2010/12/4 11:9:41 [824]わ======すごいすごいw
2010/10/11 9:18:44 [895]応援age♪
2010/9/26 10:42:24 [841]める☆さんおもしろかったです! 続きが気になるっ♪
2010/8/1 13:0:49 [460]アタシはしばらく、どうしていいか分からずに・・・・・・ 門の前で突っ立っていた。 どうすればいいんだろう。 いきなりリノアに電話するのも、なんかアレだし。 てか、そもそも携帯電話の使い方知らねーし。 「・・・・・・貴方が宮原乃亜さんかしら?」 「!!・・・・・・は、はい!!」 いきなり声をかけられた。 後ろにいたのは、眼鏡をかけたこれまた美人さん。 この人が、さくねさんとやら? 「初めまして、リノアの姉の香坂朔音と申します。」 「あ、宮原乃亜です。よろしくお願いします;」 うわ〜この喋り方の時点で金持ちって感じ。 緊張するんだけど!!
2010/8/1 12:58:13 [137]☆ようなし様 こんにちは(●′∀`)σ)Д`○)★ΗЁ££0☆ サイコーですか^^ありがとうございます*:・(*-ω人)・:*ガト もうちょっとしたら書きますね^^
2010/8/1 11:57:23 [573]うほ〜(*´∨`)/ もう、サイコーです(笑) 次も楽しみだぁ!!
2010/7/31 18:3:2 [719]数十分後――――――― アタシは香坂邸に着いた。ものの・・・・・・・ 「これ・・・・・・・本当に家?」 こんなデカイ家見たことない。 どっかのホテルくらいの大きさじゃない? てか、城レベル?笑 王様とか住んでそう リノアは普段、こんなデカイ家で暮らしてるのか・・・・・・ 「あ、もぅこんな時間。私、そろそろ行かなくちゃ。」「え、アタシどーすればいいの!?リノアの家族の事、全く知らないし・・・・・・・」 すると、リノアがニヤリと笑い、アタシに”ある物”を差し出した。 「何、これ・・・・・・?」 「・・・・・・え、アンタ。ケータイ知らないの?」 「・・・・・・え!!これが噂の携帯電話とやら!?」 これが携帯電話!? 軽い!デザイン可愛い!!すげー!ハイテク機器!?笑 携帯電話に興奮するアタシを、リノアは呆れるような目で見てる;; 「分からないことがあったら、私に電話して?」 「え、でもアタシ・・・・・・使い方分からない。」 「・・・・・・・じゃぁ、朔音姉さんに聞いて。」 え?さくね姉さん?誰、それ。 「私とアンタが入れ替わったのを、唯一知ってる人よ!香坂家長女!!」 はぁ、詳しく教えてくれてありがとうございます;; 「じゃぁ、私行くから。御機嫌よう。」 「ご、ごきげんよー;;」 いきなり波乱の幕開けになりそうです・・・・・・
2010/7/31 17:59:13 [482]それから二時間後―――――― リノアが車に乗ってやってきた。 「乃亜、どうするか決まったかしら?」 「リノア・・・・・・アタシ、決めたよ。アタシ、アンタの替え玉になってやんよ♪」 なんだかすっきりした気分。 皆との絆が深まったせいかなっ☆((殴 そう、じゃぁ車に乗って。」 「・・・・・・ぅん。」 「てゆーか、アンタの仲間が私を敵視してる気がするんだけれど。」 「え・・・・・・・」 そういわれてみれば、皆やけにリノアのことを怖い目で見てるよーな。 「本当に乃亜ちゃんのこと、無理矢理連れてくんじゃねーだろーな?」 「皆っ!!違うから。自分で決めた事だから!さっきの演技だから!」 「演技?」 あ、やば。リノアにバレたらやばい;; 「なんでもないよっ;;あはは!!」 「・・・・・・・?まぁいいわ。行きましょう。」 「うん。」 3ヶ月・・・・・・何が起きるか分からない。 でも、なんかワクワクするなぁ。 うん、頑張ろう。 「乃亜ちゃーんっ、たまには会いに来いよ!!」 「あははっ、たった3ヶ月間だよ?いなくなるわけじゃないんだからww待ってて!!」 「おう!!達者でな!!」 皆と離れるのは、ちょっと寂しいけど・・・・・ね。 アタシは、3ヶ月間”香坂リノア”になる。 車の中、めっちゃ広い。 めっちゃ冷房効いてて気持ちいい。 すげーすげー☆ 「・・・・・・・羨ましいわね。」 窓を向いたままだったリノアが急に話し出した。 「何が?」 「あーゆー仲間がいて。私、こーゆー家柄じゃない?だから、友達も選ぶっていうか・・・・・・あの人とは付き合ったらダメ。この人とは付き合ったらダメ。とか言われてさ・・・・・・乃亜が羨ましいわ」 「・・・・・・そうなんだ。」 「心を許せる相手があまりいないの。」 今まで、ってゆーかまだあんまりリノアのことは知らないけど。 リノアはなんかこう・・・・・・女王様系な感じだと思ってた。 友達(てか召使い?笑)が多そうな気がしたし。 だから、なんだかリノアが小さく寂しそうに見えた。
