2010/8/11 23:41:11 [297]こんなにたくさんの人に観覧、コメントして頂けるだなんて 思ってもいませんでした>< 最初は自己満足のつもりでしたが、 コメントと応援を頂き、読んでくれている人たちのために 頑張ろうと思いました^^ 本当にありがとうございました! では、また何処かで会いましょう。 see you!
2010/8/11 12:18:48 [988]初めまして!『愛し舟』1話から最終話まで、見させていただきました! とてもいいお話です♦。゜*泣けます♦。゜*とても素敵でした♦。゜* これからもちさとぉぉSの書く小説を見ていきたいです★ ありがとうございました(^^♪お疲れ様です♪
2010/8/9 19:1:31 [879]最終話、とってもいいお話ですねw お疲れさまでした^^ では、私からも菖蘭と桜姫に幸あれ⋆
2010/8/9 18:44:21 [814]最終話見ましたb 感動です。+゜(゜´ ^ `゜)゜+。 素敵なお話です^^ ありがとうございました
2010/8/9 17:32:6 [574]ほぇぇ(゚д゚)! なんというか意外です(`・ω・´) 夢の中で一緒になれたのね(TдT) これからの作品にも期待です(`・ω・´) がんばってください^−^ ステキな作品をありがとうございました〜^−^
2010/8/8 9:34:20 [185] 最初から読ませていただきましたww とっても面白かったです!感動しましたよw また書いてほしいです^^
2010/8/8 6:48:48 [463]最終話読ませていただきました 読み始めてすぐジ~ンときました((ノД`◦)) とてもいいお話でした(*´∀`*人)
俺からも菖蘭様と桜姫さんに幸あれ。
2010/8/7 18:27:34 [75]1話〜最終話まで読ましていただきました(´ω`*) 感動です。・゜・(ノДヽ)・゜・。 続編が出るといいですね(・ω・`*) 私も菖蘭様と桜姫ちゃんに幸あれ!!(←3人連続w
2010/8/7 13:29:23 [89]一話から読ませていただきました〜(*・ω・)*_ _)ペコリン 感動しました・゚・(ノД`;)・゚・ 文章も読みやすかったです^^ 次も楽しみにしています^^ それでは私も菖蘭様と桜姫ちゃんに幸あれ!
2010/8/7 10:26:20 [680]これで最終回となります。 応援コメントや、ageコメント。 本当にありがとうございました! すごく励みになりました。 また機会があれば書かせていただきます。 読んでいただきありがとうございました。
菖蘭と桜姫に幸あれ。
2010/8/7 10:24:19 [707]私は舟の上にいた。 愛し舟と呼ばれる舟の上に。 どうやって来たかも、忘れてしまった。 横には彼がいた。 息を引き取った彼が。 「菖蘭様・・・かんざしつけてみたんです。」 君よく似合ってるよ。 「菖蘭様・・・小鳥達に子が出来たんです。」 ははは、私たちも負けてられないな。 「菖蘭様・・・。菖蘭様・・・!菖蘭様・・・!!」 なんだい?桜姫。 そんな声が聞こえる気がして。 何度も、何度も、何度も名を呼んだ。 「私たちは結ばれない運命だったんですね・・・。」 私たちはただ結ばれたかった。 愛し合って良いと、言ってほしかった。 あの伝説が本当にあるなら、 どうか私たちに幸福を。 運命を断ち切ってください。 「菖蘭様・・・しばしのお別れです・・・。」 私はそっと目を閉じた。 彼にあったあの日のように暖かく、 小鳥達が鳴いていて、木々は送り出してくれている。 ありがとう・・・。 安心をくれてありがとう・・・。
私は眠りについた。
「菖蘭様・・・このかんざしどうですか?」 「うむ、よく似合ってるよ、君も綺麗だ。」 「なっ、あっあのですね、小鳥達が子を産んだんです!」 「そうかそうか、私たちも作るか?」 「菖蘭様・・・?」 「ははは、御免、御免、桜姫待ってくれー」 二人の笑顔は輝いていた。 此処には何もない。 運命も、家系も、敵も味方。 あるのは二人だけ。 愛し合う二人だけ。 そう・・・願いは・・・叶ったのだ。
「ねぇねぇ、あの伝説って本当の事?」 「さぁ、どうかしら。」 「俺はあってほしい!、あ、ねぇねぇあのお話もう一回聞かせて!!」 「ふふふ、わかったわ、昔々あるところに王子と姫がいました・・・。」 私は死ななかった。 小鳥たちが駄目だと、木々が駄目だと。 川のほとりに私を連れ戻していた。 そしてほかの人と結ばれた。 そして子も生まれた。 だけど忘れない、あの恋のことは。 時は流れる。 人の心も変わる。 世も変わる。 時の流れの犠牲になった人たちのことを 忘れぬよう、私は語り継ぐだろう。 あの伝説と、ある敵国の王子と姫との恋物語を。
愛し舟・・・それは愛する人との一時の幸せな夢を見させてくれる夢の舟。
fin
2010/8/4 8:25:20 [41]応援コメント、ageありがとうございます! 今パソコンが不調で、 wiiでの接続となっております。 近日中には、パソコンを直しに行くか、友人にパソコンを使わせてもらい、 最終回を更新しようと思っています。 楽しみにしてくださっているのに、 待たせてしまって申し訳ないです(;△;) なるべく早く更新できるように頑張ります!
