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カラフルマジック

瑞竹鎮菜 No.102|2009/6/4 20:6:18

小説を書かせていただきます
コメントをいただけると嬉しいです
前まで書いていたものはそのうち再開します

 

瑞竹鎮菜

2009/6/24 18:2:48 [929]

空はどんどん暗くなり、星も光り始めた
「まだ採らないのですか?」
「もう少ししたら」
羅美が見つけた色は今、空で輝いている。まんまるで暗い空で輝き続ける黄色い光
満月の輝き
「もういいかなぁ」
羅美はそう言うと座っていた体を立たせ、空を見上げた
「ピア、マジックステッキ」
空を見上げながら唱え、筆を出した。羅美はその筆を月に向けて、唱えた
「カラフルマジック」
羅美が唱えた瞬間、月から黄色い玉が羅美のもとに落ちてきた。その色は月の輝きそのものだった
「帰ろうか」
「はいです」
羅美はまたキャンバスと色の玉を出し、絵を描いて
「ラフェ・カフェラ・スフェラウテ」
と、唱えてキャンバスの中に消えていった 

瑞竹鎮菜

2009/6/21 17:57:16 [490]

「何色欲しい」
近くの公園(さっき逃げこんだ)でそんな声がした
「黄色がほしいな」
羅美は歩きながらそう小さく答えた
「どこで取るんですか?」
「それを今考えてるんでしょ」
「あーそうですか」
ピアの興味のなさそうな態度に羅美はムカついた
「私はその辺のにある【色】じゃ満足しないから」
「その辺にない色ってどんな色ですか?」
「良い色」
羅美の答えにピアはまたあきれた
羅美の仕事は簡単にいうと色集めだ。でも、この前窓を出したように色を使って絵を書き、その絵を実現出来るという力が羅美にはある
「あれは?」
「だめ」
「これも?」
「だめ」
「わがままな人です」
「うるさい」
そんな会話が何時間も続いた。空はもう茜色になり、町に明かりもともり始めた
「空が暗くなってきましたです」
「ちゃんと探してよ」
「羅美様も見てくださいです、もう帰る時間です」
羅美はピアがうるさいので仕方なく見た
やはり普通にの空だと思い前を向こうとしたが
「あ!」
よくよく見ると羅美のほしいものがそこのあった
「み、見つけた!」 

ミルク☆

2009/6/18 17:2:57 [529]

すごいですねぇ!!! 

瑞竹鎮菜

2009/6/17 20:10:47 [748]

羅美は学校に通っていないため毎日が暇だ
羅美が学校に通わないのは学費を払えないからだ。羅美は親から受け継いだ仕事をする以外は何をすればいいのか分からなかった
「ピア、集めに行こっ!」
「了解です」
羅美とピアは家を飛び出して行った 

瑞竹鎮菜

2009/6/17 20:3:17 [622]

「おはようございますです」
「あ・・うん、おはよう」
ピアのあいさつに少し戸惑いながら返事を返した
「どうかしたんですか?」
ピアが朝食を運びながら羅美に問いかけた
「何でもないよ、ただの夢」
「そうですか」
ピアが食卓に着くと、羅美とピアは揃えて「いただきます」と手を合わせて言った 

瑞竹鎮菜

2009/6/13 19:52:53 [122]

ピアの言う通り、
羅美はいくら食べても太らない体質のようだ
ピアは食器を片づけ終わると羅美の隣に寄り添うようにして眠った

羅美は何もいらない
有りさえしなければ
羅美は何も失わないで済むから
何でみんな
羅美の事を理解してくれないの
羅美はもう、・・失うのは嫌なのに
羅美は何もいらないのに
「あ・・」
目が覚めると羅美は目に涙を溜めていた
「昔の夢だ・・・」
羅美は呟き、涙をぬぐりながらリビングに向かった
台所ではピアが何か作っていた
羅美の親は死んだため、この家に大人はいない
「あの記憶は・・もう思い出したくなかったのに」
羅美は憎いような顔をして呟いた 

瑞竹鎮菜

2009/6/13 19:6:33 [435]

羅美は食べ終わるとすぐに布団に入り、眠りに就いた
ピアは羅美の食べたら寝る生活について疑問を抱いている
「羅美様は良くそんな生活をして太らないですね」 

瑞竹鎮菜

2009/6/8 20:19:42 [597]

「ピアの奴、後で泣かせてやる」
羅美はブツブツ言いながら家に入って行った。
羅美の家にはピアと羅美以外はだれも住んでおらず、普通の人が見たら一人暮らしにしか見えないため、羅美はよく近所からおそそわけをもらって生活している。
「ピアおなかすいた〜」
「今日はピアの当番の日じゃないです」
「チッ」
羅美はピアに舌打ちしてから台所に行き夕食を作り始めた。ピアは羅美が作っている間「羅美様は何でもかんでも人にまかせすぎです。だからやはり・・・・」とブツブツ文句を言っていた。
「ピア出来たよ」
羅美は2つ皿をもってテーブルに置いた。羅美が作った料理はすべて麺類なのでピアはいつも文句を言うが「文句言うなら食べなきゃいいでしょ」と言われるので、黙って食べているのが普通だ。が、今日は二人ともブツブツ言いながら食べた。
 