2010/7/31 17:54:28 [568]「お前らは忘れたのか?乃亜ちゃんの腕に、小さな星型の痣があるのを。」 「・・・・・・・・!!」 そう、アタシの腕には小さい時から星型の痣がある。 源さん、それに気づいてたんだ・・・・・・・ 「じゃ、じゃぁ・・・・・・本当に乃亜ちゃん・・・・・・?」 山さんの手が、襟から力なく離れた。 「げ、源さん・・・・・・どーして・・・・・?」 「まぁ、あくまで俺の想像だけど・・・・・・きっと、さっきの美人さんに”替え玉をやってくれたら俺らの世話をする”みてぇなこと、言われたんじゃねーのか。」 アタシの目からは、どんどん涙が出てきた。 乃亜ちゃんのことだ、悪者になってまで・・・・・・俺らのこと庇おうとしたんだろ。」 「・・・・・・は、ははっ。源さんには、なんでも・・・・・・お見通しなんだねっ・・・・・・」 「当たり前だろ?俺は乃亜ちゃんの保護者なんだからよ。」 暖かくて大きな源さんの手・・・・・・ まるで、源さんの心そのものを表してるみたい。 「源、さんっ・・・・・・アタシ、リノアの頼み・・・・・・聞いてもいいかな?」 「乃亜ちゃんの思った通りにすればいいさ。」 「・・・・・・乃亜ちゃん、ごめんな。俺ら気づかなくて。」 「乃亜ちゃんの好きにしなよ!何を選んでも、俺らは応援するから!!」 「皆・・・・・・ありがと・・・・・・」 アタシ、皆に出会えてよかったと心から思う。 なんだかんだで、アタシ・・・・・・ 皆に支えられて生きてきたんだね? 今日、それが痛いほど分かったよ。
2010/7/31 17:49:51 [933]☆ガチャピン様 初めまして^^そうですか!? 読んでくださりありがとうございます☆ これからも頑張りますね(*○’艸`)⌒*♪
2010/7/31 17:24:43 [133]すっごく面白いです〜!! これからも頑張ってくださいね★
2010/7/31 16:53:39 [556]☆ようなし様
はじめましてー^^ありがとうございます((ヾ(。・ω・)ノ☆゚+.ァリガトゥ
連載しましたよーーー^^
2010/7/31 16:52:39 [811]「乃亜は可哀相ねぇ。仮にも女の子なのに、こんな汚い所にずっと暮らすなんて・・・・・・・」 「テメェ!俺らを馬鹿にするのも、いい加減にしろよ。」 一番気性の激しい山さんが、アタシの襟を掴んだ。 その目には、悲しさと怒りが混ざってる。 ごめんね、そんな表情にさせたのはアタシだね・・・・・・ 「離してちょうだい、汚れるわ。」 「乃亜ちゃんが、俺らのこと・・・・・・そんな簡単に裏切るわけねーだろ・・・・・・・」 山さんが拳を振り上げて、アタシは目を瞑った。 その瞬間―――――――― 「・・・・・・山さん、やめろ!!!」 [・・・・・・・げ、源さん・・・・・?」 源さんが山さんの腕を掴んで止めている。 なんで?なんでそんなことするのさ・・・・・・・ 源さんだって、きっと怒ってるはず。 アタシのこと、怨んでるはず。 なのに、なんで庇ってくれるの? せっかく演技したのに、泣いちゃうじゃん・・・・・・ アタシはぐっと涙をこらえ、源さんを見つめた。 「なぜ止めるの?さっさと殴ればいいじゃない。」 「・・・・・・・乃亜ちゃん、もうやめろよ。そんな演技。」 「・・・・・・・え?」 源さん、なんで演技だって分かったの・・・・・? 「源さん、何言ってんだよ。なんで乃亜ちゃんが演技なんか・・・・・・」
2010/7/31 16:1:25 [139]はじめまして>< 最初から、読ませていただきました^^ 続き・・・早く読みたいです(・∪・) 頑張って下さい!!
