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小説書きたいと思います・・。

上葉 No.106|2009/6/7 7:44:21

タイトル通りです。ヨロシクです。


     沈む。
    私はどこまで沈むの?
     この、深い水の中で
    終わりの見えないところに
      沈められた私。
    もう、誰も信じない。
     信じるのは、私だけ。
    助けなんてらない。
 助けられても、また自分がつらいだけ・・・・・
   

 


        上げ

ミオラ

2009/9/6 19:6:14 [642]

あってるねぇ♪ 

上葉

2009/9/5 16:32:20 [919]

ええっと、今更ですがタイトルを勝手に決めちゃいました。
タイトルは「BELIEVE」です。


引き続き、感想をお待ちしてます。 

上葉

2009/8/30 17:29:44 [213]

ミオラさん小神あきらさん、コメありがとう!!


え〜、実は数日前から第2弾も制作中です。
まあ、ここの話の中のキャラクターもなんらかの役ででてもらおうかと考えています。
結局は宣伝なのですが、まぁ見てやってください。 

ミオラ

2009/8/29 16:50:3 [678]

感動しました〜!!
すごいよ〜
かんぺきだ〜〜 

小神あきら

2009/8/29 8:47:48 [267]

めっちゃ良かったです!
感動しましたQ 

上葉

2009/8/28 21:6:27 [718]

えっと完結しました。
素人の文章なので、言いたいことが分かりにくいです。
こんな長い話ですが、まぁ感想とかあったら書いちゃってください 

上葉

2009/8/28 21:4:37 [957]

   
             沈んで沈んで
             その先に知ったもの
          悲しみや孤独もあったけど    
               それよりももっと大切なものを
                        一番ふれられた。
                                      (完)
                    

上葉

2009/8/28 21:2:7 [575]

10年後。
綾瀬は保育関係の学科へ(保育士になりたいらしい)、西沢は建築関係の学科のある大学へ進んだ。山岡も後藤さんもうまくやってるらしいと風の噂で聞いた。
そして私は、西沢の彼女になっており、子どものカウンセラー関係の学科で西沢と同じ大学へ進んだ。
               「あなたは一人じゃない。」
それを未来に伝えるために・・・・・・。 

上葉

2009/8/28 20:52:50 [512]

その後、先生達が駆けつけた。
西沢は救急車に運ばれ、山岡・私・綾瀬・後藤さんは警察に行き、全て素直に事情を話した。
数日後、山岡ルリは逮捕され、西沢はひどいケガだったが助かった。
後藤さんは、「ルリにはよかったんだと思う。あのままじゃ、暴走が止まらなかったと思うの。」って言ってた。


そして、私たちはみらいへと歩き出したのだった。
 

上葉

2009/8/28 20:44:30 [800]

西沢は私を抱きしめた。
人のぬくもり・・・・・私がわすれていたもの
こんなに、優しかったんだ。温かかったんだ。
男子って、こんなに大きかったんだ・・・・・。
そして私は思った。
人は信じれないこともあるけど、こいつに信じてみるのもいいのかもしれない。
もちろん綾瀬も・・・・・
ふっとそんなことを。


その瞬間、私を抱きしめていた西沢の全体重がかかった。
「西沢・・・?西沢・・・!?」
返事どころかピクリともしない。
そ・・・そんな・・・・・・・。
「いやぁぁぁぁぁーー!!!!!!!!」 

上葉

2009/8/27 20:44:39 [951]

西沢は、あの時山本に聞いていた。


利伊奈は小さな頃から「我が道を行く」という性格を持っていた。
しかし、その性格により友達はできず、時にはいじめられもした。
おまけに、両親は多忙なゆえ心配も掛けさせたくなかった。
おかげで、小さな頃からイジメを受け続け、人を信じられなくなった。
〜人は信じるな。関わるな。〜それがモットーだった。
しかし、いじめを長い間受け続けたせいか、本人も知らないうちに感覚が麻痺してしまった。
〜イジメがひどくならないと気づかない程に・・・・・・〜 

上葉

2009/8/27 20:34:23 [515]

がしゃーん!!!!とガラスの割れる音がした。
けど・・・・痛くない。
ぼんやりとしていた目がだんだんとはっきりと見えてきた。
白い・・・・ブラウス・・・・・・・?えっ???な・・・んで・・・・・・。
「西・・・沢・・・・・??」
たぶん、右側から来てくれたんだと・・・・思う。
西沢の肩から大量の血。
私を・・・・助けた・・・・?
「な・・・・ん・・・で・・・・・・」
私は問いかけてみた。弱々しい声が返ってきた。
「お前は・・・・一人じゃないし・・・・・・お前のこと・・・好きだから・・・・・」 