瑞竹鎮菜

2009/6/7 18:19:43 [568]

突然家の前に大きな窓が現れた
その窓が開くと女の子と羽根の生えた生き物が出てきた
「羅美様は小さいからまでが大きく見えるです」
「うるさい、ピアのほうが小さいくせに―」
「ピアは大きかったらかわいくないではないですか!」
「うるさいうるさいうるさーい」
窓から出てきたのは羅美とピだった。出た瞬間に喧嘩になった
「そのうるさいの連発は何も言い返せないということですか?」
「・・・うぐぅ・・」
羅美は図星だったので頭をフル回転させて言い返そうとした
どうする私、私の身長は139センチだ。人間でいうと中学3年生の歳で子の高さはいびつではないだろうか?、神は不公平だー。いや待てよ、今流行しているものに【Sモデル】というのがあったじゃないか!
「そうよ、私は今流行のSモデルなのよ、わかった?ピアっ」
羅美はピアに指をさしてそう言ったが「早く家に入るですよ」とながされてしまった 

瑞竹鎮菜

2009/6/6 14:59:34 [597]

羅美がそう唱えると目の前に筆が現れた。1メートルほどの筆は持つ所に色がなく、透明なガラスのようなモノで出来ていた
「マジックキャンバス、カラフルパレット」
羅美は筆の次に2,3メートルのキャンバスを出し、色とりどりの玉を出した。その色の玉は濁りのない清んだ色で、羅美の周りをプカプカ浮いでいた
「人がいなくてよかったです」
「それは私が計算してこの場所を選んだのよ」
羅美は自信たっぷりにそう言ったがピア
「・・・うそつき・・」
と言うので少しムカついたが無視してキャンバスに目をやった
「赤」
羅美がそう言うと赤い玉が羅美の握っていた筆に吸収され、筆が赤く変色した。羅美はそのまま筆をキャンバスに近ずけ、何かを書き始めた
「緑」
羅美が言うとさっきまで吸収されていた色が出てきて、羅美が言った色の玉が筆に吸収された。羅美はそれを何回も繰り返し絵を描いて行った
羅美の書いている絵は濁りがなく、とても奇麗な色の絵だった
「出来た!」
羅美がその言葉を言ったのは書いてから5分ほどたってからだった。羅美の書いた絵は大きな窓の向こうに家が見える絵だった。羅美はその絵に向かって呪文を唱えた
「ラフェ・カフェラ・スフェラウテ」
そう言うと羅美は絵の中に入って行った。それに続いてピアも入るとキャンバス、筆、色の玉は煙のように消えた 

瑞竹鎮菜

2009/6/5 19:56:2 [270]

「お母さん変な人がいるー」「見ちゃだめよ!」そんな声が飛び交っていた
マズいっ、この状況を切り抜けるにはどうすればいい?、わかるわけないじゃんっ私そんなに頭良くなうもん!、そうよ考えてないで走ればいいんじゃない?うん、そうしよ、はい、3,2,1
「ゴー」
羅美はできる限りのスピードで走って行った
もちろん、羅美に行くあてはないため適当に走った。そして見覚えのない所まで来た。
そう、迷ったのだ
「どこですかココ?」
「ピアは知りませんよ〜」
「うるさい!、仕方がないアレを出してっ」
羅美は少しふてくされた顔ピアに言った
「ひどい人ですね」
「うるさーい!」
羅美はピアを怒鳴ってから真剣な顔をして、唱えた
「マジックステッキ」 

瑞竹鎮菜

2009/6/4 20:33:7 [720]

「今日はいい天気だ!」
空を見上げて私は呟いた
私の名前は彩銀羅美(あやがねらみ)、歳は・・忘れてしまった。私には親がいない、死んでしまったからだ。でも私には母との約束がある
「この世界を華やかな、きれいな『色』に染めることだっ!」
あっ、私は街中で叫んでいた
学校には通っていないため、この年頃の子が昼間に街中叫んでいるのはとても目立った
羅美は一つ咳払いをして「あーーーーー!!」と言い人の目線をほかに向けている間に素早く人ごみを駆け抜けていった
「ハァ、ハァ、ここまでくれば、ハァ、ハァ、・・大丈夫だよね」
3分ほど走ったところにある小さな公園で羅美は息切れしながら喋った
「ピアは知らないです」
羅美の前には白くてふわふわの羽根の生えた生物が飛んでいた
「ピアは人に見えないし、声も聞こえないからいいよね!」
羅美はピアと言う名前の生物に怒ったように言った
「そのことなのですが」
「何よ!」
「痛い子に思われていますです」
「あっ!」
そうだ、ピアはほかの人には見えないんだった 

 
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