2010/7/31 14:9:41 [412]「はっ、バカじゃねーの?乃亜ちゃんがそんなのオッケーするわけねーだろ。」 「・・・・・・ふふっ、乃亜は快く引き受けてくれたわ。」 「え・・・・・・・?」 「そんな・・・・・・」 よし、皆騙されて!! アタシなんか大嫌いだと思って。 そしたらアタシ、なんの後悔もなくリノアの所に行くことができるから・・・・・・ 「乃亜ねぇ、こんな生活嫌だったみたいよ。食べ物もろくにないし、風呂にも入れないし?私に散々愚痴ってたわ。」 嫌じゃないよ、アタシは皆といるのが大好きだったよ。 ホントは離れたくないよ。 リノアの願いなんて聞きたくない。 でも、皆が楽になるんなら・・・・・・・ アタシは悪者にでもなるよ。
2010/7/31 14:8:0 [216]アタシはリノアに選んでもらった服を着て・・・・・・・ 源さん達がいる場所に戻った。 「源さーんっ!!」 皆、アタシの顔を見るなり顔を歪めた。 「なんだ?アンタ、確かリノアだか言ったよなぁ?乃亜ちゃんどこにいるんだよ。」 アタシ、源さん達も気づかないくらいリノアにそっくりなんだ。 「アタシだよ〜源さん。乃亜だよ!!」 「・・・・・・・乃亜ちゃん?」 「はぁ!?乃亜ちゃんなわけねーだろ。源さん、騙されんなよ!」 ガーン!!酷いよ、龍さん・・・・・・・・ 皆に気づいてもらえないなんて、ショック(泣 早く皆にどうすればいいか聞かなきゃいけないのに。 ただでさえ言いにくいことなのに。 このままじゃ全く聞いてもらえないよー!! ・・・・・・・・あ。 じゃぁ、それを逆手にとって・・・・・・・ 「ふふっ、さすがね。野生の勘が他の人より鋭いのかしら、貴方達は。」 リノアのふりをすればいーんだ。 そしたらどんどん言えるしね!! アタシ、昔から演技は大得意なんだ♪ 「実は乃亜、アタシにそっくりなの。だからしばらく、替え玉になってもらおうと思って。」 「なんだと?なんで乃亜ちゃんをそんなことに使わねーといけねぇんだよ!」 「こっちにも色々事情があるのよ。黙って聞いてちょうだい?」 リノアの喋り方は、もう全部覚えたから楽勝。 皆、うまいことアタシに騙されて・・・・・・!!