上葉

2009/8/22 14:30:9 [747]

      沈んだ私
   何度かはい上がろうと必死だった
        でも、余計に沈んでしまった
     「助けて」なんて言わない
        それが、プライドを汚すことになる
    それなら、ずっとおぼれておくの。
それで、周りが幸せなら
            私はずっと一人でいる
                恐くなんてないんだから・・・・・。             

上葉

2009/8/22 14:18:47 [804]

全てがスローモーションになった。走馬燈ってやつ??


山岡ルリはビンを持った手を振り上げる。


「ルリ!!!」「田中さん!!!」という声が左からした。


山岡ルリはその声に気をとられ、ビンを放すタイミングが早まる。


そして、空中へと飛んだビンは私の頭へ・・・・・。


私はどうしようもないと同時に別の二つの感情が頭をよぎり・・・・動けなかった。 

上葉

2009/8/22 13:58:29 [743]

「綾瀬君、あなたのこと好きみたいなの。」
・・・・・こいつ、被害妄想行きすぎてない??
「そんなわけないじゃん。ただの便利だから好きって言ってるんだと思うよ??」
「う〜ん、私もそうだと思ってたんだけど、どうも恋愛感情らしくってさぁ」
・・・・・・・・。
「だから、ややこしいことになる前に片づけておこうと思うの。」
何をする気だ?
と、どうやってあったのかは分からないが、ビール瓶を後ろからとりだした。
「動かないでね。動いたら大量出血で死んじゃうから☆」
やばい・・・・・こいつ頭がいかれてる。
「山岡さん、もう一度じっくり話し合わない??」
とダメもとで言ってみた。
「もう、無理☆」
 

上葉

2009/8/20 18:35:14 [976]

私は体育館裏へと連れて行かれた。
まったく、ワンパターンじゃん。よくマンガでもありそうだし。
「お話って言うのは超簡単なの。『綾瀬君とはどういう関係??』これうそじゃないのかなぁって思ってね☆」
はぁ。なんて疑り深い奴だ。逆に嫌われるぞ??
「まぁ、あなたがどう思おうとどうでもいいの。」
うそつけ・・・・。
「問題は綾瀬君の方なの。」
なんで、綾瀬が出てくる??
「いやぁ〜ちょっと噂できいちゃったんだけど・・・・。」 

上葉

2009/8/15 19:10:53 [163]

今日もさっそと帰ろうとしていたが、ちょっとした用事で遅くなってしまった。
早く帰らないと。今日はお気に入りのドラマの再放送の最終回なのに・・・・
「見いつけた☆」
突然腕を捕まれる。急いできたのか、息が乱れていた。
「ちょっと話があるの。お願い♪」
きっと、イヤといっても逃がしてくれないだろう。
だって、相手は山岡さんだから。
・・・・・再放送は見れそうにないな。 

ミオラ

2009/8/12 16:28:58 [914]

面白い!!
続きが早く読みたいです!! 

上葉

2009/8/12 15:10:57 [782]

この日の放課後、終止符は打たれようとした。


「あいつ、まだこりないのよ。」
「もうこのへんにしときましょよ。ね??」
「そうね・・・・これから、終止符を打ってくるから。」
山岡ルリは走り出した。廊下で愛しの綾瀬君にすれ違ったのを気づかず。
「ルリ!やめなってば!!!」
美波もあとを追いかける。廊下にいた綾瀬君に気づき、こう言った。
「綾瀬さん!田中さんが!!田中利伊奈が危ないの!!!」


「西ちゃん!!大変や!!ルリが終止符を打とうとしとる!!」
「うそだろ、山本!!」
「ほんまや、さっき後藤がやばいゆうてた。」
それを聞いた西沢は走った。
「止まれや!まだ話がある。」
「なんだよ!!」
山本はゆっくりとこう言った。
「田中さん、鈍感で気づいてへんだけで西ちゃんのこと好きやと思う。どんな奴とおったって、綾瀬くんとおったって、西ちゃんとおる時が・・・・かがやいとったわ。」 

上葉

2009/8/12 14:55:59 [225]