2010/8/3 17:14:44 [179]↑(☆ゝ‿・)↑応援age
2010/8/2 18:49:10 [932]続きが気になりますっ・Д・* 楽しみです、頑張ってくださいd><。
2010/8/2 11:48:35 [316]ageます(*^^)
2010/8/2 11:47:48 [968]こんなに応援コメントがΣ><! 阿修羅★さん、美夏さん、ほとりさんありがとうございます! まだまだ至らない所もあると思いますが見守ってやってください(*^^)b これからも頑張ります!! 次で最終回となります。
※私事情で更新が遅れます><; 申し訳ありません。
2010/8/2 7:28:40 [800]勝手ながら読ませていただきました 涙ものです(◦´Дヽ )゜ 凄く続きが気になります(><)o゛ *応援してます*頑張ってください*
2010/8/1 21:1:49 [66]応援(´∀`∩)↑age↑
2010/7/31 7:31:19 [426]ほとりさんに続いてレス⋆ いいお話です〜>< これからもがんばってくださいb
2010/7/30 20:48:4 [994]・゚・(つД`)・゚・ ウェ―ン ちょっとちょっと〜(`・ω・´) つづき期待しています(`・ω・´)がんばってください!!
2010/7/30 19:57:35 [243]私はただ待っていた。 あの人の居場所なんて分からないから。 明日はきっと来る。 来ない。 明日こそきっと来る。 来ない。 どうしたのだろう。 不安でいっぱいだった。 そういえば敵対する国の王子が戦争で負傷したと聞いた。 私には関係無いことだけれど。 ある日あの人は急に帰ってきた。 「今までどうしていたのですか!?」 「すまない、少し怪我をしてしまって来れなかったんだ。」 「怪我はもう大丈夫なのですかっ、これからはまた来てくださるのですかっ、それからっ・・・!」 「ははは、質問攻めだな・・・。」 私は彼の胸で泣いた。 嬉しくて、嬉しくて、嬉しくて。 いつものようにあの人は頭を撫でてくれた。 優しく包み込むように。 「なぁ桜姫・・・?」 「はい・・・?」 「私と・・・・・バタバタバタッ!!!! 私達を取り囲むようにたくさんの兵士達がいた。 手には剣を持っていた。 「お前達・・・っ」 「もう逃げられぬぞ!舜琴(しゅんきん)の王子よ!」 「舜・・・琴・・・?」 舜琴は私の国、明來(みんらい)と対立し戦争をしている国だ。 「貴方が・・・舜琴の王子・・・?」 「隠していてすまない、桜姫。事情は後で説明する。今は逃げるぞ!」 私は手を引かれ菖蘭に走ってついていった。 困惑していた。 王子・・・。 敵の国の王子・・・。 敵・・・? 結ばれない・・・? そっそんなことないわ・・・私達に限ってそんなこと・・・。 「桜姫!!!!」 えっ。 「ドスッ!!!」 彼の背中に矢が刺さっていた。 「菖蘭・・・様?」 「桜姫・・・だっ大丈夫・・・かっ。」 「どうしたのですか、血が・・・血が。」 「桜姫・・・逃げろ・・・。」 「菖蘭様!?菖蘭様!!菖蘭さまあああああ!!!!」 私の声が森で響く。 最初から私達は結ばれない運命だった。 木々が泣いている。 花達が泣いている。 鳥達が泣いている。 私の心も泣いていた。 私は思い出す。
昔から伝わるあの伝説。
2010/7/30 15:40:59 [964]ステキな恋がスタートしたのに!!?? なんで次の日こなかったんだ(`・ω・´) とてもきれいな小説なのでこれからも応援します(`・ω・´)がんばってください(`・ω・´) どうかたくさんの方によんでいただけますように(∩´∀`)∩ワーイ
