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小説でも乗っけようかと

ダオス No.103|2009/6/5 7:21:23

日記の方でもまた違うのを書いてるんだけど
こっちにも「サカサマの月」を乗っけてみることにしました。

 


        上げ

ダオス

2009/6/5 20:9:25 [707]

   第1話

その日の夜に出てきたルナリアは2体。

ルナリアが 2体一度に出てくることだけでも珍しいこと

だがそのうえこの日は攻撃的で、月崩しを行なおうにも

暴れて近づけない。元々月崩しは拳に空月家の人間

特有の力を溜め、それを一気に相手に叩きつけることで

成立する。だが相手が暴れているとこれは非常に難しい。

力を溜めているとき、僕ら、術を使う者は完全な無防備

だからである。そのため万が一力を溜めているときに攻撃を

されれば 終わりだ。そして極めつけとして・・・

「た、助けてください〜〜。」ルナリアが少女を追いかけていた。

普通、ルナリアはこちらの世界に迷い込んで来ると目的もなく

歩き回るだけのはず。「ったく・・・何がどうなってんだ?」

ため息をついても仕方がない。僕はとりあえずルナリアに少女に対し

「君〜〜。どうしてそんなことになってんの?」と聞いてみる。

すると少女は「私にもよく分かりません〜〜。」と逃げながら答えてきた。

「とりあえず一体づつ返していくか・・・」僕はとりあえず月崩しの体勢に入る。

一体のルナリアがこちらに気づき向かってくる。「好都合だぜ。」

とりあえず向かってきたルナリアに対して月崩しを行なう。

僕の拳がルナリアに触れる。その瞬間に拳に溜めた力を解放する!!

「ハァ!!」力を叩き込んだルナリアは光の粒に変わり消えていく。

「まずは一体だな。もう一体は・・・」周りを見渡していると

「きゃ〜〜〜。」何か間が抜けるような声が聞こえそっちの方を振り返ると

少女がルナリアに捕まり気絶した。

「やべえ!!」僕はルナリアに向かって走り出した。

その時だった。少女から白い光が発しられその光の中で少女が姿を

変えてゆくのが見えた・・・

続く
 

ダオス

2009/6/5 7:23:8 [85]

サカサマの月 プロローグ

逆月・・・そこは闇が支配する世界。

僕らの世界と逆月どちらの世界の住人も

接触することは無い。

それでも満月の夜にその世界の住人、ルナリアは

僕等の世界に迷いこんでくる。


それを元の世界に送り戻すのが

僕の、空月家特有の技”月崩し”と言われる

術を用いることで送り返すことができる。

僕、海斗はそれを幼いときから教わってきた。


でもそれはほかの事には使えないから

僕はこの先ずっと月崩しをしながら生きるのだろう

そう思い過ごし高校1年生になったとき、

僕は彼女・・・小夜と出会ったんだ。 

 
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