いじめっていうのは、どんどんエスカレートする。
水をかけられたり、わざとぶつかったり・・・・・。
全く、この前「好きじゃない」って言ったのに・・・・・。 

上葉

2009/8/10 16:27:5 [70]

保健室。


待っていた。あいつが・・・・。
「あら、田中さん。ご機嫌よう。どうかいたしまして??」
「ちょっと、指を怪我してしまって・・・・・。」
私は絆創膏をとり、貼ると逃げようとした。
「お待ちになって。少しお話をしませんこと??今、先生もおられないようですし。」
「いいですよ??私に何か。」
ルリはにこっと笑った。
「あなたと綾瀬君のご関係は??」
はぁ。とため息をつくと言った
「ただのクラスメートですよ。それ以上も以下もありません。」
ルリはふふっと笑う。
「じゃあ好きな方はいらっしゃって??」
私はにやりと笑う。
「さあね☆」
私はそう言うと、保健室を出た。


そういえば、何で私、「さあね☆」なんて言ったのだろうか。
いつもなら、「何それ?おいしいの??」って言うのに・・・・・・。
 

上葉

2009/8/9 17:7:46 [936]

さぁ、授業だ。と、英語の教科書をパラパラと開く。
なんか、やり合いのないひとだなぁ。陰口以外なんにもないじゃん。
もっとこう、暴力事件みたいなのがあるかと思・・・・あで!!!
ページの間にカッターの刃。さっきの授業は家庭科で移動・・・・・。この野郎。
人差し指の腹が見事にぱっくり。
とりあえず、ポーチにはいってる絆創膏で・・・・・。
ない。なんで、ポーチが・・・・・・。
はぁあ。あれ、気に入ってたのに。
「先生!!紙で指を切っちゃったので、保健室行って絆創膏もらってきます。」
先生の返事を待たずにさっさと教室を出た。 

上葉

2009/8/8 22:52:19 [464]

一方、山岡ルリは・・・・・。


「ルリ。見たところ、利伊奈はうちらの行動に気づいたみたい。できるだけ、綾瀬君と関わらないようにしているようです。」
「できるだけ??」
「えぇ。どうも、綾瀬君と隣の席でして、授業で分からないところがあると利伊奈にきいているようです。」
「・・・・・綾瀬君の担任って、席替えは一回しかしない主義者だったよねぇ。」
「そうよ。進級するまで隣の席なの。こればっかりはしかたないわ。だから、この辺にしときましょ。めんどいことなるまえに。」
ルリはだまり考えた。
5分後、じゃぁ、とルリは言った。
「学校を来させなくすればいい。」 

上葉

2009/8/8 22:26:27 [642]

ま、おかげで今まで寄ってきた人はほとんど離れた。
といっても、男子ばっかり寄ってきたからどうってこともない。
しかし若干二名は普通に接してくる。
けど私は一人だったし、もともと二人と共通点なんてない。
しかも、そのうち一人は山岡ルリが起こる原因。

私は、出来るだけ二人とはなれることにした。 

上葉

2009/8/8 18:6:57 [163]

いじめはスタートされた。

まず始まったのは初歩中の初歩、「陰口」
メインは「男子とばっかりいて・・・・すげぇ男好きよね」である。
別に男好きで一緒にいる訳じゃない。
そんで次は「あんなに頭いいけど、実はカンニングしてるのよ。」
じゃあ、私を越してみろっつうの。 

manami

2009/8/8 15:18:18 [382]

おおお!!!とても面白いです><
続き頑張って下さい!!! 

瑞竹鎮菜

2009/8/7 16:58:37 [389]

続きが気になります
頑張ってください 

上葉

2009/8/6 20:42:15 [665]

すべてが始まる少し前に・・・・。

俺はこいつに惚れてたんだ。
   守りたい。そう思える。
  あいつの目が闇のように暗く染まってる気がしてるから。

「きいたでぇ〜。お前、あいつに惚れとるんやろ。」
誰もいない教室に、山本 光はやってきた。
『話がある。昼休憩に教室に伺います。いてください。』
という手紙を朝、下駄箱の中に入っていた。
よりによって、有名な情報収集家にしられるとはな。
「話ってそんなことを確かめにきただけか??」
「へぇ〜、話をスルーしとるってことはほんまってことやな。」
・・・・・うぜぇ。
「まぁ、そんな目をすんなや。話は二つや。一つ目は『山岡ルリが動き出す』ってこと次のターゲットは田中利伊奈。」
はぁ・・・・とため息が出た。
「やっぱり動いたか。面倒なことになるな・・・。」
山本はニハンと笑う。
「ふうん。予測はしとったんやな。」
けどな、と山本はいう。
「今回は大事になりそうやで。あの山岡ルリの性格と田中さんの過去と性格からしてな。」
田中さんの過去・・・??
「今から言うのが二つ目やで・・・・。」