2010/7/31 14:1:28 [329]「実は私、心に決めた彼がいるの。」 え、なんか急に語りが始まったけど;; 「でも、その彼は香坂グループの下の下の家柄。・・・・・・お父様に、彼と会うことを禁止されてしまったの。」 なんかドラマみたい。ロミジュリ? 「でも、一週間後に彼の誕生日で・・・・・・私、どうしても彼を祝ってあげたくて。3ヶ月間の世界一周旅行を計画したの。」 3ヶ月の世界一周旅行!? 金持ちはやることが違うなぁ・・・・・・・ 「でも、それがバレたら彼の経営する会社は潰されてしまう。そこで乃亜、アンタを見つけたのよ。」 「ふーん、つまり・・・・・・その3ヶ月間、リノアのふりをしてればいーわけね。」 「そういうこと♪」 「でも、もしバレたら?」 そう聞くと、リノアの顔が急に怖くなった。 「そう、それが問題なのよ。もしバレたら、彼の家が潰れるどころか私も勘当される恐れがあるし・・・・・・・もしかしたら、アンタも消されるかも。」 えぇっ!?なんか、金持ちの裏事情を知っちゃった気分。 怖いし・・・・・・・ 「お願い、乃亜。アンタが私のふりをする3ヶ月間・・・・・・アンタのホームレス仲間のサポートをするわ。」 「え・・・・・・サポート?」 「食べ物も、風呂も、寝る場所も。全て私が責任をもってサポートするから。」 源さん達・・・・・・たしかに少し心配かも。 誰かに何かあったらどうしよう・・・・・・・ 「少し、考えさせてくんない?」 「いいわよ。そうね・・・・・・できれば今日の7時までに決めてくれない?また、アンタを迎えに行くから。」 7時までってゆーと・・・・・・・ あと2時間ちょっとくらいかぁ。 それまでに決められるかな。 「・・・・・・分かった。」 これで、私の運命が決まるわけか・・・・・・ でも、3ヶ月お金持ちでお姫様になれるんか・・・・・・・・ あたしどうしよ?
2010/7/31 13:57:21 [789]「香坂グループ!??」 「え、今更気づいたの?」 リノアに聞くと、表情を一切変えないで、冷静に返された。 確かに、金持ちっぽいし。美人だし。←美人関係なくね? 「なんで言ってくれなかったんだよ!!」 「だって知ってると思ってたもの。」 「アタシみたいなのが知ってるわけねーだろ・・・・・・・」ん? なんか皆が、アタシを見てる気がするのは気のせい? タオル巻いたまま来るの、やっぱり失敗? 服着てくるべきだったかなぁ?←オイ。 「り、り、リノア様が・・・・・・二人?」 リノアが二人? もぅ一人のリノアなんて、どこにも見当たらねーけど。 「乃亜、鏡見てみれば?」 「鏡ぃ?」 ボディガードのおっさんが素早く鏡を差し出した。 「なんで鏡なんて見ないといけないんだよ・・・・・・」 アタシはぶつぶつ言いながら鏡を覗き込むと、 そこに映っていたのは――――――― 「り、リノア・・・・・・?」 映ってたのは、紛れもなくリノアの顔。 でも、鏡見てるのはアタシだよね? 「あ、アタシの顔・・・・・?」 「そうよ、アンタの顔だよ。それ。」 「”それ”って・・・・・・・;;」 アタシの顔って、リノアに超そっくりぢゃん!! てか、同一人物?? そっか、アタシ顔いっつも泥とかで汚れてるし。 そもそも、鏡見る機会なんてないから・・・・・・・ この顔に気づかなかったんだ。 アタシ、超美人じゃん!!すごっ!!← 「ねぇ、乃亜。アンタに一つ頼みたいことがあるの。」 「え?何?」 「明日から3ヶ月間・・・・・・私の替え玉になってほしいの。」 「・・・・・・・替え玉!??」 あ、アタシが。 香坂リノアの替え玉に!?
