2009/9/23 21:3:0 [562]続きみたいです。
2009/7/17 20:7:20 [221]私も続きが気になります!!
2009/7/2 19:55:9 [821]つづきがきになる!!!!!!!!!!
2009/6/26 20:20:44 [528] アクマとダンス 〜初夜〜 「・・・お嬢様!!櫻お嬢様!!もう朝ですよ!」
外は”チュンチュン”と雀の鳴き声がモーニングコールを 奏でている。
川嶋さんの朝食の匂いがする。 今日はベーコンエッグかな?? パンはクロワッサンの香りがフワーッと来る。
「あっ!!また、さんた君。櫻お嬢様の布団に入って! さんた君のベットはあっちですよ。」
・・・さんた???誰それ??
寝ぼけてボーっとしていたが、右手に何やら 温かい感触がしたのでそっちの方を見ると 見知らぬ小学2年くらいの少年が 私の手を”ギュッ”と握っていた
えっ!!えっ???誰??この子??
「櫻お姉ちゃんおはよう。昨日怖い夢見ちゃって 眠れなかったから・・・お姉ちゃんの布団入っちゃった」
そう言いながら瞳を潤ませる少年 かっ・・・可愛いじゃないのよ!!さんた君って言うの?
はっ!!流される所だったわ。まずいまずい! 一体誰なのよ??
理不尽な気持ちで食卓に向かうと。 予想通りに、朝食はベーコンエッグと クロワッサンだった。
「わーい!!!川嶋さんのクロワッサン大好き~!」 「そう言っていただけるので。さんた君にはちょっと大目に。」 万歳をしてクロワッサンにかぶりつく少年
いぶかしげな表情をしていたのに気づいた川嶋さんが 彼の正体について世間話という形で話し始めた。 「櫻お嬢様。さんた君は奥様の妹の蘭子様のご子息ですよ。 合田燦汰(ごうだ さんた)君。蘭子様が出張中 お預かりするって。櫻お嬢様も楽しみにしてましたよ。」
あー。あの蘭子伯母様の息子さんね・・・・
一緒にPSPのガンダムやモンハンやろうってメール 送ったよな。
・・・って・・・ええっ!!蘭子伯母様は丁度妊娠中だったよね?
2009/6/23 10:0:18 [892]話も佳境でドキドキです。
2009/6/22 19:17:35 [642]私は、弱いのかな??周囲が弱腰や逃げ腰だから。私は強くなりたい。
でも・・・楓の家族の本音をはっきり気づいてしまい、悔し涙が溢れてきた。
それでも親なの??家族なの??家族って守るものでしょう?? 真っ先に逃げ出すものじゃないでしょう。 寝よう・・・。
窓際に置いた自分の携帯の充電器の横に楓の携帯を置いた。 これでもしかして楓の容態がよくなるかもしれない・・・気休め??願い?
神様・・・にはもう散々祈った。でも結局叶うはずもない。 神が駄目なら反対の・・・悪魔にお願いするしかない。
どうかお願い・・・『グリードシンドローム』の患者を・・・ ううん・・・他の人はどうでもいい。楓を助けて!!!!
そう呟くと少女・・・・翔波櫻(かけなみ さくら)は床に就いた。
深夜の12:00丁度。楓の携帯と櫻の携帯が同時にゆっくりと開くと 櫻の時計の時間がぐるぐると回り6:66になった
666 悪魔の数字
そして、楓の携帯の楓と櫻の画像の待ち受けにモザイクがかかり 深夜の砂嵐のTVの状態になったと思うと その砂嵐から魔方陣のような模様が徐々に現れた。 『強い願いを感じる。この俺様がじきじきに願いを叶えてやろう。』
宙から小さい子供の声が部屋中に響き渡ると同時に外で 金色の霹靂が瞬いた。 部屋中にフラッシュでもたかれた様に激しい光が瞬いた瞬間 常闇のように漆黒の髪の少年が部屋を見回し。寝ている櫻に気づいた。
「この香り・・・。やっぱりアイツがその騒動引き起こしてるんだな。 この女の願いを叶えるより・・・俺様の願いを叶えてもらうかな。」 少年は”ニヤリ”と微笑むと何かの呪文を唱え・・・ 櫻のベットに潜り込んで寝始めた・・・。
2009/6/18 19:43:39 [173]帰宅すると、川嶋さんは帰っていて。机の上に紙と何かの袋が置いて合った。 多分、これが川島さんの言っていた奴だろう。
紙には、想像通り川嶋さんからのメッセージだった。
『お時間なので上がらせていただきます。池波様からのお預かり物です。 夕食のグラタンは冷蔵庫に入れておきましたので、レンジで温めてください。』 グラタンはちょっと嬉しかった。
袋は、今日行く予定だったショップの袋で開けてみると 中には携帯電話と、楓の母からのメッセージが入っていた。