「そっそれって。」
「あぁ、かなりまずいことになる。」
けど、なんで山本は俺に・・・・・。
「あんたが、田中さんにマジ惚れやから。守ってやるだる予定やろ??」
守ってやる予定??
山本はそんだけや。というと廊下へと歩き出す。
「山本!!!!」
俺は、山本を呼んだ。なんや??と足を止める。
俺は、こう言ってやった。
「そんな予定始めからねぇよ。当たり前だから・・・な。」
それを聞いた山本は去り際に、あんたに言って正解やわ。といった。
 

ミオラ

2009/8/5 21:37:19 [619]

オモシローイ!!
もっと書いて!!
オーエンしてるね。 

上葉

2009/8/4 20:17:1 [464]

人通りの少ない廊下でぶつかったこと。
きっとこれは、これが山岡ルリが私に対しての「スタート合図」
勝手にすればいい。
ただ、私は泣いたりするほど弱くない。
だって、私は・・・・・・・・。 

上葉

2009/7/31 20:5:46 [7]

私は、そう言うと教室をでた。
西沢さん、私のこと心配してくれてんだ・・・・・あで!!!
人通りの少ない廊下で誰かにぶつかった。
「あっ、ごめ・・・・・。」
ブラウスに書かれたローマ字。
「R、Y」=「ルリ 山岡」
    =「山岡ルリ」
こいつか・・・・・・。
  

まめマメ

2009/7/24 20:43:55 [556]

初めまして!
続きたのしみにしてます!!
 

上葉

2009/7/16 23:23:54 [873]

西沢「ケンちゃん、恋愛に関してはすっごい鈍いから、相手の気持ちも考えないし・・・・。」
鈍いって・・・・・どれくらい??
西沢「鈍いというか、なんというか・・・・・。嫌いな人にはすごい容赦なしなんだ。六年のバレンタインなんか、放課後山岡が校門でチョコをわたしたら、ケンちゃん、近くの川に投げ捨てたあげく『ごめん。俺、じいちゃんの遺言でお前からチョコもらったら、死んじゃうんだって★』っていったんだぞ!?しかも、ケンちゃんのじいちゃん、まだ生きてるし。」
あのやろう・・・・せめて、もらうだけもらっとけよ。
西沢「だけぇ、絶対なんかあったら言えよ。俺が・・・・・たすけにいくけぇ。」
・・・・・OK。いざとなったら、助けてもらうわ。
でも・・・・・・・安心してよ。
「私がそんなのに負けるほどやわだって言いたいの??」
西沢「えっ、どういう意味で??」
私は、くすっと微笑んでこう言った。
「私、こうゆうのすっごく慣れてるし、対処法はだいたい完璧よ。バカにしないで・・・ね☆」 

ももら

2009/7/11 11:9:23 [3]

おー(・o・)
すすんだねぇ 

上葉

2009/7/5 14:14:51 [452]

西沢の言うには

3組に山岡ルリっていう子がいるらしく、あの綾瀬のことが小学校入学した時からすきだった。しかし、わがままで自分勝手であるため、綾瀬は嫌っていた。
ルリはそれを知っている。叶わぬ恋だという事を・・・・。
そして、思いついたのだった。
『綾瀬君は綾瀬君のままでいてほしい。だったら、近づいたり仲のいい女子は片っ端からつぶしてやる・・・・・。』と。
おかげで近づいた子2人と仲のよかった5人全員、被害に遭い、そのうち一人はもう被害に遭いたくないとのことで私立中学を受験し、合格し、通っている。
おかげで誰も綾瀬に近づかなくなり、好きだと言う人はいなくなった(ただし、言わないだけで、本音は好きという人は男子情報網だと8人はいるらしい。世の中変わってる。)
その代わり、ルリに近づく人もほとんどいなくなった。

とのことだった。 

上葉

2009/7/3 19:31:35 [185]