2010/7/30 15:35:49 [449]次の日もその人は来た。 手にはかんざしを持って。 「これ、昨日のお礼だ。受け取ってくれ。」 「こんな高そうなかんざし・・・宜しいんですか。」 「君の為に買ってきたんだ。是非受け取って欲しい。」 「あ、ありがとうございます。また今度つけてきます。」 とても綺麗なかんざしだった。 綺麗な石や花の装飾がされていた。 その人とは花の話、鳥の話、私たちが住んでいる所はどちらも戦争がおこっているということなどを話した。 戦争してる同士の国だったら嫌だね、なんて話もした。 その人と過ごす時間はすごく短く感じられた。 今までに無い高揚感、安心、そして安らぎ。 全て私の求めていたものばかりをその人は与えてくれた。 次の日も、その次の日もその人は来た。 いつ日か私はその人が来るのを待ち望んでいた。 そして、太陽の光が気持ち良かった日の昼下がり 花と小鳥たちに内緒でキスをした。 嫌ではなかった。むしろ嬉しかった。 その時間はとてもとても幸福だった。 私たちは川の周りの森でしか会ったことはなかったけど 二人で居れば気にせずに居られた。 私の運命の人だと思った。 かんざしは恥ずかしくて今までしてなかった。 だけど今日から着けようかな・・・。 私は髪を結いかんざしをつけて川へと出かけた。 あの人はきっと頭を撫で褒めてくれる。 そんなことを思いながら私は待っていた。
だけどあの人は来なかった。
2010/7/29 19:59:58 [9]ちさとぉぉちゃん発見(∩´∀`)∩ワーイ なにやらきれいな予感のする小説ですね^−^ きれいな日本語でとても読みやすかったです^−^ 桜姫ちゃんの恋((o(´∀`)o))ワクワクです^^ がんばってください( ´∀`)bグッ!
2010/7/29 19:52:45 [136]これは何処かであるかも知れない戦乱の話。
透き通るような色をした川で花、小鳥、木々と話をするのが毎日の日課だった。 皆、心が綺麗だ。 花が子の成長を楽しそうに話してくる。 小鳥が嫁が出来たとはしゃいでいる。 木々が私を安らかな気持ちにさせてくれる。 誰にも邪魔されない、私だけの時間。 私しか知らない時間・・・。
「・・・眠っているのか?」 ガバッ。 その声に驚き飛び起きてしまった。 「ねっ眠ってなどいません。ただうとうとしていただけですっ。」 「ははは。そんなのに驚かれるとは思っていなかったよ。」 「どうしてこんな所にいるんですか?それから誰ですか?」 「ああ、御免。自己紹介が遅れたね、私は菖蘭(しょうらん)だ。 少し迷ってしまってね。君があまりに綺麗だったからつい話しかけてしまった。」 「なっ!綺麗などではありません。私は・・・桜姫(おうき)と申します。」 「桜姫か、良い名だ。さて帰り道を探さねば。」 「何処へ帰られるのですか?」 「ん・・・甲眠あたりに出たいのだが。」 「では川から北の方へ進めば出られます。」 「ありがとう。また明日も此処へ居られるか?」 「・・・またいらっしゃるのですか。」 「ははは。不機嫌そうな顔をされてしまったな。退散、退散。ではまた。」 「お気をつけて。」
まだ気づかぬ心の奥深くの恋の音。 私しか知らない世界にそっと入った侵入者。 今思えばそれは吉か凶か分からない。 ただ言えたのは出会わなければよかったということ。
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