『これを持っていると、私達まで感染してしまうので。免疫のある貴女に託します。』
感染者の物が近くにあると、不安になるってことですね。 その前に、自分の娘の物だから取って置くとかってしないんだろうね・・・
厚生労働大臣が余計な事するからさ・・・
『グリードシンドローム』の感染者1号の病室にお見舞いのアピールをした時 その方の持ち物を持つ時、仰々しく病院用の手袋してぺっぴり腰で持ったから。 それ以降、物まで感染するって言う謝った認識が持たれたんですよね。
原因の物があるから不安になる。人間ってやっぱり弱いんだね。
2009/6/12 23:27:53 [199]「楓・・・アンタいつになったら起きるの??いつになったらまた笑顔見せてくれるの? もう・・・あんたが倒れてから3ヶ月たつよ・・・」
少女は、ベットの少女・・・生嶋楓(いくしま・かえで)の手を自分の手と絡めて ギュッと握り締めた。
コンコンコン 扉を叩く音がしたので、少女はドアの方を見ると シルエットはいつも見ているシルエットだったので大きなため息をついた。 ドアが開き、室内に入ってきたのは看護士だった。
「もう面会時間終了しますので出て行ってください。」
看護士の高飛車で、すべてにおいての嫌々しい態度にイラついたが 少女はしぶしぶと椅子から立ち上がり部屋を出て、病院からも出た。
しかたがない。病院では楓のような『グルードシンドローム』の患者はお荷物に なっていると。 そして、その見舞い者などはそれ以下の扱いを受けている事も、知っているから。
少女は、楓の病室を外から”チラッ“と見ると病院を後にした。
「このまま家に帰るのもなんだかだし。」うつむき加減で呟いた少女は バックから定期を取り出し、駆け足で近くの駅に向かった。
丁度ラッシュアワーも終っていたので空いている電車の女性専用車両に 乗り込み、お気に入りのショップのある駅へと向かった。
10分後。駅に到着してショップに向かおうと駅の階段を下りていた時 携帯電話が鳴り出した。 着信者を見てみると、お手伝いの『川嶋さん』だった。 「もしもし。川嶋さんどうかしたの??」 「櫻お嬢様。先ほど楓さんの家族の方がお見えになって。お嬢様に渡してくださいと。」 「分かったわ。今すぐ帰るね。今来た電車に乗ると15分くらいかかるけど。」 「分かりました。」 丁度階段をまた上った時に、丁度目の前に家の方向の電車が来たのでそれに 乗る事にしよう。 楓の家族からって・・・何を渡されたんだろう・・・
2009/6/7 10:25:8 [892]なんかお話の世界に入ってしまう感じ・・・
2009/6/6 13:50:17 [383]『グリードシンドローム』
それが、ベットの少女の病名だ。
昨今、テレビで騒がれている意識不明に陥る病状 それが、『グリードシンドローム』 願いが叶う待ち受けを落とした代償 欲望に踊らされていると言った方がいいらしい。 ベットの少女も、半月前に憧れの先輩に告白する勇気が欲しい為に ネットで情報を探して落とし。 告白した瞬間に、意識を失い。半植物人間状態になっている。
『グルードシンドローム』にかかると。接触者もかかると言う噂が流れているので 彼女の親も友人も見舞いには来ず。来ているのは、その少女だけであった。
2009/6/6 11:24:52 [994]続きが楽しみです♪ 頑張ってね!
2009/6/5 22:57:55 [41]アクマとダンス 〜前夜〜
巷で噂になっている待ち受けあるの知ってる? 恋が叶う・欲しいものが買える・成績が上がるなどなど 願い・・・イヤ。欲望を叶えてくれるらしいと でも、当たり前の事だけど。願いはタダでは叶えられない 何かを犠牲にしないと・・・ それが、自分の命。イヤ、魂だったとしたら・・・
今日もニュースで仕事中に急に意識不明になったと流れている。 今日で58人にもなっているらしい。 小学生から大学生。OLにサラリーマン。主婦などなど 職種はさまざま。 ネットでは新たなテロだと言う噂も流れている。
「テレビうるさいから消すね。」
一人の少女がテレビを消して、窓を開けた。
初夏のさわやかな風と日差しを少女は浴びて 深呼吸をした。
少女は、深呼吸をした後。窓を閉めて 椅子に座り始めた。
その少女の目の前には、少女と同じ年頃の少女が 人工呼吸器をつけて眠っていた。
|