「山岡 ルリに気をつけてほしいんだ。」
山岡・・・・・ルリ??
「あいつ、そろそろ動き出すかもしれないんだ。」
動き・・・出す??
「あいつ、ケンちゃんのことむっちゃ好きなんだけど、ケンちゃんはあいつのこと見た目から性格まで大嫌いなんだ。」
・・・・・・・・・?
「確かに俺も嫌いなんだ。わがままでちょっとでも気に入らない事があると、どんな手を使ってでも自分の思い通りにさせる悪魔みたいな奴なんだ。」
・・・・・・・・・??
「この間なんか、運動会の仮装の内容が気に入らなく・・・・。」
ストップ!ストップ!!ストォップ!!!!
「話がよく分からないんだけど。」
 

上葉

2009/7/3 19:21:19 [91]

七月ほどきらいな月はない。
だって暑いし。
今年は余計に暑い。そして・・・・・めんどくさい。
綾瀬「田中さん、英語のここの訳って何??」
ハイハイ。ちょっとま・・・・えっ??
廊下を見た。しかしそこには誰もいない。
綾瀬「どうした??」
「いや、なんでもない。」
おかしい。何でもないはずがない。さっき、視線を感じた。
気のせい??そう思う事にして、さっさと英訳を教える。
綾瀬はありがとぉ!!というとどこかに行ってしまった。
西沢「田中さん、ちょっといい??」
ハイハイ。どこがわからんのですか??
西沢「いや、質問じゃなくて・・・・・話があるんだ。場所はここでいい。ケンちゃん、おらんから。」
??どうしたのだろうか。
こころなしか西沢の顔がいつものようでない気が・・・・。
 

上葉

2009/7/3 14:48:12 [519]

そんな、楽しいんだか楽しくないんだかよく分かんない学校生活を送っていた私。
けど、なんとなぁく分かってたんだ。
影が動き出したって・・・・・ね。

「ねぇ、ルリ知ってた??今、綾瀬くんに好きな人できたらしいよ。」
「え〜、なんそれ??綾瀬君が気に入るような女子いたっけ??」
「それが、いるのよ。あの西沢まで惚れちゃう子みたいよ。」
「えっ!!西沢って綾瀬君と仲がよくて、あの女子が苦手な!?」
「そうみたいよ。よく話したりするみたいで、好きだから自分アピールをしてるんじゃないかって話。」
「すごっ!!それってすごくない!?」
「でっしょ〜。」
「やっだぁ〜そんなな強者の名前は??」
「ルリ、またやるの??これ以上やると綾瀬君に嫌われるよ??」
「いいの。もうどうせ嫌われてるし。それだったら・・・・・ね??」
「ルリ・・・・・・。」
「で、美波。その子の名前は??」
「・・・一年B組の田中 利伊奈。」 

上葉

2009/6/26 20:51:22 [650]


暗い水のそこで、光がさした
      でも、暗黒に慣れた私には・・・・
                   必要もなくて、うざかった 

上葉

2009/6/21 15:14:42 [680]

このたった一問の問題で、二人はすごい話しかけてくるようになった。
といっても、会話のほとんどは勉強系。
しかも、天然のボケなのかよく分からないが、面白いこと?を言ってきたりもする。
綾瀬「I am Mike. ってさ、私はネコですって言ってるようなもんじゃん??」
  Mikeは「ミケ」って読むんじゃない!!マ・イ・ク!!!
西沢「俺、田中さんにだったら負けない教科がある。・・・・社会だ。」
  はいはい。軽く自慢ですか?納得するけど。
(ちなみに、西沢君は社会のテストで99点を取っていた。墾田永年私財法の「墾」をまちがえたらしい。)
とまぁ、そんな感じ。
おかげで、あれから二週間で他の人と話す機会がずいぶん増えた。
そして私は・・・・・・・精神的につかれた。 

ももら

2009/6/21 14:34:45 [271]

すごい次が、たのしみだあ。
がんば 

上葉

2009/6/20 13:45:3 [980]

綾瀬君が西沢君に問題の解き方を教える。
きちんと教えられていたので、ちゃんと理解はしてたらしい。
「けんちゃん、すご〜!!」
「俺、田中さんに教えてもらったんよ。凄いのは田中さんだで。」
別にいわんでいいだろ。
「えっ、田中さん。この間のテスト、合計は何点だった??」
確か、421点だったはず・・・・。
「マジ!?俺の二倍じゃんか!!」
西沢君よ・・・・・。
「みーちゃん、やっぱりこの人天才だろ!?」
いや、更に上が20人ぐらいいるから。
「だって、俺の三倍だぜ!?俺、ある意味すげぇだろ??」
綾瀬君。自慢する所じゃないって・・・・。

