死に勉強した。
むこうが内緒なら、こっちだって入学当日まで内緒。
入学式で、新入生代表のあいさつをした私わ見つけた拓真の驚いた顔。
面白かったな。
実は私もしばらくはびっくりしたんだけどね。
拓真は金髪になっていたし。
それに、やけに明るくてつまらない冗談ばかり言って、へんなの。
きっと、変わりたくて、無理してるんだよね?
そんな幼稚なことも、私にとっては、大好きな拓真。
同じ学校まで追いかけられちゃったら、きっと諦めて、
昔みたいに仲良くなれるだろうって思っていた。
でも、結局なにも変わらなくて、拓真は私をさけてばっかり。
それでも私はめげないで拓真を追いかけた。
あの夏、はっきりとサヨナラを言われる日まで。
「俺、本当は今までずっと辛かった。
 繭のこと守りたいのに、俺の体こんなんだから・・・
 できなくて、・・・悔しくて・・・」
拓真はあの時言った。
ねぇ、拓真。本当にサヨナラなの・・・?
時間は過ぎていくのに、私はあの日みたいに、
ただただアナタの背中を見つめるだけ・・・。
秋になって・・・
冬になって・・・
そうやって何年も経って・・・
私たちは高2になった。 

★アユ★

2010/8/23 19:33:19 [524]

第一話*エピソード*
僕の人生にはタイムリミットがある。
もちろん誰の人生にもタイムリミットはある。
生きていればいつの日か、終わりが来て・・・。
大切な人と・・・。
世界一愛しい人と・・・。
サヨナラしなければならない日が、誰にだってやってくる。
僕にはそれが、人より早いだけってこと。
でも、僕は、自分を不幸だって思ったことはないんだ。
だって繭と出会えたからね。
気が強くて、わがままで、やんちゃな繭。
笑った顔はとびきり可愛くて・・・あきらめることが大嫌いで・・・。
その強さに、僕は憧れて・・・。
「大人になったら、ぼくのおよめさんになってください!」
八歳だった僕は、月明かりに照らされたクローバーの絨毯の上で、
ドキドキしながらぎこちなくキスして、繭にそう言った。
「二十歳になったら、絶対よ!約束破ったらしょうちしないんだから!」
繭は言ってくれた。
繭は、あの時も泣いていたね。
僕が君の涙の意味を知るのは、そのもっと後だった。
あの時、僕はこんな病気治るものだと信じていたんだ。
君と結ばれる未来を信じていられた。
そんな無知な僕のために、繭は必死で四ッ葉のクローバーを探しながら、
言ってくれたね。
「タクマを宇宙飛行士にしてください。絶対に宇宙飛行士にならないとだめなの!」
宇宙飛行士なんて、僕にとっては、たいした夢じゃなかった。
宇宙飛行士なんてなれなくてもいい。
繭が僕のお嫁さんになってくれたら・・・。
繭とずっと一緒にいられたら・・・。
それだけでじゅうぶん。
そう思っていた。
だって知らなかったんだ。
繭のこと、好きになっちゃいけないって。
好きになっても無駄だって・・・。
僕は、最低な約束をしてしまった。
守れない、約束をしてしまった。
だって僕は、二十歳まで生きられない。
大人になるまで、僕の心臓はもたない。
大人になれないんだ。
なのに、僕は君に恋をしてしまった。
僕の一生ぶんの恋。
僕の最後の恋。
それが、僕の初恋だった。 

★アユ★

2010/8/23 19:3:58 [399]

登場人物:
種田 繭(たねだ まゆ)→繭の初恋のお相手
垣野内 拓真(かきのうち たくま)→拓真の初恋のお相手
鈴谷 昂(すずや こう)→繭の先輩で一応彼氏だった人
*その他いろいろ人物が登場しますが、気にせずに☆
では、スタート!! 

 
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