2010/7/31 13:6:17 [813]「なんだよー!!離せよ、アタシをどーするつもりだよ!?」 ただのホームレスのアタシをどうするつもりなわけ!? やだーやだー! 殺されるー!笑 すると、車が急にどっかの店に停まった。 オシャレな格好をした女の子達がいっぱいいる。 流行の店なのか? えーと、なんて読むんだ?あの看板。 「うー・・・・んと、ぺあちめらまいど?」 「・・・・・・アンタ、中学行った?」 残念ながら行っておりません、はい。 知ってる英語っていったら・・・・・・ 「はろー。」「はぅあーゆー?」「あいむふぁいんせんきぅ。」 くらいかな?全然発音分からないけど笑 「この店は、Peach×Mermaid。ピーチマーメイドよ?通称ピチマ。」 すごいなぁ、最近の女子はこんなオシャレなものを買ってるのか。←オッサンか。。 「さぁ、入るわよ。私が特別にコーディネートしてあげる。」 「え、あ、え?」 アタシは一体、どうなってしまうんだろー? 店に入ると、予想通り。 アタシは店員&客、全員から視線を集めた。 いかにもお金持ちって感じの美人と、 汚れに汚れたホームレスが一緒に入ってきたら・・・・・・ そりゃ誰でもびっくりするよ;; 「あ、まずシャワーを浴びないとね。この店に確かシャワールームがあったわね。店長、シャワールームを貸して!」 「は、はぁ・・・・・・どうぞ。」 店長さんと思われる人が、困ったように笑いながら頷いた。 ごめんなさい、店長さん・・・・・・ 「さぁ、アンタがシャワー浴びてる間に服選んでるから!さっさと行ってきなさいよ。」 無理矢理シャワールームとやらに押し込まれて、アタシは訳も分からないまま、シャワーを浴びることになった。 あの美人さん、リノアだっけ?? 一体アタシに何をする気なんだろー・・・・・・ てゆーか香坂ってどっかで聞いたことあるよーな。 確か、昨日新聞見てた源さんが。 ”ふーん、香坂グループが影丘貿易会社を買い取りかぁ。” ・・・・・・・え。 香坂リノアってまさか・・・・・・・・
2010/7/31 13:0:19 [593]車から黒いスーツを着た怖そうなオッサンが出てきて、後ろの席のドアを開けた。 あの人、ボディーガードなのかな??ドアが開くと―――――― 純白のワンピースを着た、超美人が車から降りた。 源さん達も、弁当食うのを忘れて見惚れている。 そりゃそーだ、女のアタシですら見惚れたもん。 「てか源さん!弁当食っちまおーぜ!」「ん?あ、あぁそうだな。」 どーせあの人、アタシとは住んでる世界が違うんだろーな。 ちっくしょー。神様は不平等だ。 「そこの弁当食べてるアンタ。ちょっといい?」 「・・・・・・へ?私?」 ”誰だよ?”と思って見上げると・・・・・・ そこには、さっきのお嬢様が。。 「え?え?一体何?」 「アンタ、名前はなんてゆーの?」 慌てるアタシをよそに、お嬢様は冷静に笑顔を保ち続けてる。 「アタシ・・・・・・宮原乃亜・・・・・・」 「ふぅん、名前も似てるのね?私は、香坂リノア。」 こ、こうさかりのあ?外国人ですか? 変わった名前だなぁ・・・・・・ まぁ、美人さんにはぴったりだけど。。 「ちょっと乃亜のこと、借りるわよ。それでは皆さん、御機嫌よう?」 「え、ちょっ・・・・・ぅわぁ!?」 アタシはボディーガードのおっさんに、軽々と担がれた。 抵抗してみるも、やはり力の差はありありで。 アタシはあっけなく車に乗せられてしまった
2010/7/31 12:56:38 [939]街を歩く人々は、皆アタシらと違って・・・・・ 風呂にも入ってるし、綺麗で流行の格好をしている。 アタシも、オシャレをしたくないって言ったら嘘になるけど。 ブランドの服なんて、夢の夢のそのまた夢だもんなぁ。 「ん?乃亜ちゃん、箸が進んでねーけど。具合でも悪いか?」「・・・・・あ、別に。考え事してただけww」 それから、黙々と飯を食ってると・・・・・・ アタシらの近くに、黒い高級そうな車が停まった。 「うわ、すげー車だな。」 「さすが金持ちは違うねぇ。」 すっげー!あんな車、普通に暮らしてた時でも見たことない。 どんな人が乗ってるんだろー。。
2010/7/31 12:55:20 [620]アタシは宮原乃亜、17才。 高校には行ってない。だって――――― アタシ、ホームレスだから。 10年前までは、ちゃんと家もあって普通に暮らしてた。 でも、ある日。元々人が良かった父さんは、借金の保証人になってしまい・・・・・・・・ 逃げるために、家族はバラバラになってしまった。 まぁ、もう慣れたけどね♪ 「乃亜ちゃーん、弁当仕入れたから一緒に食おうぜ。」 「んおお、源さん。ごちになりやーす。」 この人は源さん、ホームレスのリーダー的存在。 行く場所もなく、彷徨っていたアタシを拾って?くれたのも源さんだった。 今ではもう、お父さんみたい笑
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