はぁ。この二人と関わったことないから分からなかったけど、つかれる。
      
         だから、人と関わりたくなんかないのに・・・・。
 

上葉

2009/6/18 20:40:5 [993]

要領が分かったのか、遅疑の問題をやってみる綾瀬くん。
よく考えたら不思議な人だ。
今まで影の薄い私とふっつうに接してくれている。
「なぁ、ケンちゃん。ここの問題、分かる??」
と、斜め前の席の男子が綾瀬くんに声を掛けていた。
ちらりと見ると、さっき綾瀬くんが分からなかった問題と同じ所だった。
・・・・・それより、この人の名前が出てこない。
「もぉ、みーちゃん。ここ、テストにでてた問題だったよ。」
あっ、確か西沢みちるっていう人だ。
「うそぉ!!!!!そんなん、出てなかったし。」
・・・・・・あなたもですか。 

上葉

2009/6/15 20:53:5 [400]

「えっ!?こんなの出てなかったよ。」
いや、出てたって・・・・・。
「うそぉ〜(泣)これ、出てなかったって。」
・・・・きりがない。さっさと、説明しよう。
        《みんなもやってみてね♪答えは希望があれば書くよ!!》
「あっ、そっかぁ。田中さん、天才だなぁ♪」
いや、これ中一の問題だから。
「俺、数学苦手でさぁ。この間のテスト、半分ぐらいしか点がとれなくって、親に叱られたんだよ。まったく、できのいい兄がいると困るんよ〜。」
・・・・何となく叱る理由が分かる気がした。
 

上葉

2009/6/15 20:40:22 [796]

そんなこんなで、席替えは終了。
次は、数学。
今やってるところは、方程式の文章題。結構簡単で楽しい。
私は、たいてい家にいるので、勉強ばっかりしてるか小説を書くかのどっちか。
だから、予習と復習はバッチリ・・・・のはず。
だから、この数学の時間も、いつものようにやっていた。

「なあ、お前は・・・・・なにやってんの??」
突然、綾瀬に話しかけられた。
いきなりなんですか?
「なんで、ノート取りながらワークやってんの??」
だって、授業はつまんないし・・・・。
「じゃあ、ここできる??」
初めてのタイプでどうしていいかわからない。が、とりあえず教えたらいいの・・・かな?
見ると、こんな式だった。
     3x+2=-4
えっと・・・・・この問題、この間のテストにでてましたが。
 

上葉

2009/6/14 20:35:1 [95]

綾瀬 健介
自分脳内データによると「関わりたくないクラスメート」
理由は簡単。
からかいキャラで、そのからかいはやっかいレベルに近い。
イジメにはほど遠いが、面倒なことにはなって欲しくない。ただそれだけ・・・・。
 

上葉

2009/6/13 17:28:38 [42]

この日、先生の都合で授業が潰れ、席替えをすることになった。
私の番号は、5
これから暑くなるのに窓側というのは正直きついけど、一番後ろだからいいことにする。
おまけに、前の席の子はなんかで入院中。班行動で女子に合わせる必要はなくなった。 ラッキー♪
私はさっさと席を移動し、周りを観察することにした。が、誰が話しかけた。
「あっ、田中さん、ここの席?俺、隣だからよろしくな!!」
はぁ。訂正。ラッキーなんかじゃない。
隣の席の男子は・・・・。 

上葉

2009/6/7 16:35:35 [844]

小学校での人付き合いもいやだったのに、さらに人数が増えてから約3ヶ月がたった。
私、田中 利伊奈は退屈だった。
友達との会話にキャーキャー言う女子。そんな女子の会話を気にし、格好を気にする男子。
最初は見てるのがそこそこ楽しかったが、ワンパターンすぎて嫌いだった。
一番嫌いなのは、みんな同じような仮面をかぶってるのに仮面のしたは恐ろしい女子。
男子「なぁ、一組の幸穂ちゃん。好きな人いんのかなあ」
  あぁ、あの人。陰ですごい悪口言う子をねぇ・・・・。
とかまあ、そんな感じで観察してた。

   関わるな。誰とも関わるな。
      関わったら負け。
   いつもそう信じてた。これが正しいって。
 でも、きっとこの日からなんだろなって、今でも思う。
    この日にやっかいな人たちと出会えて、
     暗く、深い水のそこに光が差し込んだのは・・・・・。 

 
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